コイズミ改革よりキッコ改革
どっかの競艇屋のオッサンが、「タバコを1箱1000円にしろ!」って噴飯モノのヨマイゴトをノタマッてて、癒着してるコシギンチャクの政治家どもが、揉み手をしながらヘコヘコとひっついて回ってるみたいだけど、コイツラ、本物のアホだね。サスガ、親の代から数えきれないほどの庶民を食い物にして、サラ金地獄へと追い込んで来た、社会のダークサイドを代表する人間だけのことはある。お金を巻き上げる時に、真っ先にターゲットにするのが、いつでも「庶民」なんだよね。
このオッサンは、イギリスに行った時に、タバコが1箱1000円くらいしてたから、ニポンもそうすれば税金がタップリと集まって、すぐに赤字なんかなくなっちゃうってノタマッてる。で、1箱1000円に値上げしても、3分の1の人たちは今まで通りに吸い続けるから、税収はアップするってノタマッてる。あまりにもワンダホーな妄想だけど、こんなザレゴト、もしも一般の人が言ったら、世界中から笑い者にされちゃうよね。だけど、多くの企業や裏の世界と癒着してる人物が言えば、揉み手で擦り寄って来る腹黒い政治家どももいるってことだ。
「イギリスではタバコが1000円だから、ニポンも同じにするといい」
タバコを吸わない人たちにとっては、「どうぞご勝手に」って感じだろうし、喫煙者のことを憎んでる過激な嫌煙者にしてみれば、「いいぞ!いいぞ!」って感じだろう。だけど、モノゴトってのは、必ず裏がある。目に見えてる部分だけで安易に判断し、「その先のことを推測する」という想像力の欠落した人たちが多すぎるから、この国は、これほどまでに一部の権力者だけがオイシイ思いをしてる大バカ国家になっちゃったと思う今日この頃、皆さん、食後の一服を楽しんでますか?
‥‥そんなワケで、イギリスでは、タバコは1000円だけど、地下鉄の初乗りも1000円だ。だから、競艇屋のオッサンの理屈で行けば、「イギリスでは地下鉄の初乗りが1000円だから、ニポンも同じにするといい」ってことになる。「イギリスではガソリンが240円だから、ニポンも同じにするといい」ってことになる。そして、アレもコレもとイギリスと同じに値上げして行くと、最後に、敵の本丸が見えて来る。その本丸とは、コレだ。
「イギリスでは消費税が17.5%だから、ニポンも同じにするといい」
今回の「タバコを1箱1000円にしろ!」っていう前代未聞の大増税案は、つまるところ、庶民の生活を直撃する「消費税の大増税」へのレールを敷くことなのだ。そして、「タバコなんかいくら増税されたって自分には関係ない」って思ってた人たちは、この時点になって、初めて「他人ゴト」じゃなくなるってワケで、その時には、もう遅いってワケだ。
イギリスは、ニポンよりも物価が高いって言われてる。だけど、それでもイギリスの人たちが何とか暮らして行けてるのは、食糧などの基本的なものがニポンよりも安いからだ。たとえば、あと2ヶ月ほどで店頭から姿を消すかもしれないと言われてる「牛乳」の場合、ニポンでは1リットルの紙パックが主流で、だいたい200円前後もする。160円くらいなら「安い」って感じるし、逆に、低温殺菌の高級なものになると、300円近くもするから、とても庶民には手が出ない。
そして、イギリスの場合には、ニポンよりもたくさん牛乳を消費するため、4パイント(約2.3リットル)単位で売られてるんだけど、これがだいたい1ポンド(約250円)だ。1リットルあたり108円だから、ニポンの半額だ。他にも、人間が生きてくために必要な基本的な食材は、ほとんどがニポンよりも安い。
だから、タバコを1000円にするんなら、お米やパンや牛乳など、基本的な食材の値段を今の半額くらいにまで引き下げろ!って言いたい。それなら、多くの愛煙家も納得するだろう。高いものだけイギリスのマネをして、安いものはみんなスルーだなんて、こういうのを「詭弁」っていう‥‥のかな? ちょっと違うか。つーか、もっと根本的なこととして、そんなにイギリスの方式がいいと思うんなら、この競艇屋のオッサンが1人でイギリスへ移住しろよ。それで話は済むじゃん(笑)
‥‥そんなワケで、あたしは、ナンでもカンでも増税に反対してるワケじゃない。でも、増税を考える前に、まずは、やるべきことがあるだろ?って言ってるだけだ。官僚や天下りによる税金のムダづかいや私物化など、メスを入れなきゃなんない部分がマウンテンだし、こうした部分をすべて解決してから増税しないと、何も意味がない。やるべきことを先にやらなかったら、増税して税収を増やしたことが、逆に税金のムダづかいや天下りの人数を増やすことにつながるだけで、まったくの本末転倒だ。
たとえば、いつもの2倍近い水道料金の請求書が届いたとする。だけど、あたしは、いつもの通りに水道を使ってただけで、何か特別な使い方をした覚えはない。それで、「おかしいな?」って思って、水道局の人に調べてもらったら、水道管の一部から水漏れしてたことが分かった。そしたら、どうするだろう? 普通は、誰でも、水漏れしてる部分を修理してもらうんじゃないの?
自分の支払ってる水道代を「税金」だとすれば、自分が使ってる水は、納税したことによって国から受けてる様々な「対価」だ。福祉や教育や治安維持など、様々な「対価」だ。つまり、2000円の水道代(税金)を支払った者は、2000円ぶんの水(対価)を受け取る権利がある。だけど、この国の水道管は、どういうワケか、アチコチから水漏れしてる。
官僚のゴルフ代から天下りの温泉旅行代まで、癒着企業への接待費から癒着議員へのキックバックまで、ありとあらゆる場所から水漏れしてて、あたしたちに還元されてるのは、支払ってる水道代の半分ほどだ。支払ってる税金の半分ほどの対価しか受け取ってないのに、こんな現状で何が「増税」だ! 何が「タバコ1箱1000円」だ! どうせ、また、お前らが好き放題に使うだけだろが!
‥‥そんなワケで、あたしは、こんなに水漏れしてる水道管をまったく修理せずに、水道料金だけを次々と値上げし続ける政府のやり方は、絶対に納得できない。まずは、水道管をキチンと点検して、水漏れしてる部分をキチンと修理して、大切な水がムダにならないように整備することが、何よりも先に水道局(政府)がすべきことだと思う。水道料金を値上げするのは、どう考えてもそのあとの話だろう。
それにしても、食料品や日用品から、ガソリンや光熱費に至るまで、あらゆる物が大幅に値上がりし続けてて、ただでさえ庶民の生活は激しく圧迫されてるのに、こんな状況でも、政策の基盤が「増税」だなんて、どこまで無能な政府なんだろう。「予算が足りないから増税する」なんてのは、「欲しいオモチャが買えないからお小遣いをねだる」っていうのとおんなじで、サルでも思いつく最低の対策でしかない。こんな大バカで何の工夫もない政策なら、何も高い給料を払って政治家なんか雇わなくても、そこらの小学校の学級会に政治をやらせればいいだろう。政治家が「政治のプロ」だっていうんなら、少しでもプロとしてのプライドを見せて、「減税して庶民の生活をラクにした上に、国の借金も減らす」くらいのことをしてみろよ。
今日のニュースでも、燃料費の大幅値上げによって、全国のイカ釣り漁船が出漁を取りやめたってことが報じられてたけど、それでも「増税」だなんて、この国の政府って、いったいどこを見て政治をやってるんだろう? いったい誰のために政治をやってるんだろう? 国民の生活を少しでも良くするのが政府の役割のハズなのに、一部の特権階級の仲間たちだけを潤おわせて、その見返りで私腹を肥やし、そのためにさらなる痛みを庶民に押しつけるなんて、これほどのノーナシ政府は前代未聞だろう。
タバコを1000円にするなんていうアホのタワゴトなんかをマジメに議論してるヒマがあるんなら、まずはお金持ちしか買えない高級品に高い税率を課すことを議論すべきなんじゃないの? 高級料亭や高級フレンチの飲食代、50万円以上の家電やブランド品、100万円以上の宝石や毛皮、500万円以上の高級車、そして、豪華な海外旅行とかに高い税率を課すことを議論すべきなんじゃないの?
税金は、「取りやすいところ」から取るんじゃなくて、「取っても痛くも痒くもないところ」から取るべきなんじゃないの? 国交省の官僚や天下りたちが山分けするためのガソリン暫定税を復活させるよりも、大企業を優遇し続けてる特別減税を廃止するほうが先なんじゃないの? 庶民の楽しみである第3のビールや発泡酒の税率はどんどん上げられて行くのに、1本何万円、何十万円もする高級ワインや高級ブランデーの税率は上がらない。これっておかしくない?‥‥っていうか、逆なんじゃないの?
‥‥そんなワケで、話はクルリンパと変わるけど、悪名高い「タスポ」にしたって、ぜんぜん普及しないどころか、泣く泣く廃業するタバコ屋さんが続出してる。そして、タスポを導入したことによって大儲けしたのは、「社団法人日本たばこ協会」に寄生してる「日本自動販売機工業会」だけだよね。もちろん、「社団法人日本たばこ協会」も、天下りどもが勢ぞろいしてる悪徳法人としてオナジミだ。
で、ぜんぜん普及しないタスポを爆発的に普及させる方法があるから、サル並みの知能しかない「社団法人日本たばこ協会」のアホどもに、あたしがジキジキに教えてやろう。それは、タスポの中に「年収」のデータも書き込むことにして、タバコ1個の値段を「年収の0.01%」に設定するって方法だ。つまり、年収が300万円の人なら、タバコ1個を300円で買えるけど、年収が1000万円の人なら1000円、3000万円の人なら3000円になるワケだ。もちろん、年収が300万円以下の苦しい生活をしてる人たちも、それぞれの年収に対応した値段になる。
これなら、貧しい人たちは助かるし、1個1000円とか2000円とかの法外な値段で買う人たちも、それくらいの金額を払っても痛くも痒くもないお金持ちばかりだから、何の問題も起こらない。そして、自販機以外の対面販売の場合でも、タスポを提示しないとタバコを買うことができなくする。そうすれば、すべての愛煙家がタスポを持つことになる上に、「税の不公平」も解消される。
そして、あたしは、このシステムをガソリンにも適用すべきだと思ってる。免許証に、その人の年収のデータを入れるようにして、どのガソリンスタンドでも、免許証を提示しないと給油できないようにする。そして、ガソリンの値段を「年収の0.005%」に設定する。年収が300万円の人なら、ガソリン1リッターが150円だけど、年収が1000万円の人なら、1リッター500円だ。そして、営業ナンバーの車両の場合は、個々の年収に関係なく、一律に妥当な金額を設定する。こうすれば、「税の不公平」は解消されるし、くだらない暫定税なんて必要なくなる。
‥‥そんなワケで、あたしは、このシステムをゆくゆくは高速道路の料金や新幹線の運賃、映画館や遊園地の入園料など、あらゆる分野に広げて行くべきだと思ってる。おんなじ新幹線に乗っても、おんなじ映画を観ても、1人1人の年収に応じて、支払う料金が上下するってシステムだ。うなぎ屋さんにうな重を食べに行っても、あたしなら1000円だけど、お金持ちは5000円払わないと食べられない。これこそが、あたしの考えた「格差を是正する方法」であり、「増税せずに税収をアップさせる方法」だ。あまりにもワンダホーで、我ながら感心しちゃう。だから、皆さん、あたしが立候補したアカツキには、どうか清き1票をヨロピク♪‥‥って言っても、あたしは、「人気ブログランキング」以外には参加する気はないけど‥‥なんて感じの今日この頃なのだ(笑)
★ 今日も最後まで読んでくれてありがと~!
★ 清き1票をポチッとヨロピク♪
↓ ↓
人気blogランキング
| 固定リンク