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2008.05.31

時代はニュータイプ

MAXがデビューしたのは13年前の5月10日だけど、奈美恵のバックダンサーだったスーパーモンキーズの時から玲奈ちゃんのファンだったあたしは、MAXとしてデビューする1年前から、玲奈ちゃん、ナナさん、りっちゃん、ミナコに注目してた。ヤタラとフェミニンになっちゃった今とは正反対で、激しく男っぷりの良かった当時の玲奈ちゃんに、あたしはメロメロだった。それで、当時のケータイ用のオフィシャルサイトに、4人のプロフィールがあったんだけど、不思議なことに、「嫌いな食べ物」として、全員、「ナス」って書いてあった。

4人のうち1人くらいなら分かるけど、4人全員が「ナス」を挙げるなんて、偶然にしちゃ不自然だし、あたしは、「沖縄にはナスを食べる習慣がないのかな?」って思った。その上、当時のラジオ「メガマックス」で、「ヘチマは美味しい」とかって言ってたから、あたしは、「ええ~?」って思った。だって、誰でも普通に食べるナスが嫌いなのに、お風呂で体をゴシゴシと洗うためのヘチマを食べるなんて、あまりにも異文化交流な駅前留学だと思ったからだ。

だけど、あとから、沖縄のヘチマは「ナ―ベラー」っていう食用ヘチマで、体を洗うヘチマとは別だってことが分かって、その点については理解したんだけど、MAXの4人全員がナスを嫌いな理由は、謎のままだった。で、それから、長い年月が過ぎてコンニチに至るワケだけど、こないだ、りっちゃんのブログを見てて、あたしはぶっ飛んじゃった。ナナナナナント! ナスが食べれるようになったんだって! それも、自分でナスを買って来て、マーボーナスを作って食べてるから、あたしは、パソコンの前で、思わず「GET MY LOVE!」を踊り始めちゃった今日この頃、ミナコさん、お元気ですか?(笑)


‥‥そんなワケで、あたしはナスが大好きだから、「MAXのみんなもナスを食べればいいのにな~」って思ってたんだけど、5月14日の「りっちゃんのブログ」によると、「ちなみに、MAXで一番最初にナスデビューしたのは・・・ななこ姉やんダヨ!」って書いてあった。だから、少なくとも、ナナさんとりっちゃんは食べれるようになったんだし、迷探偵キッコナンの推理によると、自分とナナさんの2人だけがナスを食べれるようになったくらいで「MAXで一番最初にナスデビューしたのは」なんて書き方はしないだろうから、玲奈ちゃんも食べれるようになったんだと思う。そして、アキちゃんは、「ナスが嫌い」とは聞いてないから、最初から食べれるんだと思う。

それで、りっちゃんは、この数日後にもナスのパスタを食べてるから、意外と、ナスがマイブームになってんのかもしんない。ナス料理と言えば、丸焼きにして皮をむいてオカカとお醤油を垂らしても美味しいし、ピリ辛の味噌炒めも美味しいし、浅漬けも美味しいし、天ぷらも美味しいし、お味噌汁も美味しいし、何と言っても、神崎すみれちゃんのイメージカラーの「紫」ってとこがワンダホーだ。

だけど、玲奈ちゃんに関しては、「玲奈ちゃんのブログ」も毎日チェキしてるんだけど、まだナスについては触れてないから、ナスを食べれるようになったのかどうかは、今んとこはサダカじゃない。それにしても、玲奈ちゃんて、あんなにお酒が好きなのに、泡盛は苦手なんだよね。そして、これもずいぶん前に聞いたんだけど、「豆腐よう」も嫌いなんだよね。あたしは、豆腐ようをチビチビとツマミながら、強い泡盛をロックで飲むのが大好きだから、沖縄出身でお酒が好きな玲奈ちゃんが、泡盛も豆腐ようも苦手だって言うのを聞いて、「えっ?」って思っちゃった。でも、実際には、沖縄出身でも豆腐ようが苦手な人って、ケッコー多いみたいだ。

‥‥そんなワケで、あたしが豆腐ようを初体験したのは、高円寺にある沖縄料理の老舗、「抱瓶(だちびん)」だった。アシスタント時代だったから、20才か21才のころだと思うけど、専門学校の時の仲間たちと7~8人で飲みに行った時だった。最初は、定番のゴーヤーチャンプルーとかパパイヤサラダとかいろんなものを注文して、一升瓶の焼酎を入れて、みんなで食べたり飲んだりしてたんだけど、お腹もいっぱいになって来たころ、あたしの隣りの男の子が、豆腐ようを注文したのだ。

それで、食べたことどころか、見たことも聞いたこともなかったあたしは、小さなお皿に乗った豆腐ようが出て来たのを見て、「何それ?」って思っちゃった。だって、他のお料理とそんなに変わんない値段なのに、ツナピコみたいなのが2個しかなくて、ヤタラとプチサイズだったからだ。だけど、その人は、ツマヨウジで少しずつ削り取って舐めながら、美味しそうに焼酎を飲んでた。それで、あたしも、ちょっともらって食べてみた。

そしたら、これが、イカの塩辛をもっとしょっぱくしたような、何とも言えない「いい感じの塩からさ」で、ホントにツマヨウジの先にちょこっと舐めるだけで、強い泡盛をグイッと飲めちゃう。泡盛の持ってる独特のクセに、負けないだけの深みがあったからだ。ニポン酒を飲む時にも、お塩を舐めたりするけど、泡盛は独特のクセがあるから、普通のお塩だと負けちゃう。だけど、この豆腐ようの塩からさだと、すごく奥行きがあるから、泡盛のロックにピッタンコなのだ。だから、あたしは、豆腐ようがサイコーに気に入っちゃって、もう1皿注文しちゃった。

だけど、あまりの美味しさに大感激してるあたしをヨソに、その場にいた残りの人たちは、みんな、チョコっと舐めただけで、「うわ!」とか「ダメこれ!」とか言って、顔をしかめてた。その中には、沖縄出身の女の子もいたんだけど、その子も、「わたしは苦手なんだ」って言ってた。その子が言うには、「沖縄でも、若い人たちはあんまり食べないよ」ってことだった。

‥‥そんなワケで、周りの評判は悪かった豆腐ようだけど、あたし的にはヒサビサの大ヒットだったワケで、それからも、沖縄料理屋に行った時には、必ず注文するようになった。高円寺の「抱瓶」なら、最初はオリオンの生を飲みながら、ゆし豆腐を食べて、泡盛に切り替えたら、昆布の細切りをカツオのダシで煮たクーブイリチャーを食べる。で、お腹が空いてたらソーミンチャンプルーも注文してモリモリと食べて、最後に豆腐ようを頼んで、本格的に飲み始めるってワケだ。

ちなみに、ココだけの話、あたしの愛用してる古語辞典って、高円寺の駅から「抱瓶」へ行く途中の角にある古本屋さんで200円で買ったんだよね‥‥って、こんなの「ココだけの話」になんないから、ホントの「ココだけの話」として、実は、この「抱瓶」て、昔、夏川りみちゃんがバイトしてたんだよね‥‥なんて小ネタも織り込みつつ、話はクルリンパと戻って、豆腐ようのことだけど、豆腐ようって、島豆腐を陰干ししてリトル水分を飛ばしてから、泡盛に紅麹を混ぜた汁に漬けて、発酵させて作るそうだ。

だから、あたしは、「泡盛を使って作るから、泡盛のオツマミとして最適なんだろう」って思った。これは、子供のころにレーズンが嫌いだったあたしが、大人になってお酒を飲むようになったら、赤ワインを飲みながらレーズンパンを食べるのが好きになったのと似たような感じだ。お魚で作る魚醤も、肉料理には合わない。やっぱり、お魚料理に合う。

つまり、何かから作った食品は、そのルーツとの相性がいいってワケで、このポイントに注目すれば、ニュータイプの豆腐ようを作ることが可能かもしれないのだ。沖縄の島豆腐に、沖縄の泡盛を使って作る豆腐ようだから、沖縄の泡盛に合う‥‥ってことだから、普通のお豆腐を陰干しして、麦焼酎の「いいちこ」と紅麹を合わせた汁に漬けて発酵させれば、麦焼酎に合う豆腐ようができる‥‥かもしんない。鹿児島県のお豆腐屋さんのお豆腐を陰干しして、芋焼酎の「薩摩白波」と紅麹を合わせた汁に漬けて発酵させれば、芋焼酎に合う豆腐ようができる‥‥かもしんない。さらには、そば焼酎の「雲海」で豆腐ようを作って、これをオツマミにして、そば焼酎のそば湯割りを飲めば、これがホントの「そば尽くし」だ。

‥‥そんなワケで、あれほどナスを嫌ってたナナさんやりっちゃんが、ナスを食べれるようになったどころか、今や、自分でナスを買って来て、アレコレとお料理をしちゃうほど成長したんだから、もともとナスが大好きだったあたしとしては、ニュータイプの豆腐ようを作ってみようと思う。ただ、1つだけ問題なのは、紅麹なんてどこに売ってるのか分かんないから、とりあえず、家にある「ドライイースト」を使ってみようと思う。そして、それだと赤っぽい色にならないと思うから、紅ショウガの汁でも入れてみようと思う。だって、泡盛も豆腐ようも苦手な玲奈ちゃんが、昔、「紅ショウガが好き」って言ってたからだ。やっぱ、どうせ作るのなら、愛する玲奈ちゃんの好きなものを少しでも入れてみたいと思う今日この頃なのだ。


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2008.05.30

空飛ぶ宅八郎(笑)

世の中の森羅万象は、すべて「輪」になるようにできてるんじゃないかって思える。

あたしは、福島のライブハウス「♯9」の店長、2913(福井さん)とは、ナニゲに何年も前から交流がある。

2913の「ピラニア日記」も、いつも読んでる。

で、その2913が、ずいぶん前に、「コイツラは絶対に売れる!」って断言してたのが、今をときめく「GReeeeN」だ。

2913の地元では、骨太のロックバンドが評価されてて、GReeeeNみたいな売れ線の音は、チャラいって感じがマンマンだった。

でも、「いいものはいい!」ってスタイルの2913は、周りの雑音を無視して、「GReeeeNはいいよ!」って言ってた。

あたしは、2913の感覚を信じてるから、「2913がいいって言うんなら、いいんだろう」って思ってた。

で、GReeeeNは爆発的に売れた。

そして、そのGReeeeNの新曲の「キセキ」のPVに、これまた、あたしが仲良くさせてもらってる宅八郎さんが出てるワケで、この「キセキ」は、これまた、あたしが応援してる小倉遙ちゃんがノミネートされてたドラマの「ROOKIES」の主題歌ってワケで、なんだかグルグルと「輪」になったって感じだ。


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真夜中のドライブ

面白くないことがあった。イライラするからお酒を飲んだ。最初はビールを飲んでたんだけど、ビールなんかじゃ酔えないから、次は焼酎をダブルにしたホッピーを飲んだ。ホッピー用のジョッキには、焼酎を入れるラインが星のマークになってて、ここまで入れたらシングル、ここまで入れたらダブルってのが分かる。それで、ダブルのホッピーを2杯飲んだんだけど、お腹がガボガボになるだけで酔えないから、次は焼酎のロックにした。

居酒屋のおばちゃんは、焼酎のロックと一緒に、「何か食べなきゃ体に良くないよ」って言って、カツオのブツ切りを煮たのを出してくれた。あたしが「えっ?」って言ったら、「おばちゃんからのサービスだよ」って言ってくれた。カツオのブツ切りは、ショウガが効いてて、ホクホクして美味しかった。それを食べながら、焼酎のロックを1杯、2杯、3杯って飲んでたら、おんなじカウンターの右の隅で1人で飲んでたオジサンが、ニヤニヤしながら話しかけて来た。


「お姉さん、いくら?」


あたしはゆっくりと立ち上がり、最初に飲んだビール瓶を逆手に取り、カウンターの角に叩きつけて割って、その瓶をオジサンの顔面に力いっぱい突き刺した。一瞬の静寂のあと、店内に響き渡る悲鳴の中、オジサンの顔面からは真っ赤な鮮血が吹き出して、床に倒れて、両手で顔面を抑えながらのたうちまわってた。

あたしは、バッグからお財布を出して、カウンターの上に千円札を2枚置いて、「ごちそうさま」って言って、その居酒屋をあとにした。しばらく歩くと、ドブ川のような目黒川に、ポツポツと降り始めた雨が落ち、川面に歪む街の灯りを花火のように散らしてた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、ちょうどいい感じに酔ったあたしは、コインパーキングに停めてた愛車のパンダに乗り込み、エンジンをかけた。こんなホニャララ団と癒着してる不動産屋の駐車場なんかにお金を払うのはバカバカしかったから、何回か切り替えしをして、タイヤ止めをナナメに乗り越えて、お金を払わずに出た。246に出て、玉川方面に曲がったんだけど、このまま帰る気分じゃなかったから、三宿のとこでUターンして、首都高の3号線に乗った。3号線のオービスは、どれも中身の入ってない「なんちゃってオービス」だから、いくらでもスピードが出せる。だから、あたしは、踏めるとこまでアクセルを踏んでみた。

池尻大橋を過ぎると、路面の継ぎ目でタイヤが滑るけど、120キロくらいならポンポン跳ねるだけで、何とか走れる。だけど、シートベルトなんかしてないから、ポンポン跳ねてるうちに、だんだん気持ち悪くなって来た。運転中に気持ち悪くなった時は、強いお酒を飲めばいいから、あたしは、車の中に常備してる75度のウォッカのポケットボトルを取り出して、グビグビと飲んだ。

渋谷が見えて来た。「この下にはバカどもがいっぱいいるんだろうな」って思いながら、アクセルを踏み込んだ。ここからしばらくは直線だから、140キロくらいまでは出せる。ホントはもっと出せるんだけど、あたしのパンダは車高を落としてるから、継目で跳ねた時にマフラーを擦っちゃうので、このくらいにしとかないとダメなのだ。

青山トンネルを抜けて、六本木が見えて来た。「この下にもバカどもがいっぱいいるんだろうな」って思いながら、この先の合流に向けて、少しだけスピードを落とした。ウォッカを飲んでからタバコに火をつけて、CDチェンジャーのリモコンを手に取り、「Thee Out Mods」をかけた。「Treasure Isand」のイントロが流れ出したから、ボリュームをどんどん上げて行き、音が割れる寸前の17にした。

知らず知らずのうちに、あたしはヘッドバンキングをしながら運転してたんだけど、曲が「SAKURA」に変わるころには、タバコに入れといたチョコが効いて来て、少し穏やかな気分に変わってた。CDも、次のグレゴリー・アイザックスに変わってたから、だんだんにスピードが落ちて来たんだけど、「今日はこのノリじゃない!」って思ったあたしは、まだチョコがタップリとしこんであるタバコを惜しげもなく窓の外に投げ捨てて、コークを詰めてある細いストローを片手で持って、鼻から吸い込んだ。片方の小鼻を押さえつつ、ストローを入れてるほうの小鼻もうまいこと押さえて密着させなきゃなんないから、これ、運転しながらだと難しいんだよね。

で、CDチェンジャーのリモコンをカチカチと押して、「Bowling For Soup」に変えた。汐留までは、右にも左にも悪徳サラ金の看板と悪徳不動産の看板が見えるからファッキンなんだけど、あとはトンネルが続くから、不愉快な思いをしなくても済む。そして、トンネルを抜けると雪国だった‥‥じゃないけど、トンネルを抜けると遠くに行きたくなったから、三郷を経由して北へ行っちゃえ!

途中で、車線をはみ出してノロノロ走ってるトレーラーがジャマだったから、130Rでシューマッハみたいにパスしようとしたら、ガガガガガガとか後ろのフェンダーを擦りやがる。だから、ムカついて、助手席の足元に置いてあったダルマジャッキを投げつけてやったら、ミゴトにトレーラーのフロントガラスにストライクして、木端微塵に吹き飛んじゃった。ザマーミロ!

それなのに、スッキリしたのもトコノマ、三郷を抜けて常磐道に入ったら、ソッコーで覆面が赤燈を回して後ろにつきやがった。何が「品川ナンバーのフィアット、左へ寄せて止まりなさい!」だ! 税金ドロボーのブンザイで、生意気なこと抜かしてんじゃねえよ!

ムカついたあたしは、半分ほど残ってた75度のウォッカのポケットボトルに、ハンカチを細長く丸めて詰めて、「頭脳警察」直伝の「モロトフカクテル」を作り、ライターで火をつけて投げつけてやった。これがまた、うまいことに、覆面のフロントガラスを直撃して、あたしのルームミラーには、中央分離帯に激突して燃え上がる覆面の姿がフェードアウトしてった。これで、少しは税金の無駄づかいも減るかね。

‥‥そんなワケで、柏で降りたあたしは、覆面のセイで大切なお酒がなくなっちゃったので、国道16号線沿いの「酒」マークがついてるコンビニに寄って、ジンロのボトルと、魚肉ソーセージを買った。そして、利根川を渡り、1つ目の信号を右折して、取手の駅前を迂回して、T字路を左折して、道なりに小貝川へと向かった。何でかって言うと、小貝川にはケシの花がいっぱい咲いてるって新聞に書いてあったからだ。だけど、お酒とチョコとコークでバキバキに決まり過ぎちゃったあたしは、小貝川のケシ畑に到着する前に、夢から覚めちゃって、いつものように朝のシャワーを浴びて、いつものようにお化粧して、いつものようにお仕事に行った今日この頃なのだ。


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2008.05.29

幕の内弁当な夜

あたしの唯一の愛読誌、「テレビブロス」の今の号、いつものように真っ先に清水ミチコさんの「私のテレビ日記」を読んだんだけど、黒柳徹子さんのことが書いてあって、すごく面白かった。内容も面白かったんだけど、清水ミチコさんの書いてる文章だと思って読んでると、黒柳徹子さんのセリフの部分がモノマネの声で聞こえて来るから、なおさら面白く感じるってことに気づいた。

で、パラパラとページをめくってたら、「吉本工房」のコーナーに、エヴァ漫才でオナジミの「桜」の稲垣早希ちゃんが出てたんだけど、「好きな使徒ベスト3」に、こう書いてあった。


「1.イスラフェル、2.サンダルフォン、3.シャシェル」


おーーーーい! シャシェルって何だよ?シャシェルって?‥‥って言っても、これは本人の間違いじゃなくて校正の見落としなんだから、早希ちゃんを責めることはできない。だけど、どうせなら、「シャムシェイド」とかって間違えてくれてたら、別の意味で笑えたのに‥‥つーか、「早希ちゃん」なんだから「サキエル」をベスト3に入れるべきだと思うんだけど‥‥つーか、いっそのこと、「稲垣サキエル」って芸名にしちゃエヴァいいのに(笑)

ちなみに、あたしの好きな使徒ベスト3は、「1.レリエル、2.サハクィエル、3.ゼルエル」ってワケで、当然のことながら、パチンコで出ると嬉しい順番だ。レリエルが出れば突発当たりだし、サハクィエルには負けることもあるけどほとんど勝てるし、ゼルエルは五分五分だけど、3機攻撃のロングアニメが楽しめるからだ。あと、カヲル君が乗った四号機を「使徒」と呼んでもいいんなら、これが2位に繰り上がると思う今日この頃、全国のパチンコファンの皆さん、がんばって使徒を倒してますか?


‥‥そんなワケで、未だに「四号機リーチ」を出したことがなくて、例の「虫の声」も聞いてないあたしとしては、次々とリリースされる新台に気もソゾロになりつつも、意地で「使徒、再び」を打ち続けてるんだけど、いつでも空いてて台が選び放題なので、まったく負ける気がしない。ここ5回は、4回が勝ちで1回がトントンで、この勝ちぶんで今月の家賃を払うことができた。新しい必勝パターンも見えて来たし、遠格操作してる某大手チェーン店以外なら、今のあたしはムテキングだ。

で、パチンコの話は終わりにして、なんで「テレビブロス」を見てたのかって言うと、時間になってもF1のモナコGPが始まらなかったからだ。そう、これは、こないだの日曜日の夜のことなんだけど、確か11時15分からモナコGPを放送するハズだと思ってたから、あたしは、焼酎のロックとキャベツの浅漬けを用意して、11時15分ピッタリにテレビをつけた。そしたら、もう完全に食傷気味のそのまんま東の顔が映ったから、「えっ?」って思って、チャンネルを確認してみたんだけど、間違いなくフジテレビだった。

あたしは、「どうしたんだろう?」と思って、そのまま見てたら、女子バレーボールの選手たちと監督が並んでて、安藤優子がインタビューを始めた。それで、その監督が選手たちにヒンパンにメールを打つそうで、そのメールには「絵文字」も使うらしいんだけど、「オジサンの監督が絵文字を使う」ってことを聞きたかった安藤優子は、こう質問した。


「監督は選手の皆さんによくメールを打つそうですが、絵文字も使うそうですね?」


この文章、こうして文字で読むと何もおかしくないんだけど、安藤優子は、この「絵文字」を「えもんじ」って言ったのだ。「文字」を「もんじ」だなんて、いったい、いつの時代の人間なんだよ(笑)‥‥って、そんなことはどうでもいいんだけど、11時半になってもF1が始まらないから、あたしは、自分が放送時間を思い違いしてたのかと思って、「テレビブロス」で確認してみたってワケだ。

そしたら、「テレビブロス」の番組表には、やっぱり「11時15分から」って書いてあったんだけど、その上を見たら、7時からバレーボールをやってて、バレーボールが延長した場合は「以降の番組は繰り下げ」とかって書かれてた。それで、あたしは、今見てる番組にバレーボールの選手たちが出てることとか、時間になってもF1が始まらないこととか、すべての謎が解けたとともに、「ふざけんな!」って気持ちになった。バレーボールなんか、ゴールデンにやるなよ! 百歩譲って、ゴールデンにやってもいいけど、延長なんかしないで時間通りに終わらせろよ! まったく、いい迷惑だ!

‥‥そんなワケで、バレーボールなんかのセイで、世界のモータースポーツの頂点であるF1グランプリ、それも、モナコGPが繰り下げられるなんて、どれほどクルクルパーなテレビ局なんだろうと思いつつ、見たくもないバカバカしい番組を流しながら、「テレビブロス」をパラパラと眺めてたあたしだけど、ようやくF1が始まったと思ったのもトコノマ、ウキョーとタクマの対談が長々と始まっちゃった。マジで、イイカゲンにしてよ‥‥。ただでさえ、レースの半分くらいしか放送してくれないのに、さらに、こんなどうでもいい対談なんかに貴重な時間を割くなんて、どこまで視聴者を悲しい気持ちにさせれば気が済むんだろう?

で、カンジンのレースのほうは、一般道&ガードレール&ブリジストン&雨ってワケで、最初っから次から次へとクラッシュの嵐で、ミドコロなんかぜんぜんなかった。単独でツッコミを入れてる皆さんだけじゃなく、アホの指示で濡れてんのにムリヤリにドライを履かされてクルクルバビンチョのアロンソとか、何よりもクールなハズのライコネンが、考えられないようなイージーミスを連発して、ドライブスルーペナルティまで食らっちゃう始末。「ドライブスルーペナルティ」は、バリチェロの専売特許なんだから、マネすんなよな!(笑)

とにかく、ライコネンに落ち着きがなくて、イヤな予感がする。そんな中、スタートでもたつくライコネンをかわして前へ出たハミルトンは、中盤を過ぎても沈着冷静で、かつてのプロストをホーフツとさせる安定した走りで周回を重ねて行く。フランク・ザッパに言えば、ミスの少なかったドライバーが生き残るっていうレースで、まんまハミルトンが優勝しちゃったんだけど、何よりも気の毒だったのは、スパイカー改めフォースインディアのスーティルだった。

強豪たちが、どんどんリタイアしたり順位を落としてく中、うまいこと避け続けて、レース後半には4位というアンビリーバボーな位置を走ってて、このまま行けば、チームとしてもスーティル自身としても前代未聞の入賞だった。そして、前を走るマシンが、あと1台消えて、3位の表彰台にでも上がることになったら、こりゃあドンチャン騒ぎの全裸でパレードってくらいワンダホーなとこだったのに、あと数周ってとこで、後ろを走ってたライコネンにツッコミを入れられて、リタイアさせられちゃったのだ。

元はと言えば、60周を過ぎたあたりで、ロズベルグがクラッシュしたのが原因なんだよね。これで、マシンの破片がコース上に散らばっちゃって、セーフティカーが導入されて、各マシンの差が縮まった。特に、トップを走ってたハミルトンと2番手を走ってたクビサとの差は「首の差」になった‥‥って、寒いオヤジギャグを織り込みつつ、セーフティカーが消えてリスタートしたと思ったのもイタノマ、フロントローからスタートして5位だなんて納得できなかったのか、アセリまくったみたいなライコネンは、トンネルの中で一気に加速して、前を走るスーティルに仕掛けて行った。で、トンネルを出た先のシケインで、ライコネンはブレーキをロックさせちゃって、左右にマシンを振りながら、スーティルにツッコミを入れちゃった。

もしもスーティルがポパイだったら、「わ~お!なんてこったい!」って言っただろうけど、あまりにも気の毒な結末だ。目と鼻の先にまで来てた栄光が、自分のセイじゃなくて、他のドライバーのマスゾエで年金がもらえなくなるなんて、あまりにも自民党だ。で、全世界のモータースポーツファンから「そりゃ~ないよ!」って言われちゃったライコネンは、レース後、スーティルとフォースインディアに謝罪した。でも、「今後、4位入賞などというチャンスはないであろう彼と彼のチームに対して、本当に申し訳なく思う」っていう謝罪の言葉、事実っちゃ事実だけど、ナニゲにキツイよね。

‥‥そんなワケで、せっかく琴欧州が優勝したのに、千秋楽の結びの一番で、朝青龍が白鵬に「ダメを押した」上に、知能の低い北の湖のトンチンカンな対応で、さらに後味の悪くなっちゃった夏場所のように、せっかくハミルトンが優勝したのに、レースの千秋楽とも言える残り数周のシケインで、ライコネンがスーティルに「ダメを押した」ことによって、どうにも後味の悪いレースになっちゃった。

でも、ハミルトンの走りを「プロストみたいだな」って思いながら観てたあたしとしては、放送のエンディングで、一瞬だけ、プロストが歩いてるとこが映ったから、「おおっ!」って思っちゃった。プロストを見ると、必ず、セナの顔も思い浮かぶんだよね。それで、プロストのほうだけがどんどん老けてくと、頭の中に浮かぶ若いセナの顔に切なさを感じちゃうんだけど、今でもプロストって、走ってたころとおんなじ顔だし、おんなじ「大泉洋ヘア」だから、見るたびにすごく懐かしい気持ちになれる‥‥って、またまた優勝したハミルトンのことがカヤの外になっちゃった。

だけど、ハミルトンはと言えば、周りのことなんか眼中にない状態で、もう、1人でウハウハの状態なんだよね。憧れのモナコでの優勝ももちろんだけど、それ以上に彼をウハウハにさせてるのが、「プッシーキャットドールズ」のメインボーカル、ニコル・シャージンガー(29)との熱愛だ。5月27日付のイギリスの「デイリーミラー紙」に、「Lewis Hamilton dates Pussycat Doll Nicole Scherzinger (ルイス・ハミルトンがプッシーキャットドールのニコル・シャージンガーとデートした)」って記事で報じられてる。

細かいことを言うけど、この記事のタイトルに注目して欲しい。ニコルが所属してるグループは「The Pussycat Dolls」なのに、このタイトルには「Pussycat Doll」って書いてある。つまり、このタイトルは、「プッシーキャットドールズのメンバーのニコル」って意味じゃなくて、グループ名に引っかけて、「(ハミルトンにとって)可愛い子猫ちゃんのニコル」って書いてるワケだ。ま、これこそが、タブロイド紙のタブロイド紙たるユエンなんだろうけど、多くの男性を魅了し続けて来た百戦錬磨のニコルにしてみたら、6才も年下で、レースのこと以外はほとんど知らずに生きて来たハミルトン坊やのほうが、「子猫ちゃん」て感じだと思うけど。

それにしても、年下で女性経験の少ないウブなスポーツ選手の中から、「これから稼ぎそうな選手」に目をつけてモノにしちゃうなんて、このパターン、まるで、松坂大輔に目をつけてモノにしちゃった柴田倫世みたいだけど、三十路が近くなった女性がガツガツしてるのって、ホントに見苦しいよね‥‥なんて、あたしの感想は置いといて、この記事を読んでみると、ハミルトンがニコルをモナコGPに招待して、レース後には、みんなが見てるラウンジで、抱き合ってキスして優勝をお祝いしたって書かれてる。そして、ハミルトンは、すでにニコルを自分の家族にも紹介したって書かれてる。

‥‥そんなワケで、ニコルにハマッちゃったハミルトンて、なんか、ウブな青年がドロンジョ様の魔の手にかかって、一生を鵜飼いの「鵜」として暮らしてくみたいな気もするんだけど、ま、他人のことだからどうでもいいか‥‥ってなワケで、エヴァンゲリオンのファンにも、パチンコのファンにも、F1のファンにも、すべてに中途半端な内容の日記になっちゃったけど、これぞ「幕の内弁当方式」って言って、あたしが編み出した新しいスタイルの日記の書き方なのだ。何しろ、ニポンの国技である大相撲でさえも、話題になるのは外国人の力士ばかりで、「幕内」の力士を見ても、モンゴル人だ、ブルガリア人だ、グルジア人だ、エストニア人だ、ロシア人だ‥‥って、今やもう、完全に海外からの出稼ぎの人たちの職場になり果てちゃってるし、こんな状態なのに、品格もヘチマもないと思う今日この頃なのだ(笑)


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2008.05.28

辰巳泰子の言霊

Ty3
お知らせしといた「予習」をしてくれたものとして書いてくけど、あたしは、今から十数年前、仲の良い先輩俳人から、「ものすごい歌を詠む歌人がいるよ!」と、辰巳泰子さんの第2歌集、「アトム・ハート・マザー」を紹介された。「アトム・ハート・マザー」って言えば、ピンク・フロイドの有名なアルバム、楽曲のタイトルで、ニポンでは「原子心母」っていうヘンテコな邦題でリリースされたけど、歴史的な1枚なので、名前くらいは聞いたことのある人も多いだろう。

ピンク・フロイドとかキング・クリムゾンとかってバンドは、当時「プログレ(プログレッシブ・ロック)」って呼ばれてて、簡単に言えば、シロートには分かりにくい難解なものだった。普通のロックが「写生画」なら、プログレは「抽象画」って感じだった。リリックスから明確なストーリーや世界観を受け取る一般的なロックと違って、繰り返される効果音や不協和音など、ヤタラと芸術的だから、ホントは分かってなくても、分かったような顔をして聴いてるような人たちも多かったハズだ。

で、そんなプログレを代表するバンド、ピンク・フロイドのアルバムタイトルをつけた辰巳泰子さんの歌集だったから、あたしは、分かりにくい前衛的な短歌なんじゃないかって思った。絵でも音楽でも詩でも、どんなジャンルにも「難解=高尚」って考える人がいるから、先輩俳人の「すごい歌を詠む歌人」て言葉が、そっちの意味での「すごい」なのかと思って、最初はあんまり触手が動かなかった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、そのタイトルによる先入観から、難解な短歌、前衛的な短歌を想像してたあたしは、辰巳泰子さんの「アトム・ハート・マザー」を手にして、最初のページをひらいたトタンに、その思いはふっ飛んだ。そこにあるのは、現代短歌の主流である「頭の中だけで空想して作る創作」の世界とは一線を画した、血の通った生(なま)の声の数々だった。

「予習」で過去ログを読んでくれた人なら、これ以上の説明は不要だと思うけど、今の歌人のほとんどは、恋愛にしろ感動にしろギャグにしろ、すべて頭の中だけで創作して、それをあたかも事実のように31音にマトメてる。つまり、短歌ってのは「31音の小説」であり、評価されてる歌人の多くは、架空の話を作り上げる才能と技術に長けた「小説家」ってことになる。

だから、見たものを見たままに詠むことを王道とする「俳句」をやってるあたしとしては、良くできた短歌ほどウサン臭さを感じるんだけど、それはそれ、短歌と俳句では、「歌」としての位置づけもスタイルも対象もまったく違うんだから、そこんとこはツッコミを入れる部分じゃない。短歌を鑑賞する場合には、あくまでも「創作」として楽しむことが前提で、それこそ、小説を読むのとおんなじだ。小説を読む時に、「どうせ頭の中だけで作ったんだろう」なんて思いながら読む人はいないワケで、アニメを観る時に、「こんなことアリエナイザーだろう」なんて思いながら観る人はいないワケで、これらとおんなじだ。

‥‥そんなワケで、あたしは、短歌に対しては、自分の実践してる俳句とはまったく違う鑑賞の仕方をして楽しんでたんだけど、辰巳泰子さんの歌と出会って、この考え方は一変した。泰子さんの歌は、小説は小説でも、完全に「私小説」なのだ。短歌にありがちな「誰かを演じる」という芝居感覚が皆無だから、脚色や創作の味つけがなされていたとしても、そこには常に「辰巳泰子」という1人の女性が立っている。言葉のひとつひとつに、体温があり生きているから、ナイフで切れば血が噴き出す。これが、泰子さんの歌だ。

これは、俳句の海を泳いで来たあたしにとって、ものすごい衝撃だった。こんなふうに短歌を操る人がいたなんて、短歌という詩形を見直すキッカケにもなったし、何よりも、あたしは、泰子さんの歌の世界に引き込まれた。そして、「アトム・ハート・マザー」を読み終えたあたしは、この歌集を紹介してくれた先輩俳人に頼んで、泰子さんの第1歌集「紅い花」を貸してもらって読んだ。

それからのあたしは、いつも泰子さんに注目するようになって、第3歌集の「仙川心中」、第4歌集の「恐山からの手紙」、第5歌集の「セイレーン」は、ちゃんと買って読んだ。俳句の句集もメッタに買わないあたしが、短歌の歌集を買うなんて、ヨホドのことなのだ。書籍版「きっこの日記」の「きっこさんに50の質問」のコーナーでも、「好きな歌人」として、辰巳泰子さんの名前を挙げてるほどだ。

で、ここまで書いて来て、いつものあたしなら、泰子さんの歌を何首も紹介してるハズなのに、なぜ?‥‥ってワケで、これには大きな理由がある。それは、このたび、泰子さんの短歌朗読ライブの様子をおさめたDVD、「聖夜」がリリースされることになったからだ! 泰子さん、おめでと~♪

このDVDには、過去に「ネイキッドロフト」や「ロフトプラスワン」で行なわれたライブの他に、新たに撮り下ろした新宿路上ライブの様子もおさめられてて、ホントに素晴らしくて大感激した。あたしが泰子さんと出会った「アトム・ハート・マザー」からも60首が朗読されてて、10年以上も、あたしの胸の中に置かれてた泰子さんの言霊が、泰子さん自身の声で歌われることによって、ひとつひとつ昇華して行くような感覚に包まれた。そして、短歌の朗読が素晴らしいのは当然として、朗読の合間のトークにも、胸がジーンとした。だから、あたしが、泰子さんの歌を紹介しなかったのは、初体験の人たちには、まずは、このDVDで味わって欲しいと思ったからだ。

このDVD、「聖夜」は、6月1日にリリースされるんだけど、6月1日(日)の午後1時から、新宿の「ネイキッドロフト」で、リリース記念のライブが行なわれる。チャージは1ドリンク付きで4000円なんだけど、これは、3500円のDVDを含んだ料金なので、ものすごくお得なのだ。

さらには、トークライブのゲストがワンダホーで、テレビでも有名な歌人の枡野浩一さんと、短歌絶叫ライブでオナジミの福島泰樹さんという、あまりにも美味しすぎる顔ぶれだ。枡野浩一さんは、某短歌賞で、最高得点をとりながらも、歌壇の不思議な裏の事情によって大賞を獲れなかった時の50首の中に、あたしの大好きな歌がある。


 「このネコをさがして」という 貼り紙がノッポの俺の腰の高さに  枡野浩一


そして、福島泰樹さんは、東京の下町のお寺の住職さんにして、「頭脳警察」のトシさんと絶叫ライブをやっちゃうようなすごい歌人だ。まあ、あまりにも著名なお2人だから、短歌をやってない人でも知ってる人は多いと思うけど、このメンバーでのトークライブは、ある意味、「洞爺湖サミット」よりも地球のためになるだろう。

‥‥そんなワケで、この「聖夜」は、短歌の歴史に残るDVDになるだろう。短歌に興味のある人はもちろんのこと、今までは興味のなかった人も、作者による朗読ライブを聴くというのは、自分で歌集を読むのとはまったく違う世界なので、ぜひ味わって欲しいと思う。そして、辰巳泰子という1人の女性が生み出す言霊の世界を肌で感じてみて欲しいと思う。きっと、何らかの気づきにつながると思うから‥‥って感じの今日この頃なのだ。


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2008.05.27

お知らせです♪

今日の日記(これから書く日記)は、リトル専門的なことを書く予定なので、過去ログをシッカリと読んでくれてる人はいいのですが、そうじゃないと理解できない部分が多いと思います。

で、お時間のある人は、予習として、次の過去ログを読んでおいてくれるとアリガタイザーです。

どうぞヨロピク♪

「恋歌からエロティッ句へ」(2006年6月18日)
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20060618

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1500日の思い

人間による環境破壊の影響を始め、オニヒトデの大量発生、赤土の流出など、その他の複数の原因によって、世界中の海のあちこちでサンゴが死滅し続けてるけど、沖縄の海のサンゴも、危機的状況にある。今から10年前の「国際サンゴ礁シンポジウム」で、すでに沖縄のサンゴは「90%以上が破壊されている」って報告されてるのだ。

そして、多くの人たちが、かけがえのない沖縄のサンゴを守るために、いろんな努力を続けてる。様々な調査をしたり、サンゴの子供を植えたり、そのために募金を集めたりと、自然の大切さを知ってる人たちが、いろんな努力を続けてる。あたしも、スズメの涙ほどだけど、定期的に寄付を続けてる。去年は、ケガをしてお仕事ができなくなって寄付できなかったけど、今年から、また再開した。

だけど、現状はと言えば、沖縄のサンゴが減り続けてることに変わりない。だから、先日の「大浦湾で新たなサンゴの群落が見つかった」ってニュースは、ホントに嬉しかった。5月の中旬に、NHKの「お元気ですか 日本列島」で、このサンゴの群落の様子を水中撮影した映像を放送したけど、「きっこの日記」でも放送のお知らせをしたから、観た人も多いと思う。そして、宝石よりも美しいアオサンゴやユビエダハマサンゴ、その間を泳ぐ可愛いクマノミたちを観て、誰もが「この海を守りたい」「この海をこのままの姿で次の世代へ渡したい」って思ったハズだ。

でも、放送でも報じてたけど、悲しいことに、ここは「アメリカ軍の普天間基地の移設先」なのだ。この貴重なサンゴの群落は、ジュゴンの餌場や他のサンゴと同様に、人間の手によって破壊されてしまうのだ。オニヒトデに食べられるのでもなく、赤土の流出で死滅するのでもなく、戦争のための基地建設によって、この世から消滅させられる運命にある。だから、辺野古の人たちは、ずっと「平和の座り込み」を続けてる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、この放送のあと、辺野古のカヌー隊の人から1通のメールが届いたので、その冒頭の部分だけ紹介する。


NHKの番組、ご覧になったでしょうか?
広大な海を埋め立てて軍事基地を造り、そこが稼働し続けることが問題、ではなく、「作業ヤードを作ることが問題」としか言えなかったことは、NHKの限界かもしれません。
ただ、このような具体的な事実ひとつひとつを積み上げていくことが、基地建設を止める上で重要だと思います。
今日紹介されたサンゴ群とは別に、先日、更に大きなサンゴ群をボランティアダイバーが見つけています。
その詳細な調査、撮影はまだ行われていません。
またご紹介できる機会があればと願っています。


‥‥それから、もうひとつ、5月6日付の「琉球新報」の「声」欄に掲載された、辺野古のカヌー隊の人の投稿を紹介する。


「基地の加害に向き合おう」(那覇市 E・N)

四月二十六日夕方のことでした。名護市辺野古のキャンプ・シュワブで、米軍の水陸両用戦車の演習が行われました。
私は仲間と共に船に乗り海上へ出ました。そして間近で、水陸両用戦車がジュゴンやウミガメの餌場となる藻場を踏み荒らし、リーフ上のサンゴも踏み付けていく様子をはっきりと見ました。
踏み荒らされたばかりの藻場は、とても痛々しい光景でした。巻き上がった砂で濁った海面には、キャタピラにより切り刻まれたウミクサが無数に、無残に散っていたのです。私は何もできなかったやりきれない思いと、言葉にならない怒りで心がいっぱいになりました。
また現在行われている新基地建設に向けた環境アセス調査で使用されている機材のパッシブソナーも、水陸両用戦車によって破損されていることが後日、確認されました。演習で機材を壊されるような調査で、一体、環境の何かわかるのか疑問です。
アセス調査は、踏み荒らされた藻場も合わせ、こうした演習の直後にやってみたらどうかと思います。そして、米軍基地そのものが、どれだけ環境破壊であるかということをはっきり示すべきだと思います。
翌二十七日、世界各地の紛争や、在沖米軍基地などの取材を続けるフォトジャーナリストの森住卓さんの講演会へ行きました。イラクに劣化ウラン弾は何をもたらしたのかという内容でした。スライドで見せていただいた多くの写真が、放射性物質による被害を受けた子供たちでした。放射性物質は何世代にも渡り被害を与えます。特に無脳死の赤ちゃんの写真はとてもつらいものでした。生まれたばかりだけれど、無脳症のために、あと数十分もすれば、死んでしまう。それでも必死に生きている姿の写真でした。
森住さんは、この子を看ていたスタッフに言われたそうです。「写真を撮り、世界中にこの惨状を伝えることで、この子は生まれてきた意味がある」と。他にも、常識では考えられない病気を発病した子供たちの写真が続きました。
この講演は、私の中で、前日の米軍演習と結び付きました。米軍演習も、新基地建設の環境アセス調査も、その先にたどり着くものは、戦争で犠牲になる人々です。森住さんの写真を見れば、はっきりわかります。
忘れてはいけないことは、沖縄の海兵隊が相手にしているのは、こうしたイラクの子供たちだということです。為政者は「市民はターゲットではない」と言います。しかし、実際には、無差別に人々が犠牲になっているのです。
こうした写真をぜひ、日米政府の皆さんに見てほしいです。沖縄防衛局、防衛省の皆さんに見てほしいです。そして、沖縄に生きる私たち一人一人も、向き合わなければならないと思います。
どんな戦争にも正当性はありません。それと同様に、基地があること、ましてや、新しい基地をつくることが許される理由などありません。基地は「仕方がない」という理由は、イラクで犠牲になっている人々の前では、許されてはいけないと思うのです。


‥‥そんなワケで、明日の5月27日で、沖縄の辺野古での「平和の座り込み」が1500日を迎えるため、昨日、25日の日曜日に、「1500日集会」が行なわれた。でも、これは、2004年4月から始まった「港での座り込み」から数えて1500日ってことなのだ。普天間基地の移設先を国が勝手に辺野古沖に決め、辺野古の人たちが反対の座り込みを始めたのは、1997年、もう11年も前のことだ。

戦後63年、手を変え品を変え、嫌なものは何でも沖縄に押しつけて来たニポン政府。常にアメリカのほうを向き、アメリカ軍と一緒になって沖縄の人たちを苦しめ続けて来たニポン政府は、沖縄の人たちのことを「国民」とは思っていないのだろう。いつまでも繰り返される在沖アメリカ兵の凶悪犯罪の数々と、それに対する政府の対応を見れば、こんなことは一目瞭然だ。

そして、今、辺野古の人たちが何よりも憤慨してるのが、辺野古での「平和の座り込み」を威嚇、攻撃してる防衛局が、アメリカ軍のキャンプ・シュワブ内に監視小屋を造り、キャンプ・シュワブ内の海岸から妨害船を出しているという事実なのだ。今までは、ニポン政府の防衛局は、ニポンの土地から監視したり、近くの一般の港から出船したりしてた。当然だろう。だけど、去年、アメリカ政府から「早くしろ!」って命令されたニポン政府は、ちゅら海を守るための「平和の座り込み」を続けるオジィやオバァたちを排除するために、ナナナナナント! 55億円もの予算を投入して、何十艘もの船をそろえたのだ。

これだけでも異常なことなのに、その上、アメリカ軍のキャンプ・シュワブ内に監視小屋を造り、キャンプ・シュワブ内の海岸から妨害船を出すなんて、詳しくは分からないけど、憲法とかナントカ協定とかに違反してる雰囲気がマンマンだ。そして、防衛局の職員がキャンプ・シュワブ内の監視小屋から見張り続けるようになったことによって、防衛局に雇われてる作業船のダイバーたちの暴力行為も、どんどんエスカレートして来た。

先日も、東京でカンパを集めて、毎月1人ずつ座り込みのメンバーを辺野古へ送り込んでる女性が、法令を無視して調査を強行する作業船にしがみついて阻止しようとしたところ、作業員から蹴り落とされた。幸い、海だったから大事には至らなかったけど、完全非暴力の人たちへの作業員による殴る蹴るの暴力は、毎日のように報告されてる。

そして、キャンプ・シュワブ内の監視小屋の2階のベランダから、こうした様子を「見物」しているのが、防衛局の職員たちなのだ。つまり、完全非暴力の女性やお年寄りに対してまで、傍若無人な暴力を続ける作業員たちは、雇い主である防衛局から「暴力をふるうことを認められてる」と思ってるのだ。

‥‥そんなワケで、大ウソつきのアベシンゾーは、「美しい郷土をつくるために、心が安らぐ地域や住宅、不安のない農山漁村、環境に優しい社会を自民党が実現します。」って公約を掲げた。これは、今でも自民党の公式ホームページに掲載されてんだから、今でも公約なんだろう。そして、「美しく活力のある自然と共生する地域づくり」と題して、こんなことが書いてある。


「里地・里山」「里海」などの美しい森や豊かな水辺づくり、生物多様性の保全や希少な野生生物の保護を進める。また、わが国の美しい自然が、大切に守り活用すべき貴重な国民の共有財産であることを体感する「エコツーリズム」を国民運動として推進する。


‥‥はあ? これ、本気で言ってんの? もしもそうなら、言ってることとやってることが正反対だと思うんだけど‥‥。「希少な野生生物の保護を進める」と公約に掲げながら、ジュゴンやウミガメの餌場やサンゴを破壊して、イラクやアフガンの子供たちを殺すための基地を造ろうとする。「大切に守り活用すべき貴重な国民の共有財産である」ところの「わが国の美しい自然」を守るための「国民運動」を暴力で排除しようとする。

アメリカ軍の人殺しのために、毎年毎年5000億円も上納し、その他に2000億円以上もの「思いやり予算」を上納し、さらには、8000億円もの税金を使って普天間基地を移設して、ジュゴンやサンゴを絶滅させるなんて、こんな税金の使い方が許されるのだろうか? そして、その海を守ろうとしてるオジィやオバァを排除するために、さらに55億円もの税金を投入して「嫌がらせ行為」を繰り返すだなんて、果たして、こんな税金の使い方が許されるのだろうか? この55億円は、沖縄の海を守るために使うべきなんじゃないのか? こんなに税金が余ってるんなら、全国のお年寄りの医療費をすべて無料にするほうが先なんじゃないだろうか?

‥‥そんなワケで、本来なら、この国の自然を守るために使われるべき税金が、かけがえのない自然を破壊するために使われ続けてる。本来なら、この国の宝であるお年寄りたちに、安心して暮らしてもらうために使われるべき税金が、そのお年寄りたちを苦しめるために使われ続けてる。こんなデタラメがマカリ通ってるのも、アメリカの飼い犬である自民ナンミョーの売国政権が、防衛利権、基地利権のことしか考えずに、国民不在の政治を続けて来たことに他ならない。だから、沖縄の皆さん、5月30日告示、6月8日投票の「沖縄県議会議員選挙」では、オムライス党の候補者に投票するように、自民党とナンミョー党の候補者を1人でも多く落選させるように、がんばって欲しい。

そして、沖縄県以外の人たちは、辺野古の「平和の座り込み」に注目し、応援して欲しい。できれば、カンパに協力して欲しい。税金でそろえた何千万円もする船で自然破壊や暴力を繰り返す防衛局に対して、辺野古のオジィやオバァたちは、手漕ぎのカヌーやゴムボートで、完全非暴力の海上座り込みを続けてる。殴られても、蹴られても、何メートルもの高さから叩き落とされて意識を失っても、それでも、かけがえのない愛する海を守るために、沖縄を「加害者の島」にしないために、1500日もの間、座り続けて来たのだ。だから、ニポン人であれば、この国を愛する者であれば、どこに住んでても、どんなに小さなことでも、自分にできることをやって欲しいと思う今日この頃なのだ。


カンパ先 ヘリ基地反対協議会
カンパ方法 郵便振込み
郵便振替番号 01700-7-66142
加入者名 ヘリ基地反対協議会
住所 沖縄県名護市大西5-5-6 電話0980(53)6992
※通信欄に「海上阻止カンパ」と記載して下さい。激励メッセージもお寄せ下さい。


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昨日の「1500日集会」については、以下のサイト等で記事や動画などを見ることができます。

「ちゅら海をまもれ!」
http://blog.livedoor.jp/kitihantai555/

「新基地建設反対 抗議のすわりこみ1500日」(QAB琉球朝日放送)
http://www.qab.co.jp/01nw/08-05-25/index3.html


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2008.05.26

大野修の処分が出ました。

「福島中央テレビ」が、大野修の処分を発表しました。
  

《ホームページでの記事盗用について》

福島中央テレビは、本日(5月26日)、賞罰審査委員会を開催し、次の通り決定しましたのでお知らせいたします。

1.懲戒処分(5月26日付)

報道制作局アナウンス部 大野修 懲戒休職2ヶ月、職場変更

常務取締役報道制作局長 寺島祐二 減給10% 1ヶ月

報道制作局アナウンス部長 菅佐原隆幸 減給10% 1ヶ月

2.理由

大野修は会社のホームページ上の「アナウンス室日記」に他人のブログ記事を盗用し掲載した。これは表現・報道に携わるものとしてあってはならない行為であり、盗用した関係先にご迷惑を掛けるとともに、会社の信頼を傷つけ会社に甚大な損害を与えた。
アナウンス部長菅佐原隆幸、報道制作局長寺島祐二は問題発生を防ぐことが出来なかった監督責任を問うものである。

社内調査の結果、ブログ記事の盗用が15件確認されました。
以下、盗用が確認されたブログ様です。

「ぐっちーさんの金持ちまっしぐら」「HiT株式教室」「カテキンの中国株(テンセントで大勝負!!)」「いちカイにヤリ 投資世代」「ずんちゃか株式投資雑記帳」「今日の覚書、集めてみました」「ニッセイ基礎研究所」「おかねのこねた」「Charlie 2008」「(チェーンメールのため参照先不明)」

関係先の皆様、視聴者の皆様、福島中央テレビホームページをごらんいただいている皆様にあらためてお詫び申し上げます。

http://www.fct.co.jp/


‥‥ものすごい数のブログから盗作してたんですね。それにしても、これほど悪質なことをやってもクビにならないなんて、福島県の大学生の皆さん、「福島中央テレビ」に就職すると食いっぱぐれがないと思いますよ(笑)


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盗作アナウンサーのイイワケ

「福島中央テレビ」のアナウンサー、大野修(38)が、局の公式ホームページ内で連載してる「アナウンス室日記」という連載コラムで、有名なブログのエントリーを丸ごとパクッて掲載するという厚顔無恥な犯罪行為を犯したのにも関わらず、イイワケがましい中途半端な謝罪をして、火に油を注いでる。エントリーをパクられたのは、週刊誌に連載も持ってる有名な証券マンブロガーの「ぐっちーさん」で、大野修は、「ぐっちーさんの金持ちまっしぐら」の5月14日のエントリー、「日本ブランド」をタイトルから内容まですべてを丸パクリして、5月24日の自分の日記に掲載したのだ。

それなのに、恥知らずの大野修は、「自分の経験と重なった。盗用と言われても仕方がない」とノタマッてるのだ。そして、「福島中央テレビ」のホームページに掲載された局からの謝罪文にも、「ホームページを参考にしたつもりだが、盗用と言われても仕方がない」とのコメントが書かれている。以下、その謝罪文だ。


《ホームページでの記事盗用について》
福島中央テレビのホームページにあるアナウンス日記(大野修アナウンサー担当 5月24日更新分)において、「ぐっちーさんの金持ちまっしぐら」のブログ記事から「日本ブランド」の記事を、本人の了解なく盗用した事実が判明いたしました。本人から直接の聞き取りをしたところ、「ホームページを参考にしたつもりだが、盗用と言われても仕方がない」と認め、深く反省の意を示しました。福島中央テレビでは、視聴者、関係者の皆様に納得いただけるように、社内規定に照らして厳正に対処いたします。ご迷惑をかけて誠に申し訳ございませんでした。

「福島中央テレビ」
http://www.fct.co.jp/


「自分の経験と重なった」とか「ホームページを参考にしたつもりだが」とかって、まずはイイワケをしてから、「盗用と言われても仕方がない」とはナニゴトだ! これじゃあ、まるで、盗用か盗用じゃないか判断しにくいギリギリのラインなのに文句を言われて、それに対して謝罪してるみたいな感じだと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、「福島中央テレビ」は、ソッコーで「アナウンス室日記」を閉鎖しちゃったから、あたしがその内容を紹介するけど、とりあえず、冒頭の部分だけでも見比べて欲しい。最初が、ぐっちーさんの書いたエントリーで、次に大野修の書いたものを並べてみる。


「5月14日のぐっちーさんの文章」

世界中の人々から見て「日本ブランド」といったとき何を思い浮かべるか?? 
トヨタとかソニーとかキャノンとか出てくると思うかもしれませんが、アメリカ辺りだとソニーはアメリカの会社だと思っている人がたくさんいますのでそうはなりません。


「5月24日の大野修の文章」

世界中の人々から見て「日本ブランド」といったとき何を思い浮かべると思いますか?
トヨタとかソニーとかキャノンとか出てくると思うかもしれませんが、アメリカではソニーなどはアメリカの会社だと思っている人が結構いますのでそうはなりません。


‥‥皆さん、どう思う? これが「自分の経験と重なった」とか「ホームページを参考にしたつもりだが」とかってレベルの話だろうか? 大野修の文章は、最初から最後までこの調子で、誰がどう見ても「完全な盗作」としか言えないレベルなのだ。そして、この、「たくさん」を「結構」に変えたりっていう、あまりにもコソクな小技も連発してるのだ。たとえば、こんな記述もある。


「5月14日のぐっちーさんの文章」

例えば手形。これは日本にしかありえません。
100万円を90日後に払うよ、と私が誰かに出す訳ですね。悪い奴がいれば明日換金しちゃえ、なんてことがすぐおきそうですが、みなさん商習慣として90日をキチンと守る。
その代わり裏書をすることで次の人に譲れる。つまり100万円の価値を裏書で生み出していく。これはお互いよほど信用が無ければできない訳で中国はおろか、アメリカでも絶対に通用しない究極の信用システムです。
でもそのおかげで中小企業は資金繰りができる。丸紅とかが出した手形なら安心なので(最近社員が詐欺を働くのでそうでも無いみたいだけどね)丸紅は丸紅で長めのサイトの手形を発行する事で資金繰りが楽になる、というこれをまさに「ウィンウィンの関係」と言うわけです。


「5月24日の大野修の文章」

例えば「手形」。これは日本にしかありません。
100万円を60日後に払うよ、と誰かに出すとします。悪い人(会社)がいれば明日換金しちゃえ、なんてことがすぐおきそうですが、みなさん商習慣として60日をキチンと守る。
その代わり裏書をすることで次の人に譲れる。つまり100万円の価値を裏書で生み出していく。これはお互いの信用が無ければできない訳で、アジアはおろか、欧米でも絶対に通用しない究極の信用システムです。
でも、そのおかげで中小企業は資金繰りができます。長めのスパンで手形を発行して資金繰りは楽になる上に、無駄な金利も支払わなくて済む。これはまさに「ウィンウィンの関係」と言えます。


‥‥そんなワケで、これほど丸ごとパクッてるのに、「90日」を「60日」に変えたり、「中国」を「アジア」に変えたり、「アメリカ」を「欧米」に変えたり‥‥って、あまりにもコソクすぎる。こんなにパクるんなら、一字一句ソックリにコピーしたほうが、まだ潔くて男らしいと思うよ。

それにしても、この大野修って男、どんな顔してこの作業をしてたんだろうね。深夜に自宅のパソコンで、ぐっちーさんのエントリーを丸ごとワードパッドにコピーして、チョコチョコと部分的に言葉を入れ替えながら、ニヤニヤとしてたのかね。そして、次の日に平然と自分の書いた文章として公開しちゃうなんて、どれほどブ厚いツラの皮をしてるんだろう?

とにかく、大野修の文章は、最初から最後までこの調子で、とてもじゃないけど「(ぐっちーさんの)ホームページを参考にした」なんてレベルじゃない。それなのに、中途半端な謝罪文でゴマカスなんて、どこまで腐りきった人間なんだろう? 普通、これほど悪質な盗用がバレたら、いっさいのイイワケをせずに、「盗用しました。申し訳ありませんでした」って、キチンと謝罪すべきなんじゃないの?

「自分の経験と重なった」とか「ホームページを参考にした」とかってイイワケも、結局は「大ウソ」なんだよね。ようするに、謝罪する時にまでウソをつくような腐りきった人間だってことだ。その証拠に、この「アナウンス室日記」の過去ログを調べたら、今回のエントリーだけじゃなくて、過去のエントリーにもいろんなブログからのパクリが次々と発覚してるのだ。つまり、コイツは、盗作の常習犯だったってことで、あまりにも悪質すぎる。

で、ぐっちーさんのほうは、悪質極まりない盗作野郎とヒキョ~なテレビ局に対して、ブログ上で「徹底的に戦う事をここに宣言致します」って言ってる。東京新聞の取材に対しても、「ほとんどをコピーしたもので罪は深い。訴訟を提起する」ってコメントしてる。

‥‥そんなワケで、ブログにしろWEB日記にしろ、こうしてネット上に文章を公開してると、黙って盗んで行くコソドロ野郎の被害に遭うことがある。あたしも、今までにずいぶん被害に遭ったけど、たいていは削除と謝罪を要求する程度で、それ以上の対応はして来なかった。それは、相手も個人のブログだったからだ。

だけど、今回のぐっちーさんの場合みたいに、相手がテレビ局の公式ホームページとなれば、話は大きく違って来る。ぐっちーさんは、「ひとこと、ぐっちーのブログにはこう書いてありまして、賛成ですね、と書けばよかったこと。それを自分の手柄のようにかくジャーナリストを雇っているとなると、本業でこういう著作業をされている方の著作権はどこにいくのか?? 私が立ち上がるしかない、と思い至りました。」って言ってるけど、ホントにその通りだと思う。

あたしの文章を無断でパクッたとしたって、ヒトコト「きっこの日記に書いてあったけど」って書いてあれば、あたしは大目に見る。だけど、人が時間をかけて書いた文章を丸ごとパクり、さも自分の手柄のように公開されたら、これほど腹の立つことはない。そして、百歩譲って、「つい出来心」だったとしよう。そしたら、バレた時点で、キチンと盗用を認めて、キチンと謝罪すべきだろう。そうしていれば、ぐっちーさんも「訴訟」とまでは言い出さなかったと思う。

だけど、今回、大野修と「福島中央テレビ」は、ぐっちーさんには謝罪も連絡もせずに、一方的に「アナウンス室日記」を閉鎖して、中途半端な謝罪文を掲載しただけで、「終わり」にしようとしているのだ。こんなことが許されたら、ネット上の文章は盗み放題ってことになっちゃうし、バレたら削除すればOKってことになっちゃう。

‥‥そんなワケで、今回の事例よりも悪質なのが、ネット上の個人ブログのエントリーを丸ごとパクッて、それを「自分が書いたこと」にして出版して金儲けをするヤツだ。マサカ、そんな恥知らずはいないだろうと思うかもしれないけど、これが、いるんだよね。

最近で有名なのは、「朝日新聞」の書評委員もやってる唐沢俊一による、去年の盗作問題だろう。これは、唐沢俊一が「たった5日間で書き上げた」と豪語した「新・UFO入門 日本人は、なぜUFOを見なくなったのか」(2007年幻冬舎新書)という本の中で、「漫棚通信」という個人ブログのエントリーを丸ごとパクッていたのがバレだ問題だ。ま、ネット上の文章を盗みまくってもいいんなら、誰でも5日間で本の1冊くらい書けるだろう。

で、この問題が大きくなったのも、今回の大野修と同様に、盗作がバレたあとの往生際の悪さによるものだった。唐沢俊一の盗作も、原典の「漫棚通信」のエントリーを丸ごとコピーして、部分的に言葉をチョコチョコと変えただけにしか見えず、盗作であることは誰の目にも明らかなのに、唐沢俊一は「参考にした」だの「引用した」だのって、大野修とソックリのイイワケをウダウダと続けた挙句、アジのヒラキナオリとしか思えないような態度に出たそうだ。

ま、詳しくは、被害者である「漫棚通信」の「唐沢俊一盗作騒動」を読んでもらってもいいし、「唐沢俊一 盗作」で検索すれば、数えきれないほどの情報がヒットするから、唐沢俊一の他の著作の盗作疑惑についてもタップリと知ることができる。

‥‥そんなワケで、ネット上の個人ブログのエントリーを盗み、それを「自分が書いたこと」にして出版しちゃうような「プロの作家」がいたとは、開いた口からエクトプラズムが出て来て幽体離脱しちゃいそうなほど呆れ返っちゃうけど、こんなことを書いてると、この、あたしのオリジナルである「開いた口からエクトプラズムが出て来て幽体離脱」もパクられちゃいそうだから、この辺にしとこうと思う今日この頃なのだ(笑)


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2008.05.25

六ヶ所村の再処理工場直下に活断層

「再処理工場直下に活断層か 青森県六ケ所村」(共同通信)

試運転中の使用済み核燃料再処理工場がある青森県六ケ所村の核燃料サイクル施設の直下に、これまで未発見だった長さ15キロ以上の活断層がある可能性が高いとの研究を、渡辺満久東洋大教授(地形学)らが24日までにまとめた。沿岸部海域の「大陸棚外縁断層」とつながっている可能性もあり、その場合、断層の長さは計約100キロに達し、マグニチュード(M)8級の地震が起きる恐れがあるという。日本原燃は昨年、新潟県中越沖地震とほぼ同じM6・9の直下型地震などを想定しても「施設の安全性は確認されている」と国に報告したが、教授は今回の研究を踏まえ「耐震性を再検証すべきだ」と指摘している。渡辺教授は研究結果を、千葉市で25日から開かれる日本地球惑星科学連合大会で発表する。(2008年5月25日)

http://www.47news.jp/CN/200805/CN2008052401000787.html


「福島第一原発5号機を手動停止、冷却水システムに不具合」(時事通信)

定期検査中に原子炉に冷却水を供給するシステムが停止したとして、東京電力は25日、福島第一原子力発電所5号機(福島県双葉町、78万4000キロワット)の原子炉を手動停止し、原因を調査すると発表した。同日午前3時40分から原子炉の停止操作を始めた。外部への放射能漏れの影響はないという。(2008年5月25日)

http://news.nifty.com/cs/headline/detail/jiji-25X762/1.htm


★ 「ロッカショ/2万4000年後の地球へのメッセージ」は、写真や図解なども豊富で、SUGIZOさんや坂本龍一さんをはじめ、多くの著名人による素晴らしい1冊です。六ヶ所村で暮らしている人たちの声も収録されているので、ぜひ読んで欲しいと思います。また、この本の印税は、地球環境を守るために使われます。


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活断層まで偽装するニポン政府

中国の四川省で起こった大地震は、どうしても政治的な側面から報道されることが多くて、正しい情報が伝わって来ない。テレビのニュースやワイドショーでも、コメンテーターの多くは、多くの失われた人命や今も苦しんでる人たちのことには軽く触れるだけで、自分の政治的なスタンスからの発言を繰り返してる。たとえば、「ニポンの救助隊が行ったことで中国人の反日感情がなくなった」ってことばかり繰り返してる人もいれば、「寄付金の金額が少ない企業には文句を言う中国人が多い」ってことを強調してる人もいた。

そして、昨日あたりからは、他国からの救援物資を横流しして、お店で売ってた人たちの問題ばかりにスポットを当ててる。こうした報道やコメントをする人たちって、所詮は「対岸の火事」って思ってる気持ちが丸出しで、あたしは、おんなじニポン人として、ホントに恥ずかしく思う。

まあ、チベット問題の時よりは遥かにマシだとは言え、それでも中国政府が海外に向けて報じてるのは、「北京オリンピックに向けた意欲」だとか、「地震によって他の地域にも観光客が来なくなったことによる減収」だとか、どうもピンと来ないものが多い。震災の報道にしても、すでに息絶えてしまった男性に向かって、肉親や医者ではなく、テレビの女性レポーターが泣き叫びながら揺り起そうとしてて、その映像を全世界へ配信するなんて、あまりにもシラジラしい。長年、洗脳し続けて来た自国民なら簡単に騙せるだろうけど、他国の国民から見たら、首を傾げるような映像が多い。

だから、ニポンのマスコミも、どう扱っていいのか困ってるんだと思うけど、だからって、これほど悲惨な大災害が起こったのに、それにかこつけて政治的な色合いの強い報道やコメントを小出しにしてくなんて、あまりにも人間性が低すぎると思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたし的には、どうでもいいコメンテーターの偏った私見なんかよりも、何のフィルターもかかってない「真実」を知りたいワケで、できる限り海外メディアの報道を見て来たんだけど、中国政府が「真実」を隠してるんだから、それを受けての海外メディアの報道は、どこも似たり寄ったりだった。だけど、今日、ナニゲに「サイエンス誌」の電子版のヘッドラインを見てたら、5月21日付の記事で、「Chinese Researchers Take Stock After Quake (中国の研究者による地震後のレポート)」ってタイトルが目に入った。それで、さっそく読んでみたんだけど、サスガ、科学誌ってワケで、政治的な色合いがゼロの内容だった。

中国科学院の「成都山地災害・環境研究所(IMHE)」の韋方強(ウェイ・ファンギャン)博士によるレポートを元にした記事で、もちろん、断片的には既報の情報も含まれてたけど、なかなか興味深いことも書かれてた。それで、今日は、いつもの「きっこ訳」で申し訳ないけど、できるだけ原文のニュアンスに忠実に、全文を掲載することにした。


「中国の研究者による地震後のレポート」

ウェイ・ファンギャン博士は、今回の地震の震源地とされる龍門山(ロンメンシャン)地域は、もともと地すべりしやすいエリアだったと言っている。しかし、地震のあと、ウェイ博士が「成都山地災害・環境研究所(IMHE)」の研究員7人と現地を視察に行ったところ、あまりの被害の大きさに茫然としてしまった。まるで、丘そのものが大爆発して吹き飛んでしまったかのように見えたのだ。広範囲に起こった大規模な地すべりは、北川(ベイチュアン)の都市のビルをすべてなぎ倒して平らにしてしまい、斜面に点在していた村々を飲み込み、全滅させてしまっていた。

現地時間の5月12日、午後2時28分、四川大地震は、マグニチュード7.9という大きさで発生した。しかし、ミズーリ大学の地球物理学の教授、ミーン・リウ(Mian Liu)博士は、「地球物理学者にとっては大きな驚きではなかった」と言っている。「1933年に約9000人を死傷させた、マグニチュード7.5の地震の時と同じ活断層の上で起こったからだ」と述べ、十分に予見できた地震であると示唆した。しかし、今回の四川大地震での被害者数は恐ろしい数で、5月20日の時点で、すでに数千人の子供を含む4万人もの人々が亡くなっている。

激しい余震が続いたあと、龍門山の200kmにも渡る範囲のあちこちで発生した大きな地すべりは、9本の川を何ヶ所も堰き止め、24の湖を作った。現在、もっとも大きくて、もっとも危険なのは、北川の都市の3.5kmほど上流のエリアだ。もしも、この砂妨ダムが決壊すれば、ものすごい洪水が起こり、北川の町で救助や調査にあたっている人たちを脅かすことになるだろう。そのため、ウェイ博士は、「我々は別の大災害を心配している」と言っている。IMHEの研究員たちは、来週には、この危険な地域へ向かい、地すべりの資料をサンプリングし、現状の地形図を製作する計画だ。これは、地すべりで全滅してしまった北川の都市を再建するための安全な場所を見つけて、当局へ報告するための任務なのだ。そして、現在の北川の都市は、確実に破棄されることになる。

「成都生物学研究所(CIB)」では、宿舎の壁が倒壊して亡くなった3人の研究員を追悼している。地震から1週間後、研究員のうちの10人は、研究所から北西へ220kmの松の森林の中にある「茂県(モケン)山・生態系研究所」で足止めになっていた。今回の被災地域には、22の自然保護区を含む生物の多様性スポットがあり、彼らは、ここで、多くの長期プロジェクトを行なっていた。しかし、今回の大地震により、すべてのプロジェクトを最初から見直さなければならなくなった。「地震でいろいろな場所の景観が劇的に変わってしまったからだ」と、研究所の生物学者、ルオ・ペン(Luo Peng)博士は言う。

そして、彼らに与えられた緊急の任務は、この地域の「竹」を調査することだ。「竹は70年おきに花を咲かせるのだが、1970年代に起こった大きな地震の直後、広い帯状のエリアの竹が、突然、開花して、すぐに枯れてしまったからだ」と、パン・カイウェン(Pan Kai-Wen)博士は言う。そして、「地震と竹の開花とにどのような因果関係があるのかは謎だが、もしもまた広範囲の竹が開花して枯れるようなことになれば、大規模な集団死が続き絶滅の危機に瀕しているジャイアントパンダにも大きな影響を及ぼすかもしれない」と言う。

一方、何人かの専門家は、今回の大地震を教訓にして、中国政府は地震の研究への対応を再考すべきだと主張している。北京大学の地球物理学者、チョウ・シヨン(Zhou Shiyong)博士は、「数十年もの間、この国の地球物理学者たちは、地球の構造の研究ばかりに没頭して来たが、これからは、もっと地震の研究や予知などに尽力すべきだ」と言っている。

そして、そうなれば、間違いなく厳しく調査されるのが、中国の建築基準だろう。ミーン・リウ博士は、「地震の危険度の分析や管理を徹底し、それに合わせた建築基準の見直しや強化が必要だ。特に学校や病院を始めとした公共施設に関しては、早急に対応すべきである」と言っているが、四川省の学校や病院で何千人もの犠牲者が出てしまったあとでは、その警告はあまりにも遅すぎたと言える。


‥‥そんなワケで、これが全文なんだけど、あたしの訳にツッコミを入れたり揚げ足をとったりしたい人は、原文を読んでみてください‥‥なんてことも言ってみつつ、これだけ訳すのに1時間以上もかかっちゃって、もうクタクタだ。だって、もともとは中国語のものが英語になってるから、たとえば、「The Longmenshan, or Dragon's Gate Mountains~」なんて書いてある。で、あたしは、「Longmenshan」が読めないから、そのあとの「Dragon's Gate Mountains」を「龍の門の山々」って訳して、そこから、「龍門山のことだな」って想定した。で、「Longmenshan」をなんとか「ロンメンシャン」て読んでみてから、インターネットで調べてみたら、「龍門山」のことを中国語の読み方では「ロンメンシャン」て読むってことが分かったのだ。

「北川(ベイチュアン)」にしても、原文には「Beichuan」て書いてあるだけだから、なんとか「ベイチュアン」て読んで、これをインターネットで調べてみたら、四川省の北川県のことを中国語の読み方では「ベイチュアン」て読むってことが分かって、ようやく「北川(ベイチュアン)」て書けたってワケだ。それで、人名とか研究所の名前とかも、みんな1つ1つ調べて書いてたから、すごく時間が掛かっちゃった。

だから、ホントなら、ここからこの記事に関して、あーだこーだと書いてくのが「きっこの日記」なんだけど、今日は、1日の日記にかける時間をすでに使いきっちゃったので、簡単にマトメるだけにする。で、この記事を読んで、あたしが感じたことは、「実際には、ニポンで報じられてる何倍もの規模で被害が出てるんじゃないのか?」ってことだった。これは、あくまでも、あたしの憶測だけど、ニポンを始め海外メディアにはいっさい報じられてないだけで、実際には、山間部などの小さな村などが、いくつも全滅してるんじゃないかってことだ。テレビで流してる被災地の映像は、比較的、大きな都市など、救助隊や報道陣などが到達できた地域だけで、未だに救助の手が届いていない小さな村などがたくさんあるんじゃないかってことだ。

‥‥そんなワケで、すでに「救出」から「復興」へとハンドルを切った中国政府の目には、未だにガレキの下に埋まってる人たちより他に大切なものがあるみたいだけど、中国の何倍もの活断層の上で暮らしてるあたしたちにとって、今回の四川大地震は、決して「対岸の火事」じゃない。江川紹子さんもテレビで指摘してたけど、ニポンの学校は、200校に1校は「活断層の真上」にあるのだ。国によっては、「活断層から何十メートル以内には家屋を建ててはいけない」っていう「活断層法」を実施してるとこもあるってのに、世界一の活断層王国であるニポンでは、活断層の真上に、耐震強度を偽装した原発を林立させちゃうほどだから、学校や病院なんてまったくオカマイナシなんだろう。柏崎刈羽、敦賀、島根を始めとして、四川大地震クラスの地震が起こったらアッと言う間にチェルノブイリって感じの原発だらけの上に、浜岡原発なんか、すぐ近くにある大きな活断層を「無いこと」にしちゃうって言う呆れ返る偽装まで行なってんだから、ニポンの政府のやってることって、もはやキチガイ沙汰を通り越しちゃってると思う今日この頃なのだ。


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2008.05.24

親の気持ちと子の気持ち

あたしは、子供のころ、朝ご飯は「ご飯」が多かった‥‥って変だけど、パンよりもご飯が多かったって意味だ。ご飯とお味噌汁とお漬物の他に、納豆か生タマゴがついたり、生タマゴの代わりに1つだけの目玉焼きの時もあった。それから、すごくタマに、シャケとかアジのヒラキとかが出ると嬉しかった。煮物とか、前の晩のオカズが残ってた時は、それが出ることもあった。だから、そんなに豪華じゃなくて、そんなに質素じゃなくて、ごく平均的なニポンの朝ご飯だったと思う。

それで、月に数回、パンの時があったんだけど、これがホントに嬉しかった。それは、パンが嬉しかったんじゃなくて、お味噌汁の代わりにコンソメスープがついたからだ。パンは、基本的には食パンのトーストだったけど、年に何回かは、フランスパンをナナメにスライスしたトーストだったり、バターロールだったり、クロワッサンだったりした。でも、パンは給食で出るから、そんなに珍しくもなかった。オカズも、1つだけの目玉焼きだったりしたから、ご飯の時と変わらない。ただ、コンソメスープだけが特別で、すごく嬉しかった。

マグカップにコンソメの素を入れて、お湯を入れただけなんだけど、なんでそんなに嬉しかったのかって言うと、1枚のソルトクラッカーが浮かべてあったからだ。しばらく飲まずにガマンしてると、ソルトクラッカーはどんどん大きくなってって、マグカップいっぱいの大きさになる。それでもガマンしてると、マグカップからはみ出すほど大きくなる。それをスプーンで崩しながらスープと一緒に食べると、何とも言えない美味しさで、子供のころのあたしにとっては、ものすごいゴチソウだった‥‥なんてことを思い出した今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、コンソメの素もソルトクラッカーも、それほど高いものじゃなかったから、あたしがリクエストすれば、母さんはいつでも作ってくれただろう。だけど、ご飯にはお味噌汁って決まってたから、その他にコンソメスープまで作ってもらうワケには行かなくて、結果的に、パンの日にしか飲むことができなかったってワケだ。つまり、値段が高いから年に一度くらいしか食べられなかったお寿司とかウナギとかとは違って、我が家の食事のシステム上の問題として、タマにしか飲めなかった‥‥ってことなのだ。

だから、子供のころのあたしは、朝ご飯がパンの日に作ってくれる、1枚のソルトクラッカーを浮かべたコンソメスープが大好きで、これに、キュウリを薄い輪切りにしたのとシーチキンをマヨネーズで和えたのがついてたら、朝から踊り出したくなるほど嬉しかった。それで、アニメの「ちびまる子ちゃん」で、まる子がお母さんに「シーチキンとキュウリのマヨネーズ和え」を作って欲しいって言ってるシーンを見た時には、「まる子よ、お前もか!」って思ったほどだ。

で、何年生の時かはハッキリ覚えてないんだけど、たぶん3年生か4年生のころ、だから、まる子とおんなじくらいのころだと思うけど、一度だけ、すごいことがあった。朝、食卓につくと、ラーメンの丼にいっぱいのコンソメスープに、クラッカーが4枚浮かべてあったのだ。母さんは、「ご飯を炊き忘れちゃって、パンも買い忘れちゃって‥‥」って言って謝ってたけど、あたし的には、ものすごく嬉しかった。

あたしは、ちょっとしたコーフン状態になりつつ、スプーンの先でクラッカーをつついてみたりしつつ、ワクワクしながら大きくなるのを待った。4枚のクラッカーは、ジワジワと大きくなって行き、丼いっぱいの大きさの田んぼの「田」の字になった。それで、あたしが夢中になって食べてたら、母さんが「クラッカーのおかわりはあるからね」って言って、何枚かのクラッカーを乗せたお皿まで出してくれたのだ。たった一度だけだったけど、あたしにとっては、忘れられない朝ご飯だった。

‥‥そんなワケで、あたしがこんなに喜んだのに、この「丼のコンソメスープ」は、二度と出なかった。あたしが、「こないだの、また作ってね」って言っても、母さんは、「ああ」とか「うう」とかハッキリしない返事をするだけで、二度と作ってくれなかった。あたしが「また作ってね」って言えば、「どんどん焼き」でも、「チクワ入り焼きそば」でも、何でも作ってくれた母さんなのに、この「丼のコンソメスープ」だけは、二度と作ってくれなかった。

そして、あたしは、ずっとしてから、この時は、ご飯を炊き忘れたのでもパンを買い忘れたのでもなくて、お米やパンを買うお金がなかったってことをウスウスと知ったのだ。だから、母さんは、大喜びしたあたしの気持ちとはウラハラに、「お金がなくて自分の子にこんな粗末な食事しか作ってやれなかった」ってことを恥じたんだと思う。当時のあたし的には、毎朝これでも良かったのに、母親の立場では、大きく違ってたんだと思う。

子供の食べたがるものを作ってあげることだけが「母親の愛情」ってワケじゃないんだよね。だから、あたしは、大人になって母さんの気持ちが分かるようになってから、何度も「また作ってね」って言っちゃった当時の自分を責めた。でも、「孝行をしたい時分に親はなし」ってコトワザがあるように、こうした「親の気持ち」って、自分が大人になってからじゃないと分かんないことだから、仕方ないと言えば仕方ない。大切なのは、親の気持ちが分かった時点で、過去を反省することじゃなくて、親や社会に返して行くことだと思う。自分が受けた愛情を今度は自分が返す番になったんだってことを理解すれば、おのずと考え方や生き方も変化して来ると思う。

ちなみに、あたしは、「親孝行」って言葉が嫌いだ。だって、自分を産んでくれて、育ててくれた親を大切に思うのは当たり前のことだし、わざわざ「親孝行」なんて言葉を使って、何か特別のことをするような、まるで「親を大切にする人間は偉い」とでも言うような、このおかしな感覚が嫌いなのだ。だけど、最近は、自分の子供を殺す親とか、自分の親を殺す子供とか、とてもマトモとは思えないような犯罪が連発してるから、わざわざ「親孝行」って言葉を使って、この「当たり前のこと」を学校で教えないと、ダメな世の中になって来たのかもしれない。

でも、あたしは、「自分の親を大切にする」なんてことを学校で教えなきゃなんなくなったら、もう、世も末だと思う。だって、「自分の親を大切にする」なんてことは、人から教わったり強制されたりして、誰かに言われてすることじゃないからだ。そして、誰かに言われて親孝行したって、そんなもん、ホントの親孝行とは言えない。こんなの、「母の日だから何かプレゼントする」ってのとおんなじで、ホントの愛情じゃない。親孝行してる自分の姿に自己満足してるだけの自己チュー野郎でしかない。こういう人は、恋人を愛する場合でも、相手の気持ちなんか二の次だ。常に自分の所有欲や支配欲を満たすことしか考えてないから、頭の中にあるのは、いつでも損得勘定だけなのだ。

‥‥そんなワケで、母と子ってのは、もっとも強い血縁関係であって、「母親が子供を守るために自分の命を投げ出した」なんて話は、数えきれないほどある。これも、「母性」による本能的な行動で、脳みそでアレコレと損得勘定をしての行動とは違う。そして、人間は、自分がやさしくされたら、その人にもやさしくしてあげたいと思うのは普通の感覚で、そこに血縁関係があれば、その気持ちはさらに強くなる。だから、親から愛されて育てられれば、その親を愛するようになるのは当たり前だし、その気持ちが「親孝行」へとつながるんだから、誰かに教わるようなことじゃない。自分で気づき、自発的に始まることだ。

だけど、最近は、朝ご飯を作らない母親とか、自分の子供にお金を渡して、コンビニでパンを買って食べるように言うような母親もいるそうなので、もしかすると、社会全体で、「母性」ってものが希薄になって来たのかもしれない。自分の子供を車の中に置き去りにしたまま、何時間もパチンコをして、戻って来たら子供が熱中症で死んでたとか、幼い子供たちをアパートに置き去りにしたまま、夫婦でスノボに行っちゃって、帰って来たら火事でみんな死んでたとか、とても普通じゃ考えられないことが何度も繰り返されてる。

たとえば、こうした親たちが、子供の代わりに100万円の現金を持ってたらどうしただろう。車の中に100万円の現金を置いたまま、何時間もパチンコを打つだろうか? アパートに100万円の現金を置いたまま、丸1日、留守にするだろうか? たぶん、そんなことはしないだろう。銀行に預けたり、バッグに入れて肌身離さずに持ってるだろう。そして、これが、50万円でも、30万円でも、車の中やアパートに置きっぱなしにはしないだろう。つまり、こうした親ってのは、自分の子供の命を50万円や30万円よりも低く見てるのだ。

‥‥そんなワケで、あたしは、今までに何度も書いて来たけど、お年寄りってのは、その国の宝だと思ってる。言うなれば、その国を造って来た「親」たちなのだ。そして、その大切な「親」を家族から切り捨てるような前代未聞の悪法、「後期高齢者医療制度」を作ったコイズミは、人としてもっとも大切な心すら持ってない冷血漢だと思ってる。だから、あたしは、コイズミチルドレンの杉村太蔵が、生後2ヶ月の自分の赤ちゃんを自宅に残したまま、夫婦でノンキにデートに出かけちゃって、帰って来たら赤ちゃんが高熱を出してて大変だったって話を聞いた時も、「親が親なら子も子だ」って思った。国の「親」であるお年寄りを冷酷に社会から切り捨てたコイズミと、自分の子供さえもマトモに育てられないコイズミチルドレン‥‥こんな大バカどもが政治家をやってんだから、国民の中にも、親を親とも思わないような人たちが増えて来たんだと思う今日この頃なのだ。


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2008.05.23

きっこのオススメ映画♪

◆ もう3年も前になるけど、2005年4月5日の日記、「恋に落ちると何故バカになる?」で紹介した映画、「WHY DO FOOLS FALL IN LOVE」が、現在、GyaOで無料配信中です。

詳しくは過去ログを読んでもらうとして、絶対に観る価値のある素晴らしい映画です。わずか25才でこの世を去った伝説的シンガー、フランキー・ライモンの伝記的映画ですが、ものすごく楽しめるし、ハル・ベリーにも萌え萌えだし、映画が好きな人も音楽が好きな人も法廷モノが好きな人も、誰でも楽しめると思います。お酒でも飲みながら、ゆっくりと楽しんで欲しいと思います。

ちなみに、9月1日まで配信しているので、急がなくても大丈夫です。

「WHY DO FOOLS FALL IN LOVE」
http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0042267/


◆ もう1本は、「ヴァン・ヘルシング」です。子供向けに作られた映画だと思いますが、CGがそれなりによく作られているので、大人でも楽しめると思います。出て来るモンスターが、ドラキュラ、フランケンシュタイン、狼男、ジキルとハイドなどなど、オーソドックスな顔ぶれなのがツボでした。それから、「美女ウォッチャー」のあたしとしては、モンスターハンターの女性、ケイト・ベッキンセイルの美しさに、最初から最後まで萌えまくりでした。ただ、たいして強くなくて、男に助けられてばっかなので、そこがイマイチでした。あたし的には、美女が次々とモンスターを倒してくのが好きなのに‥‥。

こちらは、今月いっぱいで配信が終了してしまうので、観たい人はお早めに。

「ヴァン・ヘルシング」
http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0058028/


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前代未聞のド変態ウヨク

Ma2
4月17日の日記、「変態ウヨクの大スキャンダル(笑)」で取り上げたけど、F1を総括する「FIA」の会長にして、イギリスのキチガイ右翼団体「イギリス・ファシスト同盟」の創始者であるオズワルド・モズレーの息子、マックス・モズレーは、あまりにもハレンチな変態乱交パーティーの様子を録画したビデオが流出しちゃって、世界中の笑い者になってる。「きっこのブログ」でも、そのビデオの映像を紹介したので、「こんなド変態がF1のレギュレーションを決めてたのか?」って呆れ返ったモータースポーツ・ファンも多かっただろう。

ま、詳しいことは過去ログを読んでもらうとして、多くのF1参加チームから、「恥ずべき行為だ!」「言語道断だ!」「すぐに辞任すべきだ!」って総攻撃を食らってるモズレー会長だけど、これらの批判に対して、最初は、「これは何者かが私をハメようとしたワナだ!」ってノタマッてた。アホか? 単なるウワサを流されたんならともかく、動かぬ証拠である「映像」が流出してんのに(笑)

そしたら次は、このビデオに映ってるド変態が自分だってことを認めた上で、「私は正規のSMクラブで正規の料金を支払ってプレイしただけで、何ひとつ法律は犯していない!」っていう、あまりにもワンダホーなアジのヒラキナオリを披露しちゃった。世界中から批判されてるのは、法律を犯したとか犯してないとかの話じゃなくて、「ユダヤ人の捕虜を拷問するナチス」っていう設定でのSMプレイが問題なのに、どこまで恥知らずな変態ウヨクなんだろう?

で、6月3日のFIAの臨時総会で、220名による無記名の信任投票が行なわれて、この変態ウヨクの今後が決まるんだけど、その総会を前にして、またまた大変な事実が噴出しちゃったのだ。5時間にも渡って、モズレー会長とド変態なSMプレイを繰り広げてた5人のコールガールのうちの1人が、ナナナナナント! ナナナナナント! ナナナナナント!‥‥って3連発もしちゃうけど、「MI5(イギリス情報局保安部)」の職員の奥さんだったってことが分かった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、5月18日付の「タイムズ紙」が報じた「MI5 linked to Max Mosley sex scandal (MI5とつながったマックス・モズレーのセックス・スキャンダル)」っていう記事の冒頭には、記事の概要として、次のように書かれてる。


「MI5の職員は、自分の妻が、マックス・モズレーが主催した悪名高いナチ・スタイルの乱交パーティーに参加していたコールガールの1人だったことを認め、組織から辞任するように強制された」


MI5側は、この職員の名前や役職について、すべて「保安上の理由」として明らかにしてなくて、唯一、「40代の職員」としか公表してないけど、事実関係はぜんぶ認めて、この職員を4月に辞任させたことも認めてる。ま、その辺のことはどうでもいいんだけど、何よりも傑作なのが、この報道を受けてのモズレー会長の対応だ。最初にビデオが流出した時も、「誰かのワナだ!」ってノタマッてたけど、今度は、こんなにも愉快なことを言い出しちゃったのだ。


「これは、MI5が私を失脚させようとして仕組んだワナだ!」


サスガ、ヒトラーを崇拝してる異常者だけのことはある。こういう人って、オツムの回路がデタラメにつながってるから、ナンでもカンでも「誰かのワナ」だと思っちゃうんだね。これが、イイワケのために言ってるんならいいんだけど、そうじゃなくて、ホントに「誰かのワナ」だって思い込んでるんだよね。だから、こういう異常者って、たとえば、自分が食事をしてるレストランの道路の向かいに、たまたま1台の車が停まってたとしたら、「あの車の中から誰かが自分を狙撃しようとしてる!」とかって思い込んじゃうことウケアイだ(笑)

で、この異常者の大爆笑なコメントを受けて、MI5側は、「モズレー氏の言っていることはナンセンスだ」ってコメントしてる。当然っちゃ当然のコメントなんだけど、そんなことよりも興味深いことが、この「タイムズ紙」の記事にタップリと書かれてる。それは、カンジンのコールガールについての記述だ。

MI5の職員の奥さんのコールガールは、源氏名を「Mistress Abi (ミストレス・アビー)」って言って、この「ミストレス」ってのは、「女王様」ってことだ。つまり、「アビー女王様」ってことで、ニポンのSM譲にも、「ミストレス・ナントカ」って名前をつけてるのがいっぱいいる。それで、年齢は38才で、例のビデオの中では、ドイツ空軍の制服を着て、ユダヤ人の捕虜に成りきってるモズレー会長をムチで叩くように指示して、ハァハァ言わせちゃってる女性だ。そして、アビー女王様は、全裸のモズレー会長を鎖で縛り、ベッドにうつ伏せになるように命令して、怒鳴りつけてる。


“Face down! Did I say move? We don’t want you comfortable.”
(うつ伏せになれ!誰が動いていいと言った!誰がラクにしていいと言った!)


そして、恍惚の表情をするモズレー会長‥‥ってワケで、いくら恥知らずのド変態ウヨクだからって、あんまりモズレー会長のほうばっかイジメてると、そのうちハァハァされちゃったらキモイから、少しだけフォローしとくことにする。「タイムズ紙」の記事によると、このアビー女王様ってのが、ドイツ軍の司令官の制服を着てる女と、収容所の捕虜の服を着てる女に隠し撮りを手伝わさせたそうだ。そして、金額は明らかにされてないけど、この映像を公開した「NEWS OF THE WORLD紙」にビデオテープを売ったのも、アビー女王様だって書かれてる。それから、アビー女王様のダンナのほうだけど、MI5の職員に採用される前は、イギリス軍の諜報機関にいて、スパイをしてたって書かれてる。

‥‥そんなワケで、アビー女王様のダンナは、「元・軍のスパイ」で、そのあとに「MI5(イギリス情報局保安部)」に採用されたんだから、MI5側は役職を明らかにしてないけど、一般の事務とかをやってたとは考えにくい。普通に考えれば、「裏の仕事」をしてたって思うほうが自然だ。そして、他とは比べ物にならないほどの収入がある仕事なのに、奥さんがコールガールをやってたってことが不自然だ。こうした状況から推測すると、モズレー会長の言ってる「理由は分からないが、どこかの誰かが私の私生活を調査するようにと、こうした仕事を専門に扱っているグループに依頼したのだ! そして私はハメられたのだ!」って言いぶんも、それなりに真実味を帯びて来る。

そして、これほど恥ずかしい姿を全世界に晒しちゃったのに、「私のやったことは、人畜無害であり、合法的であり、何ら問題はない!」って言い張って、「私の任期である来年の10月までは、私がF1界の舵を取り続けることが、世界のスポーツのために必要不可欠なことなのだ! なのだったらなのなのだ!」って、バカボンのパパみたいなことを言ってる。

それで、あたしは、「もしもあたしがモズレー会長の立場だったら」って想像してみた。自分の恥ずかしい変態プレイのビデオが全世界に流れちゃったら、あたしなら、もう死んでも表は歩けないし、絶対に人前になんか出たくない。あたしは、これが普通の感覚だと思う。男とか女とか関係なく、誰だって、こう思うハズだ。たとえば、ノーマルなセックスのビデオが流出したのなら、まだ多少はマシだけど、ド変態が丸出しの恥ずかしいビデオが流出しちゃったら、普通は誰でも「表に出たくない」「誰にも会いたくない」って思うハズだ。

それに、モズレー会長は大金持ちなんだから、辞任したって痛くも痒くもない。何の仕事もしなくても、一生、遊んで暮らせるだけの財産を持ってる。だから、あたしがモズレー会長の立場だったら、ソッコーで辞任して、ソッコーで引きこもり、一歩も外に出ないで、死ぬまで誰とも会わずにヒッソリと暮らすと思う。

それなのに、来年の10月まで、あと1年以上もFIAの会長のイスに座り続けたいって言ってるモズレー会長って、とてもマトモな神経の人間とは思えない。だって、どの会議や理事会に出席しようとも、どのパーティーや祝賀会に出席しようとも、その場に集まってる全員が、「全裸で縛られて、お尻から出血するまでムチで叩かれて、恍惚のあえぎ声をあげてる自分の映像」を観てる人たちなんだよ。そんな場所に、平然と出席して、今までみたく偉そうなことを言ったって、全員が心の中で軽蔑してるワケじゃん。

‥‥そんなワケで、あたしは、F1の関係者だけじゃなく、全世界のモータースポーツ・ファンのほとんどが、あの恥ずかしい映像を観てるのに、そんな世界に居続けたいと思ってるなんて、どうしても理解できなかった。だけど、そんな時に、頭にわいたシラミを取ってもらってるユダヤ人の捕虜に成りきって、恍惚の表情をしてるモズレー会長の映像が蘇って来た。そう、モズレー会長は、これほど恥ずかしい映像を全世界に流されちゃったからこそ、1日でも長く会長のイスに座っていて、全世界の人たちから軽蔑されたいのだ。大きな式典で、たくさんの著名人やテレビカメラに囲まれて、偉そうな演説をしながら、「この私のことを全世界の人たちが軽蔑しているのだ」って思うと、それだけでパンツの中に「牧場しぼり」を発射しちゃいそうなくらいコーフンするんだろう。なんせ、前代未聞のド変態ウヨクなんだから‥‥なんて思った今日この頃なのだ(笑)


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2008.05.22

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飛島リターンズ!

オトトイの日記、「センチメンタル飛島ジャーニー」で、あたしは、山形県の「飛島(とびしま)」へ行ってみたいってことを書いたら、さっそく、山形の人たちからメールをいただいた。


お名前:norippe
コメント:きっこさん、おはようございます。いつも楽しく読ませていただいております。毎朝PCを立ち上げて日記を読んでから仕事を始めるのですが、本日はナ・ナ・ナ・ナント!←きっこ風。飛島じゃーありませんか!
申し遅れました、私山形県鶴岡市に生息しております。生粋の庄内人でございます。東京(羽田)から飛行機で庄内空港まで約1時間。意外と近いんですよ。まず、食べもんが美味い。←どこに行って美味しいものを出されても地元の魚の方がうまい。米どころなので酒もうまい。空気が美味い。←羽黒なんか行くだけで癒されます。
山も海も近いのでアウトドアレジャーも満喫できます。月山スキー場がOPENしたので、夏になると半袖でスキーを楽しみその足で山を下り(1時間弱)日本海へ飛び込むという、なんとも贅沢な遊び方も出来るんです。しかし、案外近くにあると気が付かないもの…。地元の人って『いつでもいける』と思うから行かないんですよね。
飛島の『とびうおダシ』はおいしいですよ!私は好きです。しかも飛島でしか作っていないという、ビール瓶入り『イカの塩辛』も旨かったなー。魚も旨いはずですよー。そういえば、うちのダンナが仕事で飛島に行った際に、天候が悪くて2日くらい船が出ずに足止めを食らったことがあります。島へ行く時は日程に余裕を持った方が無難かもしれませんね。
前にダイビングをかじった事がありまして、飛島近辺は最高のダイブポイントなんだそうです。サンゴはもちろん赤や黄色の魚がいるらしいですよ。サメも生息しているらしいです。大人しいドチザメだそうですが。とにかく興奮して書きまくりましたが、運転好きのきっこさんなら庄内空港でレンタカーを借りて庄内一周するのがオススメですよ。是非是非庄内を満喫する夢が叶いますように。きっこさんの願いが叶いますように♪


‥‥飛島のことを取り上げただけで、メールの文面からナニゲにコーフンしてる感じが伝わって来るので、自分のメールが掲載されてるのを見た今朝は、さらにコーフンしてる気がする今日この頃、norippeさん、どうもありがとうございました♪


‥‥そんなワケで、「魚も旨いはずですよー」の「はず」とか、「飛島近辺は最高のダイブポイントなんだそうです」の「だそうです」とか、「サンゴはもちろん赤や黄色の魚がいるらしいですよ」の「らしいですよ」とかの「あやふや感」がリトル気になりつつも、ドチザメに関しては、カラテカの矢部が海に潜って、岩場にいた1m以上のドチザメの背中をなでてたので、生息してるのは間違いない。ただ、あたしは、スキーもできないし、ダイビングもできないので、海釣り公園でエギングをして、イカを釣って、その場で「イカソーメン」にして、キャッチ・アンド・ストマックって感じだ。

ただ、やくみつる夫妻が行った時に泳いでるのが見えたのは、ヤリイカとかマルイカみたいな、普通のとんがったイカだった。岸からエギを投げて釣るエギングの場合は、アオリイカとかコブシメとかのコウイカが対象だから、岸からでも、普通のイカを釣る場合には、エギじゃなくてイカツノを使うんだろうか? 実は、こないだ、釣り具の「上州屋」に行ったら、980円のエギがワゴンセールで100円になってたから、可愛いピンクのを1個買っちゃったんだよね。だから、それを使えるならいいんだけど、イカツノを買わなきゃなんないと大変だ。どうせなら、その名もいやらしい「おっぱいスッテ」を使ったほうがいいのかな?

でも、イカツノとかスッテとかは船からの垂直の釣りで使うもので、岸からキャスティングするなら、エギじゃないと泳がない。だけど、飛島の海釣り公園のイカがいた場所って、海面からすごく高い足場から見下ろしてたから、真下に疑似餌を落として釣るみたいな感じだから、やっぱイカツノなのかな?‥‥って、こんなこと悩んでてもジンジャエールなので、次のメールを紹介する。


お名前:A
コメント:いつもブログを読ませて貰っています。今日はいつも海の向こうに見える飛島のことだったのでメールしてしまいました。飛島は標高も高くなくなだらかな小さい島です。冬の北西の季節風が強いときには波が島全体を覆うのではないかと心配になるくらいです。きっこさんは釣りが好きみたいですが、野鳥観察の好きな人々にとっても飛島は結構有名な所のようです。春と秋の渡りの時期には珍しい鳥が随分多く見られるという話を聞きました。何で飛島かというと鳥海山が噴火して飛んで出来たからとか。海の向こうから鳥海山を眺めるのもいいかも知れません。夏場は結構強力なブヨがいるそうですのでその対策も必要でしょう。


Aさん、どうもありがとうございます♪‥‥ってお礼しつつ、このAさんも、最初のnorippeさんとおんなじで、「のようです」とか「という話を聞きました」とかの「あやふや感」がマンマンなので、ここは一丁、あたしが飛島に行って、自分の目で確かめてみるっきゃない。でも、「いるそうですので」っていうブヨに関しては、「絶対にいる!」って決めつけて行かないとマズイので、スズメバチの巣をとる人が着てる宇宙服みたいなのを着てくか、霊子甲冑に乗ってくか、モビルスーツに乗ってくか、エントリープラグに入ってエヴァンゲリオン四号機に乗ってくか‥‥。

でも、今は、神崎すみれちゃんのコスプレにハマッてるから、だらしなく着くずしたお着物で行ったりすると、首から胸元までブヨの総攻撃を食らっちゃいそうだから、普通に防虫スプレーを持ってくか‥‥なんてことも織り込みつつ、あたしの夢は広がって行く。

で、野鳥に関しては、あたしも、「飛島のホームページ」を見て、いっぱいいることは知ってた。飛島は、渡り鳥の休憩地みたいだ。このページで紹介されてるけど、ジョウビタキ、キビタキ、オオルリ、ベニマシコ、マメジロタヒバリ、ムギマキ、エゾビタキ、ウソ、ハギマシコ、キレンジャク、イカル、ユキホオジロ、オジロビタキ‥‥っ、あたしの大好きな「スズメ目」の野鳥たちがマウンテンだ。特に好きなオジロビタキもいるし、キレンジャクなんか見ちゃった日にゃあ、あと、アカレンジャク、アオレンジャク、ミドレンジャク、モモレンジャクを呼べば、「野鳥戦隊ゴレンジャク」ができちゃうじゃん!(笑)

これなら、懸賞で当たった宝物の双眼鏡も大活躍しそうだし、「美女ウォッチング」と「釣り番組ウォッチング」と「バードウォッチング」の世界三大ウォッチングに目がないあたしとしては、お昼前からウキウキウォッチングだ♪‥‥ってワケで、続いてのメールは、山形県とは正反対の四国は高知からのメールを紹介する。


お名前:吉澤
コメント:きっこ様、いつもいっつも、興味深く楽しんで読まさせてもらいよります。高知県の吉澤ともうします。ひまわり乳業という、かなりへんてこりんな商品を創っては、自己満足に浸りゆう、乳業メーカーを経営しよります。どんな風にへんてこりんかは、弊社HPをご覧頂ければ幸甚なのでありますが。今日はそんなお話ぢゃあ無うて、飛島のお話。私も四国の太平洋側の人間ですので、対極みたいな所に位置する飛島には、もちろん行ったことはないのですが、私も行ってみるのが夢なのであります。
民俗学の巨人と言われ、全国を自分の脚で歩き回られた、宮本常一さんという方をご存じでしょうか。昭和初期から活躍された方ですきに、もちろんもう故人ですが、その業績、人徳、残された文章などなど、もう、それはそれは素晴らしいものがありまして、私の大尊敬する偉大な人物です。その方の著作集の中に、昭和30年代に書かれた、飛島に関する文章があります。その昔と今(昭和30年代)、哀しい話やこれからの話が、実に見事に書かれちょりますね。この文章を読んで、私も、ぜひぜひ一度飛島へ行ってみたいと思いゆうのであります。
その文章、以前、テキストに打ったことがありましたので、かなり長くなりますが転載しますね。中盤から終盤にかけて、どんどんと引き込まれていく文章です。もし、ご興味がおありでしたら、ご一読下さい。では、以下転載です。


‥‥そんなワケで、吉澤社長、どうもありがとうございました♪‥‥ってお礼を言いつつ、「ひまわり乳業」の吉澤社長が送ってくださったのは、「宮本常一著作集」の第35巻に収録されてる「離島の旅/飛島」の全文だったんだけど、約9000文字で、長い時の「きっこの日記」とおんなじくらいの分量だった。吉澤社長のおっしゃる通り、とても引き込まれる内容で、ものすごく興味深いものだった。だから、ホントは全文を紹介したいとこなんだけど、長さの問題もあるし、たぶん著作権とかの問題もあると思うので、読んだあたしが自分の文章に書き直して紹介しようと思う。


で、チョチョ~ンと拍子木でも打ってスタートしてみるけど、時は寛文11年(1671年)、当時のニポンは、内陸部の山越えのルートが険しかったから、船による海上輸送がメインだった。船って言っても、江戸時代なんだから、当然、エンジンなんかついてるワケはなくて、何人もの漕ぎ手がエッチラオッチラと漕いで沖へと出て、あとは帆を上げて走る船だった。だから、風向きや天候の影響を受けちゃうんだけど、それでも、大量の物資を遠方に運ぶには、陸路よりも遥かに便利だった。そして、運搬船の基地の多くは、海の交通の便のいい瀬戸内海にあった。

瀬戸内海を出発した運搬船は、ニポン海を北へと上り、今の山形県の酒田港へと入港して、庄内平野で収穫されたお米を大量に積み込み、またニポン海を戻って行く。そして、本州をグルッと回って、太平洋を北上して、江戸へと運ばれた。また、山形を超えて北上して、秋田や青森のお米を運んだり、北海道のニシンやコンブも輸送された。で、山形ならともかく、青森や北海道まで行ったら、その先は太平洋を南下したほうが江戸には近いような気もするんだけど、海流の問題なのか風向きの問題なのか、たとえ北海道からでも、ニポン海を南下して、本州をグルッと回って北上する「西廻航路」が使われてたのだ。

で、山形の沖合40kmにある飛島は、こうした運搬船の通るルートになってたので、飛島の近くを通ってた時に海がシケたりすると、船は島陰に入って批難したりしてた。そして、飛島には、こうした運搬船の乗組員たちを休ませるための宿が何軒かあった。これらの宿は、「船問屋(ふなどんや)」って呼ばれてて、運搬船がやって来ると、磯舟を漕いで迎えに行った。運搬船は大きくて接岸できないから、こうして小型の舟で乗組員だけを島へと渡したのだ。

そして、船問屋は、やって来た乗組員たちに、お茶を出したり、食事を出したり、お風呂を用意したり、宿泊させたりして、わずかばかりの礼金を受け取っていた。キチンとした料金設定はなく、それぞれの船の船頭の器量で料金が支払われていた。ちなみに、「明治三〇年ごろには二〇銭か三〇銭であり、五〇銭も出す船は稀であった。」って書かれてるから、現代の感覚だと、2000円から3000円くらいだったと思われる。これが、1人につき2000円から3000円ならいいんだろうけど、船1艘につきの金額だから、何人もの乗組員のお世話をしてこの金額じゃ、ちょっと悲しくなる。それでも、当時の島民にとっては貴重な現金収入だったようで、どの船問屋も、一生懸命にお世話をしてた。

何しろ、1年に、2000艘から3000艘の船がやって来てたそうで、それも、危険な冬の間は航行しないから、春から秋にかけての期間にこれだけの船が来てたのだ。つまり、1日に10艘くらいの船が来てたってことで、それぞれ船問屋はテンテコマイだったと思う。

おんなじ船問屋でも、瀬戸内海などの立地の良い場所では、豪華な料理やお酒が出たり、コンパニオンみたいな女の子を置いてたり、女郎屋まで併設してたりしたんだけど、この飛島の船問屋は、とても質素だった。大皿に魚やイカをブツ切りしたものを並べた「サハチ」と呼ばれる料理を真ん中にドンと置き、それぞれの前には大きな桐の葉を配り、その葉をお皿の代わりにして食べる。お酒も、島で造ってるドブロクだし、コンパニオンなんかいるワケもなく、お酒を注ぐのは船問屋の奥さんだった。

で、ようやくここから本題に入るんだけど、江戸の終わりのころのこと、1軒の船問屋の息子が、お嫁さんをもらって、宿を継いだ。それで、このお嫁さんてのが、とても働き者だったんだけど、イマイチ要領が悪かった。忙しくなるとパニックになっちゃって、カンジンのことがスポッと抜けちゃったりする人だった。

それで、ある日のこと、一度に何艘もの船がやって来ちゃって、このお嫁さん、台所でパニック状態になってた。このお嫁さんには、やっと立って歩けるくらいの男の子がいたんだけど、バタバタと動きまわるお嫁さんの足元をついて回ってた。一方、座敷でくつろぐ大勢の乗組員たちは、そんなお嫁さんと男の子の様子に目をやりながら、食事ができるのを待ってた。

そしたら、この男の子が急に立ち止まって泣き出したので、どうしたのかと思って、みんながいっせいに目をやった。男の子は、オシッコを漏らしてて、足元の板の間にはオシッコの水たまりができてたのだ。で、このお嫁さんは、大あわてで子供のオムツを外して、それで板の間のオシッコを拭いて、こともあろうに、そのまま手も洗わずに、料理の続きを始めちゃったのだ。「吉兆」や「魚きん」みたいに、お客の見てないとこでやるんならともかく、お客さんが全員見てる前でそんなことをしたもんだから、いくらワイルドな海の男たちだって、こりゃカンベンしてくれってワケで、みんなゾロゾロと出て行っちゃった。そして、人の口に戸は立てられないってワケで、この話はアッと言う間に広がっちゃって、それ以来、この船問屋はカンコドリが鳴くようになっちゃった。

これに困ったのが、この船問屋のダンナさんや、じいさん、ばあさんたちで、「この嫁がいてはお客が寄りつかない」ってことで、やむなく離婚して、お嫁さんを里に帰したのだ。だけど、「里」って言っても、狭い飛島の中なんだから、このお嫁さんは、毎晩のように船問屋にやって来て、子供に合わせてくれと泣き叫び続けた。それで、もうどうしようもなくなり、本土へと流すことにした。当時は、「島流し」の反対で、島で悪いことをした者を本土へと流す「地方流し(じかたながし)」があったのだ。そして、ダンナさんは、年上の気が利く女性と再婚して、この船問屋は元通りに繁盛するようになった。そして、みんなで海辺へ行きましたとさ。めでたし、めでたし‥‥ってワケで、ここから先は、「部分的な引用」ってことで、宮本常一さんの名文を味わって欲しいと思う。


(引用開始)
だが話はこれで終わったのではない。地方流しになった女の噂がすっかり消えて、その女の生んだ子供が成長して家をついだ。その頃がこの家の一ばん栄えていたときである。世はもう明治になっていた。そしてその女の孫が二〇歳の頃のことで、島の若者たちが大山の善宝寺へまいることになった。大山の善宝寺というのは、庄内平野の中心都市である鶴岡市の南の方にある。その寺に十六善神がまつってある。その十六善神は、日本海の船人たちには船の神様として尊崇されていた。そして、海にのぞんでいる村々では善宝寺講を組んで、村人たちが集まっておまつりをし、夜になると、海のほとりにある善宝寺灯籠に火をともしてお祈りをささげたものである。

佐渡の南海岸の村々などには、その部落にもこの善宝寺灯篭が海の中の岩の上にたてられている。また講中の者は、ひまなときを見はからって善宝寺まいりをしたものであった。飛島の人たちも時折、善宝寺へまいることがあった。問屋の孫の若者も、仲間といっしょに酒田にわたって、そこから歩いて善宝寺へまいった。その善宝寺からさきに山の、海にせまった海岸に湯之浜という温泉がある。善宝寺へまいったものは、たいていこの温泉で一泊してくるのである。

飛島の若者の一行も湯之浜へゆくことにした。大山を出て山すそにそってゆくと海岸へ出る。その海岸へ出たところに茶屋が一軒あった。若者たちはその茶屋へ寄って休むことにした。もう七〇歳ほどの婆さんがいた。若者たちが海を見ながら「ここから飛島が見えないか」と話していると、婆さんは、「おまえたちは飛島のものか」ときいた。「そうだ」と答えると、婆さんは、「飛島になにがしという問屋があるのを知らないか。いまどうしているであろうか。元気で暮しているか」ときいた。「ああ、元気に暮しているよ、それ、その男がその家の息子だよ」と仲間の一人が問屋の孫を指さした。

婆さんはその若者の顔をしげしげと見ていたが、父は何というか、祖父は何というか、ばあさんはいるか、と家の様子をくわしくきいた。若者が問われるままに答えていると、「それではおまえが私の血をわけた孫なのか、なつかしや、なつかしや」といって若者の頭をなでて泣いた。若者はくわしい事情は知らなかった。しかし、父の実母が離縁になった話はきいていた。五〇年あまりまえ、地方流しにおうた船宿の嫁の、それは年老いた姿であった。ながれながれて、かすかに飛島の見える丘のほとりに住みついてから、いたましい思いを胸にひめながら生きてきた姿であった。

若者は旅からかえるとそのことを家の者にはなした。家にはまだ後ぞいの婆さんが生きていて、その人への遠慮もあって、当主は親をたずねて行きかねて、善宝寺まいりする村人に茶屋へ行って見てもらうことにした。しかし行って見ると、茶屋はとざされたままであった。かえりにもう一度寄ってみたが、やはり戸はしまったままであった。たった一軒家で、周囲にきいてみることもできなかった。その後、また飛島の者がそこを通りあわせたときは、茶屋すらもなくなっていたという。
(引用終わり)


‥‥そんなワケで、これは、小説じゃなくて、実話なのだ。そして、このあとには、当時の庄内平野のことや、大正から昭和にかけてのこと、そして、宮本さん自身が飛島を訪れた時のことが書かれていて、とても優れたものだった。おんなじ9000文字でも、中身の薄い「きっこの日記」とは比べ物にならない‥‥ってワケで、あたしは、飛島に行くことができたら、ものすごく中身の濃い旅行記を書こうと思った今日この頃なのだ! なのだったらなのなのだ!(笑)


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2008.05.21

お知らせです♪

数日前、オムライス党のみずほたんとメールのやりとりをしてたら、5月19日付のブログに、あたしのメールの一部を抜粋して、あたしのことを「大好きな友人」と書いてくださいました!感激♪

「福島みずほのどきどき日記」
http://mizuhofukushima.blog83.fc2.com/blog-date-20080519.html


で、5月19日といえば、荒木師匠のお誕生日なので、お祝いの俳句を送ったら、ブログで紹介してくださいました!感激♪

それにしても、荒木師匠のバースデーパーティーに集まってる美女軍団の写真、ものすごいゴージャス!

「荒木師匠の美的生活」
http://plaza.rakuten.co.jp/arakishishou/


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2008.05.20

投票をお願いします♪

例の奈良県の不気味なキャラクター「せんとくん」は、奈良県民だけでなく、全国で不評の嵐が巻き起こっていますが、「もっとみんなに愛されるキャラクターを公平に投票で選ぼう」という趣旨で投票が始まりました。

以下の投票サイトに、公募で集まった30のキャラが公開されていますので、良いと思ったものに投票してください。

しめきりは25日です。


「オリジナルキャラクターWeb投票」
http://creators-yamato.net/vote/kiyoki.cgi


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痛々しい人たち

何人もの人から、「二子玉川ライズのCMに出てる女性って、きっこさんですか?」ってメールが来てるんだけど、ひとつのマンションとしては異常なほどテレビでCMを流してるし、東急線沿線の各駅構内にはポスターが貼りめぐらされてるし、ものすごい広告費用をブチ込んでるみたいで、地元住民の反対を押し切って建設した東急不動産の必死さがうかがえる。この不景気なご時世に、1000戸ものモンスターマンションを建てるなんていうギャンブルに出たんだから、必死なのは当然だろうけど、いつものパターンで、数年後には半額になりそうな予感がマンマンだ。

ま、東京と近県以外では、CMはOAしてないと思うから、簡単に説明すると、あたしの地元のニコタマが、今、激しく再開発されてて、メチャクチャにされちゃってるのだ。何代にも渡って営んで来た歴史ある商店や、地元の人たちの憩いの場所が次々と潰されて、駅の周りは工事だらけ。基本的には、駅の周りから高島屋までを一体化とした再開発なんだけど、その象徴とも言われてるのが、地元の人たちからは「愚者の塔(フールズ・タワー)」って呼ばれてる、この「二子玉川ライズ」っていう高層マンションなのだ。

で、OAしてない地域の人は、こちらのオフィシャルサイトでCMを観ることができるけど、夕暮れの多摩川の土手をお着物を着た数人がお散歩してて、その先頭を歩いてるのが、黒髪のオカッパの女性で、それが「きっこさんですか?」ってことなのだ。確かに、自分でもリトル似てるとは思うけど、あたしはタレントでもモデルでもなくて、単なる裏方だから、CMになんか出るワケがない。

もっと詳しく説明すると、あたしは、今はムービー(映像)のお仕事はやってない。あたしは、もともとが商業広告のスチール専門なので、過去にムービーも何本かはやったことがあるけど、今は何年も遠ざかってる。だから、万が一、ムービーのヘアメークを担当することはあっても、自分が出演するなんてこたーアリエナイザーだ。それにしても、CMを観て、「ニコタマ」で「オカッパ」だから「きっこ」って‥‥あまりにもストレートフラッシュだと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)


‥‥そんなワケで、現在OA中のCMだと、「きっこのブログ」でも紹介したけど、キリンの「氷結レモン」の深田恭子ちゃんにメロメロなあたしだけど、ずいぶん前からOAしてて、観るたびに納得が行かないのが、「オリックスカード」の篠原涼子のCMだ。これはシリーズになってて、最初のヤツは、忙しく働いてるOL役の篠原涼子に、上司の男性が「コーヒー‥‥」って言いかける。それで、篠原涼子が「こんなに忙しい時に!」って感じで、ムッとした表情を見せたトタン、スッとコーヒーを差し出してくれる。で、「ヤバイ!グッと来たかも?」ってなるんだけど、あたしは、これは納得できた。

そして、次のは、上司が手品みたいに万国旗か何かを出すヤツで、あたしは「えっ?」って感じた。だって、こんなので「ヤバイ!グッと来たかも?」ってなる感覚が理解できなかったからだ。だけど、この時は、「人によれば、こういう感覚の人もいるんだろうな」ってことで、まあまあ納得できた。でも、ずいぶん前からOAしてる今のバージョンは、まったく理解できない。スケジュールを書き入れるホワイトボードのヤツだ。


篠原 「来週、休みたいんですけど」

上司 「そんなに?」

篠原 「そんなにって、どんだけ働いてると思ってるんですか!」

上司 「そんなに‥‥短くていいの?」


で、1週間も2週間もズーッと赤い線を引きながら去ってく上司の後姿を見て、「ヤバイ!グッと来たかも?」って、なんじゃこりゃ~!って感じだ。これが、もしもあたしだったら、「お前はずっと休んでても、この会社は困らないよ」って言われてると思って、ものすごくムカツク。そして、あたしは、自分がこんなに「必要とされてなかったのか」って思って、激しく凹む。だから、死んでも「グッと来たかも?」とはならない。

腰掛け気分で入社して、お仕事に対する責任感などミジンもなく、ダラダラと日々を過ごしてるようなOLなら、2日間のお休みを2週間にしてもらえたら、大喜びでハシャギまわるだろう。だけど、自分のお仕事に責任を持ち、自分の担当してることを完璧にこなすのは当然として、何人かの同僚や部下のお仕事まで手伝ってるような状況下で、こっちから切り出した「2日間のお休み」ってのは、自分で判断したギリギリの選択なのだ。

それなのに、2日を3日にしてくれる程度なら分かるけど、1週間も2週間も休んでいいだなんて、これは、あたしの仕事内容や精神面をまったく理解してないオッペケペーの対応でしかない。本人は、さりげなく「上司としてのやさしさ」を見せたつもりなんだろうけど、あたしとしては、「お前は不要だ」ってレッテルを貼られたこととおんなじで、ものすごくプライドを傷つけられる。

だから、あたしは、このCMが、「入社したての学生気分の抜け切らないバカOL」って設定なら理解できる。でも、このシリーズにおける篠原涼子の役どころは、あくまでも「仕事のできるキャリアOL」って設定なんだから、あたしほど激熱に怒らなくてもいいけど、普通の感覚なら、「グッと来る」んじゃなくて、「ムカッと来る」のが当然だろう。

その上、この上司のセリフの言い方も、なんか人のことを小バカにしてるみたいな感じだから、去ってく背中から「どう?ボクってカッコイイでしょ?」的なオーラが発射されてて、ホントに腹が立つ。あたしなら、その背中に、ロープの反動を利用したドロップキックを炸裂させてるだろう。

‥‥そんなワケで、あたしは、最近のCMだと、ケータイのCMがどれも酷すぎると思ってる。何よりも嫌いなのが、ソフトバンクの白い犬のシリーズだ。一家のお父さんが白い犬って、どこをどう面白がればいいのかも理解できないし、どうしてシリーズ化してるのかも理解できない。「よゐこ」のコントとおんなじで、中途半端なシュールって、見てる者をシラケさせるだけだ。キャメロン・ディアスとかを起用してる洋楽の懐メロシリーズのほうは好きだけど、この変な一家のCMは、マイナス効果しかないと思う。

それから、auの「ケータイが庭」ってのも意味が分かんない。どこをどう見ればケータイを「庭」って思えるんだろう? あまりにもムリがありすぎて、何を伝えたいのかも分からない。そして、浅野忠信とか土屋アンナとか長瀬智也とかがゾロゾロと出て来るドコモのCMに至っては、見た目は豪華なお料理なのに、食べてみたら最悪にまずかったって感じで、センスの悪さが全開だ。あたしは、浅野忠信も土屋アンナも大好きなのに、あれほど素晴らしいキャスティングをしてるのに、どうしたらあんなに酷いCMが出来上がるんだろう? とにかく、シナリオが最悪だ。あれなら、浅野忠信だけとか、土屋アンナだけとかで作ったほうが、遥かに水準の高いCMが作れる。

とにかく、最近は、テレビを観てる視聴者にバカが増えて来たからなのか、CMに限らず、バカを対象にした内容のクイズ番組が増えて来たし、お笑い芸人もシロートみたいなのが増えて来た。あたしの大っ嫌いな「エンタの神様」には、忘年会の余興みたいなレベルの芸人ばっか出て来て、観てるほうが恥ずかしくなって来る。

‥‥そんなワケで、あたしは、エド・はるみのどこが面白いのか、まったく理解できない。最初にテレビに出始めたころは、今どきナックの「マイ・シャローナ」なんかを流してたから、「昭和の匂い」を売り物にした芸人なのかと思ってた。でも、何度か観てるうちに、そんな狙いなんかなくて、あれが「精いっぱいの芸」なんだってことが分かり、痛々しく感じるようになって来た。

これは、1年か2年か前に、早見優と松本伊代と堀ちえみが、ナントカマミーとか言うユニットを組んで、ミッキーマウスの歌の替え歌かなんかを歌って踊ってたポシャッたけど、あれを観た時に感じた痛々しさとおんなじものだ。いくら生きてくためとは言え、あれほど痛々しい姿を見せ物にしなきゃならないなんて、ホントに気の毒だと思った。そして、今のエド・はるみを観てると、それとおんなじ気持ちになるのだ。

もともと、お笑いのセンスもアイデアも何もない普通の女性が、下火になりかけて来たお笑いブームを少しでも長持ちさせるための道具として、ムリヤリにスポットライトを当てさせられて、意図的に人気者にさせられちゃったみたいに感じる。だから、過去の同様の一発屋とおんなじに、役目が終われば使い捨てられるんだろうけど、今のエド・はるみは、実力がともなってないシロートが、場つなぎのためにステージの真ん中に引っぱり出されたみたいな感じで、ホントに痛々しい。

‥‥そんなワケで、オトトイ、「釣りロマンを求めて」を観てたら、佐々木洋三さんと児島玲子ちゃんの乗る船の船長さんが、出船前のアイサツで、「今日は天気もいいから、フィッシングゥ~♪」って言いながら親指を突き出した。そして、ナックの「マイ・シャローナ」をBGMにして船は港を出て行ったんだけど、これだけでも痛いのに、さらにナレーションで「今、人気のタレントさんのネタですね」なんて解説まで入れちゃうもんだから、あたしは、テレビの前で全身が脱力しちゃったよ。T-REXやGREEN DAYなど、ワンダホーな選曲でオナジミの「釣りロマン」なのに、こんな寒いギャグをBGMと連動させて仕込むなんて、これから先が思いやられる。マサカないとは思うけど、今後の放送で、「ジギングゥ~♪」とか「エギングゥ~♪」とか出て来ちゃったらと思うと、とっても痛々しい気分になって来る今日この頃なのだ(笑)


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2008.05.19

センチメンタル飛島ジャーニー

Tobishima
テレビ局の中で、テレビ東京が一番好きなあたしとしては、できる限り12チャンネルの番組を観るようにしてるんだけど、金曜日の夜の「所さんのそこんトコロ」は、大好きな清水ミチコさんがレギュラーだから、観られない日は録画して観てる。で、オトトイの16日の金曜日のぶんも録画して観たんだけど、この番組の中の、毎週どこかの島を訪ねる「島ダス」ってコーナーで、山形県の「飛島(とびしま)」を紹介してた。カラテカの矢部が、お約束の川口浩探検隊みたいなカッコで、酒田港から連絡船で渡って、自分の身長くらいあるタコを獲ったり、島に1軒しかないっていうラーメン屋さんで、たった1つしかないっていうメニューの「飛びっこラーメン」を食べたりしてて、すごく楽しそうだった。ちなみに、壁のメニューの紙には「飛っこラーメン」て書いてあって、矢部が「び」が抜けてることを指摘して、マジックで書き足してた。

ま、これだけなら普通のことなんだけど、この次の日、つまり、昨日の土曜日は、夕方には帰って来られたから、5時半から「ザ・フィッシング」を観て、6時からは児島玲子ちゃんの出る「釣りロマンを求めて」を観て、ダイワがスポンサーの番組とシマノがスポンサーの番組との使用釣り具の違いとかをチェキしつつ、大いそぎでお風呂に入ってお酒の用意をした。なんでかって言うと、7時からの「土曜スペシャル」が「思わず一句/新春ぶらり旅」だったからだ。

前にも書いたけど、あたしは、テレビ東京の旅番組を観ながらお酒を飲むのが好きなので、ゆうべも、キャベツの浅漬けとミョウガを刻んだのを梅肉で和えたのをオツマミにして、焼酎のロックを飲みながら楽しんでた。三笑亭夢之助と藤田弓子が奈良を訪ねたり、中島誠之助と浅香光代が会津若松を訪ねたり、大橋巨泉と奥さんが能登を訪ねたりして、行く先々で俳句を詠んで、大ゲサな短冊に筆ペンで書いて披露する‥‥って内容だった。俳句はどれも酷かったけど、ま、せっかく楽しんでるのに、そんなとこにツッコミを入れてもジンジャエールってワケで、あたしは、マッタリとした時間を過ごしてたら、最後の5本目の旅が、ナナナナナント! 山形県の「飛島」だった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、これは、マンガ家のやくみつると奥さんが行ったんだけど‥‥って、ここまで書いて来て、ふと気づいたのは、「清水ミチコさん」とか「児島玲子ちゃん」とか敬称をつけてるのに、他の人たちは、みんな呼び捨てだ。特に、浅香光代先生のような大御所を呼び捨てにできるのなんて、そのまんま東くらいのテングじゃないとムリってワケで、急にアセリ始めたあたし(笑)

ま、そんなことは置いといて、話はクルリンパと戻るけど、やくみつると奥さんは、空港からリムジンバスで鶴岡市へと向かい、鶴ヶ丘城址を散策した。そして、町で老舗のお菓子屋さんを覗いたり、庄内平野と出羽三山を眺めながらお昼を食べたり、羽黒山の2446段の石段をヒーヒー言って上ったり、頂上で松尾芭蕉の句碑を見たりしつつ、1日目の旅を終えた。

そして、2日目、酒田港から飛島へと渡る連絡船に乗り、「海から眺める鳥海山」を堪能しつつ、約みつる‥‥じゃなくて、約1時間半で、到着した。ちなみに、船の料金は、片道2000円ちょいだった。で、やくみつると奥さんは飛島に降り立ったんだけど、あたし的には、前日の金曜日の深夜に、録画した「所さんのそこんトコロ」で飛島の風景を観たばっかだったから、ミョ~な「ただいま感」があった。

やくみつると奥さんは、まずは海釣り公園に行ったんだけど、釣りをするワケでもなく、透明度の高い海を見下ろして、泳いでるイカとかカンダイとかを眺めたりしつつ、ウミネコの繁殖地を見たりしつつ、タマゴを守ろうとしてるウミネコに威嚇されそうになったりしつつ、俳句を詠んだりしてた。そして、みんなで海辺へ行きましたとさ。めでたし、めでたし‥‥ってことじゃなくて、海辺に行って、昔はくっついてた「ジジ岩」と「ババ岩」が、波によって引き離されたのを見学したりしてた。

‥‥そんなワケで、おんなじテレビ東京で、二夜連続で「飛島」を観ちゃったセイで、あたしは、ものすごく行ってみたくなった。実は、あたしは、北海道は当然として、青森、秋田、岩手、福島、宮城には行ったことがあるし、北陸なら、新潟も富山も石川も行ったことがある。だけど、どうしたワケか、山形だけは行ったことがなかったのだ。こういうのって、なんかパズルのピースが1個だけ抜けてるみたいで、気になって仕方ない。それで、あたしは、チャンスがあれば山形に行ってみたいって思ってたんだけど、そのチャンスに恵まれずに、もう人生の半ばを迎えようとしてる。

で、なんで今まで行かなかったのかを考えてみたら、山形に対するあたしのイメージが、「いも煮」と「将棋の駒」と「出羽三山」だけだったからだ。まるで、外国人から見たニポンのイメージが「スシ」と「ソニー」と「フジヤマ」ってみたいなもんで、あまりにもフランク・ザッパなんだけど、正直、この程度だった。それで、「いも煮」は東京でも食べられるし、「将棋」よりもマージャンのほうが好きだし、芭蕉も登った「出羽三山」には興味があるけど、あたしには山登りはムリだし‥‥ってことで、あんまり積極的には気持ちが向かなかったのだ。

だけど、今回、二夜連続で「飛島」を観たことによって、ものすごく積極的に行ってみたくなった。何よりもあたしの琴線に触れたのが、飛島はサンゴの北限だってことだった。飛島は、対馬暖流の影響でとても暖かくて、真冬でも10cmくらいしか雪が積もらないそうだ。山形は雪国だから、飛島だけが特別みたいなのだ。そして、飛島の周りの海には、美しいサンゴが見られる。これが、ニポン海のサンゴの北限で、ここより北ではサンゴは見られない。

それに、カラテカの矢部が食べてた「飛びっこラーメン」も、飛び魚の干物でダシをとってる和風ラーメンなので、綾波レイの気分で「チャーシュー抜き」って言って食べてみたいし、壁に貼られた「飛びっこラーメン」て文字の「び」を見て、「これがカラテカの矢部が書いた文字か~」って思ってみたいし‥‥って、そこんとこはどうでもいいんだけど、飛島にも「魚醤」があるそうだから、それも味わってみたい。あたしの予想では、飛島の位置的な見地から、能登の「いしる」と秋田の「しょっつる」の中間みたいな感じだと思うんだけど、こういうのを想像してると、ホントに行ってみたくなる。

そして、島の中の交通手段が、徒歩とレンタル自転車だけってのもいい。周囲が12kmの島だから、自転車だけで十分だし、島全体がのんびりしてるとこがいい。せっかくのんびり自然を満喫しようと思って行ったのに、名物だお土産だ観光だって感じで、観光客目当てのお店が林立してるようなガツガツしてる観光地は、なんか、着いたトタンに疲れちゃうし、ウンザリしちゃう。

‥‥そんなワケで、あたしは、母さんと温泉に行きたくて、その計画は立ててるんだけど、それとは別に、山形県に行って、飛島に渡ってみたいと思った。もちろん、ひとり旅だ。そして、どうせ行くのなら、1泊とか2泊とかじゃなくて、1週間くらいのんびりしてみたいと思った。もちろん、そんなの現実的にムリだから、最高でも3泊くらいが限界だと思うけど、夢は大きなほうがいいから、とりあえずのあたしの夢は、「山形と飛島に1週間のひとり旅」ってことにしとこうと思う。で、漠然とした夢にリアリティーを持たせるために、プロフィールの「今一番行きたいところ」を「山形県の飛島」に書き換えようと思った今日この頃なのだ。


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2008.05.18

カンガルー族議員の思惑

オーストラリアで計画されてた政府によるカンガルーの大量虐殺は、オーストラリア国内はもとより世界中の動物愛護団体からのモーレツな抗議によって、一度は白紙撤回された。だけど、昨日、こんなニュースが報じられた。


「カンガルー大量駆除、一転実施へ=動物愛護団体の反発必至」(時事通信)

オーストラリアの首都キャンベラ近郊で野生のカンガルーが大量に繁殖している問題で、土地を保有する国防省は16日、他の土地に移動させる方針を撤回し、安楽死による大量駆除に踏み切ることを明らかにした。実施時期は明らかにされていないが、動物愛護団体からの反発は必至だ。この土地に生息するカンガルーが絶滅の危機にある動植物を荒らすことから、国防省は3月、約400頭について矢で動きを止めた後、薬物注射で処分する計画を立案。これに対し、内外の動物愛護団体から「冷酷な行為」と猛反発が起きたため、同省は計画を取りやめ、他の土地に移す方針を示していた。(2008年5月16日) 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080516-00000108-jij-int


3月に、この残虐な計画が発表され、4月には白紙に戻されたのに、5月になったら「やっぱり殺します」って、オーストラリアの政府って、言ってることがニポンの自民党みたいにオッペケペーだ。まるで、3月末で期限切れになって、30年ぶりに不当な「ガソリン暫定税」がなくなったと思ったのもトコノマ、わずか1ヶ月で「数の暴力」による強行採決で、5月からは前よりもガソリンが高くなっちゃったのとおんなじだ。そして、こんな残虐なことをするヤツらが、ニポンの捕鯨に対してギャーギャーと文句を言うなんて、強盗が泥棒に説教してるようなもんだと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、いつも「人の考えは人それぞれ」だって言ってるし、自分と違う意見を頭ごなしに否定するべきじゃないって言ってる。だけど、あたしは、スジの通らないことは大っ嫌いだ。自分の国の中で、野生動物を大量虐殺しようとしてるヤツラが、どうしてニポンの捕鯨に対して文句を言えるんだろう? あたしには、この感覚がまったく理解できない。

で、最初から説明すると、このカンガルー大量虐殺計画は、もともとはもっと大きなものだった。オーストラリアの国防省が所有する広大な土地には、約6000頭の野生のカンガルーがいるんだけど、当初の計画は、この半数の「3000頭を射殺する」ってものだった。これは、増えすぎたカンガルーたちが植物を食べ尽くしちゃうセイで、この土地に生息する希少種のトカゲや蛾が絶滅する恐れがある‥‥ってのが表向きの理由なんだけど、実際には、カンガルーの肉や革を扱ってる企業と政府とが癒着したビジネスだって言われてる。ようするに、ニポンに土建屋の利権で私腹を肥やす「道路族議員」がいるように、調査捕鯨の関連企業に天下りしてるヤツラと癒着してる「捕鯨族議員」がいるように、オーストラリアには「カンガルー族議員」てのがいるんだろうね。

P5
そして、ロックバンド「ミッドナイト・オイル」の元ボーカルで、現在のオーストラリアの環境大臣、ピーター・ギャレットは、選挙の時に、「野蛮な日本の犯罪者集団による残酷な捕鯨をやめさせるために、我が国は海軍の戦艦を出動させ、実力行使すべきだ!」っていう過激な公約を掲げてた。それで当選して、政権交代したんだから、あたし的には、いつオーストラリアの戦艦がやって来て、ニポンの捕鯨船を攻撃するのか、去年からずっと待ってるんだけど、いっこうに来る気配はない。ニポンの捕鯨船を暴力的に攻撃したのは、グリーンピースの一部の異常な過激派だけだった。

あたしは、ピーター・ギャレットが、2004年に労働党から出馬して初当選した時、少なからず期待をしてた。なぜなら、ピーター・ギャレットは、バンド時代から一貫して「反核」と「反米軍基地」を叫び続けて来た「スジの通った男」だと思ってたからだ。だけど、これが大間違いだった。ピーター・ギャレットは、当選したトタンに、絵に描いたようなダブルスタンダード野郎にパンサーチェンジしちゃったのだ。

労働党がピーター・ギャレットに白羽の矢を立てて出馬させたのは、もちろん、名前と顔が売れてたからだ。つまり、ニポンの選挙で、大きな党が議席数を稼ぐために、バカなタレント候補を乱立させるのとおんなじようなものだったのだ。そして、ミゴトに当選したピーター・ギャレットは、党からの命令で、「反核」や「反米軍基地」などの昔からの主張を封印させられちゃったのだ。ようするに、「郷に入れば郷に従え」ってことで、本人としては「青天の霹靂」だっただろう。ピーター・ギャレットとしては、政治家になれば、今までの自分の主張をより現実的なものにできると思ったから出馬したのに、当選したトタンに、党からの命令で、「反核」も「反米軍基地」も口にしちゃいけなくなるなんて、こんなの本末転倒だ。

当選したトタンに、それまでの主張を一変させた大ウソつきと言えば、ニポンでは、根回しが大好きなヤンキー先生こと「義家弘介」が有名だ。ヤンキー先生は、いろんな場所で「憲法9条の大切さ」を訴え続けて来た上に、教育現場での「日の丸」と「君が代」の強制を激しく批判し続けて来た。それなのに、自民党から出馬して政治家になったトタンに、アッと言う間に「改憲派」へと早変わりしちゃった。そして、それまでの主張をクルリンパと180度も変えて、「日の丸」と「君が代」の厳守を訴え始めた。さらには、国際的カルト教団のナンミョーとも、ガッチリと固い握手なんかしちゃって、もう最悪‥‥。

ま、こんな口先だけで世渡りしてるペテン師なんかと同類に扱ったら、ピーター・ギャレットに申し訳ないと思うけど、長年ずっと主張して来たことを党の命令でコロッと変えちゃうなんて、あたしは、今までの主張を支持して投票した有権者たちに対する裏切り行為だと思うし、情けないチキン野郎だと思う。そして、ピーター・ギャレットの何よりも最悪なとこは、自分の二枚舌をゴマカスためのアジのヒラキナオリだ。「自国のカンガルーの大量虐殺を支持するクセに、ニポンの捕鯨を批判するのはおかしいのでは?」っていう多数の意見に対して、開いた口からエクトプラズムが出て来て幽体離脱しちゃいそうなくらいトンデモないことをノタマッたのだ。


「カンガルーは増えすぎたから間引きするだけだ。これはカンガルー自身のためなのだ。しかし日本の捕鯨は、一部の狂った犯罪者集団による悪質な凶悪犯罪なのだから、武力を使ってでも徹底的に阻止しなくてはならない!」


最初は「希少種のトカゲとか蛾とかを守るため」って言ってたのに、今度は「増えすぎたカンガルー自身のため」と来たもんだ。それにしても、約6000頭のカンガルーのうちの半分、3000頭も射殺することが、果たして「間引き」と言えるのだろうか? そして、「カンガルー自身のために間引きする」ってことが正当化されちゃったら、今後も、一定数を超えたカンガルーは、永久に殺し続けてくってことになっちゃう。さらには、殺したカンガルーで金儲けをもくろむ企業と政府との癒着については、いっさい答えていないのだ。あたしは、これほどの詭弁は、コイズミとアベシンゾー以来、聞いたことがない。

そして、多くの動物愛護団体や有権者たちから、「野生のカンガルーを殺すのは残酷だ!」「射殺という方法も酷すぎる!」って声が相次いだことによって、オーストラリア政府は、殺す数を400頭へと減らして、殺し方も「射殺」から「麻酔銃を打ってから薬物注射で殺す」って方法に変更した。でも、これは、「一度に3000頭を殺すのではなく、まずは400頭を殺して免罪符を作り、あとは定期的に殺して行く」ってことなのだ。

だって、「希少種のトカゲや蛾を守るため」だとしても、「増えすぎたカンガルー自身のため」だとしても、6000頭のうちの400頭だけを殺しても、ほとんど意味はないからだ。つまり、オーストラリア政府は、とにかく何頭でもいいから、テキトーな理由をつけて「税金でカンガルーを殺す」という前例を作り、それを今後の免罪符にしたいだけなのだ。一度でも前例を作っちゃえば、あとはやりたい放題ってワケで、コレって、読売のナベツネと経団連のミタライが、自民党とナンミョー党に働きかけてる「消費税の段階的引き上げ」とソックリのパターンじゃん。最初は「1年だけ」って言ってスタートした「ガソリン暫定税」が、30年以上も継続され続けて来て、国交省の官僚や天下りどもの好き放題に使われてるのとソックリのパターンじゃん。

‥‥そんなワケで、あたしは、一度は民意に耳を傾けて、カンガルーの大量虐殺計画を白紙に戻し、「増えすぎたカンガルーは、カンガルーの生息数が少ない低木林地に移動させる」ってことにしたオーストラリア政府が、わずか1ヶ月で、どうして「やっぱり殺す」ってことにしちゃったのか、推測してみた。だって、オーストラリアやイギリスの動物愛護団体が、キチンと現地調査をして、増えすぎたカンガルーたちを移動させる土地も調査して、十分に実現可能だってことを理解した上での計画変更だったのだ。

だから、移動するんじゃなくて、「どうしても大量のカンガルーを殺さなきゃならない理由」ってものがあるハズなのだ‥‥って、もったいぶらなくても、「カンガルー族議員」による癒着企業への便宜に決まってるんだけどね。殺す方法を「射殺」にしたのだって、麻酔銃で眠らせてから毒薬を注射して殺したら、その肉は食肉として出荷できなくなるからなのだ。ライフルでカタッパシから射殺すれば、革も肉も商品になる。ただ、それだけのことなのだ。

あたしには、この「カンガルー自身のための間引き」っていう大義名分が、ニポンの捕鯨における「調査」っていう大義名分とオーバーラップして見える。ホントにクジラを調査するのなら、何も何百頭も殺す必要なんかない。今は、高性能のレーダーだって音波探査機だって水中カメラだって何だってあるんだから、1頭も殺さずに調査することは簡単だ。それに、他の野生動物の調査で、対象の動物を何百匹も殺すなんてケースは1つもない。

そして、他に移動させる土地があり余ってるのに、それでも何百頭も射殺することこそが「カンガルー自身のための間引き」だなんて、これほど意味不明な理屈は前代未聞だろう。結局、ニポンの捕鯨もオーストラリアのカンガルー虐殺も、そこに利権が絡んでるからで、そうしたお得意様たちのフトコロを潤すために、腐りきった政治家どもが税金を使ってかけがえのない命を奪い続けてるってシナリオなのだ。

ま、オーストラリアの政府が、オーストラリアの野生動物を大量虐殺するのは、オーストラリアの自由だと思う。たとえそれが、一部の政治家どもと癒着してる特定企業のための虐殺だとしても、他国の人間が批判することじゃないと思う。だって、あたしたちの国だって、おんなじことをしてるからだ。だから、動物のお肉を食べないあたしが、1人の人間として、ニポンの捕鯨やオーストラリアのカンガルー虐殺を批判することはできるけど、多くの動物を殺してる「ニポン人」しての立場になれば、他国のことは批判できない。

だけど、世の中には、自己チューな人たちが多いみたいで、自分は牛肉や豚肉を食べてるクセに、ニポンの捕鯨を批判してる人たちがいる。あたしにはトーテー理解できない感覚の人たちだけど、こうしたおかしな人たちには、「牛や豚は人間に食べられるために生産されてる家畜で、クジラのような野生動物とは命の価値がまったく違うのだ」っていう、極めて非科学的で、激しく自分勝手で、幼稚園児にも笑われちゃうほどトンチンカンな屁理屈がある。これは、アングロサクソン特有の考え方で、「黒人は奴隷になるために生まれて来たんだから、我々白人とは命の価値がまったく違うのだ」っていう思想をルーツにしてる。

そして、牛肉や豚肉を食べながら捕鯨を批判するオッペケペーどもって、こんな屁理屈をまるで伝家の宝刀のように振り回してるから、危なくて近寄ることもできない。動物の肉を食べてるから、血の気も多いしね。だけど、今回のケースになると、この伝家の宝刀も使えなくなって来る。だって、カンガルーも野生動物だからだ。でも、ニポンの捕鯨を激しく批判し続けるオーストラリアの環境大臣、ピーター・ギャレットは、さっきも書いたように、「オーストラリアのカンガルーを大量に処分するのは、カンガルー自身のためだ」って言い、「日本の捕鯨は凶悪犯罪だ」って言う。

ピーター・ギャレットは、イギリスの「デイリーテレグラフ紙」の3月12日付の記事、「Paul McCartney joins kangaroo cull protest (ポール・マッカートニーがカンガルーの間引きに抗議しました)」の中で、「オーストラリアでカンガルーを殺していながら、日本の捕鯨に反対するのは説得力に欠けるのでは?」という指摘に対して、「カンガルーの間引きは、人道的かつ適切に管理されたもので、カンガルー自身にとって必要な計画だ」と言いながら、「日本が南極海で行なっているクジラの殺戮行為には断固として反対する」って言ってる。だ~か~ら~、その二枚舌っぷりが批判されてるのに、その質問にさえもおんなじセリフを繰り返すなんて、サスガ、グリーンピースに在籍してたこともあるほどの環境保護運動のリーダーだけのことはある。大切なのは白人の命とクジラの命だけで、それ以外はどうでもいいんだよね、きっと。

‥‥そんなワケで、あたしは、平然と牛肉や豚肉を食べながら、ニポンの捕鯨やオーストラリアのカンガルー虐殺を批判してる人たちの神経も理解できないけど、このピーター・ギャレットみたいに、環境大臣としての立場で、カンガルーの大量虐殺を認めただけじゃなく、これほど残酷な行為を自分勝手な屁理屈で正当化しつつ、ニポンの捕鯨を激しく批判し続ける神経が、逆立ちしても理解できない。だけど、コイズミだのアベシンゾーだの、これほど酷い大ウソつきどもを総理大臣にして来たニポン人のあたしが、他国の環境大臣のことを批判するのは、それこそ、オーストラリア人がニポンの捕鯨を批判することとおんなじになっちゃうから、あんまり偉そうなことは言えないと思う今日この頃なのだ。


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2008.05.17

恭子ちゃん、サイコー♪

キリンの氷結レモンのCMの深田恭子ちゃん、サイコー♪

なんでこんなに可愛いの?

もう、萌えまくりです!

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アンドロギュノスの背中

まだ愛が生まれる前のこと

人間には3つの性があった

男と男が背中あわせ

その名は太陽の子

地球の子は女と女

そして、月の子はフォーク・スプーン

太陽と地球、娘と息子の中間

神は力をつけた人を恐れ

地上に稲妻を放たれた

ナイフの刃のように体を引き裂いた

人はさみしい2本足の生き物に

愛の起源


H6
‥‥これは、あたしの大好きな映画、「ヘドウィグ・アンド・ザ・アングリーインチ」の挿入歌、「愛の起源」の和訳だけど、しばらく前に、GyaOで配信してた時にお知らせしたから、その時に観た人も多いと思う。で、観てない人のために、フランク・ザッパに説明すると、共産主義体制下の東ドイツに生まれた男の子が、少年と青年のハザマくらいの時に、アメリカ兵のオッサンから同性愛を仕込まれて、自由の国、アメリカへ渡るために、性転換手術をすることになる。だけど、手術に失敗して、オチンチンが1インチほど残っちゃった上に、そのアメリカ兵のオッサンにも捨てられて、性転換ロックシンガーとして生きて行く‥‥って感じのストーリーだ。

それで、ヘドウィグは、この歌の通りに、もともと人間は「2人が背中合わせになって1人だった」って信じてる。そして、ある時、神様によって2人はバラバラにされちゃって、その自分の「カタワレ」を探すことが「愛の起源」だって信じてる。つまり、もともとは一緒だった2人が、モトの姿に戻ることこそが、愛の完結だと信じてる今日この頃、皆さん、愛しあってますか?


H5
‥‥そんなワケで、この歌は、あたしの大好きなギリシャ神話から作られた歌だ。ギリシャ神話に出て来る最初の人間は、2人の人間が背中あわせにくっついてて、頭が2つ、手が4本、足が4本ある。ギリシャ神話の世界では、これがもともとの人間の姿なのだ。そして、この人間には、男と男がくっついたものと、女と女がくっついたものと、男と女がくっついたものの3種類がいた。

だけど、この人間たちは、神様を恐れないゴーマンなフルマイを続けてたので、ある日、怒った最高神ゼウスは、人間たちのいる地上に激しいイナヅマを降らせて、すべての人間の体を2つに裂いちゃった。昔から「きっこの日記」を読んでる人なら、このゼウスって神様が、どれほどデタラメな神様なのか、よく知ってると思う。人の女房だろうと自分の娘だろうと、挙句の果てには少年までも、ダレでもカレでもカタッパシからヤリまくるド変態のエロオヤジで、こんなヤツが最高神なんだから、ギリシャ神話はワンダホーなのだ。

そして、ヤリたい相手とはどんなことをしてもヤリまくり、欲しいものは何でも手に入れ、気に入らないものは徹底的に叩き潰すようなワガママなゼウスによって、すべての人間たちは、バラバラにされちゃって、自分のカタワレを探してさまようようになった。これが、「愛の起源」てワケで、それまでの人間は、自分1人の中で、陰と陽、正と負、プラスとマイナス、すべてが完結してたから、「誰かを求める」っていう意識、つまり、「愛する相手を求める」って意識などなかったのだ。

だから、あたしたち人間が、今、誰かと付き合っても別れたり、誰かと結婚しても離婚したりするのは、自分のカタワレじゃない別の人との出会いだってワケで、俗に言う「赤い糸でつながってる相手」を見つけるまでは、人間は本来の姿には戻れないってワケだ。

で、最初に書いた「3種類の人間」を見れば分かるように、男と男がくっついた「太陽の子」は、自分も男でカタワレも男だから、差別用語で言うと「ホモ」ってことだし、女と女がくっついた「地球の子」は、自分も女でカタワレも女だから、差別用語で言うと「レズ」ってことになる。そして、太陽と地球の間にあり、娘と息子の間にあるのが、男と女がくっついた「月の子」ってワケで、これが、人間界におけるマジョリティー、男と女のカップルの起源てことになる。

ようするに、女を恋愛対象にしてる男とか、男を恋愛対象にしてる女とかってのは、もともとは男と女が背中あわせにくっついて1人だったワケで、お互いに、ゼウスによって切り離された自分自身のカタワレを求めてるってワケだ。だから、世の中で大多数を占める男女のカップルや夫婦ってのは、もともとの姿は「両性具有」だったワケで、この男女のくっついた最初の人間のことを「アンドロギュノス」って呼ぶ。これは、ギリシャ語で「男性」を意味する「アンドロ」と、「女性」を意味する「ギュノス」とを合わせた言葉だ。

ちなみに、「アンドロイド」ってのは、「男性のようなもの」って意味だ。だから、細かいことを言うと、「女性の形をしたアンドロイド」ってのはアリエナイザーで、女性の姿をしてる人造人間のことは、「ガイノロイド(ギュノスロイド)」って呼はなきゃならない。そして、松本零士大先生が作り出したエッチな女性型人造人間は、「セクサロイド」だ。

‥‥そんなワケで、この「アンドロギュノス」ってのは、男と女がくっついた人間、男女の両方の性を持った人間てワケだけど、これとおんなじように、男女の両方の性を持った神様もいる。それが、「ヘルマフロディトス」だ。今まで何度も書いて来たように、ギリシャ神話ってのは壮大な近親相姦のドラマだから、思わぬとこで思わぬ男と思わぬ女が思わぬセックスをして思わぬ子供を作ったりしてるんだけど、この「ヘルマフロディトス」も、そうしたドロドロの中から誕生した。

分かりやすく順序立てて書いてくけど、いろんな女神にたくさんの子供を産ませたゼウスは、自分でも把握しきれないほどの子供がいるんだけど、その中に「ヘルメス」っていう男の神様もいた。覚えてる人は少ないと思うけど、2007年8月7日の日記、「ペルセウスの大冒険」の中で、メデューサを倒しに行くペルセウスに、斬れ味バツグンのマゴロクソードを渡したのが、オリュンポス12神のうちの1人、ヘルメスだ。

そして、美女ぞろいのギリシャ神話の女神たちの中で、ひときわ美しい愛の女神が「アフロディーテ」だ。アフロディーテは、2007年12月13日の日記、「ふたご座の秘密」の中で、エロオヤジのゼウスが、ヨソの国の王女様を奪いに行くのを手助けしたトンデモ女神だ。

で、このヘルメスとアフロディーテの間に生まれた子供が「ヘルマフロディトス」ってワケなんだけど、これは、「ヘルメス+アフロディーテ=ヘルマフロディトス」ってワケで、2人の名前を合体させて命名されてる。だから、「男性」を意味する「アンドロ」と、「女性」を意味する「ギュノス」とを合わせて「アンドロギュノス」って命名したのとおんなじで、男の神様の「ヘルメス」と、女の神様の「アフロディーテ」とを合わせて、「ヘルメスアフロディーテ」→「ヘルメスフロディーテ」→「ヘルマフロディーテ」→「ヘルマフロディトス」って感じになってるのだ。

‥‥そんなワケで、美男美女のカップルから生まれた絶世の美少年、ヘルマフロディトスは、15才になった時に、東方へと冒険の旅に出発した。そして、故郷から遠く離れたリキュアの地で、ある泉のそばを通りかかると、とても美しいハープの音が聴こえて来た。ヘルマフロディトスが、その音楽に導かれるように進んで行くと、その泉のほとりで、1人のニンフ(妖精)が、ハープを弾いていた。

このニンフは、水の精、サルマキスで、他の水の精たちとは違い、とっても色気づいた娘だった。だから、突然やって来たヘルマフロディトスを見て、その美少年ぶりにひと目惚れしちゃって、ソッコーでアタックを開始した。でも、お得意のニャンニャン攻撃でヘルマフロディトスに言い寄るも、まだ女性に興味のなかったヘルマフロディトスから、強く拒否されちゃう。ヘルマフロディトスにしてみれば、急に見ず知らずの変な女がベタベタして来たんだから、当然だろう。

H4
それで、アタックに失敗したサルマキスは、いったんコマーシャル‥‥じゃなくて、いったんその場を離れて、作戦を練り直した。一方、変な女がいなくなってホッとしたヘルマフロディトスは、服を脱いで目の前の美しい泉に入り、旅の汚れを清めていた。だけど、この泉は、水の精であるサルマキスが支配する泉だったのだ。物陰から様子を見てたサルマキスは、惣流アスカラングレーばりに「チャ~ンス!」って思い、自分も裸になって背後から忍び寄り、ヘルマフロディトスに抱きついた!

ビックル一気飲みのヘルマフロディトスは、何とか振りほどこうとしたんだけど、ここはサルマキスの能力が最大限に発揮されるサルマキスの泉、ヘビのように絡みつくサルマキスの腕をほどくことはできない! そして、クチビルまで奪われてしまったヘルマフロディトス! もはや、逃げることはできないのか!?‥‥と、その時、サルマキスが、天に向かって叫んだ。


「天の神々よ、どうかこのままずっと、私たち2人が永遠に離れられないようにしてください!」


すると、ヘルマフロディトスに抱きついてたサルマキスの姿が、だんだんと薄くなって行き、白い煙のように消えてしまった。そして、泉の中にポツンと残されたヘルマフロディトスが、ホッと胸を撫で下ろそうとすると、「えっ?」ってことになった。ナナナナナント! ヘルマフロディトスの胸がどんどん膨らんで来て、アッと言う間に、豊かな女性のオッパイになっちゃった! 「なんじゃこりゃ~!」って叫んだその声も、女性のようなカン高い声だ!

体全体のラインもなめらかになり、ウエストはくびれ、ヒップは丸みを帯び、ヘルマフロディトスは、完全に女性の体に変わってしまった。すかさず自分の下半身に目をやると、ご自慢のオチンチンは今まで通りにぶら下がってたので、その点だけはホッとしつつも、女性の体にオチンチン‥‥という、中途半端なニューハーフみたいな体になっちゃったヘルマフロディトスは、何が何だかしばらくは理解できなかった。女性になりたくて性転換手術を希望してる男性ならいいんだけど、そんな気がまったくなかったヘルマフロディトスにしてみれば、これは、とんだ災難だった。たまたま通りかかった泉で、知らない女から言い寄られ、挙句の果てには、その女と合体して、両性具有にされちゃった。両性具有っていうくらいだから、オッパイだけじゃなくて、オチンチンの下のオイナリサンの後ろあたりには、女性器もついてんだろう。

そして、ヘルマフロディトスが、自分に抱きついていたサルマキスと一体化しちゃったってことを理解したころには、日はトップリと暮れていた。思い切り凹んだヘルマフロディトスは、冒険の旅を打ち切りにして、トボトボとお家に帰って行った。そして、変わり果てた自分の姿をお父さんとお母さん、ヘルメスとアフロディーテに見せて、こう言った。


「父さん、母さん! ボクはこんなの納得できないよ! このままじゃ悔しいから、あの泉に入った者は、みんなボクとおんなじ体になっちゃうようにしてよ!」


で、息子をかわいそうに思ったヘルメスとアフロディーテは、サルマキスの泉に魔法をかけて、息子の願いを叶えちゃったのだ。それ以来、サルマキスの泉には、古今東西の性転換したい男性が押し寄せて、ゲイのハッテン場としても有名になった。そして、みんなで海辺へ行きましたとさ。めでたし、めでたし‥‥ってワケで、望みもしないのに中途半端な体にさせられちゃったヘルマフロディトスは気の毒だけど、この「中途半端」って感覚は、男と女に分かれてるあたしたち現代人の感覚であって、男と女が1つだった最初の人間、「アンドロギュノス」の感覚で言えば、これこそが本来の人間の姿なのだ。切り裂かれた自分のカタワレと、ようやく1つになれた本来の姿なのだ。

‥‥そんなワケで、見方を変えれば、もともとが絶世の美少年だったヘルマフロディトスだから、自分に欠けてた女性の部分が補完されたことで、ホントに美しい完璧な姿になった‥‥とも言える。実際、それまでは女性からしか見染められなかったヘルマフロディトスだけど、両性具有になってからは、男性からも女性からも注目されるようになり、「完全なる美」って見られるようになったのだ。

これは、古代ギリシャの観念なんだけど、「普通の男性や女性はすべて欠陥人間であって、両性具有者だけが完璧な人間である」って言われてた。こうした観念が先にあって、それがギリシャ神話に生かされたのか、それとも、先にギリシャ神話が書かれて、そこからこうした観念が生まれたのかは分からないけど、とにかく、この時代には、両性具有者を「完璧な人間」として理想視する風潮があった。そして、それは、女性が男性の体を手に入れたいと思うよりも、男性が女性の体を手に入れたいと思う傾向のほうが強かった。あたしは、これは、「男よりも女のほうがセックスの時にエクスタシーを感じる」ってことが原因じゃないかって思ってる。

最高神にしてエロ大魔王のゼウスには、何人もの奥さんや恋人がいたんだけど、その中の1人、ヘラは、ゼウスの実の姉だった。近親相姦やりたい放題のギリシャ神話の世界では、自分のお姉さんや妹と結婚しちゃうなんて日常チャーハンなのだ。で、ある日のこと、ゼウスとヘラが、「セックスの時に男と女のどちらがエクスタシーを感じるのか?」って話をしてた。そして、男であるゼウスは「女に決まってる!」って言って、女であるヘラは「男のほうでしょ?」って言って、言い争いになっちゃった。

そこで、ゼウスたちは、テイレシアスを呼んで意見を聞くことにした。このテイレシアスってのは、もともとは男性だったんだけど、山道で絡み合ってる2匹のヘビを見つけて、木の枝で叩いてお楽しみのジャマをしたら、バチが当たったのか、女性に変わっちゃったのだ。そして、女性として7年間を過ごした時に、またまた山道で絡み合ってる2匹のヘビを見つけたから、おんなじように木の枝で叩いてみたら、男性に変わったのだ。こんな経歴を持つ男だから、男性と女性の両方の立場でのことが分かる。それで、ゼウスたちは、このテイレシアスに聞いてみようってことになったのだ。そして、呼ばれたテイレシアスは、こう答えた。


「男性としても女性としてもセックスしたことのある私の意見としては、セックスの時のすべてのエクスタシーを10とすると、男性が感じるのが1で、女性が感じるのが9ですね」


これを聞いて、自分の意見が正解だったと分かったゼウスは喜んだんだけど、言い争いに負けちゃったヘラは激怒して、その場でテイレシアスの目をつぶしちゃう。すごいよね。自分で呼びつけておいて、気に入らない答えをしたからって目をつぶしちゃうなんて。だけど、これじゃあまりにもかわいそうだと思ったゼウスは、両目をおさえてうずくまるテイレシアスに、通常の7倍の寿命と、予知能力を授けたのだ。こうして、テイレシアスは、「盲目の預言者」としての道を歩き始めたのだ。

ヘラを激怒させたテイレシアスの言葉によれば、セックスの時に感じるエクスタシーの度合いは、男女で1対9の違いがあるってワケだ。だから、女性の体を手に入れたいと思う男性が多かったんだと思うけど、この「セックスの時のすべてのエクスタシーを10とすると」っていう前提こそが、かつては「男と女がくっついて1人の人間だった」っていう観念から出発してるように思える。

古代ギリシャでは、男性が作り物のオッパイをつけて、女装して踊る儀式みたいなのもあったそうだし、このあたりの流れを見ると、男性の多くが、女性の考え方や感性などの精神的なことよりも、セックスの時に多くのエクスタシーを感じる「女性の肉体」に憧れてたってことが推測される。

‥‥そんなワケで、ギリシャ神話には、両性具有の人間のアンドロギュノスや、両性具有の神様のヘルマフロディトス、男から女に変わり、また男に戻ったテイレシアスなどの他にも、いろんな「性の融合体」が登場する。たとえば、ヘルマフロディトスのような後天性の両性具有者じゃなくて、先天性の両性具有の神様もいる。それが、「アグディスティス」だ。

来る日も来る日もセックスに明け暮れるエロ大魔王のゼウスは、こんなにいっぱいセックスをしてるのに、それでも「夢精」もしちゃう。夢精ってのは、寝てる間に自然に射精しちゃうことで、あたしには分かんないけど、地元の男友達に聞いてみたら、「すごくエッチな夢を見て、夢の中でものすごく気持ちが良くなって、朝起きるとパンツの中がベトベトになってる」ってことだった。う~ん、なんかキモイ(笑)

で、この夢精は、何日も何週間も射精をしないでいると、どんどん製造される精子がオイナリサンの中にパンパンになっちゃって、それで起こる自然現象みたいなんだけど、ゼウスが夢精したら、大量の精子が大空に飛び散っちゃって、あたりの山々に滴り落ちて、そこから生まれたのがアグディスティスってワケだ。ちゃんとしたセックスじゃなくて、夢精した精子から生まれるなんて、これだけでも情けないのに、生まれてみたら両性具有、これじゃあグレちゃうよね。

そして、ヤケクソになったアグディスティスは、毎日毎日、大暴れして、周りの神様たちに迷惑をかけ続けた。それで、「これじゃあヤバイ!」ってことになり、神様たちは作戦を練って、アグディスティスのオチンチンを切り落としちゃう。これで、女神として生きるしかなくなったアグディスティスは、大人しくなったってワケだ。

さらには、切り落とされたオチンチンから木が生えて、そこにアンズの実がなって、その実を食べたニンフが妊娠してニンプになっちゃって、それで生まれたのが「アッティス」なんだけど、ここから先も、発狂してオチンチンを切り落としたり、刺し殺したりする刃傷沙汰が満載で、スゴイ展開になる。だけど、あまりにも長くなっちゃうし、本線からどんどんダッフンしちゃうので、今日のとこはサクッとカットさせてもらう。

‥‥そんなワケで、27才という若さで、乗ってた自動車が電車にはねられて亡くなった悲劇の天才作家、渡辺温(わたなべ おん)に、「アンドロギュノスの裔(ちすじ)」っていう短編がある。痒いとこに猫の手が届く「きっこの日記」だから、上のタイトルをクリックすれば青空文庫で読めるようにしてあるけど、この秀作の冒頭部分で、渡辺温は、次のように書いてる。


「だが、たとえば、アメリカの機械靴の左右を合わせるのに、ほんの寸法だけで左足の堆積(やま)と右足の堆積とから手当り次第に掴み取りして似合の一対とするように、人間が肢を八本もっていたアンドロギュノスの往古(むかし)に復(かえ)り度い本能からばかりならば、幾千万の男と幾千万の女との適偶性(プロバビリイティ)もまた幾千万と云わなければならない。思うに天のアフロバイテ(アフロディーテ)を讃える恋の勝負は造化主の意思の外にあるのであろう。神さまは、ただ十文半の黄皮の短靴の左足は十文半の黄皮の短靴の右足こそ応(ふさ)わしけれ、と思し召すだけに違いない。男と女。男と女。――たった二種類しかない人間が、何故せつない恋に身を焦がしたりしなければならぬのであろうか?」


つまり、渡辺温は、切り裂かれた自分のカタワレを求めるという本能から恋愛の相手を探すのであれば、ものすごい数の相手と付き合ったり恋愛したりしなくちゃならないし、それはものすごく大変なことだって言ってる。そして、もともとはそうだったのかも知れないけど、今の恋愛は、もっと違った欲望や本能によって突き動かされているのではないか?って言ってるのだ。

これは、あたしも、そう思う。人間は、自分に欠けてるものを欲しがったり憧れたりする習性が強いから、たとえば、運動神経の鈍い女性なら、スポーツ万能の男性を好きになっちゃったりすることも多い。これは、もともとが1つの体で、切り裂かれたカタワレが運動神経を多く持ってっちゃったことによる「補充欲」だと仮定することはできるけど、だからといって、出会ったスポーツ万能の男性が、必ずしも自分のカタワレとは限らないのだ‥‥ってよりも、自分のカタワレである確率は極めて低い。ただ、運動神経に関する「補充欲」を満たしてくれる点に惹かれてるだけで、他の欠損してる部分は満たされないだろう。

さらには、相手に欠損してる部分をこちらが満たしてあげられるとも限らないから、この2人は、ピッタリと合うジクソーパズルのピースじゃないってことで、一定期間が過ぎれば、自然と別れることになる。そして、それぞれが、自分の欠損した部分を完璧に満たしてくれるカタワレを求めて、新たな旅に出るってことになる。

そして、本当のカタワレに出会えた時に、初めて、人は人として完成されるのだ。そこには、浮気も暴力も何もない、純粋な「愛」しかない。ホントの「愛」とは、相手が自分であり、自分が相手であり、2人で1人なんだから、そこに浮気や暴力があるってことは、自分で自分を裏切ったり、自分で自分を痛めつけたりすることであり、理論上はアリエナイザーだ。つまり、浮気をしたり暴力をふるったりしてるカップルってのは、自分のホントの相手じゃない、どっかの誰かのカタワレと恋愛のマネゴトをしてるだけで、それによって苦しんでるだけなのだ。

‥‥そんなワケで、ヘドウィグが信じてるように、ギリシャ神話に書かれてるように、古代ギリシャの人たちが考えてたように、人間の起源が「2人がくっついて1人」だったのなら、すべての人間は自分1人で完璧だったってワケだ。「愛」ってものも、他人に求めたり他人に捧げたりするんじゃなくて、自分の内側で処理されてたってことになる。そして、切り裂かれた人間たちは、男が男を求めるパターンや、女が女を求めるパターンなら、自己にそれほどの欠損性を感じないだろうけど、男と女とがお互いを求め合う「アンドロギュノス」の場合には、常に自分の内側に「何か大切なものが足りない」って感覚を持ち続けてるんだと思った。何にしても、あたしのカタワレを探す旅は、まだまだ続くと思う。いつの日か、自分のカタワレと、背中あわせに安心して眠れる日が来るまで‥‥なんて思う今日この頃なのだ。


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2008.05.16

中国政府、今さらの人的支援受け入れ

「<四川大地震>中国、日本を初の人的援助受け入れ国に決定」(毎日新聞)

中国外務省は15日、四川大地震で道路事情などを理由に受け入れに難色を示していた国際救援隊などの人的援助に関して「日本からの緊急援助要員を受け入れる」と発表した。各国から申し出がある中で、日本は中国が人的援助受け入れを決定した最初の国となった。胡錦濤国家主席は今月初めに訪日したばかり。日本を受け入れ第1号に選んだことは、中国政府が、日本の豊富な災害救援経験を認めただけでなく、日中関係を重視したことを意味している。中国外務省によると、日本以外の国に関しても近く人的援助の受け入れを発表していくという。(5月15日12時58分)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080515-00000044-mai-cn


クリティカル・ポイントの72時間を迎えたところでの「受け入れ発表」ということは、「死人に口無し」ということなのでしょうか? 少なくとも、今までの「道路が分断されていて受け入れ態勢が整っていないから」という拒否の理由は、ウソだったということが証明されましたね。

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あしたのモモ

毎日毎日、こき使われて、ついに堪忍袋の緒が切れたモモちゃんは‥‥?

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人的支援を拒否し続ける中国政府

12日に中国の四川省で起こった大地震は、四川省だけでも昨日までに1万5000人以上の死亡が確認されて、まだ生き埋めになってる人が2万5000人以上、行方不明者が2000人以上もいるそうだ。だけど、別の報道によると、4万人が行方不明になってるとか、6万人が行方不明になってるとかっていう情報もあって、何がホントなのか分からない。チベット問題の時もそうだったけど、チベット側と中国側とで言ってることがぜんぜん違ってたし、何よりも外ヅラを重要視する中国政府は、こんな大変な時にも、まっさきに報じたのは、「北京市内にあるすべての五輪関連施設はマグニチュード8クラスの地震に耐えうる構造なので絶対に安全だ」っていうアホみたいなアピールだった。

地震などで生き埋めになった場合のクリティカル・ポイントは、72時間が限界だって言われてる。最初の24時間の生存率は75%、2日目の24時間の生存率は35%、3日目の24時間の生存率は15%だそうだ。つまり、生き埋めになってから24時間以内に救助すれば助かった人たちも、3日目になると5分の1しか生存してないってことだ。だから、一刻も早く救助しなきゃならないのに、最初の救助が始まったのが、地震から30時間後だの、50時間後だの、さらには、未だに救助が来てない場所もあるそうだ。

それなのに、中国政府は、「お金や物資の援助は歓迎するが人的支援は必要ない」って言ってる。表向きの理由は、「人的支援を受け入れる体制が整っていない」ってことなんだけど、ホントなんだろうか? そして、こんな悠長なことを言ってる場合なんだろうか? たとえば、ガケ崩れで道路が分断されてる場所だって、1人でも多くの救援隊が参加して作業したほうが早いと思うんだけど‥‥。昨日、どこかのチャンネルのニュースを見てたら、コメンテーターの1人が、「今回の被災地の多くは、ふだんから中国政府に不満を持っている人たちが住んでいる地域なので、海外から来た救助隊員たちに政府への不満をしゃべられると困るから」って言ってたけど、これがホントなら、人命よりも外ヅラが大事な国ってことになる。


‥‥そんなワケで、今日は話題が話題だから、「いかがお過ごしですか?」はナシにして行くけど、あたしは、もしもこんな理由で人的支援を拒否してるのなら、冗談じゃないと思った。地震が発生してから24時間以内に全世界に向けてSOSを出せば、ニポンの自衛隊やロシアの軍隊を始めとして、たくさんの国からプロのレスキュー隊が駆けつけただろう。そして、船や飛行機やヘリコプターを出動させてレスキューに向かえば、たくさんの人たちが助かったハズだ。

だけど、もうクリティカル・ポイントの72時間が過ぎちゃったんだから、生き埋めになって、必死に助けを求めてた人たちの8割から9割は息絶えているだろう。現地では、オンカホー首相がソッコーで被災地へ飛び、陣頭指揮をとってがんばってるそうだけど、これだって、国内の不満を少しでも鎮静化するためのアピールと、海外メディアに対するアピールにしか見えない。ホントに被災者たちのことを考えてるのなら、何よりも先にやるべきことは、他国への人的支援の要請だろう。

そして、政府も政府なら国民も国民だ。こんな大変なことが起こったっていうのに、中国では、今、義捐金詐欺が横行してる。地震が起こった翌日の13日から、ケータイサイトやインターネット上に震災への義捐金を募る詐欺サイトが林立し、メールによる振り込め詐欺もあとを絶たず、次々と摘発されてる。もちろん、こんなことをするのはホンのひとにぎりのヤツラなんだろうけど、自分の国の人たちが何万人も苦しんでるのに、どうしてこんな酷いことを平然とできるんだろう? 他国民のあたしでさえ、少しでも力になろうと思って義捐金を送ったのに、その国のヤツラがこんなことをしてるなんて、心の底から悲しい気持ちになる。

そして、昨日、14日には、救援物資を積んだトラックが被災者たちに止められて、荷台の物資を奪い合う人たちでメチャクチャになったそうだ。奪われずに現場までちゃんと届いた救援物資も、担当者がキチンと配布しようとするのを押しのけて、我れ先にと奪い合ったため、体力のある元気な男性ばかりが食糧や飲み水を何人分もひとり占めして、ケガをしてる人やお年寄り、子供には、ほとんど行き渡らなかったそうだ。

中国政府は、暴徒と化した被災者たちを抑えつけるために、武装した警察官を何十人も配備したそうだけど、被災者を武力で黙らせるなんてキチガイ沙汰だ。モトはと言えば、政府の救助が遅れてることから、被災者たちの不満が爆発して、こんな状況になったっていうのに‥‥。あたしは、こんな状況を知るにつけ、ヨケイに海外からの人的支援が必要だと思うんだけど、サスガ、オリンピックを開催するために野良犬や野良猫をカタッパシから殺すような政府は、やることがイカレてるよね。

‥‥そんなワケで、あたしが、今回、何よりも心を痛めてるのが、小学校や中学校の倒壊だ。どんな事故でも、事件でも、災害でも、子供の命が失われるというのは、ホントにつらい。そして、今回は、数えきれないほどの子供たちが生き埋めになり、すぐに救助すれば助かった命も、たくさん失われたのだ。中国の政府のメンツって、子供たちの命よりもずっと大事なんだろうか?

そして、本来なら、その地域の避難場所であるハズの小中学校が、こんなにも簡単に倒壊するなんて、そのこと自体も衝撃だった。だけど、これって、他人ゴトじゃないんだよね。このニポンも、全国の学校や病院などのうち、耐震強度の基準を満たしてるのは、わずか58%しかない。残りの42%は、最低基準の0.7を下回ってて、今回の中国の地震とおんなじクラスの地震が起これば、簡単に倒壊しちゃうのだ。それどころか、0.5を下回ってるものも全国に4000棟以上もあり、これらは、震度5強の地震でも倒壊する恐れがあるのだ。

それなのに、ニポンの政府は、ムダな道路を造ることには何十兆円もつぎ込むのに、こうした強度不足の学校や病院に関しては、まったくのノータッチ。中には、予算がなくて耐震強度を測定することすらできない学校もたくさんあるのに、政府は何の援助もせずに、ずっとホッタラカシ。小学生や中学生の子供を持つ親は、自分の子供が通ってる学校の耐震強度を知ってるのだろうか? 少なくとも約4割の学校は、中国とおんなじことになるって知ってるのだろうか? つまり、「明日は我が身」ってことなのだ。

ちなみに、学校や病院ですらこんなアリサマなんだし、何よりも危険な原発でさえも55基のうちの17基もが耐震強度不足なんだから、一般のマンションやホテルなんか酷いもんだ。耐震強度の基準を満たしてないマンションやホテルは、分かってるだけでも、全国に200万棟以上もある。そして、そのうちの2割から3割は、0.5を下回ってるって言われてる。これは、これほどの地震多発国なのにも関わらず、少しでも原価を安くするために、手抜き設計や手抜き工事を乱発する悪徳業者と、それをインペイし続けて来た国交省、そして、こうした悪徳業者や国交省の官僚と癒着して甘い汁を吸い続けて来た自民党の森派の面々が生み出したものだ。

‥‥そんなワケで、あたしは、こんな大震災の時にまで、人命よりも外ヅラを最優先して、できるだけ感動的なシーンを報道するように指示した中国政府って、どこまで愚かなんだろうと思った。そして、地震が起こったあとも、オリンピックの施設の工事を予定通りに行なってるってことを知って、唖然とした。そんな重機が余ってるのなら、すべて被災地へ向かわせるべきじゃないのか? あたしは、最初っから中国のオリンピック開催には反対してるけど、こんなレベルの政府は、根本的な部分から変わらなかったら、とてもじゃないけどオリンピックを開催するに値しない国だと思った。こんな政府のメンツのために、救助が間に合わなくて亡くなって行った人たちが、ホントにかわいそうだと思った。どうか、1人でも多くの人が助かりますように‥‥。


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2008.05.15

プレミア連発な午後

どんな商売でもおんなじだけど、何よりも大切なお客さんは「常連さん」や「リピーター」で、「一見(いちげん)さん」は大切じゃない。もちろん、一見さんが来店しても、常連さんとおんなじようにサービスするのが普通だけど、パチンコ屋さんの場合は違う。パチンコ屋さんにとっては、常連さんにはホドホドに勝たせるけど、一見さんからはザックリとむしり取る。それが顕著なのが、年末とかゴールデンウィークとかの「回収期間」だ。

こうした時期は、ふだんは来ないような人たちがドバッと押し寄せるから、どのパチンコ屋さんも、釘をガチガチにしめて回らなくする。遠隔操作をしてるホールなら、軒並み大ハマリ台にされちゃう。ようするに、ふだん来ない人たちからたくさん回収する期間てワケで、こんな時期に打ちに行くのは、カモがネギしょった上に、ポン酢まで持参して行くようなもんだ。

で、回収期間のゴールデンウィークも終わり、そろそろ通常の出玉に戻ってるころなので、あたしは、早めにお仕事が終わった今日、久しぶりに地元のパチンコ屋さんに行って来た。夕方の4時前くらいに行ったんだけど、「エヴァンゲリオン~使徒、再び~」は、3分の1くらいが埋まってて、残りの8割くらいがそこそこ回してたんだけど、朝から誰も打ってない台も何台かあった。それで、まだ誰も打ってない台の中で、一番良さそうな釘の台で打ち始めたら、最初の500円で13回も回ったから、「おおっ!」って思って、そのまま打ち続けてた。

それで、ちょうど4時になったので、台の横についてるテレビを6チャンにして、「水戸黄門」を観つつ、コーヒーを飲みつつ、タバコを吸いつつ、パチンコも打ちつつ‥‥なんて聖徳太子みたいなことをしてたら、30回転目に「レイちゃんモード」になった。そしたら、前代未聞のことが起こっちゃった。「レイちゃんモード」の1回転目に、ビックリマークも使徒も出ずに、ジョグを回したりコインが回ったりもせずに、何の予告もなく、普通に「4」と「5」のダブルリーチが掛かった。だから、「えっ?」って思って見てたら、そのまま「4」で当たり!‥‥って、「なんじゃこれ?」って思った今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、ものすごくヘンテコな当たり方をしちゃった。確変中なら、ノーマルリーチが発展しないでそのままスコッと当たることもマレにあるけど、通常モードで普通に打ってて、何の予告も前ぶれもなく、何も発展しないで、そのままスコッと当たっちゃうなんて、こんなこともあるんだな~って思った。で、セグを見たら「ラウンド中の昇格」だったから、パッキーを抜いて、久しぶりの「残酷な天使のテーゼ」を楽しんでたら、10Rのラミエルじゃなくて、7Rで「予告」から「三つの力」が出て、シャムシェルの三機攻撃リーチになったから、タップリとアニメが観られて嬉しかった♪

それで、確変になったら、レイの横顔の「はじめまして、ばあさん」が出た! これは初体験だ! オマケに、「1」と「9」のダブルリーチだったから、どっちで当たっても確変てワケで、シンジの初号機リーチで、アッサリと「1」で当たった! そして、次の確変中に、初号機の役モノが「ウォ~!」って吠えて、「5」「1」「3」で「暴走モード」突入! 意味はないけど気持ちいいし、ここまでの感じで、なんか伸びそうな予感がして来た。

E1
それで、「暴走モード」のお約束の「4」で当たったら、再抽選で赤く光って、背景が赤くなって、「1」「3」「5」「7」の確変数字だけが回る黄金の再抽選になっちゃった! これも初体験だ! そして、大当たりが終わっても「暴走モード」が継続してて、またまた初号機の役モノが吠えて、またまた「5」「1」「3」で止まったら、「継続」じゃなくて、レイの「覚醒モード」に突入! これも初体験! あわててバッグからケータイを出して、写真を撮ったんだけど、「綾波レイ」っていう文字が出てる時にシャッターを押したら、零号機の顔のアップみたいなとこが写って、何が何だか分かんない写真になっちゃった。

レイの覚醒モードは初めてだから、よく見てたら、「2」の白いレイがセクシーな感じでいいな~って思いつつも「2」で当たったらイヤだな~って思ってたら、その「2」で当たっちゃったよ、トホホ。その上、再抽選もなくて、セグはジ・エンド。負けると分かってる10Rのラミエルは、もちろんアスカが負けちゃって、「覚聖モードなのに1回かよ!」って思ってたら、ここからがすごかった。

時短の1回転目で、ナナナナナント! 弐号機の格納庫の背景! これも「奇跡の価値は」では何度か見たけど、「使徒、再び」では初体験だ! あまりにもワンダホーな復活に、「水戸黄門」どころじゃなくなって来た。そして、単独発進からアスカの膨らむプラグスーツのロングアニメで弐号機リーチになり、サクッと確変! ここからも続いて、ぜんぶで10連チャン、14900発で4万4500円、1500円の投資なので4万3000円の勝ちになった。だから、ずっと気になってたミャンマーと中国に1万円ずつ義捐金を送って、2万円は母さんのための口座に預金して、3000円は自分のお小遣いにした。

‥‥そんなワケで、今日は、初体験の予告やプレミアが4つも見られた上に、1時間半で4万円以上の勝ちだったから、すごく効率が良かった。それに、あたし個人としても、1時間半で3000円てことは、時給2000円てワケで、バイトとしては悪くない。それに、ケガで本職をお休みしてた時は、パチンコの収入はすべて生活費にしてたけど、今は本職の収入があるから、パチンコの収入は貯金できる。だから、打ち甲斐がある。あたし的には、「機動新撰組 萌えよ剣」か「サクラ大戦」を打ちたいんだけど、地元のパチンコ屋さんにはないから、とりあえずは、幻の四号機リーチを見られるまでは「エヴァンゲリオン~使徒、再び~」で遊びつつ、「寿司屋の源さん」でコンスタントに稼がせてもらおうと思ってる今日この頃なのだ。


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2008.05.14

「もったいない」ということ

昨日の続きみたくなっちゃうけど、今日も「もったいない」について書いてみようと思う。それは、去年、大好きな赤瀬川原平さんの「もったいない話です」(筑摩書房)を読んだことを思い出したからだ。原平さんの本だから、もちろんマジメなエコの話とかじゃなくて、独特の視点で人間の「もったいない」という感覚について書いてる上質のエッセイなんだけど、他の著作と同様に、ものすごく楽しめた。そして、いろんな気づきもあった。

この本の冒頭の章で、原平さんは、「猿」に対して怒ってる。山から降りて来て畑を荒らす猿たちが、人間がせっかく育てたダイコンを抜いて、ヒトクチかフタクチほどかじっただけで、ポイと捨てる。そして、また新しいダイコンを抜き、ヒトクチかフタクチほどかじっただけで、ポイと捨てて、畑は、かじられたダイコンが散乱した状態になる。原平さんは、これに対して怒ってるのだ。1本のダイコンを抜いて、それを最後まで食べるのなら、それでお腹がいっぱいになるだろうし、畑も荒れないからだ。

それなのに、カタッパシからダイコンを抜き、ヒトクチかフタクチほどかじっただけでポイと捨ててく行為は、まるで、ホニャララ団かウヨクの嫌がらせのようだ。だけど、猿が「嫌がらせ」のためにそんなことをしてるとも思えないので、これは、純粋に「食べ物を食べてる」だけなんだと思う。そして、原平さんは、猿のこの行為に対して、「猿にはもったいないという感覚がないからだ」としてる。そして、猿に「もったいない」という感覚が芽生えて、人間に進化した‥‥って書いてる。

もちろん、これは、原平さんならではのジョークで、猿と人間とを比較する上での「喩え話」みたいなもんだ。つまり、1本のダイコンを手に入れたら最後まで食べるのが人間で、ヒトクチかフタクチほどかじっただけでポイと捨てちゃうのが猿で、その違いは「もったいない」という感覚を持ってるか持ってないかってことだって書いてる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、原平さんは、この「もったいない」という感覚を持ってない猿は、あたしたち人間の中にも潜んでて、時々顔を出すと言う。原平さんは、「いや猿に向上心を説いても仕方ないが、じつは畑だけでなく、人間界にも猿は出る。日本の成人式ともなると、猿がたくさん会場にあらわれる。成人式でなくても、テレビにはいつも猿が出て笑っている。里山から下りてくるだけではなく、人間そのものの中に潜り込んだ猿が、はい出してきている。買い物の輪ゴムをポイと捨てる手には、よく見ると猿の毛が生えて猿の爪が伸びているのだ。」って書いてる。

原平さんは1937年生まれだから、戦時中から敗戦後にかけて、決して「豊か」とは言えない少年時代を過ごして来たワケで、わざわざ「もったいない」とか「節約」とか「経済的」とかって言葉を口にしなくても、当たり前のこととして、いろんなモノを大切にして来た。食べ物はもちろんのこと、鉛筆1本、消しゴム1個にしたって、最後の最後まで使って来た世代の人だ。そう言えば、原平さんの名著、「純文学の素」の表紙は、赤と青の2色鉛筆が、両側から最後のギリギリまで削られてて、2cmくらいのチビた状態になってる写真が使われてたけど、アレも、この世代の人の郷愁を誘う感覚なんだと思う。

だいたいからして、今の人たちは「鉛筆」ってもの自体をあんまり使わなくなったし、ましてや、青と赤の鉛筆なんて、メッタにお目にかからなくなった。昭和までは、競馬場とか競艇場に行くオジサンたちが、耳に青と赤の鉛筆を挟んでたイメージがあるけど、今じゃ場外馬券売り場もオシャレになっちゃったし、若い女性やカップルなんかもウロウロしてて、鉛筆を耳に挟んだオジサンのイメージは消えかかってる。もちろん、これは、競馬をしないあたしが持ってるイメージであって、実際には、鉛筆を耳に挟んだオジサンはたくさんいるのかもしれないけど。

パチンコ屋さんに行くと、なぜか耳の穴にパチンコ玉とか百円玉を入れてるオジサンとかがいて、あたしはいつも不思議だったんだけど、ここ数年は、ほとんど見かけなくなった。これとおんなじで、あたしの勝手なイメージとして、耳に鉛筆を挟んだオジサンも、競馬場から姿を消しかかってるように感じてる。

で、この「鉛筆」だけど、今は「シャープペンシル」を使ってる人のほうが多いと思う。絵を描く人とかは鉛筆を使うだろうけど、学生の多くはシャーペンを使ってると思う。あたしの母さんの世代は、削った鉛筆を何本も筆箱に入れて、学校に持ってったそうだけど、これは、芯が減ったり折れたりした時に、削ってる時間がもったいないから、予備として何本かは必要だったからだ。そして、3本とか5本とかの鉛筆を持ってて、1つの授業で全部の芯がなくなったら、休み時間に削って、次の授業に備える‥‥ってことだ。

だけど、あたしの学生時代は、シャーペンが普通だったから、たった1本で足りた。芯がなくなれば、ポチッとノックするだけで、新しい芯が出て来る。そして、0.5mmとか0.3mmとか芯の太さが決まってるから、いくら書いても決まった太さのままだ。1本の芯がなくなっても、中に予備の芯が何本も入ってるし、書き間違えたら、ノックするとこのキャップを取れば、中から消しゴムが出て来るから、消しゴムを持ってく必要ない。つまり、シャーペン1本で、何十本ぶんの鉛筆と消しゴムの役目をしてくれるってことだ。

だから、あたしの学生時代の筆箱の中は、シャーペンが2本の他は、ピンクや黄色の可愛い色のラインマーカーとかサインペンや、ラメラメのグリッターペンとか、なくてもいいもの、遊ぶためのものばかりだった。普通に勉強するだけなら、シャーペンだけでも足りたのだ。

‥‥そんなワケで、時代の流れとともに、鉛筆も進化して来たワケだけど、エコって意味で考えれば、鉛筆よりもシャーペンのほうか優れてると思う。何よりも、「木」を使ってないからだ。鉛筆における「木」ってのは、ただ「握りやすくする」ってだけのためで、別に他のものでも代用できる。そして、ただ削って行ってゴミになるだけだ。鉛筆削りの中に溜まった木のカスを集めて再利用してる人なんていないだろうから、途中まで使った鉛筆を捨てちゃう人も、最後まで使い切る人も、どっちも地球にはやさしくない。それよりも、シャーペンを使ったほうがいいってことになる。

だけど、エコとかを考えずに言えば、鉛筆には鉛筆ならでは味わいがあって、その最たるものが、書いてる時の手触りとか書き味とかの「あたたかさ」だ。シャーペンの場合は、常に一定の太さで、どこかデジタルな冷たさを感じるんだけど、鉛筆の場合は、削りたての固い感じから、少しずつ書きやすくなってって、最後には削らないとダメな状態になるから、この一連の流れの中に、なんか、人生みたいなものを感じる。だから、あたしは、どんなに時代が変わろうとも、鉛筆はなくならないと思う。

あたしは、今、この国の政府が声高に叫んでるエコって、「鉛筆をやめてシャーペンにしよう!」って言ってるようなものだと思う。古い家電よりも最新型の家電のほうが消費電力が少ないからって、まだ使える家電を捨ててまで、新製品に買い替えさせるような風潮。そして、あと3年で地デジになったら、ニポン中のほとんどのテレビは使えなくなり、ものすごい量のゴミになる。まだ使えるものを捨てさせる風潮って、ホントにエコなの? みんな、自分の支払う電気代のことしか考えてないけど、捨てられた膨大な「まだ使える家電」を処理するために、どれほどの電力が必要なのか考えてるんだうか?

世の中には、ムダだと思えるものがいっぱいあるけど、これも人それぞれの感覚だから、あたしはムダだと思っても、その人にとってはムダじゃないものもある。だから、イチガイには言えないけど、たとえば、全国にある自動販売機は、そのほとんどが、24時間コウコウと電気をつけてる。利用者の多い都会の駅前の自販機から分かるけど、何時間も誰も通らないような田舎の道に、ポツンと光ってる自販機もある。

で、これらの自販機の電気代は、それぞれの持ち主が支払ってる。だから、誰も文句を言うことはできないんだけど、あたしは、すごくムダだと感じてる。今、全国には、約250万台の自販機があるんだけど、すべての自販機の電源を切ったら、原発1基ぶんの電力を削減できるのだ。つまり、逆に言えば、全国にある55基もの危険な原発のうち、1ヶ所の原発は、自販機のために稼働してるってことなのだ。

そして、東京や大阪や名古屋や博多などの全国の繁華街で、夜通しギラギラに点灯してるネオンサインや看板などの電飾をすべて消せば、原発2基ぶんの電力を削減できるって言われてる。何しろ、宇宙から夜の地球を見ると、このニポンだけが異様なほど真っ白に光ってるそうだしね。それほど、不必要に電気を使ってるってワケで、そのために、不必要な原発が造られて、地域の人たちを危険に晒しながら稼働してるってワケだ。

あたしは、自分でも自販機を利用することもあるし、「すべての自販機を廃止にしろ!」とは思ってない。だけど、誰も通らないような場所で、一晩中コウコウと光ってる自販機を見ると、「もったいない」と思う。これが、もしも自分の家なら、電気をつけっぱなしでお仕事に行っちゃったようなもので、ものすごく「もったいない」と思う。だから、あたしは、普段は最低限の電力だけで稼働してて、人が前に立った時だけ、センサーが反応して、明かりがパッとつくような自販機を開発すべきだと思う。自動車に「アイドリングストップ」を呼びかけるのなら、自販機も「アイドリングストップ」すべきだと思う。

だけど、あたしはムダだと思っても、ムダなものを造ることで私腹を肥やしてる人たちにしてみれば、そのムダなものこそが必要なもののワケで、たとえば、自民党の道路族議員たちが、必死になって死守した道路予算だって、そのうちの7割は採算の取れない「赤字道路」を造るために使われる。つまり、最初から赤字になることが分かってる「ムダな道路」でも、それを造る土建屋からキックバックをもらうために、これほど大きな民意を無視してまでゴリ押しして、「数の暴力」で再可決したってワケだ。

‥‥そんなワケで、原平さんの「もったいない話です」では、冒頭の章で、「もったいない」の感覚がなく、せっかく人が育てたダイコンを抜いて、ヒトクチかフタクチほどかじっただけで、ポイと捨ててる猿に対しての怒りからスタートしたって書いた。そして、原平さんの持ち味の「多角的視点」で、いろんな問題やテーマを面白く分析してくんだけど、最後のほうに、「猿からの反論」ていう章がある。そう、冒頭で批判した猿から、反論が来たっていう設定で書かれた章なんだけど、これが傑作だ。

猿からの反論は、「うるさい」、このヒトコトだけ。ようするに、人間が畑なんか作るのも、そこでダイコンなんか作るのも、みんな人間が勝手にやってることなんだから、それを抜いてかじるのはオレたち猿の勝手だ。オレたちは腹が減る。そして、そこにダイコンがあるから抜いてかじってるだけで、ヒトクチしかかじらないでポイと捨てようとも、どんな食べ方をしようともオレたちの勝手で、とやかく言われるスジアイはない‥‥ってことだ。そして、この猿からの反論に対して、常に客観的な視点を失わない原平さんは、「それも一理ある」って書いてる。

猿は、「気がつけばこの世にいて、腹が減るから勝手に食べて、勝手に生きて勝手に死ぬ。」という生き物で、一方、人間は、自分の誕生や世の中のことをある程度は理解してて、それに意味づけをしようとする。だから、「やっていいこと」と「いけないこと」を自分たちだけで決めてルールを作る。猿にしてみたら、人間が作ったルールなんてバカみたいだと思う、と書いてる。そして、猿の立場になった原平さんは、猿の気持ちを代弁してる。


「生き物は腹が減るから食って、生きて死ぬだけなのに、大根を端まで全部食えだなんて、そんなことどうでもいいじゃないかと。もったいないなんて、得意になっていってるけど、それが結局オゾンホールを開けましたねと。」


そう、地球温暖化の原因も、これからどんどん増え続ける皮膚ガンの原因も、すべてはあたしたち人間が生み出したもので、もしも地球上に人間がいなかったら、こんなことにはなってなかったんだよね。つまり、「もったいない」って感覚を持ってる人間よりも、ヒトクチかじっただけでダイコンを捨てちゃう猿のほうが、地球にはやさしいってことになる。何よりも、猿は、電気を使わないしね。

‥‥そんなワケで、「もったいない」の気持ちを持ってるあたしたちでも、地球の環境から見れば猿にも劣るってのに、そのあたしたちでさえ「ムダだ」って感じるほどの不必要な道路を造り続けて、かけがえのない自然を破壊し続けて、さらに赤字を増やし続ける道路族議員たちって、地球上で最低の生き物だと思う。ま、「吉兆」で人の食べ残しを出されても、気づかずにパクパクと食べちゃうほどの鈍感な人たちだからこそ、目の前に迫ってる地球規模の危機よりも、自分のフトコロを肥やしてくれる土建屋との癒着のほうが大事なんだと思うけど‥‥なんて気がする今日この頃なのだ。


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2008.05.13

パンダのエサ代と都知事のエサ代

牛肉やアナゴの産地偽装、デザート類の賞味期限の改ざんと、とても老舗とは思えないデタラメが炸裂し続けてた「吉兆」だけど、何よりも大爆笑だったのは、あの女将の「ささやき謝罪会見」だろう。そして、社長だけに責任をなすりつけて辞任させ、こともあろうに自分が社長になるという呆れ果てた人事‥‥って、ま、そんなことはどうでもいいんだけど、あたしが気になってるのは、「あの女将って何でいつも下を向いてんの?」ってことと、「和泉元彌の出しゃばりママと区別がつかない」ってことだ。

で、今度は、他のお客の食べ残した「残飯」を次のお客に使いまわしてたってことが発覚して、最初は「大阪本店だけ」って言ってたのに、その次には「博多店も」って言い出して、最後には「全店でやってました」って白状した。あの女将は、「『食べ残し』というとイメージが悪いので、他のお客さんが『手をつけていないお料理』と言って欲しい」って報道陣に注文をつけてたけど、お客が箸をつけて崩れたワサビとかも、戻って来たお皿から回収して、みんなひとまとめにして「ワサビ醤油」にして利用してたってんだから、前のお客の唾液のついたものを次のお客に出してたワケだ。

お刺身のツマなんか、パートさんたちが、下げて来たお皿から食べ残しのツマを集めて、ザルに入れて洗うのが「仕事のひとつ」になってたそうだ。「私は知りませんでした」ってトボケまくる女性店長以外、料理長からパートさんまで、すべての従業員が「使い回し」に加担してたってワケで、これを10年以上も前から全店でやってたんだから、サスガ、ニポンの外食産業はレベルが高い。

でも、「吉兆」なんて、普通の人たちは行けないお店だから、あたしたちは関係ないよね。ちなみに、東京の「吉兆」をヒンパンに利用してるのは、コイズミとアベシンゾーと石原ジョンイル大将軍様だってんだから、ザマーミロ!って感じがする。こんな税金ドロボーどもが通ってるんなら、使い回しだけじゃなくて、「ペッパーランチ」みたく、料理にツバとか鼻クソとかも入れてやればよかったのに‥‥なんて思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、残った食材の使い回しなんて、どこでもやってることだ。去年の12月7日の日記、「文句があるなら自炊しろ!」に書いたけど、あたしが高校生の時にバイトした定食屋さんでは、下げて来たお皿に残ってるパセリやレモンを次の定食に使い回してた。そのあとにバイトしたファミレスでは、お皿を下げるとこのワキにお水の入った大きなボールがあって、下げて来たお皿に残ってるレタスはそこに入れることになってた。もちろん、これは、使い回すためだ。それに、前日のサラダバーの残りのお野菜は、変色した部分だけをカットして、ランチのプレートに使い回してた。

もちろん、こんなのはぜんぜんマシなほうで、あたしのお友達がバイトしてた和食のファミレスなんか、「お刺身の見た目の鮮度を良くするためのスプレー」ってのが常備してあって、下げて来たお刺身の食べ残しには、この薬品をひと噴きしてから次のお客に出してたそうだ。こんなのどこでもやってることで、目の前で調理してるとこが見えるカウンターのお店以外は、あたしはまったく信用してない。だから、こうしたことに文句があるなら、あたしみたく自炊すりゃいいだけのことなのだ。

で、今回の「吉兆」の女将は、さかんに「もったいない」って言葉を連発してた。もちろん、お客が手をつけずに戻って来た天ぷらとか鮎の塩焼きとかは「もったいない」とは思うけど、「もったいない」と思ったんなら、まかないで食べればいいじゃん。いくら「もったいない」からって、それを次のお客に出すってことは、「元手をかけずに正規の料金をいただく」ってことで、詐欺とおんなじじゃん。いくら「箸をつけてない」って言ったって、ぜんぜん知らないオッサンの前に、小1時間くらい置かれてたお料理なんだから、ツバとかが飛んでるかもしれないし、もしかしたら、一度お箸で持ち上げてみたかもしれないし、とても清潔とは言えないだろう。

‥‥そんなワケで、あたしは分かったんだけど、この女将の言ってる「もったいない」は、あたしたちの「もったいない」とは違うんだよね。あたしたちが、食べ物を残した時に感じる「もったいない」は、「まだ食べられる物を捨てたらもったいない」っていう純粋な気持ちだけど、この女将の言ってる「もったいない」は、「まだお金になるものを捨てたらもったいない」ってことなんだよね。食べ物に対する「もったいない」じゃなくて、自分のお金儲けに対する「もったいない」なんだよね。

だから、何度「もったいない」って言葉を繰り返しても、ぜんぜん美しくない。それどころか、醜くさえ感じる。これは、環境大臣時代の小池百合子が「もったいない」って言葉を連発してた時にも感じたことで、本来は美しい言葉であるハズの「もったいない」が、欲望に支配されて心が腐りきった人間が使うと、そこに私利私欲がチラチラと見え隠れするから、ちっとも美しく感じられないってことだ。

パンダ2頭のレンタル料の1億円を「もったいない」と言う人たちは、慎銀行東京にためにドブに捨てられた1500億円を「もったいない」とは思わないのだろうか? 1日1万円のパンダのエサ代を「もったいない」と言う人たちは、石原ジョンイル大将軍様が、「リストランテASO」で、佐々淳行を官官接待した時の食事代、30万円を「もったいない」とは思わないのだろうか? 「赤坂浅田」で、慎銀行東京の取締役の仁司泰正を接待した時の食事代、37万円や、日本航空社長の新町敏行を接待した時の食事代、19万円を「もったいない」とは思わないのだろうか? 赤坂のすっぽん料理屋の「さくま」で、ナンミョーの冬柴鉄三を接待した時の食事代、20万円を「もったいない」とは思わないのだろうか? 「瓢亭」で、東京地下鉄の社長の梅崎壽を接待した時の食事代、39万円を「もったいない」とは思わないのだろうか?

石原ジョンイル大将軍様の接待好きは周知の事実だけど、特にお気に入りの佐々淳行は、高級料亭から高級フレンチ、高級イタリアンと、数え出したらキリがないほど接待されてて、その都度、1回の食事代が20万円から30万円もかかってる。これは、1本何万円もするワインをガブガブと飲んでるからだ。佐々淳行なんて、選挙になれば選対本部長まで任命するほどのツーカーの仲なんだから、話があるなら都知事室でやればいいワケで、何で、毎回毎回、何十万円もかかる高級料理や高級ワインを税金でゴチソウしてやんなきゃなんないのか、納税者の1人として、まったく理解も納得もできない。

「都民の金はオレの金」でオナジミの石原ジョンイル大将軍様と言えば、2001年に、1600万円もの税金を使って、豪華クルーザーでガラパゴス諸島をクルージングしたことが有名だけど、この他にも、税金を使った海外豪遊はたくさんある。ガラパゴス諸島から帰って来た3ヶ月後には、往復で1人当たり100万円以上もするファーストクラスに乗ってアメリカへ行って、1泊26万円のホテルを始めとして、1週間も税金で豪遊し続けた。同伴した女房もおんなじ金額の部屋に泊め、側近の秘書までを1泊10万円もの部屋に泊め、もちろんすべて税金だ。ちなみに、東京都の条例で決まってる「公務での宿泊費」の上限は「4万円」だから、ホントなら、4万円を超えた場合には差額を自腹で払うのがスジなんだけど、独裁者には常識も規則も通用しないらしい。

そして、やりたい放題の大将軍様は、どんどんエスカレートしてって、2004年のアメリカ、グランドキャニオンの豪遊では、これまた女房を同伴して、総額で2100万円もの税金を使いまくった。ちなみに、10日間の日程のうち、この旅行の名目である「視察」をしたのはたった2日間だけで、残りはすべて遊んでただけだ。さらに呆れ果てるのは、2006年のマン島の豪遊だ。「オリンピック招致のための視察」って名目で出かけたのに、7日間の日程のうち、「視察」したのはたったの1時間20分だけで、残りはすべてレジャー三昧。そして、使った税金が、ナナナナナント!3570万円!

あたしたち東京都民が巻き上げられてる税金は、こんなふうに、石原ジョンイル大将軍様の身内の食事会や豪遊などで湯水のごとく使われてる上に、これまた身内で固めた「東京ワンダーサイト」にどんどん垂れ流されてる。だから、東京都民のあたしとしては、これほど最悪の状況なのに、わずか1億円のパンダのレンタル料を「もったいない」なんて言う人の気が知れない。「もったいない」って言葉は、この恥知らずの独裁者に対してこそ言うべき言葉なのだ。

だから、あたしは、「吉兆」に足しげく通ってた石原ジョンイル大将軍様を始めとして、コイズミやアベシンゾーも「残飯」を食わされてたのかと思ったら、トタンに愉快になって来た。そして、あたしのとこには、「吉兆」だけじゃなくて、他にも政治家や財界のアホどもが利用してる有名な老舗で、似たようなことをしてるっていう内部告発の情報も入って来てる。そこも、石原ジョンイル大将軍様がよく利用してるそうだから、ヨケイにザマーミロ!って思ってる。そのお店は、「吉兆」みたいにドジを踏んでバレることのないように、ぜひ、これからも末長く「残飯」を提供してやって欲しい。特に、厚顔無恥の大将軍様には、とっておきの「残飯」を出してやって欲しい。どうせ、あたしたち都民のオゴリなんだから。

‥‥そんなワケで、「吉兆」の女将の「もったいない」は、「まだまだ金儲けに使えるんだから捨てたらもったいない」であって、これは、石原ジョンイル大将軍様が、「都民の金はオレの金なんだから身内で使わなきゃもったいない」って思ってるのとおんなじことだ。つまり、納税者から巻き上げた税金を私物化し、「少しでも使わなきゃもったいない」と豪遊を繰り返して来た政治家どもが、その使い道のひとつとして利用してた高級料亭が、「まだまだ金儲けに使えるんだから捨てたらもったいない」と、他のお客の食べ残した「残飯」を使い回し、それがその政治家どもの口に入ってたってワケだ。だから、あたし的には、なんてワンダホーなリサイクルなんだろう‥‥って思う今日この頃なのだ(笑)


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2008.05.12

test

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オマケ「今日のMAD」

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母さん、ありがとう♪

どこかへ旅行に行くことになった時って、旅行自体が楽しいのは当然として、思い立ってから出発までの過程も、ワクワクしてすごく楽しい。そして、帰って来てからも、撮って来た写真を見たり、お土産を見たりして、その余韻を楽しむことができる。だから、たった一泊の旅行でも、考えようによっちゃ、1ヶ月くらいは楽しい気分でいられる。特に、あたしの場合は、皆さんご存知の通り、生粋の「妄想ジェンヌ」だから、いろんな情報を集めたり、地図帳を見たりして、「どこに行こうか」「何をしようか」って考えてる時が、何よりも楽しい。

で、今日は全国的に「母の日」だったけど、あたしは、母さんと日帰りで温泉に行こうと思って、ずいぶん前から計画を立ててた。インターネットでいろんな温泉サイトを見たりして、いくつかの温泉をピックアップして、料金や泉質や名物を調べたり、ルートを考えたりと、ヒマさえあればアレコレと楽しんでた。それで、こういうのって、最初は妄想的なとこから始まって、行く日が近づいて来るに従って、ジョジョに奇妙に現実的になって来る。

最初は「伊豆に行って、美味しいお魚を食べて、海の見える露天風呂に浸かって‥‥」なんて考え始めるんだけど、2週間前くらいになると、「伊豆はムリだから鶴巻温泉あたりにするか」なんて思い始めて、1週間前くらいになったら、「車で30分で行ける深大寺温泉にしよう」ってことになっちゃった。最初は、片道150kmくらいまでの範囲を考えてたんだけど、ガソリン代が発狂したみたいに高くなっちゃったし、高速料金もバカになんないし、結局、一度は行ってみたいと思ってた近所の深大寺温泉でいいや‥‥って気持ちになった。

それで、その温泉のホームページを見てみたら、内湯も外湯もすごく良さそうだったから、1人1650円はふだんなら考えられない高さだけど、「母の日」だからOKってことにした。そして、「深大寺ならおそばが名物だから、お昼はおそばを食べよう」って思って、何とかフランク・ザッパな計画だけは立てられた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、この計画で決まりのつもりでいたんだけど、2日前の金曜日になって、ちょっと心配だったから、念のために、温泉のクチコミサイトを見てみた。そしたら、唖然としちゃう感想が並んでた。もちろん、良い感想もあったんだけど、それはすべて「平日の空いてる時」に行った人たちの感想で、「休日」に行った人たちの多くは、ボロクソに書いてた。複数の感想で多かったのが、「混雑してて洗い場まで長蛇の列」「風呂に入っている時間より並んでいる時間の方が長かった」「脱衣所、休憩所、風呂、すべてが狭くてくつろげない」「従業員の態度が悪い」「お湯がアンモニア臭で不快」「子供連れが多くてやかましい」などなど。

これじゃあ、母さんを連れてけないや‥‥ってことで、「母の日」の2日前になって、あたしは、大あわてで「温泉探し」を始めたんだけど、一度「近場で済まそう」って決めちゃったあとだったから、なかなか遠出するテンションには気持ちが向かない。それで、気持ちが向かないのに探してるワケだから、いろんなサイトを見たりしても、ワクワクしないし楽しめない。で、「もういいや」って気持ちになって、結局、地元の銭湯、「ポカポカランド」に行くことにした。

あたしは、今年の1月までは、足のリハビリのために、月に3~4回くらいは行ってたんだけど、2月からは行ってなかったし、母さんは、もう1年くらい行ってないハズだ。だから、夕方の早い時間から、一緒に行くことにした。銭湯って言っても、ちゃんと地下から湧いてる「東京黒湯」だから、泉質としては、深大寺温泉とおんなじだ。それが、4分の1の料金、430円で入れるんだから、こっちのほうがぜんぜんいい。

‥‥そんなワケで、今日は午前中に車で母さんを迎えに行って、一度戻って来て車を置いてから、のんびりと歩いて高島屋に行った。それで、南館に入ったら、入口のホールで「母の日フェア」みたいなのをやってて、ゴージャスなカーネーションがドバッと並んでて、「母の日」の気分が盛り上がりまくった。そして、アレコレと見てると時間がもったいないから、正面のエスカレーターでサクッと5階の紀伊国屋さんに行って、「女性のエッセイ」の棚のとこに母さんを連れてって、ちゃんと「きっこの日記R」が置かれてるのを見せて自慢した(笑)

ホントは、発売してすぐの「平積み」の時に自慢したかったんだけど、今は棚に1冊あるだけで、それが売れると、下の引き出しみたいなとこから1冊出して補充する‥‥って形だからジンジャエールだ。でも、ちゃんと本屋さんに並んでるのを見て、母さんは喜んでくれた。実は、あたしの本が本屋さんに並んでるとこを見せたのは、3冊目にして初めてだったのだ。で、アホな自慢も終わったので、ひとつ上の6階に行って、ちょっと早いお昼を食べることにした‥‥っていうか、それが目的で高島屋に来たんだけどね。

温泉を銭湯にしちゃったから、せめて食事くらいは豪華にしようと思って、「あたしは、お寿司でも天ぷらでもうなぎでも何でもいいんだけど、母さんは何が食べたい?」って聞いたら、間髪入れずに「うなぎ!」って言ってくれて、あたしは「おおっ!」って思った。実は、あたしはうなぎが食べたかったから、内心、「うなぎって言ってくれよ!」って思いながら聞いてたのだ。「母の日」なんだから、母さんの食べたいものにするのは当然なんだけど、高島屋の6階で食事するなんて、年に一度あるかないかのゼイタクなので、マグロとサーモンが危険なお寿司よりも、イマイチ揚げ方に納得が行かない天ぷらよりも、やっぱ「和田平」のうなぎが食べたかった。サスガ、あたしの母さんだ♪

‥‥そんなワケで、母さんとあたしは、うなぎ屋さんの「和田平」に入った。お昼になると、どのお店も並ぶほど混んじゃうから、お昼前に入るのがポイントなのだ。で、一番上等な「うな重」を2つと、タマゴ焼きの中に蒲焼きが入ってる「う巻き」を注文したんだけど、運ばれて来てから、「あたし、タマゴ食べちゃダメじゃん!」ってことに気づいたのだ。牛肉、豚肉、鶏肉の入ったものは絶対に注文しないんだけど、タマゴはウッカリしてたよ。うなぎ屋さんだってことで安心してて、メニューにあるものはぜんぶOKって思い込んじゃってた。これだから、あたしって、ヘナチョコベジタリアンなんだよな‥‥って、ちゃんと自己申告するとこが偉い! タマゴを食べたことはマイナスだけど、正直に自己申告したことはプラスだから、プラマイ0だ!(笑)

とにかく、チョー久しぶりに食べた本格的なうなぎは、この世の食べ物とは思えないほど美味しくて、母さんもあたしも大満足だった。それにしても、こんなに感激してるんだから、あたしに食べられたうなぎも幸せだろう。少なくとも、隣りの席の鼻毛の出てるオジサンに食べられたうなぎよりは、あたしに食べられたうなぎのほうが、絶対に「ラッキ~♪」って思ってるハズだ。「ラッキ~♪」とは思ってなくても、少なくとも「不幸中の幸い」って思ってるハズだ。

で、美味しいうなぎを食べて幸せになった母さんとあたしは、催し物会場で恒例の「くらしを彩る/一郷一品すぐれもの市」をやってるってポスターが貼ってあったから、見に行ってみた。秋田は大館の「曲げわっぱ」とか、岩手は盛岡の「南部鉄器」とか、新潟は加茂の「桐箪笥(きりだんす)」とか、滋賀は大津の「とんぼ玉」とか、大分は別府の「つげ細工」とか、鹿児島は奄美の「大島紬」とか、東京の下町の「江戸切子」とか、どれもこれもステキで、どれもこれも高くて、いい目の保養になった。

それにしても、1万5000円の江戸切子のビアタンブラーとかなら、キヨミズの舞台からバンジージャンプしたつもりで、6回払いにすれば買えないこともないけど、13万円の金魚鉢なんて、何かのギャグかと思っちゃった。最初、1万3000円かと思って、それでも「高いね~」なんて言ってたのに、よくよく見たら、13万円だった。そしたら、母さんたら、「この金魚鉢で飼われる金魚って、あたしよりも高い家賃の部屋に住めるんだね」なんて言うもんだから、2人で顔を見合わせて爆笑しちゃったよ(笑)

でも、広島は安芸郡熊野町の「熊野筆」のメイクブラシも出品されてて、ポーチに入った基本の5本セットが2万円以下だったのは、「おおっ!」って思っちゃった。あたしも、熊野筆は2本愛用してるけど、2本ともチーク用とフェイス用の大きなものだから、1本1万円以上した。もちろん、お仕事用のもので、自分用のなんか持ってない。ま、あたしはツラの皮が厚いから、こんな高級なメイクブラシは必要ないけど。

‥‥そんなワケで、他にもいろんなお店を見たりして、ちょっと疲れたからカフェでコーヒーとケーキのセットをいただいたりしつつ、ナンダカンダとウロウロしてたら、知らないうちに3時近くになっちゃった。それで、銭湯は3時半からだから、母さんにはベンチで待っててもらって、あたしは、ヒサビサのハイヒールダッシュで、お家にお風呂セットを取りに行った。で、約10分で戻って来て、またまたウロウロして時間を潰してから、のんびり歩いて「ポカポカランド」へ向かった。

歩きながら、あたしは、「ホントは近場の温泉にでも行きたかったんだけど、せっかくの母の日に銭湯なんて、ごめんね‥‥」って言った。そしたら、母さんは、「あたしはポカポカ大好きだから、こんな早い時間から入れるなんて、とっても嬉しいよ♪」って言ってくれた。ポカポカランドは、ホントに素晴らしい銭湯だから、母さんもあたしも大好きなんだけど、年に一度の「母の日」に銭湯にしか連れて行ってあげられないなんて、あたしは、ちょっと後ろめたい気持ちがしてた。

だけど、ポカポカランドに到着してみて、あたしのこの気持ちは一変した。ナナナナナント! ナナナナナント! ナナナナナント!って3回も繰り返しちゃうけど、地元の唯一の銭湯、通称「ポカポカランド」、正式名称「新寿湯(しんことぶきゆ)」が、今月いっぱいで廃業しちゃうのだ!

20年以上前にニコタマに引っ越して来た時には、駅の反対側にも「玉川湯」って銭湯があって、あたしは、両方の銭湯をその日の気分で使い分けてた。だけど、「玉川湯」は、数年前に廃業しちゃって、駅の周りの再開発で、他にもいろんな老舗が取り壊されてった。ヨソから来る人たちのために、地元の人たちの思いを無視して、シャレたショップを並べるそうだ。煙たいけど美味しかった焼き鳥屋さんとか、老夫婦ががんばってた小さなうなぎ屋さんとか、商店街の人たちの憩いの場だった床屋さんとか、子供たちに人気のあったケーキ屋さんとか、次々と潰されてった。そして、そのシンボル的な存在だった「玉川湯」も、廃業に追い込まれたのだ。だけど、ポカポカランドだけは、何十年もみんなに愛されてる銭湯だったから、絶対に廃業なんてないと思ってたのに‥‥。

あたしは、行こうと思ってた深大寺温泉をやめて、地元のポカポカランドにしたことが、なんか、ジャーガイダンス(神様のお導き)のように思えた。だって、今月いっぱいで廃業しちゃうなんて知らなかったから、今日を逃したら、もう、二度と母さんと一緒に来ることなんてできなかったからだ。

母さんと一緒に、いつもの「東京黒湯」に浸かりながら、いつもの「赤富士」のタイル絵を眺めながら、いろんなことを話した。これが入り納めかと思うと、いろんな思い出が蘇って来て、なんだかシンミリとしちゃった。あたしだけなら、もう1回くらい来ることはできるけど、母さんと一緒に来られるのは、たぶん今日が最後になっちゃうから、いろんな意味で感慨深かった。

‥‥そんなワケで、あたしは、さっきまでは「母の日に銭湯なんて」って思ってたのに、なんだかすごく良かったって思えた。母さんも、「初めてここに来たのって、きみこが高校1年生の時だったよね」なんて言って、お互いに、忘れかけてたいろんなことを思い出せた。だから、今日は地元の銭湯にして、ホントに良かったと思う。

そして、お風呂上がりには、解凍サンマ、キャベツ、ダイコン、ニンジン、長ネギ、シイタケ、ショウガ、お豆腐、糸コンニャクと、ものすごくゼイタクなお買い物をして、夜は、サンマ鍋を作ることにした。お家に帰って、お鍋の用意をする前に、母さんに、用意しといた「母の日」のプレゼントを渡した。今年のプレゼントは、去年の夏から取りかかってたんだけど、小型のスケッチブックの右のページに透明水彩絵の具で絵を描いて、左のページに俳句を書いたものだ。夏から始まって、今年の春まで、少しずつ少しずつ描いて来て、やっと1冊が完成した。

去年、足をケガして、お仕事ができなくなって、すごく落ち込んでた時、自分の生活も苦しかったから、「これじゃあ来年の母さんのお誕生日には、何にもプレゼントできないかもしれない」って思った。それで、今年の母さんのお誕生日には、万が一の時には手作りのものをプレゼントしてお茶を濁そうと思って、コツコツと描いてたのだ。だけど、4月の母さんのお誕生日には間に合わなくて、5月の母の日になっちゃった。最後のページには、あたしの思いをぜんぶ書いた。そして、カーネーションと一緒に母さんに渡してから、あたしは、キッチンにお鍋の用意をしに行った。

このタイミングで渡したのは、あたしのヘタクソな絵を母さんが見てるとこを横で見てるのが、恥ずかしかったからだ。それで、キッチンでお鍋の用意をして戻って来たら、母さん、泣いてた。泣いてる母さんを見たら、なんか、あたしも涙が出て来て、2人でずっと泣いちゃった。なんだか、バカみたい(笑)

‥‥そんなワケで、世の中には、ものすごく豪華なプレゼントをした人もいると思うし、田舎のお母さんに電話して「ありがとう」って言うことしかできなかった人もいると思うし、何もしなかった人もいると思うし、人それぞれだと思う。そして、「ありがとう」を言いたくても、もうお母さんがいない人も多いと思う。だけど、今、あたしたちがここにいるのは、お母さんが産んでくれたからなんだよね。10ヶ月もの間、お腹の中で育ててくれて、苦しい思いをして産んでくれたからなんだよね。だから、世界中の人たちが、たった1人しかいない自分のお母さんに対して、心の中で「ありがとう」って言って欲しいし、その思いを「母の日」だけじゃなくて、自分が死ぬまで、ずっと持ち続けて欲しいと思う今日この頃なのだ。

母さん、あたしを産んでくれて、ホントにありがとう♪


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2008.05.11

お知らせです♪

今年も盛り上がっている「キタ顔」ですが、モザイクアートであたしの写真を探してくれた人からも、「右目の上あたり」とか、「鼻の左下あたりで●●というセリフを言ってる人」とか、たくさんメールが届いています。

現在までに480通以上のメールが届いているのですが、その中で正解者は、

reoさん、亜紀子さん、クロネコ富山さん、アルデンテさん、俊之さん、奈緒さん、yotchさん、ちばりょーさん、雪菜さん、ともこさん、康隆さん、雪見大福さん、小太郎さん、白ネコさん、もっちさん、てるこさん、のぶさん、kawazoさん、恵子さん、たーすけさん、すずめのえんどうさん、jaffeeさん、

以上の22名です。

別に正解しても何の賞品もありませんが、もうしばらく開催していますので、お時間のある人は探してみてくださいね♪

【ヒント1】 ウィッグで変装してるので、ヘアスタイルが違います。

【ヒント2】 顔の「右半分」です。

【ヒント3】 顔の「下半分」です。

※この絵の黄色の部分の中です。

Kita1

★ こちらです♪
  ↓
「キタ顔」

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2008.05.10

ノネコの涙

世の中には、知らないことがいっぱいある。だから、自分が「知らない」ってことは仕方ない。だけど、「知ろうとしない」ことは罪だと思う。あたしは、高卒のヘアメークだから、大学へ進学した人たちより教育を受けてないけど、知識欲は旺盛なほうだと思ってる。だから、できるだけ本を読んだり、いろんな人の話を聞いたりして、いつも自分なりに「知ろう」としてる。そして、今まで知らなかったことを知り、自分の思ってたことが間違ってたと気づいたら、その時点で改めればいいと思ってる。

たとえば、ペットボトル。あたしは、社会人になるくらいまでは、普通にペットボトルの飲み物を買って、飲み終わったら「燃えないゴミ」として捨ててた。だって、街のゴミ箱の「燃えないゴミ」のほうに、「空き缶・ペットボトル等」って書いてあったからだ。そして、目の前にゴミ箱があるのに、そこらに空き缶やペットボトルを投げ捨てる人がいると、「サイテー!」って思ってたし、そんな人を見るたびに、ちゃんとゴミ箱に捨ててる自分のことを「普通」じゃなくて「偉い」って思ってた。

だけど、自分が社会人になって、社会のこととか世界のこととか、いろんなことを深く知り始めて、「エコ」とか「リサイクル」とかにも興味を持つようになってからは、ペットボトルの飲み物を買ったら、必ずリサイクルに出すようになった。出先で飲んでも、必ず自宅に持って帰って来て、中をお水ですすいで、ラベルをはがして、フタと本体とに分けて、ある程度まとまったら、スーパーのリサイクルボックスに持ってくようになった。

で、数年前まで、これが「正しいこと」だと思って、ずっと続けてた。だけど、今は違う。それは、「1本のペットボトルをリサイクルするためには、ペットボトル3本ぶんの燃料が必要」ってことを知ったからだ。つまり、ペットボトルをリサイクルに出せば出すほど、オゾンホールが大きくなっちゃうってことだ。だから、今のあたしがやってることは、まず、「できる限りペットボトルの飲み物は買わない」ってことで、それでもタマには買うことがあるから、その時には、普通に「燃えないゴミ」として捨てるようにしてる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、ペットボトルに対する扱いひとつを取っても、あたしは、こんなふうに変遷して来た。つまり、常に「知ろう」としてて、知った時点で対応を変えてるってことだ。だから、これから、もっと別のことを知れば、また変わると思うけど、今んとこは、「できる限りペットボトルの飲み物は買わない」ってことこそがエコだと思ってる。

だけど、あたしも、あんまり偉そうなことは言えないワケで、たとえば、コーヒーに入れるスジャータとかのちっちゃいミルク。アレなんか、あたしは、ずっとミルクなんだと思ってたから、どこかで出ればコーヒーに入れてたし、自分でも買ったりしてた。だけど、去年の11月に、サンプラザ中野くんが、「スジャータみたいなコーヒー用のミルクって、実はミルクじゃなくて、植物性の油と添加物だけでできてる」って教えてくれたので、「えっ!?」って思って、冷蔵庫に入ってたのを見てみたら、袋の裏にホントにそう書いてあった。

だから、それ以来、あたしは、絶対に使わないようにしてるんだけど、袋の裏にちゃんと書いてあったのに、それを確認もせずに使い続けて来たんだから、とても「常に『知ろう』としてる」だなんて偉そうなことは言えないのだ。ただ、イイワケっぽいことを言わせてもらうと、あたしの場合は、自分のことは2番目か3番目で、自分のことよりも大事なことがある。何よりも大切なのは、もちろん母さんだけど、地球のことも、猫たちのことも大切だ。だから、自分のことをあとまわしにして、地球のためにはどうしたらいいかとか、猫たちに安全なものを食べさせなきゃとかって考えちゃう。

‥‥そんなワケで、ものすごくアバウトな感じがすると思うけど、あたしは、あんまりガツガツするのは好きじゃないし、ガツガツしてる人を見るのも嫌いだ。極端なベジタリアンとか、極端な動物愛護運動家とか、極端な愛国者とか、みんなマトモな人とは思えない。だいたいからして、「そんなにガツガツしてて疲れないの?」って思っちゃう。だから、あたしは、出されたお肉は、アメリカ産じゃない限りは感謝していただくけど、自分からは進んでは食べないヘナチョコベジタリアンだし、動物は好きだから毛皮は絶対に着ないけど、革のパンプスや革のお財布は使ってる。このくらいのユルユルな感じじゃないと、とても一生は続けて行けないし、それ以前に、生きてること自体を楽しめなくなっちゃうからだ。

せっかく、宝クジで1等を当てるよりも難しい何億分の1かの確率で生まれて来て、こうしてたった一度きりの人生を過ごしてるってのに、偏った思想に染まったり、変な理想論にとらわれたり、くだらないカルト宗教に洗能されたりして、ピリピリと神経質に生きてくなんて、あたしにはムリだ。だって、あたし1人が生きてたって死んだって、世の中は何にも変わらないんだから、それなら、自分が納得できるレベルで、何にもとらわれないで、のびのびと生きるのがいい。ナントカ愛国会に入ったから中国や韓国のやることはカタッパシから否定しなきゃいけない!‥‥とか、ナントカ教に入信したからアレとコレは食べちゃいけない!‥‥とか、ホントにアホだと思う。挙句の果てには、牛や豚やニワトリは食べ物だけどクジラとイルカは友達だ!‥‥とかって、ぜんぜん意味が分かんない。

あたしは、猫も犬も大好きだから、ずっと前に、中国人が猫を殺して食用として売ってる映像や、韓国人が犬を殺して解体してる写真を観た時には、ものすごくショックを受けたし、なんて野蛮な民族なんだろうって思った。だけど、今は別に、中国の「猫鍋」や韓国の「犬鍋」のことは批判してない。もちろん、できればやめて欲しいって思ってるけど、批判はしてない。何でかって言うと、このニポンだって、昭和初期までは猫を食べてたってことや、昭和中期までは犬を食べてたってことや、沖縄の一部の地域では、今でも猫や犬を食べてるってことを知ったからだ。

‥‥そんなワケで、今日は、ニポンの猫食文化について書いてみようと思う。正直に言うと、あたしは、「猫を食べる」とか「犬を食べる」ってことよりも、その前提の部分、つまり、「食べるために猫や犬を殺す」ってことが耐えられないのであって、これは、牛でも豚でもニワトリでもおんなじだ。あたしが、子供のころから、平気で牛や豚やニワトリを食べて来れたのは、すでにスライスされたお肉になって、パックに入って売られてたからだし、ファミレスに行けば、すでにハンバーグやミートボールになって、お皿に乗って出て来たからだ。もしも、元気に生きてる牛や豚やニワトリを自分の手で殺して、解体して、それで調理しなきゃなんなかったとしたら、とてもじゃないけど食べることなんかできなかっただろう。

だから、あたしたちが、「猫や犬を食べることは残酷だ」って感じるのは、「殺す」っていう前提の部分から想像しちゃってるからなのだ。逆に、牛や豚やニワトリを平気で食べられる人たちは、この「殺す」っていう前提の部分を想像してないからなのだ。そして、あたしの場合は、屠殺場で残酷に殺され続けてる牛や豚やニワトリの映像を観たことによって、「殺す」っていう前提の部分から想像するようになっちゃって、とてもじゃないけど食べられなくなった。その上、さらにその前の、劣悪な状況と最悪の飼料で飼育されてるとこまで知っちゃったから、動物たちがかわいそうってだけじゃなくて、自分の健康のためにも、こんなものは口にできないって確信したワケだ。

で、ニポンの猫食文化だけど、いくら「文化」って言っても、お肉屋さんで猫の肉なんて売ってないから、そこらの野良猫を捕まえて、殺して食べてたことになる。つまり、お肉屋さんで牛肉や豚肉を買えないような貧乏な人たちが食べてたってことになる。昭和初期までは、猫の肉を入れた鍋料理のことを「おしゃます鍋」って呼んでたんだけど、これは、江戸時代から明治時代の初期にかけて流行した「猫じゃ猫じゃ」っていう歌の歌詞から来てる。


「猫じゃ猫じゃとおしゃますが~猫が杖ついて絞りの浴衣で来るものか~オッチョコチョイノチョイ~オッチョコチョイノチョイ~♪」


この「おしゃますが」ってのは、「おっしゃいますが」ってことで、サスガに、当時もペットとして飼われてる猫を食べることには、人によっては批判する人もいただろうから、そのまんま「猫鍋」とは言わずに、この歌の歌詞から「おしゃます鍋」って命名して、隠語みたいな感じで使ってたんだと思う。

‥‥そんなワケで、江戸時代には、犬の肉が「何よりも美味しい」って言われてて、江戸から犬の姿がなくなるほど食べ尽くされちゃったってことは前にも書いたけど、猫の場合は、どっちかって言うと、貧乏でタンパク源を手に入れられないような人たちが、仕方なく食べてたって言われてる。また、猫の肉は、薬膳効果も謳われてて、「肺病に効く」として炭鉱夫たちが食べたり、「精力増強に良い」として遊郭の女郎たちが食べたりしてた。

だから、これらのことから、「猫の肉は美味しくない」って感じがするんだけど、「猫は美味しい」って言ってる人もいる‥‥って言っても、小説の中での話なんだけど、夏目漱石の「吾輩は猫である」だ。「吾輩は猫である」は、あまりにも有名だから、読んだことのない人のほうが少ないと思うけど、オナジミの冒頭の部分に、こう書いてある。


「吾輩は猫である。名前はまだ無い。どこで生れたかとんと見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。吾輩はここで始めて人間というものを見た。しかもあとで聞くとそれは書生という人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。この書生というのは時々我々を捕えて煮て食うという話である。」


この部分だけを読めば、大ゲサに言ってるような感じで、半分はウソっぽく聞こえる。「書生はみんな貧乏でお金がないから、場合によっては猫でも捕まえて食べちゃうんじゃないか?」っていう感じで、ようするに、「どれほど書生が貧乏なのか」ってことを言うためのオーバーな表現て感じがする。だけど、ずっと読み進んで行くと、これがオーバーな表現なんかじゃなくて、ホントのことなんだって分かるのだ。

いろいろと変わった人物が登場する「吾輩は猫である」だけど、「吾輩」が拾われた家に、多々良三平って人から「ヤマイモ」が1箱届く。で、お砂糖をタンスの引き出しに仕舞っちゃうようなトンチンカンな奥さんだったから、寝室の枕もとにヤマイモの箱を置いちゃった。そしたら、夜中にドロボウが忍び込んで、その箱を見つけて、「寝室の枕もとに置いてあるから、きっと大切なものなんだろう」って思い込んじゃって、お金の他に、その重たい箱も盗んで行った。それで、「吾輩」は猫だから、暗闇でも目がよく見えるワケで、この様子の一部始終を目撃してたんだけど、ヘタにニャーニャー騒いでケガでもしたらバカバカしいから、ずっと静かにしてたのだ。

そして、次の日になって、ドロボウが入ったことが分かり、警察に届けたりしてたら、盗まれたヤマイモの送り主である多々良三平が訪ねて来た。それで、お金とヤマイモが盗まれたってことを伝えたら、ここから、こんな会話が始まる。


「早速困りますか。また借金をしなければならんですか。この猫が犬ならよかったに――惜しい事をしたなあ。奥さん犬の大(ふと)か奴を是非一丁飼いなさい。――猫は駄目ですばい、飯を食うばかりで――ちっとは鼠でも捕りますか」

「一匹もとった事はありません。本当に横着な図々図々(ずうずう)しい猫ですよ」

「いやそりゃ、どうもこうもならん。早々棄てなさい。私が貰って行って煮て食おうか知らん」

「あら、多々良さんは猫を食べるの」

「食いました。猫は旨(うも)うござります」

「随分豪傑ね」


‥‥そんなワケで、この会話の流れから推測すると、当時(明治38年)は、「猫を食べる」ということが、一般的ではないにしろ、ビックル一気飲みするほどのことでもないってことが分かると思う。そして、そばでこの会話を聞いてた「吾輩」は、次のように言ってる‥‥っていうか、思ってる。


「下等な書生のうちには、猫を食うような野蛮人がある由(よし)はかねて伝聞したが、吾輩が平生、眷顧(けんこ)を辱(かたじけの)うする多々良君その人も、またこの同類ならんとは今が今まで夢にも知らなかった。いわんや同君はすでに書生ではない、卒業の日は浅きにも係わらず堂々たる一個の法学士で、六つ井物産会社の役員であるのだから、吾輩の驚愕もまた一と通りではない。人を見たら泥棒と思えと云う格言は寒月第二世の行為によってすでに証拠立てられたが、人を見たら猫食いと思えとは吾輩も多々良君の御蔭によって始めて感得した真理である。世に住めば事を知る、事を知るは嬉しいが日に日に危険が多くて、日に日に油断がならなくなる。狡猾(こうかつ)になるのも卑劣になるのも表裏二枚合せの護身服を着けるのも皆事を知るの結果であって、事を知るのは年を取るの罪である。老人に碌(ろく)なものがいないのはこの理だな、吾輩などもあるいは今のうちに多々良君の鍋の中で玉葱と共に成仏する方が得策かも知れんと考えて隅の方に小さくなっていると、最前、細君と喧嘩をして一反書斎へ引き上げた主人は、多々良君の声を聞きつけて、のそのそ茶の間へ出てくる。」


「眷顧(けんこ)を辱(かたじけの)うする」ってのは、今どきの言い方だと「リスペクトしてる」って感じだ。だから、「吾輩」としては、「立派な人だと思ってた多々良三平までもが、自分たち猫を食べる野蛮人だったとは‥‥」ってことだ。でも、猫を食べる者のことを「野蛮人」だって言ってるけど、人間である奥さんは「ずいぶん豪傑ね」って言ってるだけだから、この「野蛮人」て表現は、あくまでも「猫である吾輩から見れば」ってことなんだと思う。

そして、「吾輩」は、それまでは猫を食べるのは貧乏な書生だけだと聞いてたのに、ちゃんとした社会人になっても、「美味しいから」って理由で、猫を食べるヤツラがいたんだってことを知ったのだ。それから、もうひとつ、猫鍋にはタマネギを入れるってことも伝えてる。作者の夏目漱石が、実際に猫を食べたことがあるのかどうかは知らないけど、もしも食べたことがなければ、想像だけで書くことはないと思う。周りの人たちにリサーチして、食べたことのある人から、「美味しかった」とか「タマネギと一緒に煮た」とかってことを聞いた上で、書いたんだと思う。だから、小説と言えども、こうした記述に関しては、信用してもいいと思う。

‥‥そんなワケで、サスガに東京じゃ、もう猫を食べる習慣はなくなったけど、沖縄だと、今でも猫や犬を食べてる地域がある。で、こうした食文化があるんだから、当然、猫の肉を提供する専門の業者もいるワケで、沖縄の動物愛護団体は、こうした猫肉業者たちを取り締まるようにと、沖縄県知事に要望書を提出してる。最近だと、1999年に、糸満市の猫肉業者が、無許可で食肉を販売した「食品衛生法違反」で摘発されて、廃業させられてる。だけど、こうした事実のみを聞けば、「猫肉業者だなんて、とんでもない話だ!」って思う人もいるだろうけど、もっと詳しいことを知ると、ちょっと印象が違って来る。

もともと、糸満市では、猫を食べる文化があって、この業者ってのは、55年間も猫肉を販売して来たオバァだった。そして、このオバァの他にも、何人かの猫肉業者がいた。ようするに、この地域では、古くから猫が食べられてたんだけど、普通の肉屋さんじゃ売ってないから、こうした専門業者がいたってワケだ。そして、それまでは、県も政府も何十年間もホッタラカシにしてたのに、1999年になって、突然、摘発したのだ。

何でかって言うと、これは、2000年の7月に開催された「沖縄サミット」のためだ。数々のトンデモ発言と無能な政策で、ほとんどの国民から笑い者にされてた当時の総理大臣、モリヨシローにとっては、任期切れを迎える前の最後の大仕事として、何が何でも、この「沖縄サミット」だけは成功させたかった。風前の灯のフクダちゃんが、何としてでも「洞爺湖サミット」までは総理のイスにしがみついてたいと思ってるのとおんなじだ。

それで、沖縄の一部地域に、猫を食べる文化があるなんてことが知れたら、ニポン人は欧米から「野蛮人」て言われちゃうから、サミット前に大あわてで摘発したってワケだ。そして、モリヨシローは、ナニゴトもなかったかのように、クリントンだのプーチンだのと並んで、あの餅つきのウスみたいなバカヅラを晒したってワケだ。韓国でも、ソウルオリンピックの開催に合わせて、ソウル市内に何百店もある犬料理の専門店を閉鎖させたけど、アレとおんなじってことだ。

‥‥そんなワケで、あたしは、猫が大好きだから、他国でも自国でも、できることなら食べないで欲しいと思ってる。だけど、これは、猫だけに限ったことじゃなくて、牛も豚もニワトリもみんなおんなじだ。だから、そうしたスタンスで言えば、すべての国の人たちに、すべての動物を食べないで欲しいって思ってる。だけど、今の多くの人たちの感覚は、「牛を食べる文化はマジョリティーだから許されるけど、猫を食べる文化はマイノリティーだから許されない」ってことになってる。クジラにしても、世界的に見るとマイノリティーだから批判されてる。

あたしは、これはおかしいことだと思う。猫であれ、犬であれ、クジラであれ、特定の動物を食べることだけを批判するってのは、あたしにはどうしても理解できない。命の重さはみんなおんなじだ。猫や犬の命が重くて、牛や豚の命が軽いなんて、あたしには理解できない。だから、食べるために命を奪うことを批判するのであれば、すべての動物に対して批判すべきであって、批判をする側は、当然、完全なるベジタリアンじゃなきゃおかしい。だけど、現実的には、牛や豚を平気で食べてる人たちが、猫や犬を食べてる人たちを批判してる。あたしは、こんなにおかしなことってないと思う。

そして、もっとおかしいと思うのは、糸満市の猫肉業者のオバァを摘発した行政サイドが、「やんばるの貴重な野生動物たちが被害に遭う」って理由で、マングースとノネコの捕獲をやってるってことだ。この「ノネコ」ってのは、この国の政府のお得意の造語で、「ネコ」や「ノラネコ」を殺すと動物愛護法に触れちゃうから、野生化した野良猫のことを「ノネコ」って呼んで、野良猫とは別の動物に指定して、捕獲して殺処分にしてもいいってことにしちゃったのだ。そして、アチコチに200ものワナを仕掛けて、捕獲した猫たちを殺し続けてるのだ。

‥‥そんなワケで、いくら「ノネコ」なんていう別名をつけても、誰が見ても普通の猫たちだから、捕獲するたびに殺してたら、動物愛護団体からは反対の声が上がる。で、環境庁は、すぐには殺さずに、「4日の猶予」を与えることにしたのだ。捕獲された猫たちは、狭い檻の中に入れられたまま、わずか4日間だけ死刑を延期される。そして、その4日の間に貰い手が見つかれば、殺されずに済むってワケだ。ようするに、形だけは、「殺さずに済む努力をしてるんですよ」ってワケだ。でも、沖縄では、1999年に、野良犬が約12000匹、野良猫が約6000匹も殺処分されてるのだ。もちろん、これも、「沖縄サミット」のためだった。国が、対外的なカッコツケのために、これほどの数の犬や猫を殺すことは何の罪にもならず、食べるために数匹の猫を殺してたオバァを摘発するってのは、あたしにはどうしても理解できない今日この頃なのだ。


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2008.05.09

test


神崎すみれ検定 初級 powerd by けんてーごっこ



神崎すみれ検定 上級 powerd by けんてーごっこ

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「震度5弱の地震で福島原発が放射能漏れ」

「震度5弱の地震で福島原発が放射能漏れ」(世田谷通信)

8日午前1時45分ごろ、茨城県沖を震源とする震度5弱の地震が起こったことに合わせて、東京電力は、福島第一原発2号機のタービン建屋地下1階に3カ所の水漏れが見つかり、うち1カ所はタンクにつないだ排水管から278ベクレルの放射能を含む水25リットルが漏れていたと発表した。福島原発は、日立製作所が28年間にわたって配管の耐震強度計算を間違えていたことが発覚し、地震の影響を過小評価していたことが分かった全国17カ所の原発のうちのひとつ。経済産業省原子力安全・保安院は、4月10日付で早急な再計算を指示したばかりだった。「わずか震度5弱の地震で事故が起こるようでは、大地震が起こった時にはどうなるのか」と地元の住民たちは不安の表情を見せている。耐震強度の偽装を11年間も隠ぺいしていた青森県六ヶ所村の核燃料再処理施設をはじめ、女川、福島、柏崎刈羽、浜岡、志賀、島根、敦賀、東海、もんじゅなど、次々と耐震強度の計算ミスが発覚した各地の原発に、地域住民の不安は募るばかりだ。(2008年5月8日)

http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20080509


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スミレ大戦

S23
帝国歌劇団「花組」のトップスタァとして、常に舞台の真ん中でスポットライトと拍手を浴び続けて来た神崎すみれにとって、シロート同然の真宮寺さくらが「ツンデレラ」の主役に抜擢されたことは、耐えがたい屈辱だった。そして、世を忍ぶ仮の姿である帝国歌劇団から、組織の本当の目的である帝国華撃団へと変わっても、霊子甲冑「光武」の攻撃力を最大限に高めるための陣形「破邪の陣」において、自分ではなく、さくらがその中心であるということが、何よりもすみれのプライドを傷つけた。

それでも、「帝都の人々のため」と思い、自分の心に蓋をして耐え続けて来たすみれだったが、とうとう堪忍袋の緒が切れる時が来た。それが、1996年にセガから発売されたゲームソフト『サクラ大戦』だった。このゲームのヒットにより、アニメや舞台へと世界は広がり、次々と続編が作られて行った「サクラ大戦」だったが、長年耐え続けて来たすみれにとって、これほどの屈辱はなかった。


すみれ 「サクラ大戦、サクラ大戦、サクラ大戦‥‥ゲームもアニメも舞台も、どれもこれもサクラ、サクラと、これはいったい何のおつもりですの!? これじゃあまるで、さくらさんを中心に世の中が回っているようじゃありませんこと!? 帝国歌劇団、花組のトップスタァ、神崎すみれを差し置いて‥‥こんなこと、わたくしは断じて許しません!」

岡村(運転手) 「すみれお嬢様、少し落ち着いてください!」

すみれ 「冗談じゃありません! 舞台でも戦闘でも、常にわたくしの足手まといばかりしているあんな田舎娘が、わたくしよりも目立っているなんて、わたくしは‥‥わたくしは‥‥絶対に許しません!」

岡村 「お嬢様‥‥」

すみれ 「だいたいからして、わたくしに何の断りもなく、こんなゲームやアニメを作った広井王子さんとかおっしゃるお方、庶民のくせに王子と名乗り、このわたくしをさくらさんの引き立て役にするなんて、いったい何様のおつもりですの!?」

岡村 「‥‥‥‥」

すみれ 「岡村! 今すぐにおじいさまのところへ向かってちょうだい!」

岡村 「えっ? 会長のところに‥‥ですか?」

すみれ 「ええ、わたくしは神崎家の娘として、これ以上の侮辱には耐えられません! おじいさまにお願いして、トップスタァのわたくしが主役であるゲームやアニメ、『スミレ大戦』を作っていただきますわ! ホーーーッホッホッホッホッホッ!」


ツ~ンツン ツ~ンツン デレデレレ~~~♪

ツ~ンツン ツ~ンツン デレデレレ~~~♪

ツン!ツン!ツン! デレデレデンデン♪

ツン!ツン!ツン! デレデレデンデン♪

ツ~ンツン デレデレレ~~~♪


着くずした~胸元に~セクシーな鎖骨~♪

笑い声高らか~に~踊り出るすみれちゃん~♪

心まで~ツンデレに~武装する乙女~♪

カンナ蹴散らし~て~存在示すのだ~♪

走れ~光速の~紫のすみれ機~♪

唸れ~衝撃の~神崎風塵流~♪


(セリフ)
わたくしは、神崎家の娘として、プライドのために戦います!
たとえ、それが命を懸ける戦いであっても、わたくしは一歩も引きません!
それが、真のトップスタァなのです!


容赦ない~平手打ち~怯えるさくらに~♪

頬の色染めるま~で~繰り出すすみれちゃん~♪

四六時中~激情を~剥き出しの乙女~♪

上からの目線で~気位示すのだ~♪

走れ~光速の~紫のすみれ機~♪

唸れ~衝撃の~神崎風~塵~流~~♪


すみれのワガママによって、神崎重工は総力を挙げて、すみれだけが活躍するゲームソフト、『スミレ大戦』の開発を行なうことになった。何でも自分が一番でないと気が済まないすみれは、セガの『サクラ大戦』を遥かに超えるスケールのゲームにするため、神崎重工の地下に、広大な帝都のセットを造らせた。すみれは、ここで、脇侍(わきじ)のレプリカと実際に戦闘をして、その映像をゲームに取り込もうと考えたのだった。


すみれ 「あなたたち、脇侍の調整はよろしくて?」

整備員A 「すみれお嬢様! 本当にレプリカの出力を最大値にセットするのですか?」

すみれ 「当然ですわ! 百戦錬磨のこのわたくしが、たかが脇侍のレプリカなど、最大値でもチョチョイのチョイですわ! ホーーーッホッホッホッホッホッ!」

整備員B 「でも、お嬢様、いくらレプリカと言えども、本物の脇侍と変わらない戦闘力を備えていますし、何よりも、一度に6機ものレプリカとの戦闘は、お嬢様1人では、とても‥‥」

すみれ 「このわたくしを誰だと思っていらっしゃるの?神崎風塵流の継承者にして、帝国歌劇団、花組のトップスタァ、神崎すみれですのよ?」

整備員A 「それは分かっていますが‥‥」

すみれ 「それならサッサと準備してくださらない? わたくしと光武の準備は、とっくに終わっているんですよ!」

整備員A、B 「は、はい! お嬢様!」


そして、地下の帝都のセットの中で、脇侍のレプリカ6機と、光武すみれ機との戦闘シーンの撮影が始まった。すみれは、華麗な長刀(なぎなた)さばきで、次々とレプリカを破壊して行き、残すは最後の1機となった。


すみれ 「神崎風塵流! 胡蝶の舞~!」


ドドドドドド‥‥ズバーーーッ!


すみれ 「ホーーーッホッホッホッホッホッ! このわたくしにかかれば、脇侍の5機や10機など、モノの数ではありませんわ! ホーーーッホッホッホッホッホッ!」


と、その時、倒した脇侍の体から、黒い煙のようなものが立ち上り、体内からゆっくりと巨大な機体がせり上がって来た。


すみれ 「こ、これは!?」

モニター室 「巨大な妖力反応が発生しました! どんどん増大しています!」


パシャン! バキッ! バキッ!


モニター室 「キャーッ!」


モニター室の計器類が、次々と割れて吹き飛んで行く。一方、脇侍の体内から出現した漆黒の巨大な機体は、すでに全身を現わし、すみれ機の前に立ちはだかっていた。


すみれ 「こ、これは‥‥神威(かむい)!‥‥ということは‥‥」


周りを確認するすみれ機のモニターに映ったのは、宙に浮かび不敵に笑う葵叉丹(あおい さたん)の姿だった。


叉丹 「ふっふっふっふっふっ‥‥さすがは大財閥のお嬢様、地下で戦闘ごっことは、なかなか面白い趣向だな‥‥」

すみれ 「叉丹! ここは、あなたのような汚らわしい方の来る場所じゃなくってよ!」

叉丹 「ふっふっふっ‥‥相変わらず口だけは一人前の小娘だな‥‥ところで、そのガラクタの乗り心地はどうだ?」

すみれ 「お黙りなさい! それ以上侮辱すると許しませんよ!」

叉丹 「それなら、少し遊んでやるか‥‥」


ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!


すみれ 「キャーーーッ!」


突然、攻撃を開始した神威。すみれ機は背後の壁まで吹き飛ばされた。


神崎重樹 「すみれ! 大丈夫か? 早く避難しろ!」

すみれ 「‥‥うう‥‥お父様‥‥わたくしは‥‥わたくしは‥‥逃げるわけには行きませんわ‥‥」

神崎重樹 「すみれ!」


ガガ‥‥ガガ‥‥プシューッ! プシューッ!


力を振りしぼって必死に立ち上がるすみれ機。コクピットでは、すみれの霊力が少しずつ回復して行く。50%まで回復したところで、すみれは一気に神威へと向かって行った。


ドドドドドド‥‥


すみれ 「行きますわよ! このデク人形!」


ドドドドドド‥‥


すみれ 「神崎風塵流! 鳳凰の舞~!」


ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ドゴーーーン! ドゴーーーン!


すみれ 「キャーーーッ!」


プシューッ!


すみれ 「‥‥う‥‥うう‥‥」

神崎重樹 「すみれー!」

叉丹 「ふっふっふっふっふっ‥‥もう終わりか? やはりガラクタはガラクタだな‥‥」

すみれ 「‥‥う‥‥うう‥‥」

叉丹 「よし、そろそろトドメを刺してやろう! 神威よ! やれ!」


完全に動けなくなったすみれ機に向かって、神威の一斉掃射が始まろうとした、その時だった!


マリア 「スネグーーーラチカ!」

ドゴーーーン! ドゴーーーン!

すみれ 「マ‥‥マリアさん?‥‥」


紅蘭 「行っくでぇ~~! チビロボ攻撃やぁ~~!」

テテテテテテ~~! テテテテテテ~~!

すみれ 「こ‥‥紅蘭?‥‥」


カンナ 「うりゃ~~! スーパーリンパーイ!」

ズゴーーーーン!

すみれ 「カンナ‥‥さん!」


さくら 「たとえ撮影セットと言えども、帝都は私たちが守ります! 破邪剣征! 桜花放神~~~!」

ズザザザザザザザーーーーー! ドゴーーーン!

すみれ 「さくらさん!」


大神一郎 「すみれ君! すみれ君! しっかりしろ!」

すみれ 「しょ‥‥少尉!」


叉丹 「ふっふっふっふっふっ‥‥飛んで火に入る夏の虫とは貴様らのことだ! 行け! 神威!」


マリアたちの攻撃によって大破した神威は、アッと言う間に自己再生し、第二形態へと変化した。


ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ドゴーーーン! ドゴーーーン!


さくら 「うう‥‥」

紅蘭 「どないしたんや! ウチの光武が‥‥ウチの光武が動かへん!」

大神 「く、くそっ! どうしたんだ!」


叉丹 「ふっふっふっ‥‥そのガラクタのことは、誰よりも設計者である私が知っているということを忘れたか? 神威には、霊子機関に直接ダメージを与える武器を装備させたのだ!」


紅蘭 「こらあかんでぇ~! みんな霊力が下がりまくりや! どないしたらええんや~!」

マリア 「まずいわ! 敵の妖力が上昇しているわ!」

さくら 「‥‥来る!」


ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ドゴーーーン! ドゴーーーン!


マリア 「うう!」

さくら 「う‥‥うう‥‥」

大神 「‥‥みんな‥‥大丈夫か?」

紅蘭 「大神はん、あきまへんで! このままやとウチら全滅や!」


叉丹 「もう終わりか? 遊び甲斐のないザコどもだな!」


大神 「‥‥く、くそっ!」


叉丹 「我が魔装機兵は無敵なり! やれ! 神威!」


光武の10倍以上もある神威の機体が、静かに宙に浮かび上がり、巨大な刀を振りかざして襲いかかって来た。霊子機関にダメージを受け、動くことのできない光武では、一太刀で全機がやられてしまう。しかし、神威の黒い妖力に包まれた巨大な刀が、大神たちの機体を真っ二つにしようとした瞬間、目の前に金色の光が広がり、神威は空中で停止してしまった。


大神 「アイリス!」

アイリス 「みんなをいじめるやつは、アイリス、許さないんだから!」

さくら 「アイリス!」


アイリス 「うーーーーん! うーーーーん! 消えちゃえーーーー!」


ドゴーーーン!


アイリスは、一気に霊力を放出させて、神威を吹き飛ばした。


大神 「アイリス! すみれ君を‥‥みんなを頼む!」

アイリス 「うん、分かったよ、お兄ちゃん! イリ~ス・シャルダ~ン!」


ピロピロピロピロ~~ピロピロピロピロ~~♪


アイリスのイリス・シャルダンで、みるみるうちに回復して行く光武と隊員たち。光武全機の霊子力がピークに達し、機体は光に満ち溢れた。


大神 「よし! これで全員そろったぞ! さくら君!」

さくら 「はい! 帝国華撃団、参上!!」


‥‥と、その時であった。刀を構えてポーズを決めたさくら機を押しのけて、すみれ機が前に出て来た。


すみれ、「ちょっと、さくらさん! おどきなさいな!」

さくら 「何ですか? すみれさん」

すみれ 「それは、わたくしの役です!」

さくら 「えっ?」

すみれ 「いったいぜんたいあなたという人は、いつまでリーダー気どりを続ければ気が済むんですの?」

さくら 「そんな~すみれさ~ん‥‥」

大神 「さくら君! すみれ君! 今はそんなことを言ってる時じゃないぞ!」

すみれ 「でも少尉、ここは神崎重工の中、わたくしのメインステージなのですよ!」

大神 「それもそうだな‥‥さくら君、仕方ない。ここはすみれ君に譲ってやってくれ‥‥」

すみれ 「少尉ぃ~~~ん♪」


カンナ 「おいおいおいおい! オレたちが助けに来なきゃボコボコにやられてたくせによ、なーにが『少尉ぃ~~~ん♪』だよ! 脳天から薄気味悪い声なんか出しやがってよー!」

すみれ 「何かおっしゃいました!? あなたのように脳みそまで筋肉でできているような野蛮なゴリラ女は、お呼びじゃなくってよ!」

カンナ 「なんだとーーー! こーのサボテン女! どうしてオメエってやつぁ~いっつもそう可愛げってもんがねーんだよ!」

すみれ 「お黙りなさい! ゴリラはトットとジャングルへお帰りなさい!」

カンナ 「うっせー! どうしたらそんな減らず口が叩けるようになるんだか、親サボテンの顔が見てみたいぜ!」

すみれ 「このわたくしを侮辱するだけでも許せないのに、お父様のことまで侮辱するとは‥‥」


マリア 「2人とも、いいかげんにしなさい!」

紅蘭 「マリアはんの言う通りや! 今は戦闘中やで!」

大神 「そうだ! 今は敵を倒すことだけを考えろ‥‥って‥‥神威は、叉丹は、どこへ行ったんだ?」 

アイリス 「お兄ちゃん、叉丹は『バカバカしくてやってられない』って言って帰ってっちゃったよ‥‥」

大神 「何ぃ~!」


カンナ 「そーれ見ろ! お前が『少尉ぃ~~~ん♪』なんて言ってるからだぞ!」

すみれ 「何をおっしゃいますの? あなたがゴリラみたいにウホウホと騒いでいるから、呆れて帰って行ったのですわ!」

カンナ 「何だとーーー!」

すみれ 「ホーーーッホッホッホッホッホッ! 単細胞な人はこれだから困りますわ!」

カンナ 「やるかーーー!」

すみれ 「いいでしょう! お手並み拝見といきますわ!」


大神 「2人とも、本当にいいかげんにしろ!」

アイリス 「叉丹はね、すみれとカンナのケンカを見て帰ってっちゃったんだよ。ね~~ジャンポール♪」

紅蘭 「ホンマや! すみれはんとカンナはんが言い争ってる時に、敵の妖力反応が突然消えたんや!」

マリア 「やれやれね‥‥」


すみれ 「ちょっと、みなさん! どんな方法であろうと、敵を撃退したのは、トップスタァであるこの神崎すみれなのだということをお忘れにならないでくださいましね!」

大神 「ふう‥‥」


さくら 「ところで、すみれさん。あのセットの建物の前の大きな看板に書いてある『スミレ大戦』ていうのは何なんですか~?」

すみれ 「あっ! あれは‥‥な、何でもありません!」

さくら 「何でもないって言われても‥‥」

すみれ 「さくらさんには関係のないことです!」


カンナ 「おやおや? これは何だ?」

カンナ機が、足元に落ちていた『スミレ大戦』の台本を拾い上げた。

カンナ 「スミレ大戦? 何だこりゃ?」

すみれ 「よ、よこしなさい!」


それを奪い取るすみれ機。


紅蘭 「はは~ん! すみれはん、もしかすると、『サクラ大戦』の人気でさくらはんばかりが注目されてるから‥‥」

すみれ 「お、お黙りなさい!」

カンナ 「何だオメエ! コソコソと光武を持ち出したから、みんなで様子を見に来てみたら、そんなことを考えてたのか!?」

すみれ 「何でもありません! 気のせいですわ!」

紅蘭 「すみれはん、顔が真っ赤やでえ~」

すみれ 「何なんですの! みなさんで寄ってたかって!」


大神 「みんな、もういいじゃないか! 何はともあれ、敵はいなくなったんだし‥‥」

すみれ 「少尉ぃ~~~ん♪ やっぱり少尉だけは、わたくしのことを思ってくださるのですね♪」

大神 「す、すみれ君‥‥」


カンナ 「やれやれ‥‥やってられないぜ!」

すみれ 「お黙りなさい! 帝国華劇団は、常にこのわたくしを中心にして輝くのですわ! ホーーーッホッホッホッホッホッ! ホーーーッホッホッホッホッホッ! ホーーーッホッホッホッホッホッ!」


唖然とする仲間たちを尻目に、すみれのカン高い笑い声は、いつまでも響き続けて行くのであった。


【完】


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2008.05.08

アベシンゾーの大ウソがまた発覚!

4月30日の日記、「犯罪被害者まで選挙に利用する卑劣な自民党」で、アベシンゾーが、本村洋さんのことを選挙に利用した恥知らずな行為について書きましたが、本日発売の「週刊文春」(5月15日号)の「安倍前首相、政治利用に本村さん絶句」という記事に、さらに詳しいことが書かれています。

あたしが書いたのは、4月25日(金)に光市の本村さんの会社のそばで行なわれた演説についてだけでしたが、「週刊文春」の記事によると、その翌日、岩国市で行なわれた演説で、卑劣なアベシンゾーは、目の前に本村さんがいないのをいいことに、大ウソを連発していたのです。

「光市の応援演説には本村さんがいらっしゃいました。本村さんは私に『がんばってください。山本さんを応援しています』とおっしゃった。本村さんは山本繁太郎さんに賭けたのです!」

「お嬢さんを無惨に殺された本村さん。そのお嬢さんの遺影を持って私のところにやって来て、『どうか安倍さん、この法律を通してください』と涙ながらに訴えたのです!」

これらのアベの発言を知らされた本村さんは、あまりの酷さに絶句したそうです。そして、ハッキリと「私は山本候補を応援した事実はまったくありません」とコメントしています。本村さんは、「がんばってください」とも「山本さんを応援しています」ともヒトコトも言っていないそうです。それどころから、次のように言っています。

「私は、小泉総理にお願いに行ったことはありますが、安倍さんには光市での演説の時に、初めて、聴衆の1人としてお会いしました」

つまり、本村さんは、アベシンゾーのところには陳情にも行ってないし、4月25日の演説の時に、初めてナマのアベシンゾーを見たと言っているのです。それなのに、「自分のところにお嬢さんの遺影を持って陳情に来た」と大ウソをつき、さらには、その陳情を受けて法律を通したことを自画自賛するなんて、どれほどのツラの皮をしているのでしょうか。

そして、安晋会の副会長としても、耐震偽装ホテルやマンションを乱立させたことでもオナジミの「アパ」と、ベッタリと癒着してる某自民党議員が、本村さんがアベシンゾーに対して「がんばってください。山本さんを応援しています」と言ったなどという大ウソを自分のWEB日記に書いたのには呆れ返りました。自民党って、ホントに「ウソつきの集まり」ですね。

皆さん、ぜひ「週刊文春」の記事を読んでくださいね。


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速報です!

沖縄で大変なことが起こりました!

「きっこの裏日記」に公開しました。

沖縄は本当に「日本」なのでしょうか?


「きっこの裏日記」
http://www5.diary.ne.jp/user/533673/


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Red Red Wine

ヘナチョコベジタリアンになって、もうずいぶん経つあたしだけど、お肉を食べないようにしてたら、最近、体に変化が現われて来た。何よりも実感できるのは、お肌の調子がすごく良くなって来たってことだ。あたしは混合肌なんだけど、ふつうの混合肌の人とは逆で、Tゾーンのとこだけが乾燥しちゃう。それで、それなりのケアを続けてたんだけど、長年メンドクサイ思いをしてたTゾーンのカサカサが、ピタッと治っちゃったのだ。だから、1日おきにやってたTゾーンのパックが必要なくなって、他の部分と一緒に、化粧水と美容液だけでOKになった。それに、Tゾーンの乾燥が治っただけじゃなくて、他の部分もハリが出て来て、自分で言うのもナンだけど、20代に戻った感じだ。下地の伸びもいいし、ファンデのノリもいいし、化粧直しの回数も減った。

それから、もう1つ、不思議な変化があった。それは、赤ワインを飲むと、悪酔いするようになったのだ。2ヶ月くらい前だったと思うんだけど、いつもの業務用の赤ワインを飲んでたら、飲んでるうちに、だんだん気持ち悪くなって来た。いつものワインだし、いつもの量だし、体調も良かったのに、ナゼだか、だんだん気持ち悪くなって来た。飲みすぎて二日酔い‥‥ってのなら分かるんだけど、飲んでる最中に気持ちが悪くなって来るなんて、10年以上もなかったことだ。それで、その日は飲むのをやめて、そのまま寝たんだけど、朝起きたら体調は戻ってた。だから、「ちょっと疲れてたのかな?」って思って、気にしないでいた。

そして、それから2~3週間くらいして、残りの赤ワインを飲んだら、またまたおんなじように、飲んでる最中に気持ち悪くなって来たのだ。あたしは、週に3日くらい自宅で晩酌をしてるんだけど、ほとんどが焼酎で、タマにニポン酒や第3のビールや赤ワインを飲むって感じだ。だから、赤ワインを飲んで、最初に気持ちが悪くなった日のあとも、1日おきか2日おきくらいに、焼酎やニポン酒を飲んでた。そして、何を飲んでも美味しくて、楽しい気分になってたのに、しばらくして赤ワインを飲んだら、またまた気持ち悪くなっちゃった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、「HNN」が改装中で「週刊きっこの目」もお休み中なので、この謎について考えてみたんだけど、あたしが最初に思いついたのは、「赤ワインの中に何か変なものが混入してんじゃないのか?」ってことだった。だって、今まで何年間も、何回も買って飲み続けて来た赤ワインで、今まで一度も気持ち悪くなったことなんかなかったからだ。それに、焼酎やニポン酒を飲んでも何ともないってことは、あたしの体調とかに問題があるんじゃなくて、赤ワインのほうに問題があるって考えるのが自然だからだ。

だけど、救急車で運ばれるほど具合が悪くなったんならともかく、ただちょっと気持ち悪くなっただけで、翌朝には治ってるんだから、メーカーに電話して文句を言うほどのレベルじゃない。それに、もしもそんなことをして、何も混入してなかったなんてことになったら、あたしが悪質なクレーマーみたいに思われちゃう。だから、この推理は、とりあえずは置いとくことにして、第2の推理をしてみることにした。つまり、「あたしのほうに問題がある」って前提での推理だ。

で、あたしのほうの変化を考えてみたら、「ヘナチョコベジタリアンになった」ってことしか思い当たらなかった。それで、ふと思いついたのが、「肉料理には赤ワイン、魚介類には白ワイン」っていうワインの基本だ。そう、ヘナチョコベジタリアンになって、お肉を食べなくなったことによって、あたしの体内に何らかの変化が起きて、お肉に合う赤ワインも受けつけなくなったんじゃないのか?ってことだ。そして、この仮説なら、簡単に調べることができる。おんなじメーカーのおんなじ業務用の白ワインを買って来て、飲んでみればいいだけだ。

白ワインを飲んでも気持ち悪くならなくて、赤ワインを飲んだ時だけ気持ち悪くなれば、この仮説が正しいってことになる‥‥って、ここでハッと気づいたんだけど、この方式を使えば、変なものが混入されてるかも調べられる。赤ワインを買って来て、飲んでみればいいのだ。新しく買って来た赤ワインを飲んでも、おんなじように気持ち悪くなれば、「お肉を食べなくなったことで、あたしの体が変化して、お肉に合う赤ワインも受けつけなくなった」ってことだし、気持ち悪くならなければ、「前回買った赤ワインの中に、何か変なものが混入してた」ってことになる。

それで、あたしは、こんなことを思いつつも、「ま、いっか!」って感じで、普通に焼酎とかニポン酒とかを飲んでた。だって、こんな実験のために、飲みたくもない白ワインを買ったり、まだ冷蔵庫に残ってるのに、新しく赤ワインを買ったりするのって、すごくお金がもったいないからだ。だから、お酒の安売り店に行って、目の前にこの赤ワインと白ワインのパックが並んでても、ずっとスルーしてた。

‥‥そんなワケで、この問題も忘れかけてた今日この頃だったんだけど、ゆうべ、ヒョンなことから、すべての謎が解けちゃったのだ。実は、連休中にお仕事をしに行ったイベントの1つで、サッポロの赤ワインと白ワインのセットをいただいたんだけど、深く考えずに冷蔵庫に入れてた。それで、ゆうべ、ようやく連休も終わって、少しゆっくりできるようになったから、久しぶりにお酒でも飲もうと思ったとこで、このワインの存在を思い出した。

S21
正直、業務用の赤ワインを飲んで気持ち悪くなったことも忘れかけてたから、あたしは、何も考えずに、このサッポロの赤ワインを飲んでみた。そしたら、これが、メッチャ美味しくて、パソコンで「サクラ大戦」のテレビアニメの名場面集を観ながら飲んでたんだけど、アッと言う間に1本飲んじゃった。甘くなくていいし、口当たりもいいし、ワイン独特の舌に残るネットリした感じもないし、とにかく、ものすごく美味しかった。そして、アッと言う間に1本飲んじゃったのに、気持ち悪くなるどころか、酔い心地も良かったし、グッスリ眠れたから、今朝も気分良く目覚めることができた。

このサッポロのワインは、今年の3月に販売開始されたもので、赤が「アロマルージュ」、白が「アロマブラン」て名前で、ラベルには大きく「R」と「B」って書いてある。それで、何が「売り」なのかって言うと、このワインは、「酸化防止剤」が無添加なのだ。そして、あたしが飲んでた業務用のワインには、当然、「酸化防止剤」が入ってる。

だから、あたしは分かったのだ。お肉を食べないようになったら、お肌の調子が良くなった。つまり、体質が良い方向へ変化したってことで、それによって、今まではマヒして鈍感になってた神経が生き返って、今までは大丈夫だった「酸化防止剤」にも、過敏に拒絶反応を起こすようになったってことだ。だから、今のあたしが「本来のあたし」であって、以前のあたしは「酸化防止剤を飲んでも気づかないような3の時のあたし」だったってことだ。ちなみに、「3の時のあたし」ってのは、世界のナベアツの「3」のことだ(笑)

‥‥そんなワケで、ここで、1通のメールを紹介する。10日ほど前にいただいたメールなんだけど、今日の話題にピッタリなので、メールのマウンテンの中から発掘して来た。で、あたしのメールボックスは、少しでもデータ量を少なくするために、自動的に改行を無効にしてるんだけど、読者メールを紹介するたびに改行がないと読みにくいと思ったので、今日からは、あたしがテキトーに改行を入れてみることにした。


お名前:M&M
コメント:きっこさん、こんにちは!いつも楽しませてもらっています☆
さて、今までも何回か日記に登場してます「サンマと赤ワイン」の組み合わせ・・・。正直、最初は「えぇ~~~?!青魚に赤ワインなんて、生臭くてとてもじゃない!」と思ってました。ハイ、過去形です☆
騙されたと思って、やってみて目からウロコ(^^♪
こんなに合うなんて!ナゼ??!!私もダンナも大の呑み助なんですが、この「サンマと赤ワイン」に夫婦共々ハマってしまい(笑)、2年ほど前からの秋~冬にかけての晩酌は、1週間に一、二度はこのコンビです。春夏でも、冷凍の塩サンマが特売で出ていたら、必ずその夜はキマリです☆
ダンナは料理を仕事にしてまして、この組み合わせには大変驚いてます。いつも「なんでこんなに合うんや~??!!!」と唸ってます。他の魚でもイロイロ試してみましたが、やっぱりダメ!サンマでないと、赤ワインには合いません。塩サバでもやってみましたが、やっぱり生臭さが際立つんですよね!
焼けたサンマのジューシーな身をアツアツなまま、ワタに醤油をチョっと垂らして・・・キリっと冷した赤をグビっと!!最高です♪
最後に心臓も頂く、という素晴らしいワザもしっかり受け継いでいます!
そういえば、きっこさんは赤ワインを冷やすのは間違い、みたいに書かれてましたが、そんなことはありません!むしろ、口あたりの軽い赤ワインは、冷やした方がおいしく飲めるんですよ!!そしてその逆で、しっかりとした白ワインは、常温で頂くのが正解です(^^♪
好き好きもありますが、赤=冷やすのは×、という訳ではありませんので、きっこさんのパックワインを冷やすというのは理に適っているんです。ちなみに我が家でも、パックワインは赤・白とも常備しています(^^♪
長くなってしまいましたが、私達夫婦は「サンマと赤ワインのマリアージュ」を教えてくれたきっこさんに、とっても感謝しています。そのことをお伝えしたくて☆
本当に、ありがとうございます。これからも、更新楽しみにしていますね!


‥‥ってことで、「M&M」さんていうハンドルは、きっと、メールをくださった奥さまも、ダンナさまも、2人ともイニシャルが「M」なんだと思うけど、そんなことは置いといて、M&Mさん、どうもありがとう♪

ちなみに、最後に三角の心臓をお箸で探してると、ウロコのかたまりが出てきちゃって、間違えて食べると大変だから、気をつけてちゃぶだい。売られてるサンマは、どれもウロコがないけど、海を泳いでる時にはちゃんと全身にウロコがある。で、大きな網で何千匹、何万匹って獲る時に、網の中でお互いの体がぶつかりあって、ウロコがぜんぶ取れちゃう。そして、ウロコだらけでキラキラしてる水の中にしばらくいるから、ウロコを飲み込んじゃって、ノドのとこに溜まってるのだ。別に、食べても害はないけど、あたしは気持ち悪くてダメだ。身だと思って口に入れたら、実はウロコのかたまりで、何枚ものウロコが口の中に広がって、オエ~~~ってなっちゃう。

とにかく、M&Mさんも言ってるように、「サンマの塩焼き」と「冷えた赤ワイン」の組み合わせは、他に例がないほどサイコーの組み合わせで、想像しただけでもヨダレで出て来そうになっちゃう。サンマの塩焼きなら、ビールでもニポン酒でも焼酎でも美味しいけど、これらの場合は、別にサンマの塩焼きじゃなくても、サバでもホッケでも何でもおんなじだ。だから、「絶対にこの組み合わせじゃなきゃダメ」ってことじゃない。だけど、「サンマの塩焼き」と「冷えた赤ワイン」の組み合わせは、絶対に動かせない「鉄板」なのだ。

で、安い業務用の赤ワインが飲めなくなっちゃったあたしとしては、「今年の秋のサンマのシーズンはどうしよう?」って思ってたんだけど、サッポロの「アロマルージュ」がメッチャ美味しかった上に、何よりも酔い心地が良かったし、フタもラクチンなスクリューキャップだったから、今年からはこのワインを飲もうと思った。だけど、あたしの場合は、一番気になるのが「値段」だ。それで、今日、いつもの安売り店に寄ってみたら、ナナナナナント! 390円だったのだ! 当然、2本買ったんだけど、そのあとにスーパーに寄ったら、ここでも売られてて、450円だった。

このくらいの値段なら、業務用の紙パックよりは高くなっちゃうけど、あたしにも買える。それで、このワインのことをネットで調べてみたら、メーカーの希望小売価格が500円だった。「酸化防止剤」が無添加のワインって、たいていは1000円くらいするから、あたしには手が出なかったんだけど、500円以下で買えるのなら、ホントにアリガタイザーだ。それにしても、何でこんなに安いのかな?って思ったら、こんなことが書いてあった。


サッポロビール株式会社(本社・東京、社長・福永 勝)は、「サッポロ アロマルージュ 酸化防止剤無添加」「サッポロ アロマブラン 酸化防止剤無添加」を3月5日(水)より新発売します。当社国産ワインの柱である酸化防止剤無添加ワイン(以下「無添加ワイン」)の中で、ワインの重要ユーザー層である40代以下の女性のニーズに合わせた大型新商品を投入します。(中略)当社では、昨年大規模な調査を行ない、現在の無添加ワインの購入者層は50代以上の女性比率が高い反面、40代以下の女性が低いという現状を認識し、購入を阻害している3つの要因(1)「味わい」、(2)「デザイン」、(3)「価格」にこだわって、商品を開発しました。


あたしのとこには、このアンケートは来なかったけど、40代以下の女性のあたしが、「酸化防止剤」が無添加のワインを飲みたくても飲まなかったのは、1に「値段が高い」、2に「味が甘すぎて舌に残る」、3に「中途半端な自然志向のニポン語のラベルがダサイ」ってことだった。つまり、みんなおんなじことを思ってたってワケで、その声を聞いて造った新製品だから、40代以下の女性のあたしのツボにストライクだったってワケだ。フクダちゃんも、これくらい国民の声に耳を傾けてくれたら、アッと言う間に支持率が回復するのにね(笑)

とにかく、こんなに美味しい上に、「酸化防止剤」が入ってなくて、それで500円以下ってのは、あたし的には願ったり叶ったりだ。これで、今年の秋のサンマのシーズンが楽しみになって来た。ちなみに、念のために言っとくけど、あたしは、サッポロの回し者じゃないし、自分で飲んでみて、ホントに感動しちゃうほど美味しかったから、自発的に書いてるだけだ。今回、ワインをいただいたのも、そのイベントの協賛企業の1つがサッポロだっただけで、帰りがけにスタッフが「もしもお酒が好きならどうぞ」って言って、たくさんあったセットを1つプレゼントしてくれただけだ。

S22
‥‥そんなワケで、あたしは、あまりにも美味しかったから、自分でも2本買ったし、これからも、赤ワインを買う時は、必ずサッポロの「アロマルージュ」を買う。安売り店で、だけど(笑)‥‥なんてのも織り込みつつ、赤ワインのことを書いてたら、ムショーにUB40の「Red Red Wine」が聴きたくなって来たから、最後にYOU TUBEをリンクしとこうと思う今日この頃なのだ♪


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「Red Red Wine」3連発+1

「懐かしいオリジナルのPV」

あたしがMEGARYUを大好きになったのは、RYUREXさんの声と歌い方が、UB40のアリ・キャンベルに似てたからです。


「若いころのライブ」

あたしが高校生の時の来日公演でも、アリ・キャンベルは、このVとおんなじ黒のテレキャスを使ってて、あまりにもステキで、あたしも黒のテレキャスを買いました(お金に困って手放したけど) ちなみに、このVでは、お兄さんのロビンはレスポールを使ってるけど、来日公演の時は黒のムスタングでした。兄弟2人ともサウスポーで、その上、黒のテレキャスと黒のムスタングだったから、サイコーにカッコ良すぎでした♪


「テレビ番組での演奏」

アストロのトースティングがカットされてる珍しいバージョンで、その上、ラストがフェードアウトじゃなくて、ナナナナナント! スレンテンになってます!マニアは必聴♪


オマケ「ニール・ダイアモンドの原曲」


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2008.05.07

ニポン全国大渋滞

世の中は、今日までゴールデンウィークだったワケだけど、人がお休みしてる時こそが稼ぎ時のあたしとしては、ゴールドラッシュって感じだった。レギュラーのお仕事の他に、単発のお仕事も入れまくってて、自分で言うのもナンだけど、ほぼ限界までがんばった。レギュラーのお仕事の他に、お台場のイベントが2本、六本木のイベントが1本、横浜のイベントが1本、川崎のイベントが3本と、とにかく働きまくった。

でも、連休中は、いつもなら都内の道路が空いて走りやすくなるのに、今回はホントに大変だった。特に、4月30日の午後からは、ふだんの平日でも流れてるような場所が、アチコチで大渋滞してて、信号が青になってもぜんぜん前に進まない。それで、ちょっとずつ、ちょっとずつ進んで行くと、いつもはガラガラのガソリンスタンドに長蛇の列ができてて、それが大渋滞の原因だって分かる。これの繰り返しだった。

環八や246みたく、片側3車線もある道路ならいいんだけど、片側1車線しかない世田谷通りや玉堤通りで、道路に面したガソリンスタンドに長蛇の列ができてるワケだから、あたしたち一般車両も大迷惑だったし、路線バスなんか、対向車が途切れるまで、ぜんぜん前に進めなくて困り果ててた。こんな状態が、都内でも川崎でも、行く先々で起こってるもんだから、サスガのあたしもイライラしちゃって、頭から湯気が出そうになっちゃった。

それで、イライラを解消するために、久しぶりに「頭脳警察」をフルボリュームでかけて、こんな大混乱の原因を作ったフクダちゃんのオトボケヅラを思い浮かべながら、「ふっざっけるんじゃねえよ!テメエの善人ヅラを~!ふっざっけるんじゃねえよ!いつかぶっ飛ばしてやらぁ~!」って熱唱したら、気持ちがスカッとした。で、ふと左を見たら、バス停に並んでる4~5人の人にガン見されてた今日この頃、皆さん、ゴールデンウィークは楽しめましたか?


‥‥そんなワケで、あたしは、ゴールデンウィーク中、ずっと車で走り回ってたんだけど、4月30日の増税による大渋滞の他にも、高速の入口や出口に絡んだ渋滞とか、いろんな行楽スポットやイベントに絡んだ渋滞とか、とにかく、ふだんとは違うポイントが渋滞してて、予測ができなくて大変だった。ふだんなら、渋滞するポイントはすべて把握してるから、そういうポイントは裏道を使って迂回するようにしてる。だから、いつもは流れてる場所が渋滞してれば、ほとんどが事故による偶発的な渋滞だ。

だけど、今回のゴールデンウィークは、たび重なる生活必需品の値上げラッシュの上に、自民ナンミョーの悪政による大増税やらお年寄りいじめやらで、都民の多くが節約モードに入ってるみたいで、都内で過ごす人たちが多かった。だから、いつもより、都内が混んでたみたいだし、ふだんとは違う変な場所が渋滞してたのだ。

そして、連休の最終日の今日は、トドメの大渋滞が巻き起こった。「Uターンラッシュ渋滞」と「コキントー渋滞」のダブルパンチで、都内は大パニックだった。ま、「Uターンラッシュ渋滞」は、連休の最終日の風物詩だから、今回に限ったことじゃないけど、「コキントー渋滞」にはムカついた。よりによって、何で連休の最終日なんかに呼ぶんだよ。チベットの人たちを何十万人も虐殺した張本人のコキントーなんか、イラクの人たちを十万人も虐殺したブッシュやコイズミと並ぶ殺人鬼なんだから、連休が終わって、何週間かして、みんながモトの生活に戻った平日とかにコッソリと呼べよ。

それとも、自分の支持率が下がりまくってることについてまで、他人ゴトみたいに「しょうがないでしょ?」って言ってたフクダちゃんも、サスガに10%台にまで落ち込んだら、アセリ始めたのかな? このまま下がり続ければ、今月中にも、竹下登が打ち立てた前代未聞の「4.4%」っていう、発泡酒のアルコール度数よりも低い史上最低の支持率を更新しちゃいそうだから、ここでひとつ、総理大臣らしいことでもしとこうと思い立ったのかな? だけど、コイズミがブッシュを呼んだ時に、全国で大ブーイングが起こったように、殺人鬼なんか呼んだら、逆効果だと思うんだけど。

‥‥そんなワケで、2週間かけて、「テレビブロス」を隅から隅まで完全に読むあたしとしては、音楽のコーナーで長いこと連載してる、龍ヶ崎あきらさんの「若者たちの神々」も楽しみのひとつなんだけど、いつも感心するのは、あんなに少ない文字数で、どうしてあれほど的確なことが書けるんだろう?ってことだ。それも、龍ヶ崎さんの場合は、どこでも目にする「ヨソ行きの感想」や「スポンサー向けの文章」じゃなくて、誰もが思ってるのに、言っちゃ悪いと思って口には出さないようにしてることをサクッと言ってるワケだから、ものすごい感性と才能だと思う。

で、本文も短くてワンダホーなのに、その下に書いてある「ひとことメッセージ」みたいなのも素晴らしいのだ。わずか45文字ほどの中に、毎回毎回、ブラックなネタや風刺、シャレやギャグがあって、ホントに感心しちゃう。ちなみに、前回の「若者たちの神々」では、黒人演歌歌手のジェロのことを取り上げてるんだけど、あたしはもちろんのこと、きっと多くの人たちが思ってるハズなのに、「悪いから言わないようにしてること」をズバッと言ってくれてる。そして、その下の「ひとことメッセージ」みたいなのには、こう書いてあった。


「三宿交差点近くの飲食店に飾られていた「石原慎太郎より」の花輪。マイナス・プロモーションだろ。」


あたしは、これを読んだ瞬間に、「うまい!」って思って、近くに山田君がいたら、座布団を持ってって欲しいと思った。この号が発売された4週間前と言えば、破綻が決まってる慎銀行東京なんかに、ナンミョーに薄汚い根回しまでして400億円もの追加融資を決めたすぐ後だから、ものすごくタイムリーだ。そして、ただ単に事実のみを伝えるのなら、「マイナス・プロモーション」と書かなくても、「マイナス・プロモ」でも通じる。そうすれば、4文字ぶん浮くんだから、「花輪」を「ド派手な花輪」にしたりと、他の部分に使える。

だけど、あえて「マイナス・プロモーション」とキチンと書いたのは、もちろん、「石原プロモーション」にカケてあるってことだ。だって、「石原プロモーション」って、石原一族の選挙のたびにズラーッと顔を並べて、まるで「花輪」みたいだもんね(笑)

‥‥そんなワケで、ちょっとダッフンしたみたいに見えるかもしれないけど、あたしが何を言いたいのかっていうと、東京都内にオープンした店舗に「石原慎太郎より」の花輪を飾ることとおんなじように、これほどチベット問題が注目されてる時に、そのチベットの人たちを何十万人も虐殺したコキントーなんかを呼ぶなんて、あまりにも大バカな「マイナス・プロモーション」だってことだ。たとえば、これで、フクダちゃんが厳しい意見でも言えば、少しは国民の見方も変わって来るだろうけど、チベット問題に関するフクダちゃんのスタンスは、終始一貫して「内政干渉はいたしません」なんだから、明日の首脳会談だって、当たり障りのないことしか言わないのは見え見えだ。

そして、チベット問題を当たり障りなく流すだけじゃなく、毒ギョーザ問題には何も強いことが言えず、ガス田の問題も腰が引けてて、長野で大暴れした中国人たちの問題にはまったく触れず、結局は新しいパンダをレンタルしてもらう話だけで会談は終わり‥‥なんてことにでもなったら、確実に支持率はヒトケタまで落ち込むだろうね。だけど、ホントに、こうなりそうだから恐ろしいよ、フクダちゃんて。

ま、あたしとしては、石原ジョンイル大将軍様の大バカ銀行なんかで、1500億円もの都民の税金がドブに捨てられたことを思えば、たった1億円でレンタルできて、数えきれないほどの子供たちを笑顔にできるパンダのほうが、比べ物にならないほど有益な税金の使い方だと思うけど。それに、亡くなったリンリンを「あんなもん、いてもいなくてもどうでもいい」と言い放った石原ジョンイル大将軍様に対して、「いなくていいのはお前のほうだ!」っていう声が相次いでるそうだしね。

‥‥そんなワケで、今日の大渋滞は、「コキントー渋滞」が起こった東京だけなのかと思ってたら、他でも大渋滞が起こってた。大阪府では、住宅街の市道が、幅5m、深さ5mも陥没して、周辺一帯が立ち入り禁止になって、迂回する車で大渋滞が起こった。そして、宮崎県では、マックに車が突っ込んで、9名ものケガ人が出て、パトカーや救急車や野次馬で、辺りは大渋滞になった。それにしても、東京都と大阪府と宮崎県が大渋滞だなんて、タレント崩れのペテン師たちが知事をやってる都府県て、根本的にどっかが狂ってるみたいだね。ま、この3人の知事の中で、一番早くこの世から消滅してくれるのは、たぶんあたしの住んでる東京のペテン師だと思うから、その点だけは嬉しいんだけど‥‥なんて思ってる今日この頃なのだ。


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2008.05.06

死刑廃止が生む冤罪の増加

昨日の日記は、長くなりすぎちゃって、書き切れなかったことがあるので、今日は続きみたいな感じで書いてくけど、まずは、1通のメールを紹介する。


お名前:S
コメント:はじめましてきっこさん。私はオーストラリア在住の●●歳の主婦です。職業は美容師です。いつも拝読させてもらっていますが、きっこさんへメールを送ったことはありませんでした。無知な私ですが、きっこさんの日記のお陰で社会や政治に少しずつ興味が湧いてきましたし、分かりやすい解説と深い知識にいつも感動しています。今日の日記を読み、涙が止まらなくなり、初めてメールしました。本当に人の痛みが分かるきっこさんの文章は、ひしひしと私の心に伝わってきました。私は死刑制度には漠然と賛成派でしたが、オーストラリア人の夫やこの国の多くの人達は死刑制度に反対です。(オーストラリアは死刑がありません。)どうして日本のような先進国にまだ死刑制度があるのか不思議だと言います。今の私は、きっこさんの意見にとても共感していますし 光市の事件に関しても極刑を望んでいました。でも、それが本当に正しいのかはよく分かりません。意味不明なことを書いてしまいましたが 私もきっこファンとして心から応援しています。これからもお身体を大切にして頑張ってくださいね。


ホントのとこは、どうなんだろう? あたしが知ってるのは、オーストラリアで、今から5年前、2003年に行なわれた世論調査なんだけど、この時には、56%もの人たちが「死刑制度の復活」を望んでた。だから、このSさんの言ってることがホントなら、オーストラリアでは、今は世論が逆転して、死刑制度に反対の人のほうが増えたってことになる。もしもそうだとしたら、去年の11月に政権交代したことが、世論の変化のキッカケになったのか、それとも、世論のほうが変化したから、政権交代したのか‥‥。


オーストラリアは、もともとは死刑大国だった。そして、その反動で、死刑制度が廃止になったっていう流れがある。オーストラリアは、イギリスの流刑植民地だったから、220年前に最初に入って来たのは、イギリスの犯罪者たちだった。ようするに、オーストラリアってのは、イギリスで罪を犯した犯罪者たちの「島流し」の場所だったってワケだ。だから、イギリスの多くの犯罪者たちが、オーストラリアに島流しにされて、酪農とかをさせられてた。

だけど、イギリス自体が、厳罰主義の死刑大国だったから、殺人などの凶悪犯罪を犯したものはソッコーで死刑だったし、窃盗や傷害や婦女暴行などでも、悪質なものはイギリス国内でカタッパシから死刑にされてた。だから、オーストラリアに島流しになるような犯罪者たちは、軽い罪を犯した者たちだった。そのため、オーストラリアに犯罪者たちを野放しにしておいても、殺人のような凶悪な事件はそれほど起こらなかった。起こるのは、他人のヒツジを盗んだり、女性をレイプしたりと、殺人までは行かない犯罪が多かった。

でも、当時のオーストラリアでは、厳罰主義のイギリスの法律によって、ヒツジ泥棒もレイプ犯も、捕まればみんな死刑になった。レイプ犯を死刑にしてくれるなんて、当時のイギリスやオーストラリアって、女性にとっては天国のような国だったのだ。だけど、所詮は男性社会だから、「人の痛みが分からない人たち」の言いぶんとして、「たかがレイプくらいで死刑は重すぎる」っていう世論が広まって行った。この「たかが」は、「たかが2人しか殺してないのに死刑は重すぎる」の「たかが」とおんなじだよね。

当時のオーストラリアでは、年間に80人から100人、週に2人のペースで死刑が執行されてた。そして、その罪状の多くは、窃盗とレイプだった。そして、1967年に最後の死刑が執行されるまでに、1648人が死刑になった。ニポンの場合は、一例として、1980年から1990年までの10年間で死刑が執行されたのは14人だから、オーストラリアの執行数のすごさが分かると思う。

だけど、時代の流れとともに、人々の感覚も変化して来て、死刑制度を廃止する州が出て来るようになり、1985年には、オーストラリア全土で死刑が廃止になった。でも、それから11年が過ぎた1996年4月28日、全豪どころか、世界中を震撼させた大事件が起こった。オーストラリアの犯罪史上、最悪の大量殺人事件、ポートアーサーの銃乱射事件だ。観光客で賑わうタスマニア州ポートアーサーのカフェで、当時28才のマーチン・ブライアントは、突然、観光客や通行人を無差別に銃撃したのだ。セミオートマチックのライフルから発射された銃弾は、わずか15秒で12人を射殺し、さらには、通行人を車のトランクに閉じ込めて火をつけて、3人を焼き殺した。そして、人質をとって近くの施設に立てこもり、この施設にも放火して、何人もの人質を焼き殺した。マーチン・ブライアントが殺したのは、彼とは何の関係もない、たまたまこの日に観光に来ていた人たちや地元の人たち、35人だった。


この35人の中に、もしも自分の家族や恋人がいたら、あなたはどう思うだろうか? 神様のような広い心で、「彼は少年時代に不幸だったから死刑はかわいそうだ」とでもノタマウのだろうか? でも、そうした神様のような心を持った「人の痛みが分からない人たち」のご希望通り、オーストラリアは全土で死刑制度が廃止になってたから、これほどの凶悪犯罪を犯した鬼畜でも、国によって命が保障され、3食ベッド付きの別荘で、一生、涼しい顔をして生活できるのだ。さらには、頑丈な檻の中にいるから、ハラワタが煮えくり返ってるご遺族たちも、この鬼畜に復讐することができない。そして、100人以上のご遺族たちが、事件から12年経った今も、ずっと苦しみ続けてるのだ。

でも、オーストラリアには、神様のような人たちばかりが住んでるワケじゃないから、この凶悪な事件をキッカケにして、「死刑制度の復活」を望む声が出始めた。そして、その声が一気に大きくなったのが、2002年にバリ島の「サリクラブ」で起こった爆破テロ事件だ。死者193人中、オーストラリア人が87人もいたことによって、数百人ものご遺族たちを中心にして、犯人たちへの死刑を望む声が高まった。そして、オーストラリアの当時の首相、ジョン・ハワードも、このテロ事件の犯人たちへの死刑判決を支持した。

ま、ジョン・ハワードの場合は、ニポンのコイズミ、イギリスのブレアと並ぶ、ブッシュのコシギンチャクだったから、イラク戦争の片棒もかついだし、フセイン前大統領に対する死刑も支持してた。つまり、自国では死刑制度が廃止されてるのに、自分自身は死刑制度に賛成してたってワケだし、立派な戦争犯罪者だったってワケだ。

本来なら、死刑制度を廃止してる国の首相が、こうして他国で起こった事件の犯人への死刑を支持するというのは、極めて異例のことなのだ。だって、「自国の法整備には欠陥がある」って公言することとおんなじだからだ。だけど、事実そうだったんだろう。もしも自国の法がベストだと思ってたんなら、自国の国民が何十人、何百人殺されようとも、法のトップに立つ首相の立場から、弾固として「死刑は反対!」って表明するのが普通だからだ。


で、話はクルリンパと戻るけど、オーストラリアは、1985年に全土で死刑制度が廃止になってから、なんとか今までやって来たけど、1996年のポートアーサーの銃乱射事件や、2002年のバリ島の爆破テロ事件によって、国民の意識や危機感が変化して来て、2003年の世論調査では、56%もの人たちが「死刑制度の復活」を望んだってワケだ。そして、あたしが知ってるのはここまでで、今現在のオーストラリアの世論は知らないから、メールをくださったSさんが書かれてるように、今の世論は逆転してるのかもしれないし、そうじゃないのかもしれないし、あたしには分からない。

ただ、ひとつだけ言えることは、ポートアーサーの銃乱射事件で殺された、何の罪もない35人もの人たちのご遺族や、バリ島の爆破テロ事件で殺された87人もの人たちのご遺族は、未だに苦しみ続けてるし、これからも苦しみ続けてかなくちゃならないってことだ。犯人が死刑になろうがなるまいが、何の因果関係もない人たちが、たまたまその場に居合わせたというだけで、一瞬にして命を奪われるという不条理。そして、1人の命が理不尽に奪われたことによって、その人を愛する家族や友人、何十人という人たちが不幸のどん底に叩き落とされ、それからずっと悲しみに暮れて生きてかなきゃならない。

こうした人たちに共通する感情は、犯人に対する憎しみから死刑を望む気持ちと、もう1つ、二度とこんな不幸な事件を起こしちゃいけないっていう気持ちだ。自分がつらい思いをしたからこそ、こんな思いをする人を増やしちゃいけない、こんな思いをするのは自分で最後にして欲しいって思うのだ。

沖縄の14才の少女がレイプされた事件を受けて、3月23日に北谷(ちゃたん)町で開催された「米兵による事件・事故に抗議する集会」には、大雨という悪天候にも関わらず、6000人もの市民が参加した。そして、アメリカ兵によるレイプ被害者の代表として、横須賀でアメリカ兵にレイプされたオーストラリア人の女性が檀上に上がった。彼女は、自分が受けた恐怖と屈辱を一生背負って行かなければならないと訴え、「日米両政府は、なぜ私たち被害者を裏切り続けるのか?」と両政府を批判したあと、最後にこう結んだ。


「神様、どうか私を最後の強姦被害者にしてください!」


これが、被害者の声なのだ。自分自身のつらさや苦しさ、加害者を憎む気持ちとは別に、「こんな思いをするのは自分で最後にして欲しい」って思う。これこそが、理不尽な痛みを実体験させられた被害者の願いであり、被害者が救済されるための唯一の道なのだ。

時計の針は戻せないんだから、自分が受けた言葉にならないほどの恐怖と屈辱は、もうどうすることもできない。たとえ加害者が死刑になったとしても、本当の意味では救われない。だけど、自分の事件をキッカケにして、アメリカ軍がニポンから出て行ってくれたり、政府が厳しい制度を作ってくれたりして、在日アメリカ兵による凶悪犯罪がゼロになれば、この被害者は、「自分の受けた苦しみ、屈辱がムダじゃなかった」って思えるのだ。そして、救われるのだ。

あたしをレイプしたヤツラは、少年法で守られて、何のオトガメもなかった。そして、成人になってからのレイプで逮捕されるまで、何人もの女性をレイプし続けた。だから、あたしの心の傷は癒えないのだ。あたしは苦しみ続けてるのだ。それは、あたしの受けた苦しみや屈辱が、何の役にも立たずにムダになったからだ。たとえ未成年であっても、あたしの事件の時に厳罰に処していてくれたら、少なくとも、十数人の女性が、こんな苦しみを背負わずに済んだのだ。そして、あたしは、救済されただろう。

犯罪被害者の声、被害者遺族の声ってのは、単なる憎しみだけじゃない。単なる復讐心だけじゃない。もちろん、憎しみや復讐心こそが怒りのエネルギーになってるけど、いくら憎んでもどうにもならない、復讐したくてもそれも叶わない、法が加害者を守り続けてる今の司法制度の中じゃ、被害者を救済するために唯一残された道は、「同類の犯罪の抑止」しかないのだ。自分を最後にして同類の犯罪がなくなれば、被害者やご遺族は少なからず救われるのだ。


名古屋の磯谷利恵さんの事件でも、お母さまが犯人たちに極刑を望んでるのは、大切な娘さんを惨殺された憎しみだけじゃなく、二度とこんな悲惨な事件が起きて欲しくないと思ってるからだ。こんなにつらい思いをするのは、自分で最後にして欲しいと思ってるからだ。「これほどの罪を犯せば死刑になるんだ」という前例を作り、凶悪犯罪を抑止したいと思ってるからだ。そして、私利私欲のために、何の落ち度もない利恵さんを惨殺した鬼畜は、テレビのレポーターに対して、「別に謝罪する気なんかないよ。どうせ極刑にはならないし」と平然と語っている。被害者のご遺族にとって、これほどの屈辱はないだろう。

オーストラリアには、ニポンと違って、一生刑務所から出られない「終身刑」がある。だから、35人もの人を殺したマーチン・ブライアントも、当然、この「終身刑」だ。だけど、それでも国民の半数以上が「死刑制度の復活」を望んでるってことは、「死刑制度を復活させないと抑止できないほど凶悪犯罪が多発するようになった」ってことで、あたしは、この事実こそが、死刑制度の必要性を物語ってると思う。つまり、「死刑を廃止する代わりに終身刑を導入する」なんてのは、わずか20年ほどでボロが出る「場つなぎ制度」でしかなく、本当に凶悪犯罪を抑止したいのなら、死刑と終身刑とを併用する必要があるってことだ。

光市の凶悪犯にしたって、死刑と無期懲役っていう、あまりにも極端に差がある2つの刑の間で論じられてたから、「死刑」を望む声が多かったワケで、死刑と終身刑との間で論じられてたのなら、死刑を望む声の何割かは意見を変えてたかもしれないと思う。


ニポンで死刑制度に反対してる人の多くは、「冤罪」の恐さを語る。もしも、死刑が執行されてから、新犯人が逮捕されて、死刑になった人の無実が分かったら、もう取り返しがつかない‥‥ってことだ。そして、死刑を廃止して最高刑を終身刑にすれば、無実だってことが分かった時点で、釈放することができる‥‥ってことだ。この理屈は、あたしにも理解できる。だけど、あたしが理解できるのは、あくまでも「理屈」だけで、これほど現実離れしてることを言ってても無意味だと思う。

だって、誰がどう見ても無実としか思えない「袴田事件」がいい例だろう。元ボクサーの袴田巌さんは、不当逮捕をされ、暴力刑事から殴る蹴るのリンチを受けて、「自分がやった」と自白を強要され、それを証拠にデタラメ裁判が行われて、死刑の判決を受けた。どれほどデタラメかって言うと、死刑判決に関わった元裁判官自身が、「私は無罪だと確信していた」とまで断言してるのに、それを無視する法廷。そして、事件当時、袴田さんが履いてたとされてる証拠品の血がついたズボンが、実際に袴田さんに履かせてみたら、小さすぎて履けなかったのだ。そしたら、検察は、「ズボンが縮んだ」とかノタマッて、その意見が採用されちゃったのだ。

まるで、高知のスクールバス事故の、警察が捏造したスリップ痕とおんなじだ。事故のすぐあとに現場を見た人が、「そんなスリップ痕などどこにもなかった」って証言してて、専門の鑑定士も、「これはタイヤの痕ではなく、誰かが路面に描いたものだ」って鑑定結果を出してるのに、これらの証言や鑑定結果をすべて認めずに、警察の言いぶんだけを採用して「有罪」にするなんて、こんなデタラメが裁判をやってるから、冤罪がなくならないのだ。つまり、死刑制度の是非を問うことと、冤罪の問題とは、切り離して考えるべきなのだ。「冤罪で死刑になったら取り返しがつかない」っていう考え方は、逆に言えば、「死刑制度をなくせば、どんなに冤罪が起こっても大丈夫だ」ってことで、今以上に、デタラメな裁判が行われることウケアイだ。

その上、死刑制度がなくなれば、「何をやっても死刑にならない」「何人殺しても自分は殺されない」と思ったヤツラが、これまでのニポンの犯罪史上に類を見ないほどの残虐な凶悪犯罪を起こすようになる可能性が極めて高い。人を殺しても死刑にならないんだから、ただのレイプ犯が、レイプ殺人犯へと変貌する恐れも十分にある。あたしは、刑罰の意味の1つに「犯罪の抑止効果」がある以上、刑罰を変更するのであれば、こうした「負の面」こそを重要視すべきだと思ってる‥‥ってことで、昨日と今日は、こんな内容だったから、「いかがお過ごしですか?」とか「そんなワケで」とか「今日この頃なのだ」とかは抜きにして書いて来たけど、こんな話題ばかり書いてると気持ちが暗くなってきちゃうから、明日からは、また、いつものノリで書いてこうと思う。


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2008.05.05

「人でなし」には「人権」も必要なし

4月27日の日記、「人の痛みが分からない人たち」を読んでくださった人たちから、とてもあたたかい励ましのメールや賛同のメールをたくさんいただいた。また、あたしと同じに、野蛮で自己中心的な鬼畜の被害に遭い、一生癒えない心の傷を負ったまま懸命に生きている女性たちからも、たくさんのメールをいただいた。


孝之さん、ヤマボウシさん、Rawanさん、マサミさん、浩二さん、ハリーさん、あきさん、ケイコさん、克幸さん、IBEさん、典子さん、カズミさん、金太郎のパパさん、ボクテさん、美津子さん、ユニオンジャックさん、SMTKさん、康嗣さん、修三さん、ゆかさん、すばるさん、鳳山さん、takuさん、久美子さん、誠子さん、なおさん、美和子さん、kaiさん、洋子さん、からすさん、一人さん、勝久さん、功さん、奈良のファンさん、でんこさん、thirdmanさん、夢子さん、sayuriさん、ため息橋さん、hisanobuさん、和美さん、真子さん、みんみさん、幹明さん、かたぎり機長さん、かずみさん、龍彦さん、Makiさん、Maikoさん、あくみんさん、DONさん、にゃんこさん、エルクさん、Kyokoさん、あたしの思いを分かってくださって、本当にありがとうございました。


ちなみに、「カズミさん」と「和美さん」と「かずみさん」がいるけど、これは偶然のことで、3人とも別の女性だ。で、ホントは、被害女性からのメールを何通か紹介したいとこなんだけど、あたしに打ち明けてくれた人たちも、あたしとおんなじで、血を吐くような思いで書いてくれたから、たとえ匿名であっても、不特定多数の人が閲覧する場所に公開することはできない。こんなにつらい思いをするのは、あたしだけでいい。ただ、漠然とした形だと、読んでる人は何も分からないので、「どんな被害だったのか」という概略と、それぞれの人の意見の部分だけを公開させてもらう。

今回、いただいた被害女性からのメールは、「未遂」のものから、あまりにも悲惨で涙で文字が読めなくなったようなものまで、様々だった。ただ、すべての被害者に共通していたのは、どの女性も、「何年経っても未だに心の傷が癒えてない」ってことと、「ほとんどの被害女性が泣き寝入りしてる」ってことと、「今でも犯人を殺したいほど憎んでる」ってことだ。そして、「できることなら死刑にして欲しい」って思ってるってことだ。


たとえば、「未遂」で済んだ女性でも、とても大きな傷を負っている。尊敬し、信頼していた職場の男性から、たまたま2人きりで残業することになった時に、会社でレイプされかけたのだ。いくら「未遂」で済んだとは言え、彼女は、言葉では説明できないほどのショックを受け、極度の人間不信、男性不信に陥ってしまい、満員電車に乗れなくなり、男性の袖が少し触れただけでも震えが止まらないようになってしまった。

そして、今も苦しみ続けてる彼女に対して、周りの「人の痛みが分からない人たち」は、「自分にも隙があったのでは?」「OKサインを出していたのでは?」「あなたにも非があったのでは?」「未遂で済んだのだから許してあげれば?」と、彼女の傷口に、さらに塩を塗りまくった。これは、沖縄の少女に、「あんな時間に繁華街をうろついていた少女のほうにも問題がある」って言った「人の痛みが分からない人たち」と同レベルの無神経さだ。

「スーパーフリー」の集団レイプ事件対して、5年前、自民党の恥知らず、太田誠一は、総務庁長官という立場でありながら、「レイプする人はまだ元気があっていい」というトンデモ発言をした。そして、この発言に対する意見を求められたフクダちゃんは、内閣官房長官という立場で、こう言ってのけた。


フクダ 「だけど女性にも、いかにも『(レイプを)してくれ』っていうのがいるじゃない。そこらへんを歩けば、挑発的な格好をしているのがいっぱいいるでしょ?世の中には男が半分いるってことを知らないんじゃないかなあ?(挑発的な格好で歩かれたら)ボクだって誘惑されちゃうよ」

記者 「女が半分いるってことを知らない男もいるんじゃないですか?どんな格好をしていてもレイプはレイプですよ」

フクダ 「そこらへん歩いてごらんなさいよ。まあ、そのへんにはいないかもしれないけど。そういう格好している方が悪いんだよ」

記者 「‥‥」

フクダ 「男は黒豹なんだから、(挑発的な格好の女性をレイプしたのなら)情状酌量ってこともあるんじゃないの?これから夏になるしね。女性も気をつけなきゃいけないんだよ。そういうのいると思わないか?」


こんな感覚の大バカが、今やこの国の総理大臣なんだから、あたしは開いた口が塞がらない。そして、こんな感覚だから、沖縄で14才の少女がレイプされた時にも、「(沖縄では)過去にも似たようなことがあったんでしょ?」って、平然とノタマッたのだ。

会社で残業中に、レイプ未遂の被害に遭った彼女は言う。


「されたものでしか、あの怖さ、卑劣さは分からないのでしょうか。きっこさんの経験に比べたら、私の経験なんてちっぽけなものだけど、それでも私の人生観は変わってしまいました。だから、きっこさんの今日の日記を見て、同じ気持ちだ!と思ってメールをさせていただきました。ルールを犯していない被害者が、なぜルールを犯した者より冷遇され、苦しまなきゃいけないのか、理解ができません。なかったことになんてできず、この思いを生涯背負って生きていかなきゃいけない人たちが、少しでも救われるように裁くのが本当です。悔しくて仕方がありません。」


もちろん、この事件は、会社によってムリヤリに丸く収めさせられ、オオヤケにはならず、この鬼畜には何のオトガメもなしで、彼女だけが苦しみ続けてる。そして、彼女は、この鬼畜に対して、「この世から消滅して欲しい」と書いている。当然だろう。「殺人」どころか、「レイプ」どころか、「レイプ未遂」であっても、加害者を「死刑にして欲しい」と思うのは、こうした「男性の暴力による卑劣な犯罪」の被害を受けた女性たちの共通の感覚だ。そして、フクダちゃんをはじめとした「人の痛みが分からない人たち」は、一段高いとこから、ご立派な理想論を垂れ流して、さらに被害者の傷口に塩を塗り続けているのだ。


19才の時に、医大生に暴行され、レイプされたという女性は、それから20年間、誰にも言えずに、自分ひとりで苦しみながら生きて来た。あたしに打ち明けたのが初めてだと言う。当然、その鬼畜は、何のオトガメもないどころか、この女性をレイプした2年後には、平然と医者になり、それから20年間、ナニゴトもなかったかのように、医者として患者の体を触り続けてる。もしも、あたしが何かの診察を受けた時の医者だったかもしれないと思うと、想像しただけでも身の毛がよだつ。

彼女は、この鬼畜から酷い暴行を受け、「逆らったら殺される」と思い、何も抵抗できなかった。そして、レイプされたあとには、恐ろしい脅迫までされて、警察にも届けられず、親にも相談できず、今まで20年間、たったひとりで苦しみ続けて来た。彼女は、メールの冒頭に、こう書いてくれている。

「きっこさん、今日の日記の内容、驚きました。そして涙が出てきました。拭いても拭いても涙が出てきました。きっこさんの感じた恐怖、悔しさ…思うだけでただただ涙が出てきました。この恐怖や悔しさは、同じ被害者にしか分からないでしょう。」

これが、「人の痛みが分かる人」の言葉だ。そして、自分の悲惨な体験を綴ったあと、彼女は言う。


「光市の事件の報道をはじめて観たとき震えが止まりませんでした。怒りとかつての恐怖でです。人の命を奪えば当然の事、私はレイプ犯もみな死刑にしてほしいです。また同じことをやるんです。絶対。そしてもっと酷い事をするんです。1回見過ごされた犯罪者は「なにをしてもいいんだ」と思い上がります。1988年におきた「女子高生コンクリート詰め殺人」を憶えていますか?あの犯人の一人は、のちに「オレはあの事件の主犯だ」と自分が犯した罪を恐喝の道具に使ったのです。鬼畜です。あんな酷い事をして、数年でシャバに出てきて、事もあろうに再び起こした犯罪の小道具に、償ったはずの罪を使ったのです。それなのに、何の罪もない人間の命をおもちゃにした人間に「裁判を受ける」という「権利」が与えられます。そして反省の弁を述べてしかるべき場所で、被害者や遺族を更に傷付け、自分の命乞いができるのです。命を奪われた人は、自分の口で、苦しみ、恐怖、悔しさ、恨み…自分の気持ちを何ひとつ伝える事ができません。死刑にならない限り、いずれ社会に出てきて好き勝手生活できるのです。また、未成年犯罪者は名前も顔もわからない。本当に恐ろしいです。今回の光市の事件しかり、卑劣かつ残酷に人の命を奪った凶悪犯とその人間を擁護する人間たちに、今一度自分の愛する人間を頭に思い浮かべ、「命を奪う」「命を失う」という事の意味をよく考えてもらいたいと思います。」


あたしは、これは、何も特別な感覚じゃなくて、人として当たり前の感覚、感情だと思う。でも、あたしたち被害者がどんなに繰り返して訴えても、神経が鈍感で想像力の乏しい「人の痛みが分からない人たち」には、馬の耳に念仏だろう。

このメールをくださった女性をレイプした鬼畜は、今も医者として平然と生きてるし、最初に紹介した「未遂」の鬼畜は、今もその会社で平然と働いてる。そして、被害者のほうは、根も葉もないウワサ話に苦しめられ、バイト先や職場を辞めざるをえなくなり、精神的にも肉体的にもボロボロにされた挙句、「人の痛みが分からない人たち」の無神経な理想論によって、さらに苦しみ続けなくちゃならない。

百歩ゆずって、女性の気持ちが分からない男性が、理想論を垂れ流すのなら、「まあ仕方ないか。どうせ女性の気持ちなんか分からないのだから」と思ってガマンすることはできる。だけど、おんなじ女性が、いくら自分は被害に遭ったことがないとは言え、「レイプ犯を許せ」だの「レイプ目的の殺人犯への死刑が重すぎる」だのと言ってるのを聞くと、あたしは、「お前も一度レイプされて殺されかけてみろ!」って言いたくなる。

倖田來未が「羊水が腐る」って言ってメチャクチャに叩かれのだって、彼女が女性だったからだ。あれが男性タレントの発言だったら、これほどまでには叩かれなかっただろう。幼児の命を「0.5人」とした発言だって、女性の発言だったから必要以上に叩かれたんだと思う。中には、「赤ちゃんの命の重さを0.5人としたのではなく、赤ちゃんは簡単に死んでしまうから、殺意はなく、傷害致死の可能性もある、という意味で0.5人としたのだと思う」という意見もあった。

それなら、「簡単に死んでしまう」という赤ちゃんを床に叩きつけた行動はどうなのか。あたしは、この事実こそが、殺意そのものだと思う。赤ちゃんを床に叩きつけるという行動は、成人をビルの屋上から突き落とすことと同様で、完全に殺意のある行動だと思う。そして、こんなふうに、「簡単に死んでしまう弱い人間」を殺した場合だけ、傷害致死の可能性を考えて「0.5人」として数えるのなら、寝たきりのお年寄りを殺しても、自力で動くことのできない障害者を殺しても、みんな「0.5人」として数えるのか?と聞きたい。あたしは、こうした、デリカシーの欠落した女性の発言は、何よりも女性の心を傷つけると思ってる。


で、レイプの話に戻るけど、何の非もない被害者のほうが、10年も20年も30年も苦しみ続けてるのに、加害者である鬼畜どもの多くは、これほど卑劣な犯罪を犯していながら、ナニゴトもなかったかのように普通に生活してる。被害者にとって、これほど悔しいことはない。だから、コイツラの存在そのものを世の中から消し去って欲しいと思うのは、被害者としての普通の感覚だ。

レイプやレイプ未遂の被害者でさえ、これほど苦しみ、つらい思いをしてるのに、レイプされた挙句に殺されたり、ましてや、殺されたあとに死姦されるなどという、人間の尊厳を根底から踏みにじる史上最大の侮辱をした凶悪犯に、被害者や遺族が死刑を望むのは極めて当たり前だ。そして、できることなら、死刑なんていうラクな刑じゃなく、一生刑務所から出られない「終身刑」を望んでる。さらには、こうした凶悪犯には、来る日も来る日も死なない程度の拷問を繰り返すような、一生苦しみ続けるような刑を作って欲しいと思ってる。


あたしの母さんくらいの年齢の女性からいただいたメールには、本当に泣かされた。今はお孫さんもいると言うこの女性は、16才の時にレイプされ、そして、妊娠してしまったそうだ。親にも誰にも言えず、遠くの町の産婦人科で人工中絶の手術をした。もちろん、相手のことを恨み、精神的な後遺症にも悩まされたけど、幸いにも、数年後に「人の痛みが分かる」やさしい男性と出会うことができて、結婚し、子供を産み、今はお孫さんもできた。

文面から伝わって来るやさしいお人柄も、こうして幸せな家庭や家族を持つことができたからだと思う。でも、未だに彼女を苦しめているのは、中絶した子供への思いだ。彼女は、「何十年もたった今でも、あの時の子供がもし今生きていたら、いくつだろう、と思います。産む事が私の選択肢になかったのは、この年になっても、子供には本当に悪かったと思います。」と言っている。

自分をレイプした男の子供を産むなど、男性には絶対に理解できない感覚だと思うけど、どんな相手の子供であれ、自分のお腹の中に命が芽生えれば、そこに母性も芽生える。そして、その命には、何の罪もない。でも、レイプされて妊娠した場合には、たいていは中絶するしかない。だから、このレイプ犯は、間接的に殺人も犯してるのに、その事実を認識すらしていないのだ。そして、被害女性のほうだけが、何十年経っても、こうして、自分で自分を責め続けなきゃならない。彼女は言う。


「それにしても、人の痛みや辛さに思いをめぐらすという普通のことのできる人が、どうしてこんなにも少なくなってしまったのでしょうか?人の痛みを自分に置き換えて考える事は、さほど難しいことでは無いと思うのですが。今回、きっこさんは感情的になったとおっしゃっていましたが、あんなに酷い発言には怒って当然です。これからも、臆する事なく発言して下さい。どうか幸せになってくださいね。」


これほど人の痛みが分かり、命の尊さを知り、あたしにやさしい言葉をかけてくださる女性でも、自分をレイプした鬼畜に対しては、「あの時の男は、顔を知っている程度の人でしたが、その後病気で死にました。ザマーミロと思いました。天罰だと。」と言っている。

これが、「暴力によって性欲のはけ口にされる」という、女性として最大の恐怖と屈辱を受けた者の偽らざる気持ちだ。あたしが黒魔術の勉強をしてるのも、あたしをレイプしたクソ野郎どもを順番に呪い殺してやるためだ。これは、この国の司法が、加害者を擁護し、被害者を切り捨てたからだ。加害者の人権だの更生だのばかりを最優先し、被害者の救済は常にあとまわしという、この国のトンチンカンな司法に絶望したからだ。法が裁かないのなら、被害者が自分で裁くしかない。だから、あたしは、光市の事件の凶悪犯に「死刑」の判決が下った時、この国の司法にも「正義」が残ってたんだと思って、暗闇の中に一筋の光を見たように感激したのだ。

今回いただいたメールの中には、「幼いころから実の父親による性的虐待を受けて来たため、大人になった今も重度のPTSDで苦しんでいる」というものや、「長年、親友として付き合って来た男性にレイプされた」というものなど、本来なら、誰よりも信頼すべき相手による被害もいくつかあった。これらは、見ず知らずの相手にレイプされるよりも、さらなる精神的な苦しみが続くだろう。


光市の事件の死刑判決を「重い」という人の中には、この凶悪犯の母親が、父親によって自殺に追い込まれたことなどを取り上げる人もいる。ようするに、子供のころに不幸な目に遭ったから、こんな罪を犯してしまったので、情状面を考慮すべきだってことだろう。でも、あたしに言わせると、そんなことなんか、「はぁ?」って感じだ。

世の中には、不幸な子供なんかいくらでもいる。あたしもそうだけど、片親なんて珍しくもないし、両親に捨てられた子供や、幼いころに両親が事故で亡くなった子供もたくさんいる。また、実の親から暴力を振るわれて育った子供だってたくさんいるし、さっき触れたように、実の父親から性的虐待を受けて来た子供だっている。だけど、ほとんどの人たちが、みんな立派に成長してる。それどころか、自分がつらい思いをしたからこそ、人の痛みが分かる人間に成長してるのだ。

幼いころに不幸だった子供が大人になった場合に、100人が100人とも凶悪犯罪を犯すようになるんなら、光市の凶悪犯だって、情状面を考慮してやってもいいと思う。だけど、実際には、光市の凶悪犯よりも何倍も不幸な子供時代を送った人たちでも、ほとんどの人たちが、普通に成長し、普通の大人になり、誰にも迷惑を掛けずに普通に生活してる。そして、逆に、子供のころから何の苦労もなく、徹底的に甘やかされて育って来たアベシンゾーのように、いい年こいた大人になっても、場の空気がぜんぜん読めず、人の気持ちがまったく分からず、人の痛みが1ピコグラムも理解できない無神経な大バカもいる。

つまり、大人になってからの犯罪においては、子供のころのことなんて、まったく関係ないってことだ。10才まで親から虐待されてた子供が、12才でクラスメートをナイフで刺したのなら、十分に情状面を考慮する必要がある。でも、18才にもなり、社会人として生活してる大の大人には、そんな理由は通用しない。だいたいからして、おんなじ凶悪犯罪を犯したのに、子供のころに幸せだった者は死刑になっても仕方ないけど、子供のころに不幸だった者は無期懲役にしてあげないとかわいそうだっていう、このヘンテコリンな感覚が、あたしにはまったく理解できない。

殺された被害者やご遺族にしてみたら、加害者の生い立ちなんか関係ない。そいつがどんな子供時代を送ってたのかなんて、まったく関係ない。それまで加害者がどんな人生を送って来ようと、何の落ち度もない善良な市民が残酷に殺され、侮辱され、人生をメチャクチャにされたって事実は、何ひとつ変わらないのだ。それなのに、これほど卑劣で残虐な犯罪を犯した凶悪犯に対して、よりによって「子供の時に不幸だったんだから、もうちょっと甘くしてあげて欲しい」だなんて、「人の痛みが分からない人たち」って、いったいどこまで被害者の心を踏みにじれば気が済むんだろう?

自分の欲望のために、何の落ち度もない人間の命を奪うという、とても血の通った人間とは思えない残虐な行為をしたんだから、この時点で、この加害者は、もう「人でなし」だ。「人でなし」、つまり、人じゃないのだ。人じゃないものに対して、「死刑は重い」とか言うこと自体がズレてるし、ましてや、「更生」だの「人権」だのなんてアホかと思う。人じゃないものを「更生」させる意味なんかないし、人じゃないのに「人権」なんかあるワケないじゃん。


「人の命を奪ったら、自分の命で償う」


こんなこと、小学生にも分かる当たり前のことなのに、人の命を奪っておきながら自分は命乞いをするヤツ、人の「生きる」という権利を奪っておきながら自分は「人権」を主張するヤツ、こういう自己チューなヤツラは、あたしに言わせれば、「オトトイ来い!」って感じだ。凶悪な殺人犯は当然として、卑劣なレイプ犯も、卑猥な変態教師も、暴力で女性の尊厳を傷つけるようなクズ野郎どもは、すべて死刑にすべきなのだ。それも、徹底的に残酷な方法で‥‥。


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2008.05.04

2008年 毛根の旅?

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八十八夜

オトトイは、立春から88日目にあたる「八十八夜」だったけど、オナジミの「夏も近づく八十八夜~♪」って歌で、「茶摘み」のシーズンだと思ってる人が多い。もちろん、お茶を摘むシーズンには間違いないんだけど、昔は、この時季だけ、年に1回だけお茶を摘んでたから、それでも良かった。でも、今は、今の時季に摘む「一番茶(新茶)」のあとにも、45日ほどして、次に出て来た葉を摘む「二番茶」、その次に摘む「三番茶」もあるし、さらには「四番茶」もある。そして、「三番茶」を摘まずに生育して、秋になってから摘む「秋冬番茶」もある。つまり、現在では、4月の半ばから秋口まで、1年の半分は「茶摘み」のシーズンてことで、今の時季に限ったことじゃないのだ。

ちなみに、「番茶」ってのは、もともとは、初夏までに摘む「一番茶」や「二番茶」に対して、晩夏から初秋にかけて摘む「三番茶」以降のものを「晩茶」って総称してて、それが転じて「番茶」って表記するようになった。季節を先取りすることを美徳としてる「食の世界」では、「新茶」や「一番茶」はイメージがいいけど、「晩」なんて文字がついちゃうと、ガクッとイメージが悪くなっちゃうからだ。ようするに、中身はおんなじでも、「後期高齢者医療制度」って言うとイメージが悪いから、「長寿医療制度」に名前を変えたみたいなもんだ。

だけど、こうした「番茶」は、若葉を摘む「一番茶」と違って、少し成長した葉を摘むから、カフェインが少ない代わりにタンニンが多くて、ほど良い渋みがある。だから、コーヒーでも、苦みの強いものが好きな人や酸味の強いものが好きな人がいるみたいに、お茶でも、「新茶」よりも「番茶」のほうが好きな人もいる。それに、「番茶」の場合は、殺菌効果が高いっていうメリットもある。だから、どのお茶が良くてどのお茶が悪いってことじゃなくて、それぞれのお茶にそれぞれの良さがあると思う今日この頃、皆さん、いかがお茶を濁してますか?(笑)


‥‥そんなワケで、あたしは、ちびまる子ちゃんほどじゃないけど、お茶をよく飲む。お茶って言っても、緑茶だけじゃなくて、麦茶も飲むし、ウーロン茶も飲むし、鉄観音茶も飲むし、ローズヒップティーも飲むし、カモミールティーも飲むし、何でも飲む。とにかく、炭酸の入ったジュースと甘すぎる飲み物が苦手なので、ソフトドリンクを飲む時は、コーヒーかお茶のどっちかが多い。だから、ヤタラとオシッコがよく出る(笑)

俳句をたしなんでる上に、江戸っ子の流れをくむ東京っ子のあたしとしては、どうしても「初モノ」に目がないワケで、ワイン好きの人たちがボジョレーヌーボーを楽しみにしてるように、春の新茶のシーズンになると、できれば新茶が飲みたくなる。だけど、新茶はそこそこ高いから、節約生活をしてるあたしとしては、自分で買ってまでは飲めない。それで、どこかに行った時に、たまたま新茶が出たりすると、すごく嬉しかったりする。

それで、八十八夜の日に新茶を飲むと、次の八十八夜まで、無病息災だとか、長生きできるとかって言われてる。だけど、あたしは、いつも悩むことがある。自分の家に新茶があれば、八十八夜の日に飲めばいいだけなんだけど、新茶がないあたしとしては、八十八夜の日に新茶じゃないお茶を飲んだり、八十八夜の何日か前とか何日かあとに、どこかで新茶をいただいたりする。それで、この場合は、どっちのほうが効果があるのか?ってことだ。どっちのパターンも似たようなもので、一部を妥協してるワケだから、完璧なパターンよりはご利益(りやく)が減っちゃうとは思うんだけど、それはそれとして、どっちのほうがマシなのか?ってことだ。

で、あたしの感覚だと、やっぱ、「八十八夜の日に飲む」ってことのほうがウエイトが大きいと思ってる。だから、新茶じゃなくても、八十八夜の日に飲んだほうが、2日後とか3日後に新茶を飲むよりも、効果があると思ってる。これは、恋人から、お誕生日の日にカードを1枚もらうことと、お誕生日の3日後に豪華なプレゼントをもらうことと、どっちが嬉しいか?って想像してみた結果だ。

‥‥そんなワケで、2つの妥協案の間を行ったり来たりした挙句に、「新茶を飲む」ってことよりも、「八十八夜の日に飲む」ってことのほうを重要視することにしたあたしとしては、「八十八夜」を詠んだ俳句を鑑賞してみた。


 山の湯に膝抱き八十八夜かな  木内彰志

 海に降る雨の八十八夜かな  大石悦子

 音立てて八十八夜の山の水  桂信子

 犬猫に八十八夜の道濡れて  岸田稚魚

 八十八夜猿股あまた干されあり  鳴戸奈菜

 八十八夜草の匂ひの猫を抱く  坂本敏子


どの句も素晴らしいけど、これらの句は、3つのパターンに分けて並べてみたものだ。それは、「八十八夜」って季語の置かれてる場所の違いだ。五七五の俳句は、最初の五を「上五」、真ん中の七を「中七」、最後の五を「下五」って呼ぶんだけど、最初の2句は、中七と下五とにまたがるように「八十八夜」を置いて、「かな」という切れ字で詠嘆を与えて、句の型を整えてる。そして、次の2句は、中七に「八十八夜」を置いていて、最後の2句は、上五に「八十八夜」を置いている。

ここで問題なのは、「八十八夜」って季語が、「7音」だってことだ。俳句は、五七五の定型を守ることが大切だから、音数がオーバーする「字あまり」や、音数の足りない「字たらず」は、基本的に許されない。そして、この6句を見ると、真ん中の2句は、7音の「八十八夜」に「の」をつけて8音にしちゃってるから、五八五の字あまりだし、最後の2句に至っては、7音の「八十八夜」をムリヤリに上五に置いちゃってるんだから、七七五で2音も字あまりしちゃってる。

つまり、厳しい言い方をすると、この6句の中で、俳句として成立してるのは、最初の2句だけってことになる。もちろん、これらの句は、すべて素晴らしい俳句作品であって、どの俳人もあたしはリスペクトしてる。マニアックなことを言えば、これらの句の字あまりには、そぞれ深い意味がある。大好きな桂信子さんの句の場合は、あえて「の」という助詞を使って字あまりにして、続く「山の水」の「の」と共鳴させ、全体にゆるやかな流れを作ってる。そして、この「の」によって、上五の「切れ」を明確にして、聴覚に作用する上五の景と、視覚に作用する中七、下五の景とを切り離し、立体的なイメージを喚起させている。

また、鳴戸奈菜さんの場合は、故・永田耕衣さんを師事していた俳人なので、師系として、定型や季語よりも、言葉の持つ力や表現の多様性を重んじてる。だから、この句の場合も、単純な字あまりではなく、「八十八」という大きな数字の持つイメージと、一面に干されている猿股のイメージとを重複させるために、意識的に字あまりにしてる。他の句も、それぞれに深い意味があっての字あまりなので、簡単に言えば、「ダメな字あまり」じゃなくて、「許される字あまり」ってワケだ。

だけど、そこまで説明してると大変だから、基本的には「字あまりはダメ」ってことで話を進めてくけど、あたしの場合は、自分の詠む俳句に関しては、極度の潔癖症だ。だから、「定型」「季語」「切れ」「俳言(はいごん)」ていう俳句の四本の柱に関しては、パーフェクトに守らないと気が済まない。たとえば、五七五の定型を守り、キチンと季語が入ってても、「切れ」のないものは交通標語みたいに感じちゃうし、「俳言」のないものは自分の句とは思えない。

‥‥そんなワケで、あたしが「八十八夜」の句を詠む場合には、「の」をつけて中七に置いたり、ムリヤリに上五に置いたりするのは、どうしても自分のポリシーが許さない。だけど、先に中七と下五のフレーズが生まれちゃって、どうしても上五に「八十八夜」を置きたくなることもある。だけど、これは、「八十八夜に去年のお茶を飲む」みたいな妥協案であって、どうしてもあたし的にガマンができない。八十八夜に飲むお茶は妥協できても、俳句では絶対に妥協したくない。

だから、あたしの場合は、最初の2句のように、「八十八夜かな」って収めるパターンになっちゃうことが多いんだけど、このパターンには、ひとつのマイナス点がある。それは、「八十八夜」だけでも7音もあるのに、「かな」を入れると9音になっちゃうってことだ。全部で17音しかないのに、季語だけで9音も使っちゃうと、自由に使える音数は、たったの8音しかないのだ。


「たった8音で何が言えるのか?」


俳句を始めた20年前は、そんなふうに思ってた。だけど、長いこと俳句をやって来たら、「8音もあるから何でも言える」って思えるようになった。だから、今じゃ、「セイタカアワダチソウ」なんていう10音もある季語で、自由に使える音数がたったの7音しかなくても、「7音もある」って思えるようになって、「葬列の過ぎて背高泡立草」なんてサラッと詠めちゃうようになった。

コレッて、すべてのことに通じる感覚で、金銭感覚もおんなじだ。1日のオヤツ代を100円て決めてるあたしは、悪政による値上げラッシュが続いてるセイで、今まで100円で買えてたお菓子が、次々と買えなくなって来た。だけど、ここで、「駄菓子を買う」ってことに方向転換したら、「100円もあるから何でも買える」って思えるようになったのだ‥‥って、ちょっとムリのある喩えになっちゃったけど、この感覚を身につけておくと、精神的に豊かに生きることができる。

何にもオカズがなくて、フリカケやタクアンだけでご飯を食べる時でも、お米が買えない時の多いあたしの場合は、「ご飯がある」ってだけで、ものすごく幸せだ。そして、タクアンだって高くてタマにしか買えないから、「ご飯があるだけでも幸せなのに、タクアンもある」ってことになって、この段階で、すでにソートー幸せを感じてる。だから、これに、お味噌汁やメザシがプラスされた日にゃあ、もう、何の不満もないどころか、最高レベルのハッピーだ。

‥‥そんなワケで、話はクルリンパと戻って、「八十八夜」の俳句だけど、あたしの得意ワザの「八十八夜かな」ってパターンを使えば、誰でも簡単に本格的な俳句を詠むことができる。このパターンを五七五で区切って書くと、次のようになる。


 ●●●●●/●●●八十/八夜かな


つまり、この黒丸のとこに入る8音を考えればいいだけの話で、気をつける点は1つだけ。8音なら何でもいいワケじゃなくて、「5音+3音」の形にするってことだ。そうしないと、読んだ時に、リズムが生まれないからだ。たとえば、次の2句を読み比べてみて欲しい。


 ジーパン脱いだら八十八夜かな

 ワンピース脱いで八十八夜かな


上の句は、8音の部分が「4音+4音」だから、俳句のリズムが崩れちゃってるけど、下の句は「5音+3音」だから、「ワンピース」で軽く切って読むと、キチンと俳句らしい調べになってるのだ。俳句や短歌は、「詩」じゃなくて「歌」だから、リズムが整ってて、調べがないとダメってことだ。

で、「5音+3音」で考えるには、この「ワンピース」の句みたいに、「5音の名詞と3音の動詞」ってパターンの他に、「4音の名詞+1音の助詞+3音の動詞」ってパターンもある。たとえば、「ブラウスの透ける八十八夜かな」みたいなパターンだ。他にも、「出窓から覗く八十八夜かな」みたいに、「3音の名詞」に「から」とか「より」とかをつけて5音にしてもOKだ。そして、「セントラルパーク八十八夜かな」みたいに、8音の名詞でも、「セントラル/パーク」ってふうに、5音のとこで切れてるものなら、リズム良く収まる。ようするに、リズムさえ崩さなきゃ何でもいいってワケで、これなら、誰にでも簡単に詠めると思う。

あとは、ちょっとメンドクサイことを言うと、このパターンは、句の最後が「かな」で大きく切れてるから、1句に大きな「切れ」は1ヶ所って決まりがあるので、途中は大きく切っちゃいけない。だから、「ワンピース脱ぐや八十八夜かな」ってすると、「脱ぐや」でも大きく切れて、最後の「かな」でも大きく切れて、NGになっちゃう。簡単に言えば、前半の8音の部分だけが独立しないように、後半の「八十八夜」につながるような作りにすればいいってことだ。

それから、次の注意点は、俳句の季語は1句に1つって決まってるので、すでに「八十八夜」が季語なんだから、8音の部分には季語を使わないようにするってことだ。たとえば、今の時季のお花とかを詠んじゃうと、季語が2つになっちゃって、俳句としてはNGになっちゃう。

そして、最後の注意点は、「お茶」のことは絶対に詠まないようにするってことだ。これは、「八十八夜」っていう季語の中に、すでに「お茶」とか「茶摘み」とかのイメージも含まれてるから、そうした題材を詠むと、「季語がすでに表現してることをわざわざ繰り返して言った」ということになり、俳句の専門用語で「ツキスギ」って言う、ものすごくダサイ俳句になっちゃうのだ。だから、「茶柱の立って八十八夜かな」なんて詠むと、大恥をかいちゃう。これだけは注意して欲しい。

‥‥そんなワケで、俳句の話題の時は、いつもあたしが勝手に鑑賞したり解説したりするだけだったけど、今日はリトル趣向を変えて、俳句の詠み方を書いてみた。何でかって言うと、「きっこの日記」を読むようになってから俳句に興味を持った‥‥って人がケッコーいるみたいだからだ。だから、ちょっとでも興味のある人は、人の句を鑑賞するだけじゃなくて、ぜひ、「八十八夜」の句を詠んでみて欲しい。今回のパターンで詠めば、初めてでも、2~3年くらい勉強した人とおんなじくらいのレベルの句が簡単に詠めちゃうから‥‥なんてオススメしてみた今日この頃なのだ。


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2008.05.03

晋世紀アヴェンゲリオン~嘘と沈黙~

西暦2006年、国民の格差拡大による世界的危機、「コイズミインパクト」から復興しつつあった現代に、突如、「アベ」と呼ばれる謎の使徒が襲来する。「アベ」は、その正体も目的も不明だが、オチョボグチから飛び出すさまざまな増税、年金問題、教育法改悪、憲法改悪、非核三原則の無視などで国民に戦いを挑んできた。この謎の敵「アベ」に国民が対抗する唯一の手段が 「汎用人型決戦兵器アヴェンゲリオン」である。国際連合直属の特務機関の世田谷支部「ニコタマ」によって主人公、碇シンゾを含む3人の少年少女がその操縦者に抜擢された。しかし、碇シンゾは、自分の無能さが招いた「サンイン戦」での歴史的惨敗によって、自らが志願したアヴェンゲリオンのパイロットの座を無責任にも途中で放棄してしまう。そのため、現在は、シンゾの代わりに、国民とのシンクロ率が極めて低い欠陥パイロット、渚ヤスヲが、アヴェンゲリオン四号機を操縦することになったのだ。今、国民の命運を掛けた新たなる戦いの火蓋が切って落とされる。果たして「アベ」の正体とは? 少年たちの、そして国民の運命は?


主題歌 「Beautiful Land (美しい国)」
歌 小池ユリコ


It's Beautiful Land~♪

も~しも~願い~ひと~つだけ~叶うなら~♪

政権与党を~続けさせて~いつまでも~♪

Beautiful Land~♪

迷わ~ず~霞が関だけを~見つめてる~♪

Beautiful Land~♪

バ~カな~国民から~搾取し~続けるの~♪

It's Beautiful Land~♪

増税~増税~増税~どんどん増税~♪

いくら国民が苦しんだって~そんなのぜんぶ他人事~♪

値上げ~値上げ~値上げ~どんどん値上げ~♪

国民なんて奴隷と同じ~自殺したいバカは勝手にどうぞ~♪

年寄りなんかどうでもいい~♪

障害者なんかどうでもいい~♪

国民なんかどうでもいい~♪

自分たちだけ良けりゃそれでいい~♪

それが自民党~♪


第拾伍話 「嘘と沈黙」

「ニコタマ」のセントラルドグマにまで侵入するも、暴走した初号機の「ロンパパの槍」によって、渚ヤスヲを乗せたまま殲滅したと思われていたアヴェンゲリオン四号機。しかし、実は、バカな国民を騙して不正な税金を搾取するための「フトコロ補完計画」を遂行する「ジミン」の手によって、秘密裏に復元されていた。もちろん、パイロットである渚ヤスヲも、治療の後、再びアヴェンゲリオンを操縦するためのシンクロテストを続けていた。


赤木ユリコ 「ダメだわ! どうしても国民とのシンクロ率が上昇しないわ!」

葛城アキエ 「計測システムに異常はないの?」

ユリコ 「システムは正常だわ。国民はウソをつかないもの」

アキエ 「現在の数値は?」

ユリコ 「前回のテストでは20%台だったけど、ついに10%台にまで急落してしまったわ」

アキエ 「当初は50%以上もあったシンクロ率が、わずか半年でここまで急落するものなの?」

ユリコ 「ヤスヲ君は、国民の声を無視して、常に霞が関のほうばかり見ながらアヴェを操縦して来たんだから、国民とのシンクロ率が急落するのは仕方ないわね」

アキエ 「うう‥‥もういいわ!テストは終わりよ!エントリープラグを排出して!」

ユリコ 「分かったわ‥‥」


そのころ、ジミンの推し進める「フトコロ補完計画」、つまり、バカな国民を騙して搾取した税金で一部の者たちのフトコロを潤すための計画によって、一度は期限切れになったガソリン暫定税が、再可決されてしまっていた。そして、大増税が施行される前日の4月30日には、ニポン中のガソリンスタンドに、国民たちが長蛇の列を作っていた。適正価格のガソリンを入れるために、30分も1時間も待たなくてはならず、数えきれないほどのドライバーたちが、イライラしながら並んでいた。

そして、全国のドライバーたちがイライラしていたその時、民意を無視してガソリン暫定税を強行採決したジミンの面々は、銀座の高級料亭に集合して、税金で祝杯を上げていた。これで官僚たちの利権を守ることができたと胸をなでおろし、大笑いしながら乾杯を続けるフクダ、マチムラ、コガなどを尻目に、そっと別室へと抜け出したモリとコイズミは、いつものように密談をしていた。


モリ 「昨日、ナベツネさんから、大連立と大増税計画の遅延の文句が来たぞ。オレのところに直接な。そうとうイラついていたぞ。しまいには、あの男の辞任もほのめかしていたぞ‥‥」

コイズミ 「計画は順調です。アベ君も山口の地盤固めに着手してますし。この国の老人たちは何が不満なんでしょう?」

モリ 「カンジンの『フトコロ補完計画』が遅れている」

コイズミ 「すべての計画はリンクしています。問題はありません」

モリ 「核もか?」

コイズミ 「‥‥‥‥」

モリ 「まあいい」

コイズミ 「ところで、あの男はどうします?」

モリ 「もともと低かった国民とのシンクロ率が、とうとう20%を切ったそうだな」

コイズミ 「もうしばらくは、役に立ってもらいますか‥‥」


一方、癒着企業からのお礼の札束が飛び交い、盛り上がっていた宴会部屋では、背広のポケットというポケットを札束でパンパンに膨らませたマチムラが、ご満悦の表情で饒舌に語っていた。


マチムラ 「国交省とつながる天下り法人50のうち、ダミーである3つだけを廃止するということで、バカな国民どもを黙らせることに成功したな!アッハッハッハッハッ!」

コガ 「その3つの法人に所属している天下りも、組織の解体とともに他の法人へ振り分けますから、実際は何ら変わりありません」

マチムラ 「うんうん、よくやった! これで今まで通り、バカを見るのは国民どもだけで、我々は天下り先の斡旋でガッポリとキックバックを受けられるな!」

コガ 「はい。これも、ミンシュトーに送りこんだスパイ、オオエ君が尽力してくれたオカゲです」

マチムラ 「オオエ君には、和歌山の土建会社からタップリと礼金が届いている。あとで秘書に届けさせろ」

コガ 「仰せの通りに‥‥」


「ニコタマ」の研究室では、赤い文字で「激熱!」と書かれたマグカップでコーヒーを飲みながら、ユリコとアキエが話していた。アキエは、総司令官のモリから聞かされた真実をユリコに話し始めた。


アキエ 「ユリコ、こないだ、総司令からこんな話を聞かされたのよ‥‥」


ここで、その時の回想シーンが始まる。


モリ 「葛城一尉、君はまだ分からんのかね? バカな国民どもを騙し、我々が潤い続けるための『フトコロ補完計画』のために、何を最優先するかを!」

アキエ 「えっ?」

モリ 「我々が、仮想の敵であるアベを作り出し、そのアベに都市を攻撃させ、その攻撃から国民を守るためにはアヴェンゲリヲンが必要だというシナリオを作っているからこそ、これほど莫大な防衛予算を自由に使えるのだよ」

アキエ 「それじゃあ、すべては総司令の‥‥」

モリ 「そうだ‥‥だから、アヴェのパイロットなど、国民の英雄でも何でもないのだよ。バカな国民を騙すための単なる飾り物でしかない。一方で恐ろしい敵を作って国民の危機感を煽り、一方ではその敵から守ってくれる強力な兵器を用意し、そのためには莫大な予算が必要だと言えば、どんなに福祉を切り捨てても、どんなに増税しても、バカな国民は何も文句を言わなくなる。これが、この国を動かす一部の選ばれし人間だけが潤うための『フトコロ補完計画』なのだよ」

アキエ 「だから、アヴェのパイロットは、タロウ君より能力は低くても、総司令の言う通りに動くヤスヲ君のほうがいいと‥‥」

モリ 「その通りだよ、葛城一尉‥‥」


しかし、この話を聞かされたユリコは、別段、驚いたような表情は見せなかった。そして、こう言った。


ユリコ 「アキエ、あたしだってダテに1ヶ月間だけ防衛大臣をやってたワケじゃないのよ? それに、隣国がミサイルを準備しただの核開発をしただのって、マスコミを総動員して大ゲサに騒ぎ立てて、国民に危機感を植えつけて、莫大な防衛費を確保するなんて、前時代からの通例でしょ? バカな国民を騙すには、この手が一番簡単なのよ。そして、確保した防衛費は、癒着してる企業にバラ撒いて、飛んでるカモメも落とせないような無能なイージス艦を発注して、みんなで山分け。ようするに、国民から巻き上げた税金を身内だけで山分けするための大義名分、それが『アベ』であり、『アヴェンゲリオン』であり、『フトコロ補完計画』ってことでしょ?」

アキエ 「サスガ、ユリコね。すべてご存知だったってワケね」

ユリコ 「じゃなきゃ、こんな仕事やってらんないわ」

アキエ 「ふふふ‥‥それもそうね」

ユリコ 「この国には、2種類の人間しかいないのよ」

アキエ 「搾取する側と、される側」

ユリコ 「そう」

アキエ 「わずか数百円、安くガソリンを入れるために、何十分もイライラしながら行列に並んでるバカどもと、その同じ瞬間に、そのバカどもから巻き上げた税金で、銀座の高級料亭に集まり、何万円もするシャンパンで乾杯してる選ばれし人たち‥‥」

ユリコ 「そして、あたしたちは‥‥」

アキエ 「選ばれし人たち‥‥ってワケね」


ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!


オペレーター 「セントラルドグマ内にATフィールドの発生を確認! 総員、非常事態配置につけ! セントラルドグマ内にATフィールドの発生を確認! 総員、非常事態配置につけ!」

ユリコ、アキエ 「ええっ!」

アキエ 「パターンは?」

オペレーター 「パターン・アホ、アベです!」

アキエ 「総司令は?」

オペレーター 「モリ総司令はジミンの会合へ出かけています。現在は葛城一尉に全権があります」

アキエ 「‥‥」

ユリコ 「アキエ! アヴェの出動要請を!」

アキエ 「‥‥」

ユリコ 「アキエ! どうしたの? 早くアヴェの出動を!」

アキエ 「ユリコ、国民を騙して税金を巻き上げるために、自ら造り出した仮想の敵とヤスヲ君たちを戦わせるなんて、あたしには‥‥あたしには‥‥」

ユリコ 「何を言ってるの? あたしたちは搾取する側の人間でしょ?」

アキエ 「‥‥」


ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!


オペレーター 「アベ、第13隔壁、第14隔壁を破壊! セントラルドグマ最深部への到達まで27.03秒!」

ユリコ 「アキエ! アベは、アヴェが来るのを待ってるのよ! ここはアヴェを発進させて、国民を騙すためにシナリオ通りに進めて!」

アキエ 「‥‥」

ユリコ 「アキエ~!」

アキエ 「‥‥」


アヴェ四号機 「ウオオオオオ~~~~!!」


オペレーター 「アヴェ四号機のシンクロ率が、100、200、400%を突破しました!」

ユリコ 「ヤスヲ君なの!?」

オペレーター 「いいえ! エントリープラグは挿入されていません!」

ユリコ 「何ですって!?」

オペレーター 「四号機は無人で発進しました!」


アヴェ四号機 「ウオオオオオ~~~~!!」

ドゴーン!


オペレーター 「アベのあとを追ってセントラルドグマを降下しています!」

ユリコ 「これはいったい‥‥」

アキエ 「国民の意思よ‥‥」

ユリコ 「え?」

アキエ 「ユリコ、あなたは、アヴェがどうして動くのか知ってる?」

ユリコ 「ええ、パイロットとのシンクロによる精神エネルギーでしょ?」

アキエ 「違うわ‥‥それは表向きのこと‥‥本当は、アヴェのパイロットというのは、単なる触媒なの‥‥」

ユリコ 「どういうこと?」

アキエ 「パイロット自身には、アヴェを動かせるの力なんかないのよ。アヴェを動かしているのは、何百万、何千万という国民の精神エネルギーなの。そして、それをアヴェに注ぎ込むための触媒の役割をしているのが、シンゾ君やヤスヲ君、パイロットなのよ」

ユリコ 「じゃあ、去年の夏のサンイン戦で、シンゾ君の初号機が歴史的惨敗をしたのも、今、ヤスヲ君の四号機のシンクロ率が極端に低下してるのも、すべては国民の意思を無視した行動をしてたからってこと?」

アキエ 「その通りよ。国民の声、国民の意思こそがこのアヴェを動かすエネルギーなのに、その国民を裏切り続けて来たシンゾ君やヤスヲ君には、アヴェを動かすだけの国民の意思が集まらなかったのよ」

ユリコ 「そして、今は、民意を裏切り続けるヤスヲ君を見捨てた国民たちが、自らの意思によって、触媒であるヤスヲ君を抜きにして、アヴェを動かしたってことなのね」

アキエ 「ええ、そうとしか思えないわ」


そのころ、セントラルドグマの最深部にまで到達したアベは、エントリープラグを挿入されていないアヴェ四号機によって、殲滅されていた‥‥。


モリ 「解散総選挙だな‥‥」

ユリコ 「総司令! いつお戻りに?」

モリ 「触媒であるパイロットを抜きにして、国民の総意が直接にアヴェを動かした‥‥ということは、これを政治に喩えれば、民意を無視し続ける総理大臣を抜きにして、国民投票で重要な法案を決定した‥‥ということになる。つまり、国民の声を無視し続けて来た総理大臣が、国民から三行半(みくだりはん)を叩きつけられた‥‥ということだ」

アキエ 「でも‥‥」

モリ 「シンゾ君が国民から見捨てられ、ヤスヲ君も国民から愛想をつかされた今、とうとう民意が自発的に動き出した‥‥ということなのだよ」

ユリコ 「総司令‥‥」

モリ 「これも、時代の流れなのかもしれんな。我々は、あまりにも長い間、この国を食い物にし続けて来た。そろそろ変換の時期が来たのかもしれない」

ユリコ 「ホメオスタシスとトランジスタシスね」

アキエ 「何それ?」

ユリコ 「今を維持しようとする力と、変えようとする力。その矛盾する2つの性質を一緒に共有しているのが、生き物なのよ」

モリ 「男と女だな」

ユリコ 「そろそろオイトマするわ。次期総裁選の準備もあるし」

アキエ 「ユリコ、次期総裁選って?」

ユリコ 「簡単な打ち合わせだけよ。どうせあたしはアテ馬だから‥‥総理大臣のイスに座りたくて座りたくてしょうがないフロッピー麻生さんの‥‥」

モリ 「形だけの総理大臣のイスなんて誰が座っても同じなのに、人間の欲望とは本当にコッケイなものだな。アッハッハッハッハッ!」


【完】


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※過去のアヴェンゲリオン・シリーズ

「晋世紀アヴェンゲリオン」
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2007/07/post_0de6.html

「アヴェンゲリヲン晋劇場版・序」
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2007/09/post_9f6d.html

「晋世紀アヴェンゲリオン~使徒、再び~」
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2007/12/post_9fa7.html

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2008.05.02

都知事が「パンダはいなくてもいい」

「石原都知事、パンダはいてもいなくてもいい」(世田谷通信)

東京都台東区の上野動物園のジャイアントパンダ、リンリンが死亡したことについて、石原慎太郎都知事は2日の定例会見で、「あんなもん、いてもいなくてもいいんじゃないの」などと述べた。日本政府が中国からのパンダ獲得に意欲を示す中、都知事の冷めた反応に、動物園を管理する都職員からは戸惑いと落胆の声が漏れた。石原都知事は、「まあ生きてるものは死ぬんだから、パンダだって死ぬだろうし、世界は狭くなったんだから、見たけりゃ(中国へ行って)見てきたらいい」と答え、いつもの横柄な態度を見せた。自分の発案した新銀行東京の尻拭いのための追加融資には、目の色を変えて尽力した都知事だったが、今回の心無い発言に、都民からは、「いなくてもいいのはお前のほうだ」「パンダを都知事にしたほうが税金の私物化がなくなるからマシだ」という声が相次いでいる。(2008年5月2日)


http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20080502


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釣りロマンを求めて♪

先週の水曜日に、「テレビブロス」の最新号を買ったら、ナニゲに「ビーパル」みたいなアウトドア風味の表紙で、「釣りラックス!」って書いてあった。「釣り」の「り」が釣り針で、「!」がウキだった。だけど、常に想像の上を行く「テレビブロス」のことだから、お家に帰ってからページをめくってみたら、普通の魚釣りじゃなくて、都内の釣り堀の特集だった。「GW行楽企画 釣り堀日和」ってタイトルで、「ゴールデンウィークには釣り堀に行こう!」ってことだった。「ゴールデンウィークには釣りに行こう!」じゃなくて、「釣り堀に行こう!」ってとこが、民意を無視してガソリン暫定税を強行採決した与党に苦しめられてる庶民の味方、「テレビブロス」っぽくていい。

で、案内役が、「細かすぎて伝わらないモノマネ」でオナジミのくじらさんだったんだけど、くじらさんと言えば、こないだ、GyaOの「わらブロ塾」の芸人部門で最優秀賞を受賞した。くじらさん、おめでと~♪‥‥なんてことも織り込みつつ、「テレビブロス」で都内のいろんな釣り堀を見てたら、あたしは、だんだん魚釣りがしたくなって来た。いくら「釣り番組ウォッチャー」のあたしでも、タマには自分も釣りをしたくなる。

だけど、しばらくはお休みもないし‥‥なんて思ってたんだけど、ふと思いついたのは、今は「マイ釣り竿」を持ってるってことだ。実は、2ヶ月くらい前に、釣り具の「上州屋」にクチボソたちのエサを買いに行った時に、いろいろと釣り道具も見てまわってたら、クチボソ釣りにピッタリの釣り竿を見つけたのだ。30cmちょいの長さで、中からスルスルと4段階に伸びて、1m20cmになる。すごくやわらかいし、可愛いし、値段も680円だった。それで、しばらく悩んだんだけど、どうしても欲しかったので、思いきって買ったのだ。結局、仕掛けとかウキとかも買ったので、ぜんぶで1000円くらいになっちゃったけど、自分で選んで自分で買った初めての釣り竿だから、すごくテンションが上がった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしの釣り竿は、薄い茶色と黒のシマシマで、ヘラブナ釣りの竿をちっちゃくしたみたいな感じだ。それで、生意気にもカーボンロッドなので、「感電注意」のイナヅマのシールも貼ってあってカッコイイ。カーボンロッドは、よく、すごく長いアユ釣りの竿とかで、移動の時に電線に触れちゃって感電したとかって話を聞く。だけど、あたしの釣り竿は、伸ばしても1m20cmしかないから、電線には届かない。だから、カミナリが鳴った時だけ気をつければいいってワケだ。

で、「テレビブロス」を見て釣りに行きたくなったあたしは、多摩川にクチボソを釣りに行こうと思ったんだけど、エサがない。飼ってるクチボソのエサは、マルキューのネリエを使ってるんだけど、釣りをする場合だと、赤虫のほうがいい。それで、釣り具屋さんに、赤虫を買いに行った。いったいいくらなのか知らないから、ちょっとドキドキしてたんだけど、150円だったからホッとした。

あたしは、ミミズは触れないけど、すごくちっちゃい赤虫なら触れるし、赤虫の場合は、釣り針のほうを持って、濡らした新聞紙の上の赤虫を引っかけるみたいにしてつけるから、直接は触らなくても大丈夫なのだ。それで、あたしは、買って来た赤虫を冷蔵庫の野菜室に入れて、その日は寝た。で、次の日、目覚ましで5時に起きて、バケツに釣り竿と仕掛けと赤虫を入れて、多摩川へと向かった‥‥って言っても、歩いて3分だけど(笑)

この日は、8時にはお仕事に向かわなくちゃならなかったから、釣りができるのは1~2時間くらいだった。それで、前に、おじさんがクチボソ釣りをしてたテトラポッドのとこに行ってみた。でも、前の日に雨が降ったから、水が濁ってて、水中の様子がぜんぜん見えなかった。前に、おじさんにクチボソ釣りをさせてもらった時は、水が澄んでて、クチボソがエサに食いつくとこも見えたのに、この日は水面から10cmくらいの深さまでしか見えなかった。

だから、リトル不安だったんだけど、とにかく、釣り竿の準備をして、ウキの位置を調節して、ウキから釣り針までの長さを50cmくらいにしてみた。確か、おじさんにクチボソ釣りをさせてもらった時も、50cmくらいだった気がしたからだ。それで、釣り針で赤虫を引っかけたんだけど、釣り針の大きさのワリにはエサが質素な感じだったから、3匹ほどつけてみた。そして、テトラポッドの上に飛び乗って、くじらさんのモノマネのモノマネをして、「まずは、マシンガンキャストでおなじみ、並木敏成!」って言いながら仕掛けをポチャンと落とした。

あたしのウキは、トウガラシウキって言って、ちょっとカッコイイ。まん丸のタマウキは、1個10円とか20円くらいだったんだけど、なんかカッコ悪いし、感度も悪そうな感じがしたから、あたしは、1個80円もしたけど、「オーナー」っていうメーカーの小型のトウガラシウキを選んだのだ。それで、お風呂で実験したら、一番小さなガン玉オモリを1つで、ちょうどいい感じにウキが立った。あと、釣り針は、これも「オーナー」ので、モロコ用の2号、ハリスが0.4号、7本入ってて140円だった。

‥‥そんなワケで、いつまで見つめてても、自慢のトウガラシウキはピクリともしないから、あたしは、テトラポッドの上を移動して、あっちの隙間、こっちの隙間って、順番に仕掛けを落としていった。そしたら、少しだけ流れがあるポイントで、ウキがピクピクッて動いたから、すかさず、「菊元俊文の電撃鬼合わせ~!」って叫びながら釣り竿を上げたんだけど、ミゴトに空振りしちゃって、仕掛けがグチャグチャに絡まっちゃった。

それで、あたしは、必死になって仕掛けをほどいて、新しい赤虫をつけて、またおんなじ場所に仕掛けを落とした。そしたら、またウキがピクピクッて動いたから、今度は慎重に様子を見てたら、ウキが一気に水中に消えたので、反射的に釣り竿を上げた。


ブルブルブルブル!


すごい引きだ! 釣り竿は根本から曲がってて折れそうだし、左足が滑ってマタサキ状態になっちゃうし、平日の早朝の誰もいない川岸のテトラポッドの上でプチパニックなあたし。で、水面に見えて来た光る魚体は、デ‥‥デ‥‥デカイ!

何とか釣り上げたのは、12cmもあるマブナだった。おいおいおいおい‥‥って思う人も多いだろうけど、いつも5cmくらいのクチボソを釣ってて、多摩川での今までの最大記録が10cmのマブナだったあたしにとって、これは個人的なギネス記録ってワケで、すごくコーフンした。それで、とりあえずは、テトラポッドの上に仁王立ちして、「獲ったどぉ~~!」って叫んでみた。あたしは、これがやりたかったんだよな(笑)

それで、リリースする前にケータイで写真を撮ろうと思ったんだけど、ケータイを忘れてきちゃったことに気づいた。だから、そのまますぐにリリースしようかとも思ったんだけど、こんな大物、この先、2度と釣れないかもしんないので、しばらく考えた結果、バケツに入れて、お持ち帰りすることにした。それで、写真を撮ったら、また多摩川にリリースしに来ようと思った。

‥‥そんなワケで、あたしは、自己記録のマブナを連れてお家に帰って来たんだけど、バケツの中じゃかわいそうだから、とりあえず、環境のいい水槽の中に入れてみた。そしたら、クチボソたちも黒メダカたちも大パニック。そりゃそうだろう。突然、巨大な新入りがやって来たんだから、小学校のクラスに、チェ・ホンマンが転校して来たみたいなもんだ。だけど、10分もしたら、みんな落ち着いたみたいなので、たくさん余ってた赤虫をパラパラと入れてみたら、マルキューのネリエに飽き飽きしてたクチボソたちは、奪い合って食べ始めた。

で、あたしは、水槽の中のマブナをケータイで写してみたんだけど、ケータイのカメラは、シャッターを押して一拍してから写るから、いつものように、カンジンな瞬間にUターンしちゃったりで、なかなかうまく写らない。それで、そんなことをしてるうちに時間がなくなっちゃったから、マブナの撮影とリリースはあとまわしにして、あたしは、そのまま朝の支度をして、お仕事に行った。

T2
そして、それから1週間近く経つんだけど、実は、マブナは、まだ水槽にいる。早くリリースしてあげなくちゃって思いつつも、今までクチボソと黒メダカだけだった水槽に大きなマブナがいると、すごく迫力があって、見てて飽きないのだ。特に、エサを食べるとこがすごくて、小指の先ほどの大きなネリエを落としてやると、パクッとヒトクチで食べちゃう。そして、エラからネリエの細かいのをモワ~ッと出すんだけど、それをクチボソたちがパクパクと食べる。

T3
だから、観察するのがすごく楽しくて、ついついリリースを先延ばしにしちゃってる。もちろん、あんまり、ぬるま湯的な生活が身についちゃう前にリリースしなきゃ、野生に戻れなくなっちゃう‥‥って思ってるんだけど、あと数日は観察したいと思ってる。

‥‥そんなワケで、あたしは、4月25日の日記、「ブラックバスの溜め息」に、「オヤニラミを飼うことが夢だ」って書いた。そしたら、何人かの人から、ものすごい情報が届いたのだ。それは、「多摩川でもオヤニラミが獲れる」って情報だった。

オヤニラミは、四国とか九州とか、西日本にしかいないお魚なのに、その人たちの情報によると、誰かが多摩川の支流の秋川に放流して、それが繁殖して、多摩川にも流れて来たらしい。それで、もうずいぶん前から獲れるようになったそうなんだけど、何よりもビックル一気飲みなのが、上流のほうまで行かなくても、あたしの住んでる世田谷区でも獲れるってことなのだ。

多摩川と言えば、何十年も前から闇放流のメッカで、ブラックバスやブルーギルはもちろんのこと、ティラピアにペヘレイ、野生化したディスカスもいるし、1mくらいまで成長するアメリカのナマズ、チャネルキャットフィッシュもいるし、ワニみたいな口をしたフロリダガーパイクまでいる。だから、「東京のアマゾン川」って呼ばれてるんだけど、闇放流って、大きくなりすぎた観賞魚などの外来種を放流するもんだと思ってたら、在来種のオヤニラミを放流した人もいたなんて、もうメチャクチャだ。

‥‥そんなワケで、あたしがいつも楽しみに覗いてる「百目(ひゃくもく)」ってブログがある。これは、OLのあかりさんが、「1年間で100種類のお魚を釣る」ってことにチャレンジしてる血と汗と涙の記録である‥‥ってのは激しく大ゲサで、あかりさんは、楽しく明るく釣りを楽しんでる。そんなあかりさんが釣りを始めたのは、テレビ東京の「釣りロマンを求めて」を見て、自分とおんなじくらいの女の子たちが釣りを楽しんでるとこを見たからだそうで、こうしたキッカケも、児島玲子ちゃんのことが大好きで、「釣りロマンを求めて」のことも大好きなあたしとしては、嬉しい限りだ。

現時点で、あかりさんの釣り上げた魚種は「25目」だから、ちょっと厳しそうに思えるけど、今までの寒い時期に比べれば、これから秋までのシーズンは、釣れる魚種も豊富になって来る。だから、あたしは、きっと達成できると信じてる。何しろ、多摩川だけでも、2006年度の調査では、71種もの魚種が確認されてるし、その中にはオヤニラミも入ってるんだから、あかりさん、応援してるからがんばってね♪

で、カンジンのオヤニラミだけど、もう7~8年前から多摩川水系で繁殖してるそうで、あたしの住んでる世田谷区でも、「たまたま1匹だけ獲れた」とかのレベルじゃなくて、アパッチけん(中本賢)さんが命名した「ガサガサ」で生息域をピンポイントに狙うと、1回の網で10匹くらい獲れることもあるそうだ。ただ、あたしの場合は、川の中にジャブジャブと入っていけるオーバーオールみたいなゴム長靴も持ってないし、岸辺を探る大きな網も持ってない。だから、道具を揃えるのが大変だけど、それでも、四国とか九州とかまで遠征することを考えたら、遥かに現実的になって来た。

とりあえず、あたしが持ってるのは、ペットボトルで作ったクチボソを捕る仕掛けと、稚魚をすくうための丸い網と、1m20cmのクチボソ用の釣り竿だけだから、この中で使えそうなのは、釣り竿しかない。だから、まずは、教えてもらった場所に行って、オヤニラミを狙って釣りをしてみようと思うんだけど、赤虫をエサにしたウキ釣りで狙うか、リール竿じゃないけど、糸の先に一番小さなスプーンかスピナーをつけて、それを泳がせて誘うか‥‥って考えてる。ただ、その場所まで行くのに、やっぱ、本格的な長靴が必要なのだ。

それで、最初は、アユ釣りのおじさんが腰まで水に入る時のオーバーオールみたいな長靴が必要なのかと思ったんだけど、水深は30cmから50cmくらいだってことが分かった。だから、ヒザまでの長靴でも大丈夫みたいだし、大きめの網と合わせても、1万円くらいで揃いそうだから、確変を1回引けば買えそうだ(笑)

でも、オヤニラミって、淡水魚のショップに行くと、小さなものだと1匹200円から300円、大きなものでも1匹800円くらいで売ってるってことも分かった。それなのに、これを獲るために1万円もする道具を買わなきゃなんないなんて、あまりにも悲しい話だ。だからって、お金を出してオヤニラミを買ったら、何も意味がない。あたしは、あくまでも、自分で獲ったオヤニラミを飼いたいワケで、それも、目の前の多摩川にいるってことが分かったんだから、どんなことをしても、自分の手で GET MY LOVE!したいったりゃありゃしない。

‥‥そんなワケで、あたしは、お金でしか買えないものは仕方ないけど、お魚の場合は、やっぱ、自分の力で釣りたいし、たとえ釣れなくても、釣ろうとして努力する過程こそが大切なのだ‥‥って、児島玲子ちゃんのウケウリみたいだけど、マイ釣り竿で12cmのマブナを釣ったことで、ヤタラと自信がついちゃった。今のあたしのテンションは、レベル9(当社比)になってるから、何とか今年中には、多摩川でオヤニラミを釣りたいと思ってる。そして、どうせ釣るのなら、エサ釣りよりもルアー釣りのほうが、「釣れたんじゃない!釣ったんだ!」って感じがするから、児島玲子ちゃんの「トラウトフィッシング入門」を観て、ルアー釣りの基本を勉強してみようと思う今日この頃なのだ。


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2008.05.01

お知らせです。

昨日のエントリーに関して、江川紹子さんとあたしとの間で、少しだけ意思の疎通が不足していた部分がありました。

もちろん、事実関係には何ひとつ訂正する部分はないのですが、あたしのエントリーの補足という意味も込めて、紹子さんの書かれた記事を読んで欲しいと思います。

「ネット社会を生きる人へ~自戒を込めて」
http://www.egawashoko.com/c011/000260.html

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犯罪被害者まで選挙に利用する卑劣な自民党

民意を無視し続ける自民ナンミョーが、当然の結果として惨敗した山口2区の補選だけど、4月15日の開示とともに、ネットのあちこちの政治関連の掲示板に、「光市の本村洋さんが、小泉元総理と福田市長とともに、岩国・周南・柳井市のダウンタウンを来訪して、山本繁太郎候補の応援演説と少年犯罪罰則強化を訴えることが決まった」という怪しげなコピペが繰り返された。

それで、あたしは、こんなことアリエナイザーだと思い、本村さんと連絡のとれる江川紹子さんに聞いてみた。そしたら、紹子さんは、「本村さんは判決公判を前にして、今はマスコミに顔を出すことも制限されている状況なのに、そんなことはありえない」と言っていた。

だから、あたしは、また自民党のネット工作員による幼稚な宣伝なんだと思って、気にしないでいた。そしたら、選挙が終わった今になって、ZAKZAKの「補選惨敗、福田「死に体」加速…世論無視暴走で自滅」という記事の中に、「最後は、山口県光市の母子殺害事件の遺族である本村洋さんまで応援に引っ張り出したほどだ。」という一文を見つけた。

「補選惨敗、福田「死に体」加速…世論無視暴走で自滅」
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_04/t2008042830_all.html


それで、あたしは、仮にも一応はメディアが報じたんだから、この内容は事実なのかもしれないと思い、もう一度、紹子さんに、この記事のことを伝えて、聞いてみた。そしたら、紹子さんは、わざわざ本村さんご本人に事実関係を聞いてくださった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしの文章で書くよりも、そのまま掲載したほうが分かりやすいと思うので、紹子さんからのメールをそのまま紹介する。


きっこさんへ
ちょっとお願いがあってメールしました。
実は、本村さんの「応援演説」の件、産経新聞系のサイトに載っていたということで、今回は私も気になって本村さんに確認をしました。
ところが、びっくり。
真相は全然違うようです。

本村さんの会社のすぐ近くで、しかも昼休みの時間帯に演説会があったので、聞きに行ったそうです。
そうしたら、どこかのテレビカメラが来ていて、本村さんを見つけ、本村さんは「一般聴衆として聞きに来ただけなので、どうぞお構いなく」と言ったらしいんですが、そのうち周囲の聴衆も気が付いて囲まれてしまい、演説をしていた弁士が、「今日は本村さんも来られているようですが、自民党も犯罪被害者対策には力を入れている」云々と言った…という展開。
自民党から応援の要請など一度もないし、どうしてこうなるのか…と本村さんは困惑されています。
産経系のサイトの記載も、抗議をした方がいいのだろうけれど、今はくたびれきっていて、なかなか気力が湧かないみたいです。
みんなも、しばらくそっとしてあげて欲しい。

…というような内容を、私から聞いたということで結構ですので、きっこさんの日記に載っけていただけないかしら。
ビラなんかもまかれているらしく、本村さん、参っていました。
犯罪被害者の問題は、政治的な立場を超えて考えてもらわなければならないのに、自分が色づけされることで、悪い影響を与えるのではないか、人に迷惑をかけたのではないか、自分の行動が軽率だったと、自分を責めていて、とてもお気の毒。
読者の多いきっこさんの日記に載れば、なんだそうだったのかと納得される人も多いのではないか、と。

江川紹子


‥‥そんなワケで、これが「真実」なんだけど、わざわざ光市の本村さんの会社の目と鼻の先まで行き、わざわざお昼休みの時間帯を選んで応援演説をしたのが誰なのかって言うと、無責任に政権をホッポリ投げたアベシンゾーだ。演説の冒頭で、アベシンゾーは、こうノタマッてる。


「ワタクチたちは、犯罪に強い町づくりをして行かなくてはならない。その必要性を一番感じているのが、この光市の皆さんであり、今日も出席をしていただいた本村さんなんだと思いまつ!」


「今日も出席をしていただいた本村さん」って何? ご本人は、自分の会社の前で、お昼休みに演説が始まったから、たまたま聞きに来ただけだって言ってますけど? この日だけなのに「今日も」と言い、演説を聞きに来たことを「出席」と言ったら、まるで本村さんが自民党のノーパンしゃぶしゃぶ候補のことを応援しながら各地を回ってるみたいじゃん。どこまで卑劣なんだろう? アベシンゾーって。サスガ、アグネス・チャンと一緒になって統一協会やナンミョーの宣伝をしてるだけのことはあるよね。

とにかく、このアベシンゾーの演説は酷すぎる。総理大臣としてのすべての責務をポッポリ投げて、国会の空転だけでも100億円以上もの損失を出させたブンザイで、オチョボグチをひらけば自画自賛の嵐。「アベ内閣におきまちて、犯罪被害者の権利を保護するための法案を成立させさせさせまちた」と切り出し、被害者のご遺族が、裁判を優先的に傍聴できるようになったことなどを羅列して、ノーパンしゃぶしゃぶ候補の応援と言うよりも、ほとんどが「アベ政権」の自慢話。ちなみに、「成立させさせさせまちた」ってのは、事実に忠実に、ニポン語もロクにしゃべれないアベシンゾーが、短い舌をカミまくってるとこを文字にしてみたので、あたしのタイプミスじゃない。

‥‥そんなワケで、これほど「犯罪被害者の権利」「犯罪被害者の立場」って強調しながら、判決公判が終わって疲れきっている本村さんの会社の前までわざわざやって来て、お昼休みの時間帯を狙って演説を始めて、本村さんを誘い出してそれを選挙に利用するなんて、こんなサイテーな人間に、「犯罪被害者の権利」なんか語る資格はないと思う。とにかく、「拉致被害者」に続いて、「犯罪被害者」までも選挙に利用する厚顔無恥なアベシンゾーには、今すぐに政治の世界から消えて欲しいと思う今日この頃なのだ。


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「本村さんのことを利用した悪質なアベシンゾーの自画自賛の演説映像」

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