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2008.06.21

夏だ!祭りだ!SANKYOだ!

最近、ずっと、「おっ!」って思うテレビCMがなくて、唯一、深田恭子ちゃんの「キリン氷結レモン」が琴線に触れたくらいだったんだけど、ここに来て、あたしのハートの内角高めにストライクのCMが流れるようになった。それは、SANKYOの「フィーバー大夏祭り」のCMだ。



ジッタリン・ジンの「夏祭り」をBGMに、「夏だ!祭りだ!SANKYOだ!」って言って、カッコイイお姉さんに、花火に、金魚すくいに‥‥って感じで、お祭り気分がマンマンだ。そして、何よりもグッと来るのが、ねぶた祭りの山車(だし)みたいなので、テンカ、もえちゃん、アチャオ、彩夏(さいか)、ニャ七(にゃしち)っていう懐かしくもオナジミの面々が並んでるってとこだ。この顔ぶれを見ただけでも、あたしは、ホール導入日を待てないほどワクワクドキドキして来る。

タレントやアニメなど、既成のキャラを使ったタイアップ機なら、キャラの知名度だけでそれなりのアピールがあるから、そこそこ人気機種になりえる。エヴァンゲリオンなんかが、いい例だ。だけど、テンカやもえちゃんたちは、すべてSANKYOのオリジナルキャラだから、最初は何の知名度のもなかった。そして、知名度のないキャラを使うんだから、パチンコそのものが面白くないと人気は出ない。

そんな厳しい業界の中で、このシリーズが、これほど人気が出て、現在の地位を築き上げたのは、ヒトエに「作り込みの深さ」だろう。それぞれのキャラ設定もそうだけど、いろんな演出時のショートストーリーで、それまで秘密のベールに包まれてたこと、たとえば「アチャオと彩夏の出会い」が分かったりと、なかなか手が込んだ作りをしてる。

そして、昔の「夏祭り」も楽しかったけど、あたしの場合は、何よりも「湯けむり紀行」にハマッてたから、どのキャラにもいっぱい思い入れがある。信頼度は低いけど憎めないニャ七とか、赤いウチワを持ってショウジの向こうから登場すると、もう、可愛くて可愛くて仕方ない。さらには、大当たりラウンド中に流れる、「夏祭り」をはじめ、「にちようび」や「プレゼント」や「エヴリデイ」などのジッタリン・ジンのヒット曲の数々も花を添える今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?

‥‥そんなワケで、しばらく前から流れてたこのCMも、2~3日前からは新バージョンになって、もえちゃんが「いっくよ~!」って言ったりしてる。これは、初代の「夏祭り」で、確変に入る時のオナジミの掛け声だ‥‥ってことは、今度の台でも、もえちゃんが「いっくよ~!」って言うんだね。う~ん、早く打ちたい♪ ここんとこ、導入前から「打ちたい!」って思える台が皆無だった上に、あたしの大好きだった「機動新撰組 萌えよ剣」とか、「サクラ大戦」とかが次々に撤去されちゃって、もう、回らなくなった「エヴァンゲリオン~使徒、再び~」くらいしか楽しめる台がなかったから、ホントに待ち遠しい。

あたしも、一応は、新台が入ってれば試しに打ってみるんだけど、最近は、どうも楽しめる台と巡り合わない。不二子ちゃ~んが3連チャンした上に、3回目には赤いドレスまで着てて、リーチも最後の最後まで伸びたのに、アッサリとハズレる「ルパン三世」とか、ハンマーフラッシュが連発した上に、他の予告まで乱入して、リーチが最後の最後まで伸びたのに、ナゼかハズレる「ワニワニパニック」とか、いろんな予告が乱れ飛び、いくら何でもコレは鉄板だろう!って思って、リーチが最後の最後まで伸びたのに、またまたハズレる「コブラ」とか、とにかく、メチャクチャ長い! タバコ1本吸えるほどズルズルと引き伸ばした挙句のハズレって、ホントにムカツク!

前の「ルパン三世」は、熱い予告はそれなりに当たり、ハズレはサクッとハズレてくれたから、こっちも波を読みやすかったし、ダメな台には見切りをつけられた。だけど、今度の「ルパン三世」は、例のタイプライターでカチカチ打ってくタイトル予告や連続フラッシュなど、激アツを思わせる予告が複数組み合わさった上に、それに合わせてリーチも発展してくのに、ヤタラと時間がかかるだけで、結局はハズレ。そして、当たる時も、おんなじような予告から当たるから、最後の最後まで当たりなのかハズレなのかが分かんない。「ワニワニパニック」も「コブラ」もおんなじだ。

最近の台だと、「寿司屋の源さん」がシッカリ作られてて、早い段階で当たりとハズレが判別できるし、引けばそれなりにつながるから、コンスタントに稼ぐことができる。だけど、「ルパン三世」や「ワニワニパニック」や「コブラ」は、引いても単発や1セットだし、何よりも当たりハズレが判別しにくいから、あたしみたく収入源の1つとして打ちに行くのには向いてない。この現象は、「六三四の剣」あたりから出始めたもので、あたしが思うに、ハデな予告や長い発展でワクワクさせて、パチンコ初心者や遊びで打ってる人たちにムダな期待を持たせることを目的としてるような気がしてる。じゃなかったら、発展中は打ち出しをストップしてるんだから、玉の消費が止まるワケで、ホール側にメリットはないからだ。

‥‥そんなワケで、読みやすい台にも巡り会えず、楽しめる台にも巡り会えず、タイアップ機には食傷気味だったあたしにとって、今回の「フィーバー大夏祭り」は、期待の星だ。ヒサビサに「腰を落ち着けて打ち込める台」って気がするし、何よりも、「CR大夏祭り」じゃなくて、「フィーバー大夏祭り」って名前がいい。今どき、ジョン・トラボルタでも「フィーバー」なんて言わないのに、この能天気なタイトルだけで、20箱以上は積めそうな気がしてきちゃう(笑)

ギャンブルって、負けた時のことは忘れちゃうのに、大勝ちした時のことはよく覚えてる。だからハマる人が多いんだろうけど、あたしがこんなにこのシリーズを好きなのも、「湯けむり紀行」で大勝ちしたことがあるからだ。昔から「きっこの日記」を読んでる人なら覚えてると思うけど、あたしは、まったくのムダなしで32連チャンした。これは、ここ5年のうちのあたしのレコードだ。

当時は、まだ改装前だったから、1号館の通路は狭かった。それで、あたしは入口のほうの先頭台で打ってたんだけど、10連チャンを超えたとこで、店員のお兄さんがやって来て、9箱を台車に乗せて、奥の景品カウンターの横に運んでった。あんまり積むと人が通れなくなっちゃうから、こうしてドル箱を移動するのだ。そして、ブルーの布をかぶせて、台の番号を書いた札を差しとく。

で、あたしの場合は、ホントなら32箱のドル箱に囲まれてる記念写真を撮りたかったんだけど、9箱ずつ2回、奥に運ばれちゃってたから、それはできなかった。そして、大当たりラウンド中に流れるジッタリン・ジンの「にちようび」は、ふだんは10回聴くのが限界だったけど、この時は30回以上も聴かされたもんだから、夜までずっと頭の中で、「マンデーつまったスケジュール~イライラしているチューズデー~ウェンズデーのんびりしたいけど~まだまだ遠いわ日曜日~ラリルレリ~ラリルレリ~ラリルレリリ~ラリルレリ~ラリルレリ~ラリルレリル~♪」って流れ続けてて、ノイローゼになりそうだった。だけど、わずか数時間で16万円も稼ぐことができて、ものすごく助かったのだ。

で、「湯けむり紀行」を打ったことのある人にしか分からないネタで申し訳ないんだけど、テンカたちが行く温泉旅館で、軽のワンボックスみたいな感じの送迎車の前に立ってる番頭さんて、アンタッチャブルの山崎にメチャクチャ似てるんだよね。これ、いろんな人に話してるんだけど、未だに「そうそう!」って言ってもらったことがない。打ったことがない人なら知らなくて当然だけど、打ったことがあって、あの画面を見たことがあるハズの人が、何で分かってもらえないんだろう? それから、温泉旅館の若い仲居さんが、あたしと同じヘアスタイルをしてるんだけど、それも誰に言っても分かってもらえない。

‥‥そんなワケで、あたしの大好きなテンカ、もえちゃん、アチャオ、彩夏、ニャ七たちが大活躍するSANKYOの「フィーバー大夏祭り」だけど、今のCMで、最初に「夏だ!祭りだ!SANKYOだ!」って言ってる声、4パターンあるんだよね。誰にでも分かるのが「カンニング竹山」だけど、あと、男性が2人と女性が1人いて、4人全員が誰かを当てるキャンペーンをやってる。CMをよく見ると、画面の文字の右側に、それぞれのヒントの絵が出てて、竹山の場合なら、メガネが怒ってる絵が出てる。で、残りの3人は、「ゴルフクラブ」と「ベレー帽」と「合体」っていう文字で、オフィシャルサイトのヒントと合わせて考えると、「ベレー帽」は毎朝10時からお散歩をしてるおじさんだし、「合体」はもちろん、あの「気持ちいい~♪」の女性だし、あとは「ゴルフクラブ」の人が分かれば応募できるんだけど、まだ分かんない。声には聞き覚えがあるんだけど、ゴルフが好きな俳優って、いったい誰なんだろう?‥‥なんて悩んでる今日この頃なのだ。


「フィーバー大夏祭り」オフィシャルサイト
http://dainatsu.com/cm/index.html


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