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2008.04.09

ウソつきだらけのニポン

あたしのノートのVAIO、ずいぶん前から調子が悪くなってたんだけど、自宅にいる時はデスクトップを使ってるから、「ま、いっか」ってことで、そのままにしてた。それに、調子が悪いって言っても、何とか動いてるし、ちょっとイライラするくらいで、そんなに大きな問題じゃなかった。だけど、ここ1週間ほど、外でノートを使うことが多くて、そのたびにイライラしてたら、もうガマンができなくなった。

それで、とりあえず、VAIO専門のお客様窓口に電話して、どうしたらいいか聞いてみることにしたんだけど、電話番号を調べるために、SONYのVAIOのホームページにアクセスしてみた。そしたら、新型のVAIOがドドーッと宣伝されてて、ピンクだのネイビーだの赤だのって、可愛い色のがいっぱいあった。それで、ナニゲに値段を見たら、9万円台だった。SONYのホームページで9万円台ってことは、安売りのお店に行けば6万円台の後半くらいで買えそうだし、何しろ色が可愛かったから、欲しくなっちゃった。

もちろん、今のVAIOが使えてるんだから、ホントに買うワケはないけど、お洋服だのバッグだのっていうゼイタク品と違って、パソコンは生活必需品だから、今のVAIOが完全に壊れた時には、代わりのノートを買わなきゃなんない‥‥なんてことを頭のスミに置きつつ、あたしは、VAIO専門のお客様窓口に電話してみた。そして、案内に沿ってプッシュして、お姉さんが出たので、自分のVAIOの不調について相談したら、すごく親切に具体的な対処法をアドバイスしてくれた。

結局、複数の方法を試してみて、それでも改善されなかった場合には、修理に出さなきゃダメってことで、あたしの場合は、正規のルートで買ったモノじゃないから、当然、有料の修理になる。で、修理費用を聞いてみたら、「3万円から6万円」てことだった。ようするに、実際に診断してみて、簡単に直るようなら3万円くらいで、ハードディスクやマザーボードまで交換するようなら6万円くらいってことで、見てみなきゃ分かんないっていう今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、「もしも修理代が6万円もかかるんなら、あとちょっとお金を出して、新しいVAIOを買ったほうがいいじゃん」って思ったんだけど、新しいVAIOは、OSが悪名高いVISTAだから、そこだけが怖かった。あたしの周りで、VISTAを積んでる最近のパソコンを買った人たちは、みんな激しく苦労してるからだ。それで、あたしは、「SONYの人に聞いたって、ホントのことなんか言うワケないよな」って思ったんだけど、あまりにも親切で感じのいいお姉さんだったから、念のために、チョコっと聞いてみることにした。


「あの~、もしも6万円も修理代がかかるのなら、もう少しお金を出して新しいVAIOに買い替えたほうがいいかとも思うんですが‥‥」

「う~ん‥‥それは何とも言えませんね‥‥」

「でも、SONYさんのホームページを見たら、新型のVAIOが良さそうに見えたし、お値段も10万円を切ってたので‥‥」

「う~ん‥‥ええとですね‥‥これは私個人の意見としてですが、新型はVISTAを搭載していますので、あまりお薦めできません」

「え?」

「お客様は、今のXPが初めてのOSですか?」

「いいえ。最初が2000で、次がXPです」

「それでしたら、なおさらお薦めできませんね。2000あたりからお使いの方は、XPでもご不満があると思いますが、VISTAはさらに悪くなっていますから」

「VISTAが良くないというのは、いろいろなところで耳にしていますが、SONYさんのようなちゃんとしたメーカーが使用しているのですから、そんなに悪いということはないんじゃないですか?」

「いいえ。弊社の製品に使用するOSは、マイクロソフトさんとの契約によって決められているので、いくら2000やXPの評判が良くても、現在はVISTAしか使用できないだけなのです」

「じゃあ、新型のVAIOを買うよりも、たとえ6万円かかっても今のVAIOを修理したほうがいいということですか?」

「もちろんです。私はそのほうが絶対にいいと思います」


‥‥そんなワケで、あたしは、このお姉さんの男っぷりに惚れた。こうしたお客様窓口の電話って、すべて録音されてるハズなのに、そんなことはオカマイナシに、ホントの意味でお客様の立場に立って、ホントの意味で役立つアドバイスをしてくれた。これで、あたしは、今後、どんなことがあっても、VISTAを搭載してるパソコンは絶対に買わないって決心することができた。何しろ、売ってるメーカーの人が「やめたほうがいい」って太鼓判を押してくれたんだから。

「ワタクチは、最後の1人まで、最後の1円まで、すべて責任を持ってお支払いすると国民の皆さまにお約束いたちまつ!」ってオチョボッたアベシンゾー。そして、それを「公約」として、マニフェストにハッキリと掲載した自民党。だけど、「最後の1人まで」どころか、5000万件のうちの2000万件以上も分からずじまいだったのに、フクダちゃんだのマスゾエちゃんだのの「5000万件すべてを解決するとカン違いさせるような言い方をしてしまったことをお詫びします」って、なんじゃこりゃ?

最初は「税金を追加出資することは絶対にない!」って断言してたのに、破綻することが分かってるトンデモ銀行なんかの延命のために400億円も脅し取った大将軍様しかり、「2万パーセント出馬しません!」って断言した次の日に、平然と出馬表明をしたペテン弁護士しかり、国のトップや東京都のトップや大阪府のトップが、揃いも揃って自分の立場しか考えてない大ウソつきの詐欺師ばかりだってのに、一企業のお客様窓口のオペレーターのお姉さんが、ちゃんとお客様の立場に立って、自社の新製品を「買わないほうがいい」だなんて、なんて美しい心を持った人なんだろう。あたしは、あまりの感動で、このお姉さんに恋をしちゃいそうだ(笑)

それにしても、総理大臣だの東京都知事だのって、本来なら子供たちのお手本にならなきゃいけないような立場の人たちが、何千万人ていう国民に対して、当たり前のように大ウソをつき続けるなんて、いったいどんだけのツラの皮をしてるんだろうね。選挙のたびに、できもしない公約を並べ立て、選挙が終わればスットボケて、ツッコミを入れられたらアジのヒラキナオリみたいなイイワケを連発してるんだから、見てるほうが恥ずかしくなって来るよ。その上、60年前の軍国教育まで復活させて、お国のために低賃金で身を粉にして働くロボット、戦争になれば喜んで死にに行くロボットを量産しようとしてるんだから、開いた口からセクシーな舌が出てペロペロちゃうよ。

‥‥そんなワケで、あたしは、衣食住のすべてが偽装だらけの世の中になっちゃったのも、総理大臣をはじめとした政治家たちが当たり前のように大ウソをつき続けて来たことや、有権者たちがそれを許し続けて来たことが原因なんじゃないかって思ってる。私利私欲のために、悪質極まりない偽装を続けて来た「白い恋人」の「石屋製菓」や「不二家」、「吉兆」や「赤福」なんかにしても、お店が再開したトタンに、今まで騙され続けて来た消費者たちが、「待ってました!」とばかりに長蛇の列を作り、アッと言う間に売り切れ‥‥って、あたしにはまったく理解できない感覚だ。

「ノドモト過ぎれば熱さ忘れる」っていうのか、今まで、さんざんコイズミに騙されて来たってのに、それでもまたアベシンゾーやフクダちゃんを支持して、いいように利用されてる人たち。あたしは、こうした昆虫並みの学習能力もない人たちが、政治家や官僚たちをツケ上がらせて、「ウソをついても時間が経てば『なかったこと』にできる」っていう世の中を作ったんじゃないかって思ってる。じゃなかったら、拉致問題は支持率稼ぎに使っただけ、年金問題は最後までゴマカシ続けただけで、言ってることとやってることが正反対の政府が、どうしてこんなに長生きしてんの?ってことだ。マトモな先進国だったら、とっくの昔に政権交代してるよ。

コイズミも、アベシンゾーも、フクダちゃんも、ずっと「景気は上向きだ」「景気は良くなってる」って言い続けて来て、それを理由にまたまた大増税しようとしてるけど、去年、倒産した会社の数は、ここ7年間で最高を記録したんだよ。生活苦による自殺者の数も、年間に3万人を超え続けてる。毎日100人近い人たちが、生活できなくて、誰にも助けてもらえなくて、自分の命を絶ってるんだよ。こんな状態なのに、よくもまあ「景気が良くなってる」なんて大ウソをついて、ギリギリの生活をしてる国民に、さらに重税を負わそうとするよね。だいたいからして、ホントに景気が良くなってるって言うんなら、何で「うば捨て山制度(長寿医療制度)」なんかを強行して、国の宝であるお年寄りたちを切り捨てたの? 増税したって、お年寄りを切り捨てたって、どうせ、そのぶんの予算は、官僚や天下りたちの温泉旅行やゴルフ代に消えちゃうだけなのに。

‥‥そんなワケで、何よりの元凶が、この国をアメリカへ差し出すためにコイズミが推し進めた「規制緩和」だけど、「経済協力開発機構(OECD)」が発表した2008年度の「対日経済審査報告書」によると、ニポンの労働者の格差は、ついに危険水域に達したという。去年の夏には、労働者の3人に1人が非正規雇用で、4人に1人が年収200万円未満って数字が出てたけど、これがさらに悪化して、今や、口先だけの「格差是正」じゃ焼け石に水の状態になった。大学を出ても正社員として就職できない若者がどんどん増え続けてるっていうのに、政治家と官僚だけには、莫大な税金で天下りのレールが敷かれてる。そして、この政官癒着の構図を死守するために、さらなる大増税を企ててるフクダ内閣に対して、何度騙されてもそのお店に並ぶような学習能力の欠落した有権者たちが、コイズミの時みたく、またまた後押ししちゃうんだろうな‥‥なんて思ったりもする今日この頃なのだ。


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