朝鮮有事の際の日米の密約文書を発見
「朝鮮有事の際の日米の密約文書を発見」(世田谷通信)
朝鮮半島に有事が発生した際、アメリカが日本側と事前に協議せずに在日米軍基地を使用して攻撃ができるという内容を明記した日米間の密約公文書が、ミシガン大学のフォード大統領図書館で発見された。同密約の内容は、すでにアメリカの関連文書から確認されていたが、公文書が見つからなかったため、これまで日本政府は歴史的事実をねじ曲げ、一貫して密約の内容を否定して来た。しかし今回公文書の現物が発見されたことで、これまでの姿勢も問われることになるだろう。この公文書は1960年6月23日付の議事録で、藤山愛一郎外相(当時)とマッカーサー駐日米大使(同)との間で署名されている。2005年3月に機密指定を解除されたものを名古屋大大学院の春名幹男教授が今年2月にフォード大統領図書館で発見した。内容は「在韓国連軍部隊に対する攻撃によって生じる緊急事態における例外的措置」に関して「米国は日本政府と協議をせずに在日米軍基地を使用して敵を攻撃してもよい」という内容が明記されていて、アメリカにこの権限を与えたのが、安倍晋三の祖父、岸信介首相(当時)と書かれている。武力に依存したがる遺伝子は孫の代まで受け継がれたということか。密約の全文は今月10日発売の月刊「文芸春秋」(7月号)に掲載される。 (2008年6月4日)
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20080604
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