前代未聞のド変態ウヨク
4月17日の日記、「変態ウヨクの大スキャンダル(笑)」で取り上げたけど、F1を総括する「FIA」の会長にして、イギリスのキチガイ右翼団体「イギリス・ファシスト同盟」の創始者であるオズワルド・モズレーの息子、マックス・モズレーは、あまりにもハレンチな変態乱交パーティーの様子を録画したビデオが流出しちゃって、世界中の笑い者になってる。「きっこのブログ」でも、そのビデオの映像を紹介したので、「こんなド変態がF1のレギュレーションを決めてたのか?」って呆れ返ったモータースポーツ・ファンも多かっただろう。
ま、詳しいことは過去ログを読んでもらうとして、多くのF1参加チームから、「恥ずべき行為だ!」「言語道断だ!」「すぐに辞任すべきだ!」って総攻撃を食らってるモズレー会長だけど、これらの批判に対して、最初は、「これは何者かが私をハメようとしたワナだ!」ってノタマッてた。アホか? 単なるウワサを流されたんならともかく、動かぬ証拠である「映像」が流出してんのに(笑)
そしたら次は、このビデオに映ってるド変態が自分だってことを認めた上で、「私は正規のSMクラブで正規の料金を支払ってプレイしただけで、何ひとつ法律は犯していない!」っていう、あまりにもワンダホーなアジのヒラキナオリを披露しちゃった。世界中から批判されてるのは、法律を犯したとか犯してないとかの話じゃなくて、「ユダヤ人の捕虜を拷問するナチス」っていう設定でのSMプレイが問題なのに、どこまで恥知らずな変態ウヨクなんだろう?
で、6月3日のFIAの臨時総会で、220名による無記名の信任投票が行なわれて、この変態ウヨクの今後が決まるんだけど、その総会を前にして、またまた大変な事実が噴出しちゃったのだ。5時間にも渡って、モズレー会長とド変態なSMプレイを繰り広げてた5人のコールガールのうちの1人が、ナナナナナント! ナナナナナント! ナナナナナント!‥‥って3連発もしちゃうけど、「MI5(イギリス情報局保安部)」の職員の奥さんだったってことが分かった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、5月18日付の「タイムズ紙」が報じた「MI5 linked to Max Mosley sex scandal (MI5とつながったマックス・モズレーのセックス・スキャンダル)」っていう記事の冒頭には、記事の概要として、次のように書かれてる。
「MI5の職員は、自分の妻が、マックス・モズレーが主催した悪名高いナチ・スタイルの乱交パーティーに参加していたコールガールの1人だったことを認め、組織から辞任するように強制された」
MI5側は、この職員の名前や役職について、すべて「保安上の理由」として明らかにしてなくて、唯一、「40代の職員」としか公表してないけど、事実関係はぜんぶ認めて、この職員を4月に辞任させたことも認めてる。ま、その辺のことはどうでもいいんだけど、何よりも傑作なのが、この報道を受けてのモズレー会長の対応だ。最初にビデオが流出した時も、「誰かのワナだ!」ってノタマッてたけど、今度は、こんなにも愉快なことを言い出しちゃったのだ。
「これは、MI5が私を失脚させようとして仕組んだワナだ!」
サスガ、ヒトラーを崇拝してる異常者だけのことはある。こういう人って、オツムの回路がデタラメにつながってるから、ナンでもカンでも「誰かのワナ」だと思っちゃうんだね。これが、イイワケのために言ってるんならいいんだけど、そうじゃなくて、ホントに「誰かのワナ」だって思い込んでるんだよね。だから、こういう異常者って、たとえば、自分が食事をしてるレストランの道路の向かいに、たまたま1台の車が停まってたとしたら、「あの車の中から誰かが自分を狙撃しようとしてる!」とかって思い込んじゃうことウケアイだ(笑)
で、この異常者の大爆笑なコメントを受けて、MI5側は、「モズレー氏の言っていることはナンセンスだ」ってコメントしてる。当然っちゃ当然のコメントなんだけど、そんなことよりも興味深いことが、この「タイムズ紙」の記事にタップリと書かれてる。それは、カンジンのコールガールについての記述だ。
MI5の職員の奥さんのコールガールは、源氏名を「Mistress Abi (ミストレス・アビー)」って言って、この「ミストレス」ってのは、「女王様」ってことだ。つまり、「アビー女王様」ってことで、ニポンのSM譲にも、「ミストレス・ナントカ」って名前をつけてるのがいっぱいいる。それで、年齢は38才で、例のビデオの中では、ドイツ空軍の制服を着て、ユダヤ人の捕虜に成りきってるモズレー会長をムチで叩くように指示して、ハァハァ言わせちゃってる女性だ。そして、アビー女王様は、全裸のモズレー会長を鎖で縛り、ベッドにうつ伏せになるように命令して、怒鳴りつけてる。
“Face down! Did I say move? We don’t want you comfortable.”
(うつ伏せになれ!誰が動いていいと言った!誰がラクにしていいと言った!)
そして、恍惚の表情をするモズレー会長‥‥ってワケで、いくら恥知らずのド変態ウヨクだからって、あんまりモズレー会長のほうばっかイジメてると、そのうちハァハァされちゃったらキモイから、少しだけフォローしとくことにする。「タイムズ紙」の記事によると、このアビー女王様ってのが、ドイツ軍の司令官の制服を着てる女と、収容所の捕虜の服を着てる女に隠し撮りを手伝わさせたそうだ。そして、金額は明らかにされてないけど、この映像を公開した「NEWS OF THE WORLD紙」にビデオテープを売ったのも、アビー女王様だって書かれてる。それから、アビー女王様のダンナのほうだけど、MI5の職員に採用される前は、イギリス軍の諜報機関にいて、スパイをしてたって書かれてる。
‥‥そんなワケで、アビー女王様のダンナは、「元・軍のスパイ」で、そのあとに「MI5(イギリス情報局保安部)」に採用されたんだから、MI5側は役職を明らかにしてないけど、一般の事務とかをやってたとは考えにくい。普通に考えれば、「裏の仕事」をしてたって思うほうが自然だ。そして、他とは比べ物にならないほどの収入がある仕事なのに、奥さんがコールガールをやってたってことが不自然だ。こうした状況から推測すると、モズレー会長の言ってる「理由は分からないが、どこかの誰かが私の私生活を調査するようにと、こうした仕事を専門に扱っているグループに依頼したのだ! そして私はハメられたのだ!」って言いぶんも、それなりに真実味を帯びて来る。
そして、これほど恥ずかしい姿を全世界に晒しちゃったのに、「私のやったことは、人畜無害であり、合法的であり、何ら問題はない!」って言い張って、「私の任期である来年の10月までは、私がF1界の舵を取り続けることが、世界のスポーツのために必要不可欠なことなのだ! なのだったらなのなのだ!」って、バカボンのパパみたいなことを言ってる。
それで、あたしは、「もしもあたしがモズレー会長の立場だったら」って想像してみた。自分の恥ずかしい変態プレイのビデオが全世界に流れちゃったら、あたしなら、もう死んでも表は歩けないし、絶対に人前になんか出たくない。あたしは、これが普通の感覚だと思う。男とか女とか関係なく、誰だって、こう思うハズだ。たとえば、ノーマルなセックスのビデオが流出したのなら、まだ多少はマシだけど、ド変態が丸出しの恥ずかしいビデオが流出しちゃったら、普通は誰でも「表に出たくない」「誰にも会いたくない」って思うハズだ。
それに、モズレー会長は大金持ちなんだから、辞任したって痛くも痒くもない。何の仕事もしなくても、一生、遊んで暮らせるだけの財産を持ってる。だから、あたしがモズレー会長の立場だったら、ソッコーで辞任して、ソッコーで引きこもり、一歩も外に出ないで、死ぬまで誰とも会わずにヒッソリと暮らすと思う。
それなのに、来年の10月まで、あと1年以上もFIAの会長のイスに座り続けたいって言ってるモズレー会長って、とてもマトモな神経の人間とは思えない。だって、どの会議や理事会に出席しようとも、どのパーティーや祝賀会に出席しようとも、その場に集まってる全員が、「全裸で縛られて、お尻から出血するまでムチで叩かれて、恍惚のあえぎ声をあげてる自分の映像」を観てる人たちなんだよ。そんな場所に、平然と出席して、今までみたく偉そうなことを言ったって、全員が心の中で軽蔑してるワケじゃん。
‥‥そんなワケで、あたしは、F1の関係者だけじゃなく、全世界のモータースポーツ・ファンのほとんどが、あの恥ずかしい映像を観てるのに、そんな世界に居続けたいと思ってるなんて、どうしても理解できなかった。だけど、そんな時に、頭にわいたシラミを取ってもらってるユダヤ人の捕虜に成りきって、恍惚の表情をしてるモズレー会長の映像が蘇って来た。そう、モズレー会長は、これほど恥ずかしい映像を全世界に流されちゃったからこそ、1日でも長く会長のイスに座っていて、全世界の人たちから軽蔑されたいのだ。大きな式典で、たくさんの著名人やテレビカメラに囲まれて、偉そうな演説をしながら、「この私のことを全世界の人たちが軽蔑しているのだ」って思うと、それだけでパンツの中に「牧場しぼり」を発射しちゃいそうなくらいコーフンするんだろう。なんせ、前代未聞のド変態ウヨクなんだから‥‥なんて思った今日この頃なのだ(笑)
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