太田農水相に不正事務所費問題
「太田農水相に不正事務所費問題」(世田谷通信)
「レイプする人は元気があっていい」「消費者がやかましいから食の安全を徹底して行く」「日本の消費者は潔癖バカ」などの暴言、失言を繰り返して問題になっている太田誠一農水相が、2005年と2006年の2年間、当時の政策秘書だった中里浩氏の自宅を自分の政治団体「太田誠一代議士を育てる会」として登録し、事務所費として計2345万円を計上していたことが分かった。中里浩氏の自宅は事務所として使用されていた形跡はまったくなく、また2345万円のうち1005万円は人件費として計上されているものの同会には職員が1人も存在していない。このような事務所費の架空計上は、政治資金規正法に触れるため、過去にも多くの閣僚が辞任に追い込まれている。家賃が無料の議員会館を事務所として高額の事務所費を計上していたことが発覚し、説明責任を果たさぬまま自殺した松岡利勝元農水相、自分の実家を事務所として高額の事務所費を計上していたことが発覚し、明確な説明のないまま辞任した赤城徳彦元農水相、知り合いの麻雀店を事務所として登録していた久間章生元防衛相など、こうした問題は後を絶たない。また、家賃が無料の議員会館に事務所を置き、毎年4000万円以上の事務所費を計上していた伊吹文明財務相は、発覚したのが松岡元農水相と同時期だったために、松岡元農水相の自殺によって追及を逃れ、未だに説明責任を果たしていない。(2008年8月26日)
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