沖縄県議選で与野党逆転
「沖縄県議選で与野党逆転」(世田谷通信)
8日に投開票が行なわれた沖縄県議選挙で、12年ぶりに与野党が逆転した。これまで過半数を占めていた与党は、5議席を減らして22議席に留まり、かわって社民、共産をはじめとする野党は、6議席を増やして26議席を勝ち取った。今回の県議選では、小泉元首相が財源確保のために内容も決めぬまま強行採決した後期高齢者医療制度が焦点とされていたが、高齢者の多い沖縄では、特に自民党に対する反発が強かったようだ。那覇市の金城誠司さん(76)は「私たち年寄りをゴミクズのように扱う自民党のやり方にはもう我慢の限界だ」と語っている。また、普天間基地の辺野古への移設に反対する声も根強く、今回、与党支持から野党支持へと変更したという名護市の平良金次郎さん(68)は「これほど米兵による凶悪犯罪が多発しているのに何も対策をしない政府には絶望した。この国の政府はいつまで沖縄に犯罪集団の米軍を押しつければ気がすむのか」と声を荒げていた。今回の選挙の結果は、戦後60年以上も沖縄だけに痛みを押しつけてきたことに対する県民たちの怒りの声として、政府は真摯に受け止めるべきであろう。(2008年6月9日)
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20080609
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