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2008.04.22

ペテン師の涙

昨日、栃木県の「ツインリンクもてぎ」で開催されたインディの第3戦で、ダニカ・パトリックが、ついに初優勝した。女性ドライバーの優勝は、インディで初めてってことで、モータースポーツの扱いが最低のニポンでも、いつもよりは大きく報じられた。「きっこの日記」の「日記内を検索」で、「ダニカ・パトリック」って検索してもらうと分かるけど、あたしは、2005年にインディにデビューした時から、ダニカを応援して来た。だから、ものすごく嬉しい。

ダニカは、155cmの小柄な女性なのに、荒い男性ドライバーの多いインディの世界でも、ぜんぜんモノオジしないで、ガンガン走り続けて、レイホール・レターマン・レーシングからデビューした年には12位に入って、第89回の「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」を獲得した。そして、翌2006年には9位にランクアップして、2007年にはアンドレッティ・グリーン・レーシングに電撃移籍して、7位へとランクアップした。そして迎えた今シーズン、開幕戦のマイアミは6位、第2戦のセントピーターズバーグは10位とふるわなかったけど、どんなに差をつけて走ってても、誰かがクラッシュするたびにカルガモ親子の大行進になっちゃうインディは、腕だけじゃなくて、運も大きく影響するからジンジャエールだ。

で、昨日の第3戦で、インディ参戦4年目にして、ダニカは、初めて優勝したのだ。あ~早く観たい! 先に結果が分かってても、早く観たい! あたしは、すでに号泣する準備ができてるから、とにかく早くレースのVを観たい! それから、17才も年上のダンナが大喜びしてるだろうか?ってことも気になるっちゃ気になるし、何でもいいから、早くレースのVを観たい!‥‥って思ってる。

あたしは、泣くとドライアイがラクになるから、定期的に泣きたいんだけど、悲しくて泣くのとか、悔しくて泣くのとか、つらくて泣くのとかよりも、どうせなら、感動して泣きたいと思ってる。それで、あたしが何よりも感動できるのは、女性ががんばって、男性以上の結果を出すシーンだ。だから、児島玲子ちゃんのDVD、「宮古島ガーラトリップ」を観ると、大感動して号泣しちゃうんだけど、今回のダニカの優勝も、観る前から大感動して号泣しちゃうのが分かってるから、ものすごく楽しみな今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、「泣く」って言えば、ちょっと古い話題でキョーシュクなんだけど、17日、大嘘府知事‥‥じゃなくて、大阪府知事の橋下徹が、男のクセに、いい年こいて、公衆の面前で泣きべそをかいちゃった。いろんなニュース番組やワイドショーで、何度も何度も繰り返して放送してたから、見たくもないのに、2~3回くらい見ちゃったよ。

それにしても、アイツって、どうしてあんなにミットモナイの? その上、あんなペテン師の泣きべそを見て、大阪府民から900件もの激励の電話があったってんだから、開いた口がふさがらないよ。ま、東京出身で、熱烈なジャイアンツのファンの橋下徹を「大阪はタンツボだ」って言ったモリヨシロー率いる自民党が担ぎ上げたのに、それでも大阪府知事に選んじゃうんだから、大阪府民て、あたしの想像を遥かに超えたフトコロの深さを持ってるんだと思う。それに、神奈川県出身の石原ジョンイル大将軍様なんかを東京都知事にしちゃった東京都民のあたしが言っても、説得力はゼロだしね。

で、あの橋下徹の泣きべそに関して、激励の他にも、「あれはウソ泣きだ」とか、「泣いて訴えるなんてヒキョ~だ」とか、反論みたいな声もある。だけど、あたしが見た感じでは、あれは、擁護派が言ってるような「一生懸命にがんばってて、感極まって出た涙」でもなけりゃ、反対派が言ってるような「ウソ泣き」でもない。あれは、口先だけで世の中を渡って来た人間の得意ワザである「ペテン師の涙」なのだ。

詐欺師とかペテン師とかの心得として、何よりも重要なのは、「その役柄に成り切る」ってことだそうだ。たとえば、最近あちこちで流行ってる「エコ詐欺」を例にすると、どこかの国に普通の木の3倍のスピードで成長するナントカって木があって、ヒトクチ何万円かを支払うと、その木の苗をどっかの外国に何本か植えることができる。そして、何年後かには、その木が大きくなって、元手の何倍もの値段で売れるし、それまでの何年間かは、地球温暖化に役立つ‥‥とかっていう詐欺が横行してる。

こんな素晴らしい木がホントにあるんなら、いろんな国の政府が国家プロジェクトとして取り組むに決まってるのに、世界中のどこの国も、こんな木の存在すら知らない。そして、世界中の植物学の専門家たちも、こんな木、誰も知らない。仮に、百歩ゆずって、ホントにこんな木があったとしたなら、わざわざ一般市民1人1人に声をかけて、5本だの10本だのなんて気の遠くなるようなセールスなんかしてないで、政府に話せばいいじゃん。ホントに通常の木の3倍のスピードで成長するんなら、政府が何十億円、何百億円て予算を割り当てて、温暖化対策に使うに決まってる。だから、こんな話、普通に考えたら、小学生でも詐欺だって分かるだろう。

それなのに、少なからず、騙されてる人たちがいる。何でかって言うと、詐欺師のほうが、一枚も二枚もウワテだからだ。こうした詐欺をやってるヤツラって、みんな、中途半端なエコ活動をしてるのだ。どこかのエコグループに所属してみたり、ゴーストライターに書かせたエコの本を出版してみたり、わざわざどこかの山まで行って、いろんな木を調べてるフリした写真を撮って来たりと、なかなか努力してる。そして、これらの努力は、対象者たちを騙すためだけの目的じゃないのだ。

これは、自分が自分のことを「エコ活動家」だと思い込むための努力でもあるのだ。ここが、ベテランの詐欺師やペテン師たちの重要なポイントで、「人を騙すには、まずは自分自身を騙せ」ってことなのだ。自分で自分にウソをつき、自分自身がその役柄に成り切ることこそが、たくさんの他人を騙すための何よりも重要な下準備だってことだ。

人間てもんは、どんなに上手にウソをつこうとしても、「自分はウソをついてる」ってことを自覚しながらウソをつくと、目の動きとか、挙動とか、しゃべり方とかで、たいていはバレちゃう。だけど、自分自身が、「ウソなんかついてない」「正しいことをやってる」って自己暗示にかかってれば、態度も堂々として来るし、主張にも一貫性が生まれて来る。つまり、相手はコロッと騙されちゃうってワケだ。

‥‥そんなワケで、ホントはエコなんて興味もないのに、地球の環境のことを思って活動してるフリをして、自分がウソをついてるのを自覚しながら他人にインチキ植林の詐欺話を持ちかけると、常に「バレないように」「バレないように」って自分に言い聞かせながらウソをついてるワケだから、見る人が見れば、おかしな点がたくさん見つかっちゃう。マルチ商法なんかを持ちかけてくるヤツラって、ほとんどがこのパターンだから、すぐに分かる。「この洗剤はホントにいいんだよ!」なんて言いながら、頭の中じゃ「マルチだってバレないうちに契約書にサインさせなきゃ」って思ってるから、話を始めて5分でバレバレだ。だけど、ナンミョーとかの勧誘って、主張にブレがない。自分たち自身が、すでにナンミョーに洗脳されちゃってて、心の底から「正しいことをしてる」って思い込んでるからだ。つまり、ベテランの詐欺師やペテン師の手口ってのは、マルチ商法の勧誘じゃなくて、ナンミョーの洗脳信者の勧誘に近いってことなのだ。

そして、弁護士ってのも、社会的には「立派な職業」のように位置づけられてるけど、そんなこたーない。もちろん、中には、立派な弁護士さんもたくさんいるだろうけど、弁護士って職業は、基本的には、自分が担当した被告や原告の刑や支払額をできるだけ低くするってのが仕事だ。だから、何の罪もない女性や子供を自分の欲望のために惨殺したような凶悪犯にも、税金で弁護士がついて、少年法だ精神鑑定だと使える手段はすべて使って、どんなことをしてでも刑を軽くしようとする。

市民を殺したホニャララ団員にも、税金を横領した公務員にも、教え子の少女にワイセツな行為をした変態教師にも、弁護士がつき、相手の被害者や遺族を冒涜するような言葉まで吐いて、凶悪犯たちを弁護する。だって、それが仕事だからだ。中には、悪質なサラ金の顧問弁護士として、長年、高額の報酬をもらってるような弁護士もいる。そして、そうした弁護士は、グレーゾーン金利をうまく利用して、被害者である利用者たちを何人も自殺へと追い込んでる。いくら間接的とは言え、人の命を奪ってるのだ。だから、あたしは、弁護士の中にも立派な人もたくさんいると思うけど、弁護士という職業は、別に立派な職業だとは思ってない。

‥‥そんなワケで、弁護士の場合も、ベテランの詐欺師やペテン師とおんなじで、自分で自分を騙して、自己暗示にかからなきゃならないパターンがたくさんある。それは、誰がどうみても弁護の余地がないような凶悪犯の弁護をする場合だ。凶悪な殺人犯の弁護士しかり、悪質なサラ金の弁護士しかり、社会通念上は、誰がどう見ても100%悪いような犯罪者を弁護するんだから、ホントは弁護士自身も「コイツは最低のヤツだ」って思ってるハズだ。それなのに、その自分の気持ちにウソをついて弁護して、自分でも「最低のヤツだ」って思ってる凶悪犯の刑を軽くするために尽力するんだから、弁護士ってのは、「プロのウソつき」ってことになる。

それに、誰がどう見ても100%悪い犯罪者を弁護するんだから、その弁護の内容は、極めて非常識な論を展開することになる。明日、判決が出る、光市の母子殺害事件の凶悪犯の弁護士なんて、殺された子供の首に残ってたヒモのあとを「ヒモで首を絞めたからついたのではなく、ヒモはゆるくしか巻いていなかったのに、あとから首のほうがふくらんだために、ヒモのあとがついた」だなんてトンチンカンなことをマジメな顔で言ってた。

もちろん、あれほど弁護の余地もない史上マレに見る凶悪犯を弁護するんだから、こんなトンチンカンなことでも言わないことには、他に弁護する方法がないんだろう。そして、自分の言ってることが、トンチンカンであればあるほど、支離滅裂であればあるほど、非常識であればあるほど、矛盾していればしているほど、弁護士は、自分の言ってることのおかしさを誰よりも自分自身が知っているんだから、まずは自分自身が、それを「正しいこと」と思い込むように自己暗示をかけているのだ。

‥‥そんなワケで、橋下徹の流した涙は、感極まって流れたものでもなく、演技でウソ泣きをしたものでもない。あれは、長年、口先だけで世の中を渡って来た人間特有の「ペテン師の涙」なのだ。人間は、おんなじウソをつき続けてると、自分が言い続けて来たウソをホントのことのように錯覚してしまう。この性質をうまく利用して、その場で思いついたことをペラペラとしゃべりながら、同時進行で、その「自分で言ってること」を真実だと思い込むように感情をコントロールして行く。これが、法廷で、黒いものを白いと思わせるための、橋下徹のような常勝弁護士のテクニックなのだ。だから、今、誰よりも恥ずかしい思いをしてるのは、あんな場で弁護士時代のクセが出ちゃって、ミットモナイ姿を晒しちゃった橋下徹自身だと思う今日この頃なのだ。


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