« 吉兆の価値は | トップページ | 朝鮮有事の際の日米の密約文書を発見 »

2008.06.04

ド変態ウヨクの大疑惑!

5月22日の日記、「前代未聞のド変態ウヨク」で取り上げたけど、6月3日のFIAの臨時総会で、厚顔無恥なド変態ウヨク、マックス・モズレー会長に対する信任投票が行なわれたんだけど、ナナナナナント! 不信任票よりも信任票のほうが多くて、このド変態の続投が決まっちゃったのだ!

投票した169名のうち、モズレーの続投に賛成したのが103名、反対したのが55名、棄権が7名、無効票が4名‥‥ってことで、僅差とかじゃなくて、モズレーの大勝利だったのだ。これ、あまりにもおかしいよね。ほとんどのチームから激しく批判されてた上に、モズレーの旧友で、F1界のCEO、バーニー・エクレストンは、数日前、テレグラフ紙のインタビューに対して、こう言ってたんだよ。


「6月3日の臨時総会で信任投票をすれば、彼は間違いなく解任される。私は40年来の友人として、こんな形で去って行く彼の姿は見たくない。それよりも、信任投票を待たずに自ら辞任すべきだ」


そして、この発言の根拠として、こう言ってる。


「F1関係者で責任ある立場にいる人たちは、皆、私に電話をして来て、『彼は辞任すべきだ』と言っている」


実際、バーニー・エクレストンの周りのF1関係者だけでなく、全世界のモータースポーツ関係者や自動車業界の人たちのほとんどが「モズレーは辞めるべきだ」って見解で一致してるし、「信任投票をすれば間違いなく解任される」って思ってたハズだ。それなのに、フタを開けてみたら、まるで東京都知事選みたいな結果になっちゃった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、まるで、ナンミョー信者を暗躍させて票を集めた東京都知事選みたいに、八百長の匂いがプンプンする今回の信任投票だけど、あたしは、あることに気づいた。それは、投票の総数だ。前回の日記にも書いたように、FIAの総会で投票権を持ってるのは「220名」なのに、今回の投票の総数は「169名」しかいない。会長が前代未聞のハレンチスキャンダルを起こして、その責任を問うという重大な総会なのに、51名もの人たちが欠席するなんて、普通じゃ考えられないことだ。

そして、出席して投票した169名の内わけを見ると、賛成103名、反対55名、棄権7名、無効票4名ってことなんだから、もしも、欠席した51名の人たちが「反対」に投じてれば、賛成の103名に対して、反対は106名ってことで、モズレーは辞めさせられてたのだ。なんか、あまりにも出来杉くんだと思うのは、あたしだけだろうか?

それに、この「賛成103名」ってのも、どう考えてもおかしい。F1を総括するバーニー・エクレストンが、「6月3日の臨時総会で信任投票をすれば、彼は間違いなく解任される」って断言してたように、F1に関わる人たちの9割以上が「モズレーは辞めるべきだ」って思ってるのに、FIAの投票権を持つ人たちの半数近くが「続投」を支持するなんて、どう考えてもおかしい。これは、迷探偵キッコナンに登場してもらわなくても、誰でもが、「モズレーが100人を買収して、買収に応じなかった50人を脅して欠席させた」ってふうに想像しちゃうよね。

‥‥そんなワケで、あまりにもアカラサマな八百長が炸裂しちゃった今回の信任投票だけど、どこの誰より憤慨してんのが、モズレーのハレンチ極まりない「ナチの拷問スタイル」の乱交パーティーで、自国を汚されたドイツの「ADAC(アー・デー・アー・ツェー)」だ。「ADAC」ってのは、ナニゲに「ACDC」っぽいけど、別に半ズボンをはいてギブソンのSGを弾くワケじゃなくて、ドイツの自動車連盟だ。

ちなみに、「ADAC」の公式サイトを見てみたら、「Nach FIA-Entscheidung 'Mosley'」ってリリースがあったから、どんなふうに怒ってんだか気になって気になってジンジャエールなんだけど、ドイツ語なんか読めるワケないから、あたしの想像で書いてみると、こんな感じだと思う。


「我々ADACは、ド変態のクソウヨクの大バカ、モズレーに対して、FIAの会長の座を退くように求めて来ましたが、こともあろうに、あの恥知らずは、会長の座に居座り続けました。まるで、ジャパンのトーキョーの傍若無人なプレジデントのようなふるまいで、我々は呆れ果ててしまいました。よって、我々ADACは、今後、FIAの活動にはいっさい協力しないことをここに宣言いたします。」


で、あたしの想像だけじゃ申し訳ないと思ってたら、6月3日付の「タイムズ紙」の「Max Mosley wins vote of confidence (マックス・モズレーが信任投票で勝利)」って記事の中に、あたし的に「待ってました!」って感じの記述があった。記事の後半に、ドイツの「ADAC」のコメントがあったのだ。つーか、この記事の最初の「概略」からして、こんなふうに書いてある。


「FIA会長のマックス・モズレーは、5人の売春婦とのナチ・スタイルの乱交パーティを暴露されたのにも関わらず、信任投票で勝利しました」


これ、間違っても「好意的」じゃないよね。そして、今までの流れや信任投票の結果などがテレテレと書いてあるワケだけど、この信任投票の結果を受けて、こんなふうに書いている。


「まるで政治家と官僚が癒着しているような今回の信任投票の結果は、モータースポーツを無秩序の世界に陥れてしまう恐れがあるでしょう。事実、ドイツの自動車組織のADACは、すでにFIAとの提携を破棄してしまいました」


で、ADACの広報は、こんなコメントを出してるのだ。


「私たちは今回のFIA臨時総会での信任投票の結果をとても残念に思うとともに、疑惑の目で見ています」


この「疑惑の目で見ています」ってとこが、あたし的に「待ってました!」って部分なのだ。そして、ADACは、この「信任投票の結果」と「それにともなう不正の疑惑」を理由として、「これが、ヨーロッパ最大の自動車組織である我々が、FIAとの提携を破棄する理由です」ってコメントしてて、さらには、「モズレーが会長の座に居座り続けている限り、我々はこの決定を継続します」って言ってる。

そして、アメリカ最大の自動車組織、「AAA (アメリカン・オートモービル・アソシエーション)」も、FIAからの離脱を検討中だって書いてある。「ADAC」と「AAA」は連携して、モズレーの残留に反対してる小さな自動車組織をいくつも取りまとめてるそうで、こうなって来ると、現状でのF1の開催は難しくなって来るだろう。ようするに、9割もの国民が、自民ナンミョーが強行してる悪政に反対してるのに、総選挙になると、ナゼだか自民党やナンミョー党に投票するバカが湧いて来て、国民の総意に反した選挙結果になり、世の中がもっと酷くなり、最低限の生活すらできなくなる‥‥って感じだ。

‥‥そんなワケで、ますます累積赤字が増大して、ついに1000億円を超えちゃった慎銀行東京のドン、石原ジョンイル大将軍様は、未だに都知事のイスにしがみついてるワケだけど、給料はガッポリともらってるクセに、都庁に出勤するのは週に2日だけだから、残りの5日間は都知事のイスが空いてる。だけど、FIAの会長のイスにしがみついてるド変態ウヨクのモズレーは、これほどの大恥をかいても、まだ会長のイスに未練タップリで、いっこうに手放す気がないらしい。ま、バカっぷりとしてはどっちもどっちって感じだけど、週に2日だけの出勤で、東京都民の生活をメチャクチャにした石原ジョンイル大将軍様よりも、ずっとイスに座り続けてても、まだF1をメチャクチャにはしてないモズレーのほうが、多少はマシなのかもしれないと思う今日この頃なのだ。


★ 今日も最後まで読んでくれてありがと~♪
★ 1日1回、応援のクリックをよろしくお願いしま~す!
   ↓   ↓
人気blogランキング

|

« 吉兆の価値は | トップページ | 朝鮮有事の際の日米の密約文書を発見 »