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2008.10.27

麻生首相が問題発言

「麻生首相が問題発言」(世田谷通信)

26日、東京秋葉原で、首相就任以来、初の街頭演説を行なった麻生太郎首相は、派遣社員などの非正規雇用者は「食いっぱぐれしそうな顔」をしており、女性からは結婚の対象として見てもらえないとの問題発言をした。麻生首相は演説の中盤で、正規社員と非正規社員の問題に触れたおりに、「やっぱり女性が結婚する相手が(非正規社員で)食いっぱぐれしそうな顔をしていると、なかなか結婚したくないよ。女性にも選ぶ権利がある。当然のこととして、稼ぎが悪そうな(非正規社員)より、稼ぎがいい(正規社員の)ほうがいいに決まってる」と発言した。誰も好きこのんで非正規社員をやっているわけではなく、政府が雇用格差を生むような政策を続けて来たことが原因であることを踏まえると、極めて無責任な上に、安い賃金で正規雇用者と同じ労働を余儀なくされている非正規雇用者を侮辱した問題発言だといえよう。(2008年10月27日)


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