アフガンで日本人の遺体発見
「アフガンで日本人の遺体発見」(世田谷通信)
アフガニスタン東部ジャララバード近郊で誘拐されたNGO「ペシャワール会」の職員、伊藤和也さん(31)と見られる遺体が発見された。遺体は頭部と足に複数の銃弾を受けており、拉致現場から5キロほど離れた谷に投げ捨てられていた。現地の警察では、犯人グループが逃走の足手まといになったために伊藤さんを射殺して遺体を遺棄したものと見ている。死亡推定時刻は日本時間の26日午後1時頃で「ペシャワール会」の手伝いをしていた現地スタッフが発見した。なお現地のスタッフは「遺体は伊藤さんに間違いない」とコメントしているが、この事件の対策本部長に任命された自民党の山本一太外務副大臣は27日午後の会見で「現在確認中」と述べるにとどめた。山本一太氏は自身のブログで昨日は「深夜0時30分に帰宅した」とコメントしており、また、その後の文章には「ニッコリ」などの緊張感に欠けた表現も見られる。このような緊急事態にも関わらず、最高責任者が対策本部に泊まり込まずに帰宅し、通常と変わらずにブログなどを書いていたことに、インターネット上では批判の声が相次いでいる。(2008年8月27日)
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