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2008.08.29

犬が西向きゃ尾は東

昨日の日記、「郷に入れば郷に従え」に、たくさんのメールをいただいた。メールをくださった皆さん、どうもありがとうございました♪‥‥ってことで、今日はマクラを省略して、そのぶん、できるだけ多く紹介しようと思う。ただ、おんなじような意見のものばかり紹介しても意味がないので、少数派も含めて、なるべくいろんな意見を紹介しようと思う。


お名前:びぃ
コメント:いつも楽しく読ませていただいています。アシスタントさんのお話、お気持ちわかります。さてその中で出ていた東京スター銀行さんのCMのお話。私は今、兵庫県在住ですが、関西でも流れてますよ。私は今年の春に兵庫に住み始めたので、根っからの関西人ではないので「完済人と関西人をかけているんだぁ。なるほどね。」くらいの感想しかありませんが…。それでは、お体に気をつけて頑張ってくださいね。今後もブログを楽しみにしています。


お名前:Crest
コメント:はじめまして。大阪在住の会社員です。東京スター銀行のCMは関西限定だと思ってました。単純に「受け狙い」だと思って見てましたので、腹が立ったりはしなかったです。一言で言うと「しょうもなっ」て感じです。大阪から来たヘアメークさんは大阪でも嫌われる振る舞いですね。もしかしたら、東京でなめられたくないという気持ちが強いのかもしれないですね。参考になりますでしょうか?これからも楽しみにしています。


お名前:名誉白人
コメント:きっこ様不躾ながら初めてメールいたします。大阪在住の名誉白人と申します。「きっこのブログ」をほぼ毎日拝読させていただくようになって約1年半です。きっこ様の、物事に対する鋭い切り口と豊かな教養には感心させられるばかりで、いつも楽しみにしております。さて、東京スター銀行の「完済人になろう」CMですが、関西でも流れています。地下鉄の車内広告などでも盛んです。私はこれを「同銀行による関西人向けのCMであろう」ぐらいに受け止めていました。東京の銀行が、関西人に少しでもウケるつもりでギャグをかましたのか、と。東京でも同じCMが放送されているとは知りませんでしたし、それを知った今でも、別段に腹が立つことはありません。ただ、ギャグとしては大して面白くないですね。「借金の一本化」などという宣伝文句そのものにむしろ疑問を感じます。(後略)


お名前:dandong
コメント:はじめまして、大阪出身の元関西人です。いつもきっこさんのブログを楽しみにしてます。早速、「関西の人たちは怒らないのかな?」に関してですが、”全く怒らない”です。私が関東人(文中にある東京もん)になったからではありません。今でも電車の中で関西弁を聞くと微笑んでしまい、関西から家族や友達がくれば電車の中でも関西弁まるだしのような奴ですから。では、何故か?まず、”語呂合わせとは言え、借金で首が回らなくなった多重債務者に呼びかける言葉として、「かんさいじん」て言葉を使ってる”認識は私はありますが、そうした意識の無い関西人のほうが多いと思います。要は”自分とは関係あらへん”と認識してしまいます。そもそも自分達の事を「かんさいじん」と言いいません。(後略)


‥‥そんなワケで、まずは、あたしが関東圏でしか流れてないと思ってた「東京スター銀行」のCMが、関西圏でも流れてたワケで、今回のメールは、実際にそのCMを見た人たちからのものなので、憶測とか想像じゃなくて、極めて正確なご意見なんだと思う。だけど、びぃさん、Crestさん、名誉白人さんが「自分の感想」としてご意見を寄せてくださったのに対して、dandongさんの表現には「関西の人はみんな」というニュアンスが感じられる。あたしは、いつも言ってるように、人の感性は人それぞれだから、おんなじ地域に住んでる人にも、いろんな人がいると思う。実際、次のようなメールも何通か届いてる。


名前:ゆっきー
コメント:きっこさんはじめまして。父の影響で日記を拝見しています。私は兵庫出身で大阪在住のまさに関西人ですが、東京スター銀行の「完済人になろう」っていうCMは関西圏でも流れてますよ…。JRの車内吊り広告でも見たことあります。やっぱり気分はよくないです。ああいうCMや消費者金融のCMは元々嫌いなので、できるだけ見ないようにしてます。


お名前:ことり
コメント:こんにちは。いつも拝読しております。関西在住の40代の主婦です。きっこさんの問いかけは、「完済人」という言葉についての感想でしたね。東京スター銀行のCMについては、「まあ、あの銀行はそういう偏見をお持ちなのであろう。」でだいたいが終わります。もちろん取引は未来永劫しないです。あんまりがんがんCMがかかるようだと不愉快になり、そのうち苦情の電話でもしていたかもしれませんが、最近はほとんど見かけませんので・・・。


‥‥ゆっきーさんの場合は、あのCMだけでなく、こうした系統のCM全般が好きじゃないってこともあるようだけど、この人たちのように、不快に感じてる人たちもいる。あとは、「関西人」を「完済人」にカケたことは不快じゃないけど、「笑いにうるさい大阪でこんなつまらないCMを流すことが不愉快」という人もいた。まあ、これは、あたしの疑問で言えば、「怒ってない」のほうに入るだろう。そして、フランク・ザッパに見ると、全体の85%くらいの人たちが「怒ってない」「別に気にしてない」で、残りの15%の人たちが「不快に感じる」「関西に対する偏見を感じる」ってものだった。

もちろん、あたしのとこに届いたメールだけで決めつけることはできないけど、すべてのメールに目を通して、あたしが感じたことは、「関西の人たちはシャレに関しては心が広い」ってことだった。そして、それは、他府県よりもお笑いが発展してる地域だから、「多少のことはお笑いとして流しちゃう」っていう気質があるように感じた。ようするに、「どこまでシャレが通用するか」ってレベルが、他府県よりも高いんじゃないかってことだ。

たとえば、街路樹に隠れてて、見ず知らずの人が道を歩いて来たら、飛び出てその人の頭をピコピコハンマーで叩くとする。東京だったら、こんなことしたら、そうとう高い確率で大騒ぎになる。叫び声をあげられて警察を呼ばれたり、相手が悪ければぶん殴られる。だけど、これとおんなじことを大阪でやったら、ほとんどの相手が「なんでやねん!」って返してくれたりしそうな気がするのだ。ようするに、関西圏、特に大阪の人たちは、「シャレが通じる」って感じがするのだ。だから、東京の感覚のあたしが、「こんなこと言われたらムカつく」って感じた「完済人」のCMに関しても、8割以上の人たちが何とも思ってないんだろう。

‥‥そんなワケで、この件に関しては、ぜんぶで200通以上のメールをいただいたんだけど、そのほとんどが「怒ってない」か「不快だ」のどっちかで、その理由もほとんどおんなじなので、ここまでにする。メールをくださった皆さん、ホントにありがとうございました。で、ここからは、あたしが「東京に来たら標準語を話して欲しい」って言ったことに対するご意見を紹介しようと思う。


お名前:浩一
コメント:きっこの日記拝見いたしました。確かに、東京で堂々と方言を話しているのは、大阪の人間が多いですね。私は大阪生まれ、大学までずっと大阪です。大阪の会社に就職しましたが、三回、関東勤務があり、計11年関東になり、現在、東京に単身赴任中です。しかし、私はいまだに標準語ぽい大阪弁しか話せません。単語を一言発しただけで、イントネーションが違うので、大阪の人間とわかってしまいます。標準語を話さないのは、詰まるところ、標準語を話せないのではと思われます。お笑いの人間が意図的に話しているのはまた別でしょう。小学校・中学校、すべての授業、国語の音読においてさえ、大阪弁のイントネーションで教育されてきました。他の地方出身の方に確認したところ、少なくとも国語の音読は、教師・生徒とも標準語であったと聞きました。教師の大半も大阪の人間なんですから、関東勤務の後、大阪に戻って、子供の授業参観の時にハタと気がついた次第です。大阪に住んでいる人間にとって、標準語は家庭・学校・テレビ含めて、あくまでも東京のテレビの世界なんです。(後略)


お名前:くらげ
コメント:はじめまして。いつも関心を持って拝見させていただいてます。私の主人は関西人です。きっこさんのおっしゃるとおり、東京に住んでいたときでも関西弁を使ってました。私は別にそれが嫌ではないし、彼自身も東京もんなんて言った事もありません。ただ彼の実家の人はよく「東京の人は」っていう言い方をします。別に悪気があるわけではないけど、いちいち言ってくるので何を対抗してるのかなと思っています。彼に聞いてみると、結局東京と言う土地に憧れとひがみを持っているのだと言ってました。どんなに対抗しても日本の中心は東京と言う事実は変えられないからだそうです。本人たちはそんなことない!関西が一番やって言うかもしれませんが、所詮はその程度の問題ではないでしょうか?私は現在海外に住んでいますが、まあ関西やら関東やらなんて問題、どうでもいいですけどね。世界から見たらちっぽけな点みたいなものですから。いちいちこだわる人を見てると、狭いなあと思ってしまいます。(後略)


お名前:mitsu
コメント:きっこさん こんにちは。いつも楽しく日記を読ませてもらっています。8/27の日記に書かれているのは、おそらく大阪人のことやと思います。私も関西人ですけれど、京都人です。同じ関西圏でも、京都人や神戸人は、大阪人とちょっと違います。「恥」というものを知っていますし、「誇り」も持っています。東京から見ると、大阪も京都も神戸も区別がつかずに、十把一絡げで関西になるのでしょうけど。近畿や上方でくくるとそれほどでもないのに、関西でくくると=大阪になってしまい、とたんに下品で傍若無人になります。困ったものです。同じ関西人として苦々しく思っています。「大阪のオバチャン」と言えば、図々しくてやかましいくてケバイ代名詞ですよね。思うに、大阪人の傲慢さは、戦後の東京に対する劣等感の裏返しなのだと思います。「関西」ではなく「上方」と言われていた頃の大阪には、西鶴を生んだ文化の誇りがありました。経済的にも自信に溢れていました。それが戦後、文化も経済も東京に一極集中して誇りを失い、後に残ったものがタコヤキ、吉本、大阪弁(関西弁)だけだったのでしょうね。横山ノックや橋本徹なんかを知事にしている限り、アホな大阪人の傍若無人は続いていくと思っています。


お名前:そらやん
コメント:きっこさん、初めまして。いつも楽しませていただいております。さて「郷に入れば郷に従え」ですが、関西出身・上京4年目の私にとって、かなり興味深い内容でした。「郷に入れば郷に従え」の精神、関西人でも持ち合わせておりますよ。例えば、私の場合。上京してすぐの頃は、自分のイントネーションが耳障りで辛く他人と話そうとしても声が出せない、言葉が出ないストレスに苦しみました。もっと哀しかったのは、きっこさんのように「関西弁嫌い」が多い事でした。特に世代が上になればなるほど、ヤクザ言葉の印象が強いのでしょうね。うっかり出てしまう標準語じゃないイントネーションに睨まれる事も多々でした。4年経って、ほぼ完全に(関西弁嫌いの方にお叱りを受けない程度に)標準語と関西弁を使い分けられるようになった今となっては、懐かしい思い出ですが。(後略)


‥‥そらやんさんは、あたしが「関西弁嫌い」だと思ってるみたいだけど、あたしは別に嫌いな方言なんかない。もちろん、多くの人がそうであるように、あの八百長亀田のオヤジのような話し方を聞けば不快に感じるけど、女の子の大阪弁はとっても可愛いと思っているし、艶っぽい京都弁には憧れてる。あたしが嫌いなのは、明石家さんまや久本雅美のような下品な話し方や、島田紳助やキム兄やんのようなヤクザのような話し方であって、彼らとおんなじ地域の方言でも、普通に話してる多くの人たちには、別に不快感は覚えない。だから、標準語を使ってても、石原良純のような下品な話し方は大っ嫌いだ。ようするに、どこの言葉が嫌いだとか、標準語なら何でもいいってワケじゃなくて、その人その人のしゃべり方のタイプによって、好き嫌いがあるってだけだ。

ただ、仕事上の会話になった場合に、「そうでっか?」って言われちゃうと、あたしには、これがタメグチのように聞こえちゃう。言ってる人は、たぶん、「そうですか?」って気持ちで言ってるんだと思うけど、関西圏で生活したことのないあたしには、こうした関西弁のニュアンスが分からない。たとえば、「そんなことないやろ?」と「そんなことないですやろ?」の違いも、あたしには分からない。この2つを比べると、前者がタメグチで、後者が敬語っぽい感じなのかもしれないと思うけど、関西弁のニュアンスが分からないあたしには、語尾に「やろ」なんて乱暴に感じる言葉がついてる時点で、どっちもがタメグチに聞こえちゃう。

これは、あたしだけの特殊な感覚じゃなくて、標準語しか話せない東京の人間にしてみたら、多くの人たちが感じてることだと思う。だから、あたしは、東京に来て、東京の人間を相手にお仕事をするのなら、「郷に入れば郷に従え」で、他府県の人たちがそうしてるように、関西の人たちにも標準語を使って欲しいって言ってるワケだ。だけど、ちゃんとそうしてくれてる人もいるみたいだ。


お名前:みどり
コメント: きっこさん、はじめまして。いつも日記を楽しみにしております。私は大阪出身です。18歳から3年ほど東京に住み、現在は●●で仕事をしております。もちろん大阪の家族や友人と話すときは大阪弁ですが、普段は全く話しません。小学校高学年になると、学校の先生や近所のおばさんなど目上の方には敬語で話すようになりました。特に親に注意されたわけではなく、周囲の大人を見ていて自然とそうするようになりました。特別なことではなく、常識ですよね。東京に住んでいた時に私がおかしいと思ったのは、「大阪出身です」と話すと決まりきったように「関西弁が出てこないよね」と言われたことです。(現にところかまわず関西弁を使い続ける人間がいるのでしょうが)「仕事してんねんから当たり前やろ」と思いつつ、「東京に来てから出てこなくなったんです」と言っておりました。これは本当で、周囲が標準語で話していると時々イントネーションがおかしくなることはありますが、言葉は意識せずとも相手に合わせるものだと思います。テレビに出てくる吉本のタレントや久本雅美はわざとらしく、大阪に対する先入観をそのまま演じているみたいでウンザリします。あのような下品な人間に自分が大阪の代表みたいな顔をして、大阪のことは何でも知っているみたいな物言いをされると恥ずかしくて見ていられません。(中略)どの地域でも特有の文化があると思いますが、私は大阪が好きです。江戸時代の上方文化や街の変遷などの本を読むと、ただ歩くだけでも興味が尽きません。漫才も子供の頃は夢路いとし喜味こいしが大好きでした。いとしさんのとぼけた様子は、今思い出してもほっと温かい気持ちになります。大阪の文化はもっと多面的であるはずなのに、ある部分だけが誇張されて、世間に浸透していると思うと残念でなりません。(後略)


‥‥あたしが、昨日の日記で言いたかったことは、「言語はコミュニケーションの道具である」→「おんなじニポン語でも方言では伝わらないことも多い」→「特に細かいニュアンスについては理解されないことが多い」→「だから『郷に入れば郷に従え』で東京に来たら標準語を使って欲しい」ってことだ。そして、他府県の人たちはみんなそうしてるのに、どうして関西の人だけが東京に来ても関西弁を使い続ける人が多いのか?ってことを疑問視したワケだ。

で、この疑問については、浩一さんの「詰まるところ、標準語を話せないのでは」という見解や、浩一さんの見解を裏付けるような、そらやんさんの「話そうとしても声が出せない、言葉が出ないストレスに苦しみました」という体験談もあった。また、これらとは別の視点から、mitsuさんの「東京に対する劣等感の裏返し」とか、くらげさんのダンナさんの「東京と言う土地に憧れとひがみを持っている」って見解もあった。そして、これらの見解を裏付けるようなメールも届いてる。


お名前:シンジ
コメント:初めましてきっこさん。携帯からですが、いつも“きっこの日記”を楽しく読ませてもらっている大学生のシンジと申します。今日の“郷に入れば郷に従え”を読んで関西の人ではないけど同じ思いがありメールをさせてもらいました。僕は東京にある大学に通っているのですが、そこには様々な地方から来た学生がいて、だいたいが地方なまりも入ってるけど標準語で話そうとしています。しかし、関西から来た学生だけは関西の言葉や習慣を東京にあわさない傾向が強いです。それどころか“東京の人は関西弁に憧れてる”とか“下手な関西弁を使って気持ち悪い”など色々な事を言う人も少なくないですね。そしてマクドナルドの件ですが、当然ながら“マクド”と言います。マックの商品名は“ビッグマック”“マックシェイク”などなど、わざわざマック側から商品名に“マック”と名づけているのに…。(後略)


‥‥ようするに、関西圏から上京して来た人でも、努力して標準語を話すようにしてる人もいれば、アジのヒラキナオリで関西弁を通す人もいれば、その折衷案で上手に泳いでる人もいるってワケで、やっぱり人それぞれなんだと思う。ただ、他府県には、アジのヒラキナオリで方言を通す人がほとんどいないから、関西の人たちだけが目立っちゃうんだろう。で、最後に、こんなメールを紹介する。


お名前:こっこ
コメント:こんにちは、きっこさん。日記を拝見しました。私は関西に住んでいて完済人のCMも見ています。CMを見た感想ですが、特になかったです。強いて言えば「ふーん」というものです。ということから関西人と完済人との繋がりから怒りを覚えることはないです。ただ人によっては「うまいこと言って」と笑うかもしれません。私個人の感想ですが、怒りを覚えたのは仕事場で出会った男性から、関西人すべてを判断するかのような日記の内容です。郷に入れば郷に従えはそのとおりだし、人と話す以上は他者を不快な気分にさせないというのは関西人であろうと関東人であろうと同じです。日記の後半でとってつけたように関西人全部がそうではないと書いていらっしゃいますが、冒頭では非常にアホにされた感覚で憤りを覚えます。関西では親しみをこめたアホと、悪意と侮蔑をこめたアホとがあり、ニュアンスで伝わります。おそらく関東でもそうでしょう。ところで、関西人はアメリカやイギリスでも関西弁を使っていますよ。私は英語と関西弁を使っていました。またアメリカ人やイギリス人も、日本語を勉強しないで日本に来ているし、どっちもどっちでしょう。それにそんな細かいこと気になりません。


‥‥こっこさんは憤慨してるみたいだけど、「日記の後半でとってつけたように関西人全部がそうではないと書いていらっしゃいますが、冒頭では非常にアホにされた感覚で憤りを覚えます」って書いてるので、昨日の日記の冒頭の部分を読み返してみた。でも、「関西の人だけは東京に上京して来ても関西弁を使い続けてる人が多い」っていう事実を書いてるだけで、別にどこにも関西の人をバカにしたようなことは書いてない。だから、きっと、あたしが無礼なアシスタントの言動に対して、それが「東京に上京して来ても関西弁を使い続けることの延長線上の出来事」として書いたことが気に障ったんだと思う。

だけど、大学生のシンジさんのメールにもあるように、東京の大学に入学して東京で生活するようになったのに、まるで東京の言語や文化を小バカにしたような言動を繰り返したり、ヤタラと敵意をむき出しにしてる関西人も多いことは事実だ。あたしがムカついたアシスタントの子も、この学生たちと似たような感覚なんだと思う。だからって、あたしは、関西の人たちがすべてこんな人たちだとは思ってない。

‥‥そんなワケで、こっこさんには、あたしの言いたかったことが伝わらなかったみたいだけど、あたしが1人のアシスタントにムカついたのは、彼が「関西人」だったからじゃなくて、あくまでも「無礼」だったからだ。どこの出身者でも、それはおんなじだ。そして、今回、この無礼なアシスタントに代わって、関西の人たちから、あたしに謝って来たメールがたくさんあったので、逆に恐縮しちゃったくらいだ。見ず知らずの人のことなのに、自分と同郷の者が他の土地で無礼なことをしたからって、自分が代わりに謝って来るなんて、なかなかできることじゃないと思う。で、あまりにもたくさんのメールが届いてるので、この話題は、続編があるかもしれないと思う今日この頃なのだ。


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