ネーミングに騙されるな!
全国の障害者たちを社会から切り捨てて、その家族をも地獄へ突き落すような悪魔の法案、「障害者自立支援法案」は、その内容のあまりの冷酷さに、野党からの大反対によって、過去に何度も廃案になっていた。そして、国民の言論を封じて、このニポンを北朝鮮のような独裁国家にするための「共謀罪法案」も、今までに2回も廃案になり、7回も継続審議になったほどの悪法だ。だけど、こうした「一度は消えた法案」が、アメリカにシッポを振り続ける忠犬コイズミのワガママによる「郵政解散」で、すべて復活しちゃった。
「障害者自立支援法案」は、国会の周りに集まって、泣きながら声を嗄らして訴え続ける何百人もの障害者や家族たちの声を無視して、自民党とナンミョー党の「数の暴力」によって強行採決されちゃった。この、内容と名前が正反対の悪法によって、数えきれないほどの障害者やその家族が、生死の境に立たされた。実際に無理心中してしまったご家族もたくさんいる。国から見放されて、自らの命を絶ったのだ。
障害者たちを切り捨てた自民党とナンミョー党が、次に「数の暴力」で行なったのは、重病患者やお年寄りたちの「リハビリ打ち切り制度」だ。この制度によって、どんな重病患者も、寝たきりのお年寄りも、リハビリを続けることができなくなり、社会から切り捨てられたのだ。
そして、今回、自民党とナンミョー党が「数の暴力」で強行採決したのが、全国の75才以上のお年寄りを切り捨てるための「後期高齢者医療制度」だけど、フクダちゃんからネーミングの悪さを指摘されたマスゾエちゃんは、こともあろうに、「長寿医療制度」だなんてノタマイ出した。お年寄りを家族から切り離して、社会から切り捨てるための制度なのに、まるでお年寄りの長寿をお祝いするかのような、内容と正反対のネーミングに、野党からは「うば捨て山制度って名前にしろ!」ってブーイングの嵐が吹き荒れた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、正反対の名前をつけることによって、法案や制度の内容の酷さをゴマカスってのは、自民党の長年のお家芸だけど、障害者を切り捨てることを「自立支援」、お年寄りを切り捨てることを「長寿医療」だなんて、あまりにもシラジラしくて、シラジラと夜が明けてきちゃうよ、まったく。とにかく、口先だけで生きてきたマスゾエちゃんみたいなペテン師って、こういう「表面上のゴマカシ」が得意中の得意だから、次々と飛び出すネーミングの数々には、呆れてモノも言えなくなっちゃう。
1年前のアベ政権の時に、世の中のことなんて何も分かってないアベシンゾーが、「サラリーマンの残業代をゼロにすれば、みんな残業しないで早く自宅に帰るようになって夫婦で過ごす時間が増えるから、少子化の解決になる」って噴飯モノの自論を展開して、サラリーマンの残業代をゼロにするための「ホワイトカラーエグゼンプション」とかいう法案をゴリ押ししようとした。だけど、こんな名前で言われたって、何のことだかぜんぜん分かんないから、反対する野党からは「残業代ゼロ法案にしろ!」って声が出た。
そして、必死に「ホワイトカラーエグゼンプション」て名前を繰り返して、流行らせようとしてたアベシンゾーを尻目に、世の中では「残業代ゼロ法案」のほうが一般的になっちゃった。そしたら、アベシンゾーは、マスゾエちゃんを呼びつけて、「残業代ゼロ法案は印象が悪すぎる。もっといい名前を考えろ」って頼んだんだよね。で、マスゾエちゃんが考えたのが、「家族だんらん法案」だってんだから、あたしは大爆笑しちゃったよ。
‥‥そんなワケで、内容とは正反対のネーミングで、国民の目を欺こうとしてる自民党の悪法の数々だけど、あまりのワザトラシサに、ほとんどの国民が脱力しちゃってると思う。そして、その最たるものが、在日アメリカ兵たちに好き放題に使わせている上納金の名前、「思いやり予算」だろう。アメリカの戦争のために、毎年、3000億円以上もの莫大な税金を支払い続けてる上に、さらに、この「思いやり予算」で、2000億円以上もの税金を言われるままに差し出してる政府。そこには、ものすごい癒着の構図がある。
たとえば、在日アメリカ兵たちを遊ばせるために作られたゴルフ場は、北から、青森県の三沢基地、東京都の横田基地、神奈川県の厚木基地やキャンプ座間、山口県の岩国基地、沖縄県の嘉手納基地やキャンプ瑞慶覧などをはじめとして、全国に10ヶ所もあるんだけど、ここで働いてるニポン人のお給料も、すべてこの「思いやり予算」から支払われてる。ま、これは仕方ないとしても、アメリカ兵たちのプレイ代も、この予算から支払われてる。ま、ここまでは、ギリギリ仕方ないとしても、あたしが絶対に許せないのは、防衛省のお役人や、防衛省からの天下りどもに、これらのゴルフ場の会員証が無料で配られてるのだ。ようするに、防衛省のお役人や天下りどもは、在日アメリカ兵のための「思いやり予算」で、休日に無料でゴルフを楽しんでるってことだ。
1992年3月の時点で、すでに300枚以上もの会員証が配られてるんだけど、それから16年間は調査すらしてないそうだから、どんなに少なく見積もっても、500枚以上の会員証が配られてるハズだ。在日アメリカ兵が、あたしたちの税金でゴルフをしてるってだけでもムカツクのに、何でアメリカ兵のための予算で、防衛省のお役人や天下りどもまでゴルフをしてんだよ! 障害者を切り捨て、重病患者を切り捨て、お年寄りを切り捨て、そうして浮かしたお金で、お前らはゴルフかよ? 「思いやり予算」の「思いやり」って、誰に対しての「思いやり」なんだよ? 国民を見殺しにして、官僚と天下りを遊ばせることが「思いやり」なのかよ!
とにかく、2000億円の「思いやり予算」のうち、8割にもあたる1600億円が、ゴルフ場をはじめとした「娯楽」のために使われてるんだけど、それが、在日アメリカ兵たちの娯楽だけじゃなくて、防衛省のお役人や天下りどもの娯楽にまで使われてるなんて、どうしてこんなことがマカリ通ってるワケ? それなのに、守屋のオッサンひとりをトカゲのシッポ切りにして、あとはナニゴトもなかったかのように税金の私物化を続けてるなんて、お前らは東京都知事かよ?
‥‥そんなワケで、「思いやり予算」しかり、「防衛予算」しかり、「道路特定財源」しかり、すべての予算には、そこに群がる省庁の寄生虫どもがいて、長年に渡って甘い汁を吸い続けて来た。そして、官僚たちの言いなりになって、予算を配分して来たのが自民党の癒着議員どもだ。つまり、政官癒着の構図こそが、この国をここまで堕落させた元凶ってワケなんだけど、モリ、コイズミ、アベと、連綿と続いて来た政官癒着政治の行きついた先が、今のフクダ政権てワケだ。
あれほど「天下りは廃止します」って繰り返しながらも、日銀の総裁候補に、平然と財務省の人間を出して来る「フクダちゃんと癒着の仲間たち」の面々。そして、何度、野党から蹴っ飛ばされようとも、次も財務省の人間、次も財務省の人間‥‥って、ここまで分かりやすい政官癒着は見たこともない。それなのに、フクダちゃんたら、いつものオトボケで、「民主党さんは何が気に入らないんでしょうね?」と来たもんだ。
自民党が歴史的惨敗をした去年の参院選の時、民主党は、「官僚の天下りを廃止する」って言ってたじゃん。それで選挙に勝ったんだから、民主党が官僚の天下りに反対してんのは「民意」なんだよ。公約を守ってんだよ。そして、その「民意」を無視して、未だに政官癒着の呪縛から逃れることができずに、何が何でも財務省の人間を日銀総裁に天下りさせようとしてるのは、霞が関の顔色をうかがうことしか考えてない自民党の悪しき習慣てことじゃん。
‥‥そんなワケで、民主党には、ナンミョー女房に操られてるスパイのマリオネット前原とか、酸いも甘いも噛み分けて政界を泳いでるエイリアン鳩山とか、ヒトクセもフタクセもある危険人物が多いから、小沢一郎も大変だと思うけど、断固として「官僚の天下りを廃止する」っていう小沢一郎の姿勢だけは、あたしは評価してる。保身に走る造反議員なんかほっといて、小沢一郎は、最後の最後まで「民意」に従った態度を貫いて欲しい。だって、もしも、ここで折れるようなことがあったら、与党が死守しようとしてる「財務省の天下り天国」を野党も容認することになっちゃうからだ。そして、マスゾエちゃんあたりが、官僚の天下り先を確保するための法案に、「官僚思いやり法案」とか名づけちゃいそうな気がする今日この頃なのだ(笑)
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