花火のあとはゴミの山
おかげさまで、世田谷区のお天気は大丈夫だったので、ゆうべの花火大会は無事に行なわれた。それにしても、本気でものすごい人出だった上に、今、駅の周りが再開発の工事中でアチコチ規制してるから、ホントにメチャクチャな状態だった。多摩川の花火大会って、世田谷と川崎の両岸同時にやるようになってから、毎年70万人以上の人出だったんだけど、2004年から3年間、世田谷のほうの花火大会が中止になって、川崎側だけしか開催しなかったので、その間は半分以下の人出になってた。
それで、去年から世田谷の花火大会も復活したので、またまた大混雑になると思ってたら、去年はそんなに宣伝をしなかったので、世田谷が復活したってことがそれほど認知されてなくて、思ったほどでもなかった。世田谷と川崎を合わせても、40万人くらいだったみたいだ。だけど、今年は、世田谷が復活して2年目ってことで、十分に認知もされてたから、あまりにもすごい人出だった。あたしが土手の上からザッと見まわしたところ、たぶん500万人くらいは‥‥って、そんなに来てるワケないか(笑)
でも、駅前の混雑の感じとかは、明らかに去年よりもすごかったから、去年よりは遥かに多くの人たちが来てたと思う。それにしても、地元のあたしからすると、駅前のパチンコ屋さんの隣りのセブンイレブンで、定価で缶ビールを売ってるのに、わざわざ河原で2倍近いお金を払って買う人たちって、ある意味、セレブだと思った。つーか、目の前でこんなにもすごい花火大会をやってるのに、まったく目もくれず、ずっとパチンコ屋さんでパチンコを打ってる人たちって、ある意味、セレブ大鳥さんだと思った今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑)
‥‥そんなワケで、何十万人の人が観に来たのか分からないけど、地元民のあたしとしては、地元民の義務として、今朝8時からのゴミ拾い「多摩川クリーン作戦」に行って来た。ただ、お仕事があったので、終了時間の11時まではお手伝いできなくて、10時前には帰って来た。それにしても、毎年のことだけど、花火を観に来る人たちって、どうしてそこらにゴミを投げ捨ててくんだろう? 帰りにゴミを捨てて行けるように、わざわざ道沿いにゴミ箱を並べてるのに、それでも、たった数10メートルをゴミを持って歩き、ゴミ箱に捨てるってことが、どうしてできないんだろう?
これも、きっと、コイズミが蔓延させた「他人に迷惑をかけても自分さえ良ければいい」っていう風潮の断片なんだと思うけど、あたしは、毎年毎年、花火大会の次の日の朝、一夜にして一面のゴミ畑に変わっちゃった河原や土手を見て、ホントに悲しい気持ちになる。あたしの感覚だと、自分がゴミを捨てないのなんて当たり前で、それどころか、「こんなに素晴らしい花火を楽しませてもらったんだから、せめてこのゴミを拾って帰ろう」って思って、足元の空缶を拾って帰る。あたしは、これが普通だと思うんだけど。
そう言えば、アベシンゾーが総理大臣だった時に、支持率を上げるために、丸川珠代と一緒に、何人もの取材陣を引き連れて、ここにゴミ拾いに来たんだよね。だけど、アベシンゾーは、その日のクリーン作戦の終わりころに到着したもんだから、もうゴミなんかひとつも落ちてなかった。朝8時から、地元の小学生たちが、みんなでがんばってゴミ拾いをしてたから、河原には空缶ひとつ落ちてなかった。
そしたら、アベシンゾーのお付きのコワモテのボディーガードみたいな男が、自分の拾ったゴミを入れたビニール袋を持ってた小学生のとこに走って行って、そのビニール袋を取り上げて、中のゴミをアベシンゾーの足元に撒いたんだよね。そして、アベシンゾーは、ものものしく軍手をして、例のゴミ拾い用の「火ばさみ」で、そのゴミを拾い上げて、カメラマンたちの前でポーズ。丸川珠代も、一緒にポーズ。それから、自分を囲む取材陣に対して、「うちゅくちい国を作るためにはナンタラカンタラ」ってノタマい始めたんだよね。ちなみに、アベシンゾーが河原にいた時間は、わずか10分だった。
朝からがんばって拾い集めたゴミを取り上げられた小学生は、泣きそうな顔をして、遠くからその様子を見てた。ホントにかわいそうだった。子供たちって、こうした活動をする時にも、どこか「楽しみながらやる」ってことを無意識のうちに知ってるんだよね。きっと、「ボクはこんなに拾ったぞ!」って、みんなに見せたかったんだよね。それなのに、自分の宣伝のために、こうした子供の心を踏みにじるなんて、アベシンゾーって、どこまで腐りきったクズ野郎なんだろう。アベシンゾー自体が「ニポンのゴミ」なんだから、コイツをゴミ箱に捨てて欲しいよ、まったく。
‥‥そんなワケで、日曜日の朝と言えば、「スーパー戦隊モノ」と「仮面ライダーモノ」と「プリキュアモノ」が連発してるから、バカボンのパパみたいな顔の変なおじさんが出る自民党の宣伝番組が始まるまでは、テレビ朝日を観てることが多い。あたしの場合は、特に「スーパー戦隊モノ」が好きなんだけど、大好きだった「特捜戦隊デカレンジャー」が終わり、惰性で観てるうちにだんだん好きになった「魔法戦隊マジレンジャー」が終わり、あまりにも子供向けすぎてイマイチだった「轟轟戦隊ボウケンジャー」が終わり、おバカの走りみたいなキャラ設定がぜんぜん馴染めなかった「獣拳戦隊ゲキレンジャー」が終わり、今は「炎神戦隊ゴーオンジャー」ってのをやってる。
ちなみに、あたしが良く使う「アリエナイザー」ってのは、「特捜戦隊デカレンジャー」の敵の名前から来てる。昔の「仮面ライダー」の「ショッカー」みたいなもんで、もしもあたしが昔の「仮面ライダー」のファンだったら、「そうでショッカー?」とかを連発するみたいなもんだ。
で、「魔法戦隊マジレンジャー」の場合は、全員が兄弟だから、名字は「小津(おづ)」で一緒なんだけど、下の名前が、マジグリーンは「蒔人(まきと)」、マジピンクは「芳香(ほうか)」、マジブルーは「麗(うらら)」、マジイエローは「翼(つばさ)」、マジレッドは「魁(かい)」って言って、5人の名前の頭文字をつなげると「まほうつかい」になる。5人だから、ホントは「まほうつか」なんだけど、最後の1人が「魁(かい)」だから、2文字ぶんをフォローしてるワケだ。そして、名字の「小津」と一緒にすると、「オズの魔法使い」になるってスンポ―だ。
その次の「轟轟戦隊ボウケンジャー」は、別に何にもなってないんだけど、その次の「獣拳戦隊ゲキレンジャー」は、カンフーがテーマだったから、ゲキレッドの「漢堂ジャン」、ゲキブルーの「深見レツ」、ゲキイエローの「宇崎ラン」名字の頭文字を並べると、「かんふう(カンフー)」になる。それから、ゲキブルーの「深見レツ」には、死んだと思ってたのが実は生きてたって設定のお兄さん、ゲキバイオレットの「深見ゴウ」がいて、こっちは「レツゴウ(レッツゴ―)」になる。
そして、いよいよお待たせ、現在放送中の「炎神戦隊ゴーオンジャー」なんだけど、これは問題がマウンテンなのだ。何よりの大問題は、初代の「秘密戦隊ゴレンジャー」から、長年、「最後にジャーをつける場合は必ず○○レンジャー」っていう伝統が受け継がれて来たのに、それを無視して「ゴ―オンジャー」なんて名前にしちゃったもんだから、昔っからの戦隊モノのファンからはブーイングの嵐の大野智が大麻を吸った‥‥じゃなくて、ブーイングの嵐が巻き起こった。正確には、「忍風戦隊ハリケンジャー」と「轟轟戦隊ボウケンジャー」の2つは、「レンジャー」じゃなくて「ケンジャー」になってるけど、これらは、「レンジャー」の「レ」とおんなじ「e」の発音の「ケ」だから、まだギリギリ許される範囲だった。「ハリケーン・レンジャー」が「ハリケンジャー」、「ボウケン・レンジャー」が「ボウケンジャー」になったって考えれば、「パイン・アップル」が「パイナップル」になるみたいな感じだから、ムリヤリ感がないのだ。
だけど、こうした伝統を無視して、「ゴ―オンジャー」とはナニゴトだ! ま、これで「レ」にして「ゴ―レンジャー」にしちゃったら、元祖の「ゴレンジャー」が間延びしたみたいだし、「超力戦隊オーレンジャー」とか「激走戦隊カーレンジャー」に似すぎちゃうから、いろいろと考えた結果なんだと思うけど、今までの流れから見ると、「何もこんなにムリしてまで『ジャー』をつけなくてもいいのに」って思っちゃう。第一、何の決まりもなくて「ジャー」さえついてりゃいいってんなら、「タイガー電子炊飯ジャー」でもいいじゃん。
ま、2~3歩ゆずってタイトルはいいとしても、問題は内容だ。とにかく、幼児がオモチャで遊んでるみたいな特撮シーンが酷すぎる。どうしてもオモチャにしか見えない各マシンや、形が変化する過程とかも、あまりにも稚拙で、シロートが自宅で撮影した投稿作品みたいなレベルなのだ。だけど、こんなに文句を言いながらも、あたしが観てるのは、大好きな及川奈央ちゃんが、敵の役で出てるからだ。その名も「害水大臣ケガレシア」(笑)
とにかく、奈央ちゃんが可愛くてセクシーでサイコーで、お着物を着崩してたりした日にゃあ、録画したVはソッコーで永久保存版だ。こないだなんか、真っ赤な口紅で、丁半博打のツボ振りのお姉さんをやったんだけど、もうたまんないほどセクシーで、日曜日の朝からハァハァしちゃったほどだ‥‥って、その話は置いといて、「ゴ―オンジャー」の敵の「ガイアーク」には、三大臣てのがいて、奈央ちゃんが「害水大臣ケガレシア」で、他の2人が「害地大臣ヨゴシュタイン」と「害気大臣キタネイダス」だ。
ようするに、水と土地と空気をそれぞれの大臣が汚染するってことで、この3人の名前を見れば分かるように、「ガイアーク」は、当然、「害悪」ってことだ。そして、3人の名前を見れば分かるように、「炎神戦隊ゴーオンジャー」ってのは、地球の平和を守るだけじゃなくて、地球の環境も守ってるってワケだ。だからこそ、ゴーオンレッドの「江角走輔(えすみそうすけ)」、ゴーオンブルーの「香坂連(こうさかれん)」、ゴーオンイエローの「楼山早輝(ろうやまさき)」、ゴーオングリーンの「城範人(じょうはんと)」、ゴーオンブラックの「石原軍平(いしはらぐんぺい)」の5人の名字の頭文字を並べると、ナナナナナント! 「えころじい」(笑)
それにしても、「江角」や「香坂」や「城」や「石原」はいいけど、「楼山」って、絶対に「ろ」で始まる名前をムリヤリに考えたのがバレバレだ。きっと、「六本木」とか「六田」とかいろいろと考えたんだけど、いいのがなくて、結局、テキトーに作っちゃったんだろう。それから、これも問題点のひとつなんだけど、全員の役名の下の名前を見て欲しい。言われないと気づかないかもしれないけど、「輔」「連」「輝」「範」「軍」って、全員の名前の漢字の中に「車」って字が入ってるのだ。
これは、全員が特殊な車を運転して、出動したり戦ったりするからなんだけど、名字の頭文字を並べると 「えころじい」なのに、下の名前は全員が「車」だなんて、あまりにも正反対だ。「害気大臣キタネイダス」を倒すよりも、お前らが車に乗るのをやめたほうが環境のためだ!‥‥とかツッコミを入れてみつつ、やっぱ、大好きな奈央ちゃんのことを書きたいから、あとちょっとだけ書こう。
「ケガレシア」ってのは、こうした敵の女性幹部役によくある扮装をしてる状態の名前で、「わらわは○○でおじゃる」ってしゃべり方をする。ちなみに、「害地大臣ヨゴシュタイン」は語尾に「なり」をつけてしゃべり、「害気大臣キタネイダス」は語尾に「ぞよ」をつけてしゃべる。で、「ケガレシア」は、当然、ドロンジョ様の系統だから、手に持ってる武器は「ムチ」だ。それから、肩の排水管からは、液体爆薬を噴射しちゃう。
あとは、「汚水」こそを「美しいもの」と思ってるから、「君はドブの水のように濁った女性だ」って言えば喜ぶけど、「君は清らかな水のような女性だ」って言うと激怒しちゃう。で、このままの姿だと、誰から見ても人間じゃないのがバレちゃうから、人間の姿に変身してから、いろんな悪さをする。その時の名前が、「汚石冷奈(けがれいし れな)」、ようするに、「ケガレシア」をムリヤリに漢字にしたようなもんなんだけど、あたし的には、この名前を名乗ってる時の奈央ちゃんが、サイコーにツボなのだ。
‥‥そんなワケで、奈央ちゃんのことはトモカクとして、こんな子供向けのスーパー戦隊モノですら、今やメインテーマにするほど、「環境問題」ってのは重要な時代になった。それなのに、美しい花火を観に来た人たちの多くは、河原にゴミを捨てて行く。美しい国を作るとノタマッた総理大臣は、子供が何時間もかけて拾い集めたゴミを取り上げ、自分の宣伝のために河原に撒き散らす。これじゃあ、セクシーな奈央ちゃんが、あんな衣装を着て「害水大臣ケガレシア」を演じてる意味がない。ま、「消費者がやかましいから食の安全を徹底して行く」とか言ってる農水大臣もいるくらいだから、今の内閣こそが、この国を破滅へと向かわせている「ガイアーク」だと思うけど、この国に「炎神戦隊ゴーオンジャー」がいない以上、あたしたちマトモな有権者が政権交代させる以外に、次の世代の子供たちに誇れるニポンにする方法はないと思う今日この頃なのだ。
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