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2008.06.19

米原子力空母の火災、被害を過少報告

「米原子力空母の火災、被害を過少報告」(世田谷通信)

多くの住民の声を無視して横須賀市の米海軍横須賀基地への配備が予定されている米原子力空母ジョージ・ワシントンが5月22日に起こした火災事故は、当初、米軍側も日本の外務省も軽度の「ぼや」であると発表していた。しかしその後の調査により、実際には「鎮火までに4時間以上もかかった激しい火災事故」であり、この発表は「米軍がねつ造した過少報告」であるということが明らかになった。ジョージ・ワシントンは現在カリフォルニア州サンディエゴの海軍基地で修理中だが、出火場所である艦尾の吸排気装置を中心に数室が全焼し、艦内の80区画に被害が出ている。高熱のために溶けた鉄製の内壁は火災の大きさを物語り、艦載機用エレベーターなどの重要設備にも大きな被害が出ているという。米軍側は現在も「放射能漏れはない」との発表を続けているが、過去に何度も起こった米原子力空母の事故で常に「放射能漏れはない」というコメントが常套句のように使い続けて来たことや、今回のねつ造した過少報告を受けて、横須賀市の住民の間では配備に反対する声がさらに高まっている。戦後60年が過ぎても、日本は未だにアメリカの植民地なのだろうか。(2008年6月18日)

http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20080619


「配備反対の署名はこちらから」
http://cvn.jpn.org/cvn/


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