アキちゃん、ありがとう♪
オトトイ届いた、愛するMAXのFC会報に、こんな手紙が同封されてた。
J-MAX会員の皆様へ
いつもMAXを応援いただき、ありがとうございます。
突然ですが、J-MAX会員の皆様にご報告があります。
AKIが、2008年8月末をもってMAXを卒業することになりました。
昨年半ば頃、AKI本人よりメンバー、スタッフに、シンガーソングライターの道へ進みたいという気持ちを打ち明けられました。以降、何度も話し合いを重ねた結果、AKIのアーティストとしての意志を尊重し、MAXの卒業ということで、彼女の背中を押す決断をしました。
2002年のMAX加入以降、新メンバーとして皆様に応援いただいたAKIが卒業する事は非常に残念ですが、スタッフをはじめNANA・REINA・LINAにとってもMAXがさらに前へ進むための大きな一歩だと考えています。
この度は、J-MAXの会員の皆様に、大変なご心配をおかけいたしまして誠に申し訳ございません。しかし、今後もライブをはじめ、さまざまな活動を通じてMAXのパフォーマンスを皆様にお見せできますように、メンバー、スタッフ共々より一層尽力して参ります。
2008年8月
MAX (NANA・REINA・LINA・AKI)
MAX オフィシャルファンクラブ J-MAX
株式会社 ヴィジョン・ファクトリー
‥‥そんなワケで、アキちゃんがMAXを抜けるかもしれないってウワサは、去年の暮くらいから小耳にはさんでたけど、ついに、正式な発表があったってワケだ。ちなみに、この手紙は、あくまでも「概略の説明と報告」って感じで、会報のほうには、アキちゃん本人の直筆のメッセージの他、ナナさん、玲奈ちゃん、りっちゃんからの直筆のメッセージも掲載されてる。そっちを読めば、もっと細かいことや、アキちゃん自身の気持ち、メンバーたちの気持ちが分かる。だけど、アキちゃんやメンバーたちの気持ちは、FCに入ってるあたしたちホントのファンだけが受け止めるべきことだから、ここには転載しない。
今から6年前の2002年3月、美奈子が「産休」という名の「脱退」をしてから、MAXは残りの3人だけで活動してくか、新メンバーを入れるか、それともこのまま解散するかっていう岐路に立たされた。誰よりもMAXを愛するあたしとしては、とにかく解散だけは避けて欲しかったけど、その思いは複雑だった。当初は、あくまでも「産休」って言ってた美奈子の立場に対して、「新メンバーを入れる」っていう選択肢があるのはナゼ?って思ったからだ。
「産休」であるのなら、1年ちょっとの間、3人だけでがんばればいいじゃん。あたしたちファンは、「4人そろってMAX」って思ってたし、一時的に誰かがお休みすることは納得できても、その穴埋めに誰か他のメンバーを加入させるなんてことは考えられなかった。だって、そんなことしたら、美奈子の戻って来る場所がなくなっちゃうじゃん‥‥て思った。
美奈子ファンの多くは、美奈子の「産休」と「結婚」の発表によって、後頭部を鈍器で殴打されたほどの衝撃を受けた。突然の「結婚」の発表であっても、妊娠なんかしてなくて、MAXとしての活動も続けてくって形だったら、美奈子ファンの多くが心から祝福しただろう。だけど、残念なことに、妊娠しちゃったから結婚して、MAXとしての活動をお休みするっていう、モノゴトの順序もメンバーのこともファンの気持ちもすべて無視した結果だったから、美奈子ファンだけじゃなく、ナナさんのファンも、りっちゃんのファンも、そして、あたしのような玲奈ちゃんのファンも、すべてのMAXファンが、何とも言えない複雑な空気になった。
美奈子の「産休」の発表によって、あたしの知る限り、約半数の美奈子ファンが去って行った。そして、残った半数の美奈子ファンも、「美奈子が妊娠して結婚してもMAXを応援し続けてく」なんていう直球のファンじゃなくて、「とりあえず動向を見守ろう」って感じ、つまり、このままMAXのファンを続けるかどうかを今後の発表にゆだねた「保留」の立場だった。そして、美奈子の「産休」の発表から4ヶ月後の2002年7月18日、新メンバー、アキちゃんの加入が発表された。これによって、「保留」の立場だった美奈子ファンの9割近くが、「新メンバーを加入させたってことは、事実上、美奈子は脱退だな」って判断して、去って行った。
‥‥そんなワケで、美奈子ファンには申し訳ないけど、玲奈ちゃんのファンであるあたしとしては、4ヶ月もヤキモキさせられたことから、この際、どんな形でも「解散」だけは避けられたことを素直に喜んだ。だけど、あたしには、ボーカルの柱だった美奈子を失ったMAXに対する不安があった。セカンドボーカルの玲奈ちゃんが「天使の歌声」って呼ばれてたのだって、美奈子の歌唱力があってのことだったから、どう考えても、玲奈ちゃんのボーカルにMAXを引っぱってく力はない。
いくらダンスが素晴らしくても、歌がガタガタになっちゃったら、もうMAXとは呼べない。だから、あたしは、新メンバーのアキちゃんに賭けるしかなかった。だけど、アキちゃんに関しては、「THE 夜もヒッパレ」のHippsでしか観たことがなかったし、マサカ、MAXのメンバーになるとは思ってもなかったから、そんなに注目して観てなかった。だから、アキちゃんの歌唱力やダンスセンスは未知数で、何とも言えない状況だった。
でも、アキちゃんは、そんなあたしの不安を簡単に吹き飛ばしてくれた。初めて観た新生MAXのパフォーマンスは、あたしの想像を遥かに超えるものだった。「ギミシェ」や「ライドン」などのヒット曲メドレーも、ほとんど違和感のない完成度だったし‥‥っていうか、熱烈なMAXファンとしての厳しい評価をさせてもらえば、「ほとんど違和感のない完成度」ってのは言い過ぎで、あたしが踊ったほうがマシだったと思う。だけど、「わずか数ヶ月のレッスンで」ってことを加味すれば、「よくここまでがんばったな」って思ったことは事実だ。
ただ、何よりも悲しかったのは、美奈子ファンに限らず、あたしたちMAXファンの心の中には、やっぱり「ナナさん、玲奈ちゃん、りっちゃん、美奈子の4人でMAX」っていう思いが強かったから、中には、アキちゃんのことをMAXのメンバーとして絶対に認めないファンたち、嫌がらせのようなことを始めるファンたちもいたことだ。これも、MAXを愛すればこその思いや行動だってことは分かるけど、それをアキちゃんに向けることは間違ってる。
そんな中で、アキちゃんは、メンバーにもファンにもものすごく気を使いながら、ずっとがんばり続けて来た。お休みの日でもレッスンに通い、過去のヒット曲の練習をして、ホントによくがんばった。あたしは、アキちゃんのことをストーカーしてたワケじゃないけど、観るたびに上達してるダンスが、見えないとこでどれほど努力してるかを教えてくれた。
そして、アキちゃんが加入してからの第1弾の「エタホワ」は、素晴らしいデキバエだった。リリックスの中に、MAXの過去の楽曲の曲名や歌詞の一部、アルバムタイトルなどがちりばめられてるっていうサービスぶりが、逆に、「それまでのMAXにグッバイ」って感じで、ナニゲに胸が痛くなりつつも、ナナさんが書いたラップのリリックスで「そっとギュッと」なんて言われちゃった日にゃあ、あたしはメロメロになっちゃった。
そんなこんなもありつつ、あたし的には、自然とアキちゃんのことを認めるようになって行った。この「きっこの日記」でも、最初は「アキ」って呼び捨てにしてたけど、そのうち「アキちゃん」て書くようになった。美奈子のことを「美奈子」って書いてるのは、愛してるからこその呼び捨てで、アキちゃんのことを「アキ」って書いてたのは、「まだMAXのメンバーとしては認められない」ってことからの呼び捨てだった。だから、あたしが「アキちゃん」て書くようになったのは、MAXファンを代表するあたしの心の中で、アキちゃんが見習いメンバーから正式メンバーへと昇格したってことだった。
‥‥そんなワケで、アキちゃんは、ホントによくがんばって来た。6年前、アキちゃんが加入した当時、あたしは、あくまでも「美奈子の抜けた穴を埋める役」って見方をしてたけど、いろんなとこでライブを観たり、新曲を聴いたりするたびに、「美奈子の代わり」なんかじゃなくて、「前田亜紀」っていうひとつの個性として観ることができるようになった。でも、それは、あたしの見方が変わったワケじゃない。アキちゃん自身が、見えないとこで人の何倍もの努力を続けて来たことで、自らが輝き始めたからだ。
アキちゃん、卒業おめでとう!
これからは、夢に向かってがんばってね!
あたしは、これからもずっと、愛するMAXと一緒に、アキちゃんを応援してくよ!
そして、6年間、ホントにありがとう!
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