敦賀原発でまた事故
「敦賀原発でまた事故」(世田谷通信)
16日午前11時45分頃、敦賀原発(福井県敦賀市)2号機の高圧タービンの配管付近から高温の蒸気が漏れる事故が起こり、点検のために手動で原子炉を停止した。原電は「環境に影響はない」というお決まりのコメントを出しているが、敦賀原発2号機では、蒸気発生器の溶接部に強度に影響する亀裂が見つかったり、今年7月にも給水ポンプの弁が開かなくなるという事故が起こっている。また敦賀原発1号機では、3年前にも起こったポンプからの水漏れと油漏れの事故が、今年8月から9月にかけて同一の場所で再発している。今月4日には、高速増殖炉もんじゅと敦賀2号機で計3件の内規違反があったとして、原子力安全・保安院より改善を求められていた。何度も繰り返される事故と、そのたびに出される「環境に影響はない」というコメントに、地域住民の間からは不安と不信の声が上がっている。(2008年9月17日)
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