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2008.08.08

米国産牛肉にまた危険部位

「米国産牛肉にまた危険部位」(世田谷通信)

8日、農林水産省と厚生労働省は、米国から輸入された牛肉の中に、輸入再開時の取り決めによって、BSEの感染の恐れがあるとして輸入を認めていない「挽肉」が4.5キロ混入していたと発表した。これは、7月24日に輸入された298箱(3.8トン)のうちの1箱で、米政府が発行した衛生証明書と箱の中身とが違っていた。出荷元は米カーギル社のドッジシティ工場(カンザス州)で、同施設の違反は今回で3度目になる。米国産牛肉の輸入再開以来、危険部位の混入や取り決め違反は再三に渡り繰り返されて来て、今年4月にも、吉野家が輸入した牛丼用のバラ肉700箱(17トン)のうち1箱に、特定危険部位である脊柱部分を含む骨付き肉(27キロ)が混入していたばかりである。これほど違反が繰り返されても、いまだに輸入停止にしない日本政府の対応には、消費者から「食の安全」を問う声も噴出しそうである。(2008年8月8日)

http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20080808


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