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2008.07.16

親方日の丸

深夜から明け方にかけて、しつこすぎるほど流れてる眞鍋かをりのニキビの薬のCMだけど‥‥って、医薬部外品だそうだから正確には薬じゃないど、あたしは吹き出物のできるような年じゃないから、今までちゃんと見たことはなかった。で、ゆうべ初めてちゃんと見たら、「2ヶ月間は返品ができる」ってことと、「すべて使いきっても全額を返金する」って言ってた。つまり、最初にお金を払って買って、2ヶ月間、毎日使って、ぜんぶ使いきって、ニキビが治ってから容器だけ送り返して、「納得の行くほどの効果がなかった」って言えば、払ったお金を全額返してくれるってことだ。消費者側としてはアリガタイザーなシステムだけど、あたしは、こんなこと約束して、このシステムを悪用する人も出て来るんじゃないかって思った。

それから、リトル前に、悪質な闇金に対して、「元本も返済する必要はない」っていう判決が下った。たとえば、闇金から10万円を借りると、それに100万円だ200万円だって法外な金利を要求して来るワケだけど、この金利に関しては最初から違法なワケで、払う必要なんかなかった。だけど、最初に借りた元本の10万円に関しては、ホントに借りたお金なんだから、これだけはちゃんと返さないとダメって雰囲気があった。でも、裁判所は、この元本に関して、最初から利用者を騙すために使った「道具」にあたるものなので返済する必要はないっていう判断を下したのだ。

で、これを聞いたあたしは、「それなら、あちこちの闇金からお金を借りまくっても、1円も返さなくていいってこと?」って思ったワケで、それなら、これからは、悪質な闇金を騙してお金を借り逃げしちゃう、もっと悪質な一般人が増殖して来そうな気がした。もちろん、普通にお仕事をしてて、自分の収入だけで何とか生活できてる人なら、ワザワザこんなことしないと思うけど、ギャンブル中毒で借金だらけの人とか、人生ヤケクソになってる多重債務者とか、弱者切り捨てのコイズミ改革によって一家離散させられた中小企業の元経営者とかなら、やっちゃいそうな気がする今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、昔から、「騙すよりも騙されるほうがいい」なんてセリフをよく聞く。山本モナも、前回の民主党の細野豪志との不倫騒動のあとに、このセリフを言ってた。だけど、あたしは、このセリフって、騙されたことがない人だから言えるセリフか、もしくは、騙された人が自分を慰めるために使ったり、周りの人がその人を慰めるために使うセリフなんだと思ってる。オレオレ詐欺に引っかかって、トラの子の貯金をぜんぶ盗られちゃって、落胆してるおばあちゃんに対して、「でもさ、騙すよりも騙されるほうがいいじゃない」なんて言うのは、単なる社交辞令の慰めでしかない。誰だって、ホントは騙されることなんか望んでないし、場合によっては、「騙されるくらいなら騙したほうがマシ」って思ってるかもしれない。

あたしは、世の中に、わざわざ「騙されたい」なんて思ってる人なんかいないと思ってる。もちろん、これは、「詐欺とかで財産を騙し盗られる」ってことに関しての話であって、「セクシーな悪女に騙されたい」なんてのは別の話だ。つまり、世の中のすべての人たちは、お金や財産に関しては「騙されたくない」って思って暮らしてるんだと思ってる。そして、実際に詐欺とかの被害に遭ったことのない多くの人たちは、テレビや新聞で連日報道されてる「振り込め詐欺」のニュースを聞いても、対岸の火事であり他人ゴトであり自分には関係ないって思ってる人たちも多いだろう。

だけど、今の世の中、誰からも騙されてないつもりでも、知らないうちに騙されてることがいっぱいある。まあ、「騙されてる」っていうと語弊があるけど、ようするに、ズルいことや悪いことをしてるヤツラがいるセイで、知らず知らずのうちに、マジメに正しく生きてる者が損をしてることがいっぱいあるってことだ。だって、悪いことをしてお金を儲けてるヤツラがアチコチにいるのに、それでも社会が破綻せずに流れてるってことは、そのぶんを他の人たちが無意識のうちに補填してるからだ。

たとえば、コンビニにしてもスーパーにしても他のお店にしても、全国の店舗で毎日のように万引きが繰り返されてて、その被害総額は莫大だ。全国のすべての店舗での万引き被害額は、年間に数兆円だって言われてる。それなのに、これほどの被害があってもお店が潰れないのは、ちゃんとお金を払って買い物してるあたしたちが、万引き野郎のぶんのお金も、みんなで少しずつ払ってるからなのだ。

ある程度の規模の店舗になると、月間の万引きによる被害額を「支出」として計算してて、それを踏まえた上で商品の価格を設定してる。つまり、月に100万円の万引き被害があるお店なら、その100万円ぶんがすべての商品に5円とか10円とか上乗せされてるってワケで、それを払ってるのは、あたしたちマトモなお客たちなのだ。逆に言えば、万引きなんかする人間のクズが1人もいなくなれば、あたしたちは、75円のお豆腐は70円に、100円のお菓子は90円にって、いろんな物を少しずつ安く買えることになるってワケだ。

だけど、店舗側だって、何の努力もしてないワケじゃない。よく、スーパーの万引きGメンの映像を夕方のニュースとかでやってるけど、あれにしたって、人件費をかけても、それ以上の抑止効果が期待できるからやってるワケで、そのぶんは消費者に還元されてる。たとえば、お店側が、1人の万引きGメンを雇うために20万円使ったとしても、月に100万円あった被害を半分の50万円に抑えられれば、トータルでは30万円は得をするワケで、こうした努力が、毎週火曜日の「お豆腐2丁で100円セール」とか、毎週木曜日の「キャベツ1玉100円セール」の足しになってるってワケだ。

‥‥そんなワケで、店舗側だって努力はしてるけど、煎じ詰めて言えば、この万引きGメンを雇う人件費にしたって、あたしたちがお買い物したお金の中から支払われてるワケで、万引きなんかする人間のクズが1人もいなくなれば、あたしたちは「本来の正規の価格」でお買い物ができるようになるってワケだ。そして、これは、万引きなんて犯罪だけじゃなくて、他のことにも言える。

コンビニで売られてるお弁当やサンドイッチは、規定の時間になったら下げられて、まだ食べられるのにすべて廃棄されてる。そのまま生ゴミとして捨てられる場合もあれば、家畜のエサとしてリサイクルされる場合もあるけど、とにかく売り物じゃなくなる。で、それらの代金は、お弁当を買った人たちが、上乗せされて払ってるってワケだ。たとえば、1軒のコンビニに、1日に50個のお弁当が納品されて、そのうちの5個が売れ残って捨てられてるとする。そしたら、すべてのお弁当の値段が、1割ほど高く設定されてるのだ。つまり、45個のお弁当が売れれば、実際には50個のお弁当が売れたのとおんなじだけの利益が得られるから、5個を廃棄しても利益を確保できるってスンポ―なのだ。

これも、理屈としては、万引きされるぶんを他のマトモなお客が、みんなで少しずつ分担して払ってることとおんなじで、違うのは、犯罪か犯罪じゃないかってことだけだ。どっちにしても、あたしたちマトモな消費者には関係ない「店舗側の理由」によって、本来は90円のお菓子を100円で買わされたり、本来は500円のお弁当を550円で買わされたりしてるってワケだ。つまり、これは、「正直者がバカを見る」ってことで、ほんの一部の悪党や企業側の利益を担保するために、あたしたちが利用されてるってことなのだ。そして、ひとつひとつの商品に付加されてる金額は小さくても、これが年間になると、何万円、何十万円でいう金額になるのだ。

‥‥そんなワケで、万引き野郎なんていう人間のクズがいるセイで、企業側が「多く作って売れ残りを捨てる」なんていう時代に逆行した経営姿勢をとってるセイで、あたしたちマトモな消費者は、何かを買うたびに「本来は払う必要のないお金」を余分に巻き上げられてるってワケだ。そして、それが積もり積もって、年間に何万円、何十万円ていう金額になってるのに、ほとんどの人たちは、まったく気づかずに生活してるってワケだ。そして、これが、もっともっと巨大になったものが、今のニポンそのものなのだ。そう、自民ナンミョーの売国政権が、今までに数の暴力で強行採決して来た数々の「増税案」による「過剰搾取」だ。

莫大な予算を垂れ流しにして造り続けて来た箱モノの数々や、多くの赤字運営のそれらを維持するために、ドブに捨てられ続けてる莫大な予算。こうした大きなものから、職員の温泉旅行やゴルフ代、マッサージチェアから居酒屋タクシー代に至るまで、あたしたちの税金がどれだけムダに使われてるのかって言えば、それは天文学的な数字になる。

一度は期限切れになったのに、国交省の官僚や天下りや土建屋とベッタリ癒着してる自民党の道路族議員によって再採決されちゃったガソリン暫定税にしたって、支払ったドライバーに還元されるどころか、そのほとんどはムダなことに使われてる。だから、今、あたしたちが巻き上げられてる税金は、ものすごくフランク・ザッパに言えば、約3割はムダなこと、つまり、一部の悪党どもが私腹を肥やすために山分けされちゃってるってことなのだ。

たとえば、1万円の税金を納めたとしたら、そのうち、あたしたちのために使われてるのは7000円だけで、残りの3000円は、自民ナンミョーの売国議員どもや、天下りに余念がない官僚どもや、そこに癒着して企業の悪党どもが、みんなで山分けしてるってことなのだ。つまり、コイツラこそが「税金の万引き野郎」ってワケで、こんなクズどもがいるセイで、あたしたちは、本来なら7000円で済むハズの税金を3000円も余分に巻き上げられてるってワケなのだ。

そして、年間の納税額が1万円なんて人がいるワケはなく、普通に働いて普通に生活してる人なら、最低でも年間に30万円くらいは納税してるだろう。そして、買い物したものに掛かる消費税、ガソリンに掛かる税金、タバコやお酒に掛かる税金とかを足せば、平均的な生活をしてる国民のほとんどが、年間に50万円以上の税金を納めてることになる。だから、あたしたち平均的な納税者は、本来なら35万円で済むところを政府側の悪党どものゴルフ代や料亭代を支払うために、15万円も多く巻き上げられてるってことになる。

‥‥そんなワケで、オトトイのニュースで、厚生労働省のパソコンから、業務時間中に、チャットやゲーム、お笑いなどのホームページへアクセスしてたのが、1日に約12万2000件もあったってことが報じられた。これは、本省と全国8カ所の地方厚生局にある計5500台のパソコンについて調べた結果だそうだけど、職員の数で割り算すると、1人あたり22件になるそうだ。だけど、ちゃんとマジメに働いてる人だっているだろうから、全職員が業務中にゲームをやって遊んでるワケじゃなくて、一部のヤツラが、1人で100回も200回もゲームやチャットで遊んでるんだと思う。

で、座右の銘が「前言撤回」のDV男、マスゾエちゃんは、「これらのホーページにはアクセスできないようにします」とかって他人ゴトみたいに言ってたけど、あたし的には、まるで見当ハズレだと思った。だって、仕事中に100回も200回もゲームやチャットにアクセスして遊んでたってことは、朝から夕方までずっと遊んでたってことでしょ? つまり、まったく仕事なんかしてない職員たちに、お給料だのボーナスだのを払ってるってことなワケで、こんな職員が何人もいるのに、それでも何の支障もなく業務が遂行できてたってことは、コイツラ全員、必要ないってことじゃん。

1日に12万2000件ものアクセスがあったってことは、仮に1人が100回だとしたら、1220人の職員は、朝から夕方まで何もしないで、ずっと遊んでただけってことになる。そして、コイツラに支払われてたお給料やボーナスも、あたしたちの税金から出てるってことだ。それなのに、チャットやゲームのホームページにアクセスできなくしたって、何の意味もないじゃん。こんなヤツラ、パソコンで遊べなくなっても、マンガを読むとか、ラジオで落語を聞くとか、昼寝をするとか、どうせ他のことで時間を潰すだけだろう。だって、やる仕事がないんだから。

仮に年収800万円だとすると、1220人ぶんの人件費は、年間で約100億円になる。だけど、これは、「厚生労働省の本省と全国8カ所の地方厚生局」っていう氷山の一角の話であって、他の省庁や地方局もすべて調べれば、この何倍、何十倍っていう「不必要な職員」がいるんだろうし、その人件費の総額はトンデモナイ金額になるだろう。そして、これらの「本来は必要のない人件費」も、あたしたちの税金に上乗せされて搾取されてるってワケだ。

‥‥そんなワケで、あたしたちは、こうした各省庁に巣食う「税金の万引き野郎ども」のセイで、本来は7000円で済む税金が1万円になり、7万円で済む税金が10万円になり、70万円で済む税金が100万円になってるってワケだ。それなのに、今回のマスゾエちゃんの大アマな対応を見れば分かるように、「不必要な職員をクビにする」っていう民間企業なら極めて当たり前の考えが、選択肢にすら上がって来てない。最初から5個は捨てるつもりで50個のお弁当を作り、不必要な5個ぶんの代金を45個のほうに上乗せするがごとく、まったく仕事をせずに遊んでる1220人の職員のぶんの人件費が、ちゃんと仕事をしてる職員たちの人件費のほうに上乗せされて、あたしたちの税金から支払われてる。「不必要なお弁当は作らない」「不必要な職員は雇わない」ってことにしなきゃ、あたしたちは、これからもずっと、「本来は払う必要のないお金」を払い続けてかなきゃならないってのに、サスガ、「親方日の丸」とはよく言ったもんだと思う今日この頃なのだ。


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