時代はニュータイプ
MAXがデビューしたのは13年前の5月10日だけど、奈美恵のバックダンサーだったスーパーモンキーズの時から玲奈ちゃんのファンだったあたしは、MAXとしてデビューする1年前から、玲奈ちゃん、ナナさん、りっちゃん、ミナコに注目してた。ヤタラとフェミニンになっちゃった今とは正反対で、激しく男っぷりの良かった当時の玲奈ちゃんに、あたしはメロメロだった。それで、当時のケータイ用のオフィシャルサイトに、4人のプロフィールがあったんだけど、不思議なことに、「嫌いな食べ物」として、全員、「ナス」って書いてあった。
4人のうち1人くらいなら分かるけど、4人全員が「ナス」を挙げるなんて、偶然にしちゃ不自然だし、あたしは、「沖縄にはナスを食べる習慣がないのかな?」って思った。その上、当時のラジオ「メガマックス」で、「ヘチマは美味しい」とかって言ってたから、あたしは、「ええ~?」って思った。だって、誰でも普通に食べるナスが嫌いなのに、お風呂で体をゴシゴシと洗うためのヘチマを食べるなんて、あまりにも異文化交流な駅前留学だと思ったからだ。
だけど、あとから、沖縄のヘチマは「ナ―ベラー」っていう食用ヘチマで、体を洗うヘチマとは別だってことが分かって、その点については理解したんだけど、MAXの4人全員がナスを嫌いな理由は、謎のままだった。で、それから、長い年月が過ぎてコンニチに至るワケだけど、こないだ、りっちゃんのブログを見てて、あたしはぶっ飛んじゃった。ナナナナナント! ナスが食べれるようになったんだって! それも、自分でナスを買って来て、マーボーナスを作って食べてるから、あたしは、パソコンの前で、思わず「GET MY LOVE!」を踊り始めちゃった今日この頃、ミナコさん、お元気ですか?(笑)
‥‥そんなワケで、あたしはナスが大好きだから、「MAXのみんなもナスを食べればいいのにな~」って思ってたんだけど、5月14日の「りっちゃんのブログ」によると、「ちなみに、MAXで一番最初にナスデビューしたのは・・・ななこ姉やんダヨ!」って書いてあった。だから、少なくとも、ナナさんとりっちゃんは食べれるようになったんだし、迷探偵キッコナンの推理によると、自分とナナさんの2人だけがナスを食べれるようになったくらいで「MAXで一番最初にナスデビューしたのは」なんて書き方はしないだろうから、玲奈ちゃんも食べれるようになったんだと思う。そして、アキちゃんは、「ナスが嫌い」とは聞いてないから、最初から食べれるんだと思う。
それで、りっちゃんは、この数日後にもナスのパスタを食べてるから、意外と、ナスがマイブームになってんのかもしんない。ナス料理と言えば、丸焼きにして皮をむいてオカカとお醤油を垂らしても美味しいし、ピリ辛の味噌炒めも美味しいし、浅漬けも美味しいし、天ぷらも美味しいし、お味噌汁も美味しいし、何と言っても、神崎すみれちゃんのイメージカラーの「紫」ってとこがワンダホーだ。
だけど、玲奈ちゃんに関しては、「玲奈ちゃんのブログ」も毎日チェキしてるんだけど、まだナスについては触れてないから、ナスを食べれるようになったのかどうかは、今んとこはサダカじゃない。それにしても、玲奈ちゃんて、あんなにお酒が好きなのに、泡盛は苦手なんだよね。そして、これもずいぶん前に聞いたんだけど、「豆腐よう」も嫌いなんだよね。あたしは、豆腐ようをチビチビとツマミながら、強い泡盛をロックで飲むのが大好きだから、沖縄出身でお酒が好きな玲奈ちゃんが、泡盛も豆腐ようも苦手だって言うのを聞いて、「えっ?」って思っちゃった。でも、実際には、沖縄出身でも豆腐ようが苦手な人って、ケッコー多いみたいだ。
‥‥そんなワケで、あたしが豆腐ようを初体験したのは、高円寺にある沖縄料理の老舗、「抱瓶(だちびん)」だった。アシスタント時代だったから、20才か21才のころだと思うけど、専門学校の時の仲間たちと7~8人で飲みに行った時だった。最初は、定番のゴーヤーチャンプルーとかパパイヤサラダとかいろんなものを注文して、一升瓶の焼酎を入れて、みんなで食べたり飲んだりしてたんだけど、お腹もいっぱいになって来たころ、あたしの隣りの男の子が、豆腐ようを注文したのだ。
それで、食べたことどころか、見たことも聞いたこともなかったあたしは、小さなお皿に乗った豆腐ようが出て来たのを見て、「何それ?」って思っちゃった。だって、他のお料理とそんなに変わんない値段なのに、ツナピコみたいなのが2個しかなくて、ヤタラとプチサイズだったからだ。だけど、その人は、ツマヨウジで少しずつ削り取って舐めながら、美味しそうに焼酎を飲んでた。それで、あたしも、ちょっともらって食べてみた。
そしたら、これが、イカの塩辛をもっとしょっぱくしたような、何とも言えない「いい感じの塩からさ」で、ホントにツマヨウジの先にちょこっと舐めるだけで、強い泡盛をグイッと飲めちゃう。泡盛の持ってる独特のクセに、負けないだけの深みがあったからだ。ニポン酒を飲む時にも、お塩を舐めたりするけど、泡盛は独特のクセがあるから、普通のお塩だと負けちゃう。だけど、この豆腐ようの塩からさだと、すごく奥行きがあるから、泡盛のロックにピッタンコなのだ。だから、あたしは、豆腐ようがサイコーに気に入っちゃって、もう1皿注文しちゃった。
だけど、あまりの美味しさに大感激してるあたしをヨソに、その場にいた残りの人たちは、みんな、チョコっと舐めただけで、「うわ!」とか「ダメこれ!」とか言って、顔をしかめてた。その中には、沖縄出身の女の子もいたんだけど、その子も、「わたしは苦手なんだ」って言ってた。その子が言うには、「沖縄でも、若い人たちはあんまり食べないよ」ってことだった。
‥‥そんなワケで、周りの評判は悪かった豆腐ようだけど、あたし的にはヒサビサの大ヒットだったワケで、それからも、沖縄料理屋に行った時には、必ず注文するようになった。高円寺の「抱瓶」なら、最初はオリオンの生を飲みながら、ゆし豆腐を食べて、泡盛に切り替えたら、昆布の細切りをカツオのダシで煮たクーブイリチャーを食べる。で、お腹が空いてたらソーミンチャンプルーも注文してモリモリと食べて、最後に豆腐ようを頼んで、本格的に飲み始めるってワケだ。
ちなみに、ココだけの話、あたしの愛用してる古語辞典って、高円寺の駅から「抱瓶」へ行く途中の角にある古本屋さんで200円で買ったんだよね‥‥って、こんなの「ココだけの話」になんないから、ホントの「ココだけの話」として、実は、この「抱瓶」て、昔、夏川りみちゃんがバイトしてたんだよね‥‥なんて小ネタも織り込みつつ、話はクルリンパと戻って、豆腐ようのことだけど、豆腐ようって、島豆腐を陰干ししてリトル水分を飛ばしてから、泡盛に紅麹を混ぜた汁に漬けて、発酵させて作るそうだ。
だから、あたしは、「泡盛を使って作るから、泡盛のオツマミとして最適なんだろう」って思った。これは、子供のころにレーズンが嫌いだったあたしが、大人になってお酒を飲むようになったら、赤ワインを飲みながらレーズンパンを食べるのが好きになったのと似たような感じだ。お魚で作る魚醤も、肉料理には合わない。やっぱり、お魚料理に合う。
つまり、何かから作った食品は、そのルーツとの相性がいいってワケで、このポイントに注目すれば、ニュータイプの豆腐ようを作ることが可能かもしれないのだ。沖縄の島豆腐に、沖縄の泡盛を使って作る豆腐ようだから、沖縄の泡盛に合う‥‥ってことだから、普通のお豆腐を陰干しして、麦焼酎の「いいちこ」と紅麹を合わせた汁に漬けて発酵させれば、麦焼酎に合う豆腐ようができる‥‥かもしんない。鹿児島県のお豆腐屋さんのお豆腐を陰干しして、芋焼酎の「薩摩白波」と紅麹を合わせた汁に漬けて発酵させれば、芋焼酎に合う豆腐ようができる‥‥かもしんない。さらには、そば焼酎の「雲海」で豆腐ようを作って、これをオツマミにして、そば焼酎のそば湯割りを飲めば、これがホントの「そば尽くし」だ。
‥‥そんなワケで、あれほどナスを嫌ってたナナさんやりっちゃんが、ナスを食べれるようになったどころか、今や、自分でナスを買って来て、アレコレとお料理をしちゃうほど成長したんだから、もともとナスが大好きだったあたしとしては、ニュータイプの豆腐ようを作ってみようと思う。ただ、1つだけ問題なのは、紅麹なんてどこに売ってるのか分かんないから、とりあえず、家にある「ドライイースト」を使ってみようと思う。そして、それだと赤っぽい色にならないと思うから、紅ショウガの汁でも入れてみようと思う。だって、泡盛も豆腐ようも苦手な玲奈ちゃんが、昔、「紅ショウガが好き」って言ってたからだ。やっぱ、どうせ作るのなら、愛する玲奈ちゃんの好きなものを少しでも入れてみたいと思う今日この頃なのだ。
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