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2008.09.20

今度は小中学校の給食に汚染米

「今度は小中学校の給食に汚染米」(世田谷通信)

「浅井」から転売された汚染米が中学校の給食に使用されていたことが分かったばかりだが、今度は「島田化学工業」の汚染米を原料にした米粉でんぷんが愛知県内の小中学校の給食に使用されていたことが分かった。愛知県教育委員会によると、愛知県内の小中学校に給食を提供している財団法人「愛知県学校給食会」(豊明市)が、東京都目黒区の食品加工会社「すぐる食品」から仕入れていた冷凍オムレツに「島田化学工業」の米粉でんぷんが使用されていたという。このオムレツは、2003年からの5年間に合計45万食以上が愛知県内の37市町村の数百の小中学校に提供されつづけてきた。「島田化学工業」の製造担当責任者である青柳芳喜製造部長は、当初は「製造時にカビは除去できる」と言っていたが、19日、それまでの説明を一転して「米でんぷんに加工後もカビは残る」と、今まで出荷してきた米でんぷんにカビが残留していた可能性を認めた。関係者によると、国内で米粉でんぷんを製造しているのは「島田化学工業」だけであり、全国の給食用総菜会社だけでなく、大手製パン会社や大手菓子メーカーなどもジャムやクリームの副原料として長年「島田化学工業」の米粉でんぷんを使用しつづけているので、被害はさらに広まるものと思われる。(2008年9月20日)


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