サンクス!モニカ!
毎日、いつもと変わらずに「きっこの日記」を更新してるけど、実は、オトトイまで、お仕事で金沢に行ってた。もちろん、神奈川県の三浦半島の金沢八景じゃなくて、石川県の金沢だ。兼六園のある金沢だ。金沢城のある金沢だ。ニポン海のある金沢だ。つまり、オトトイまでの数日間の日記は、金沢から発信してたってワケだ。だから、ホントなら金沢でのことを書きたかったんだけど、ずっとお仕事だったので、コレと言って書くこともなかった。ホテルに戻れば、コンビニで買って来たお酒を飲みながら日記を書いて、どこにも行かずに寝てた。
お仕事では兼六園にも行ったんだけど、プライベートの時間はぜんぜんなかったし、1日だけ早めに撮影が終わった日があったんだけど、あたしはパチンコを打ちに行って、夜はスタイリストとアシスタントと3人でカラオケに行った。せっかく金沢に行ったのに、パチンコ&カラオケだなんて、あまりにも芸がない。でも、今は、ゼイタクなお料理を食べに行ってお金を使う余裕なんかないし、空いた時間があれば、なるべくパチンコを打って、少しでもお金を稼ぐことのほうが重要だから、板しかない‥‥じゃなくて、いたしかたない。
それで、あたしは、金沢の駅の周辺をウロウロしたんだけど、アベシンゾーと癒着してる「アパホテル」があったり、ナンミョーの資金源の「BOOK OFF」があったりで、この街もナンミョーと自民党に牛耳られてるのかと思ったら、ホントに悲しい気持ちになったし、「1日も早い政権交代を実現させなくちゃ!」って思いがますます強くなった。
そんなこんなで、金沢ってパチンコが流行ってるのか、金沢駅の周辺には、大きなパチンコ屋さんが何件もあった。それで、あたしは、順番に中を覗きながら街を徘徊してたら、その時、目の前にサンゼンと輝く「大将軍」の文字が! ナナナナナント! 金沢には「大将軍」て名前のパチンコ屋さんがあったのだ! まさか、北朝鮮の大将軍様がオーナーってワケじゃないだろうけど、この名前なら相手にとって不足なし!‥‥ってことで、あたしのピンヒールが、「大将軍」の自動ドアをあけた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、あたしは、広い店内を一周して、何を打とうか見て回ったんだけど、あたしの琴線にピキーン!って触れたのが、「暴れん坊将軍 3」だった。ホントは、店名が「大将軍」だったから、単なる語呂合わせなんだけど、前回の「暴れん坊将軍 2」がイマイチだったから、ヒソカに新作に期待してたってこともある。で、ちょうど1つ台が空いたとこだったので、とりあえず打ってみることにした。波があったけど、500円で平均10回前後は回ったから、そんなには悪くない。
それで、あたしの右隣りのおばさんが1箱出してて、左隣りのおじさんがまだ出してなかったんだけど、打ち始めてしばらくしたら、その左隣りのおじさんが、ヤタラとちょっかいを出して来た。派手な予告や疑似連が出るたびに、「あっそれは来ないな」とか、「もう1回続かないとダメだな」とか、親切心からなんだろうけど、いちいち何か言って来る。あたしは、「自分の台に集中しなさいよ!」って心の中で言いながらも、笑顔で対応してた。
だけど、あたしがニコニコと対応してたのが悪かったみたいで、そのおじさんは、どんどんあたしのほうに身を乗り出すようになって来た。言葉だけで何か言うならいいんだけど、自分の台を左手で打って、右手であたしの台の盤面を指さして、「この予告は絶対に来ないよ」とか「ここが青く光らないとダメなんだよ」とかって言うし、何度もあたしの肩を叩くから、もう、「親切」ってよりも「セクハラ」に近い(笑)
だけど、そのおじさんは、まったく悪気はないワケだから、あんまりジャケンにしたらかわいそうだし、あたしは、笑顔でテキトーに「はいはい」って言いながら、自分の台に集中して、どんな予告の組み合わせが熱いのかを研究してた。そんなこんなで、5500円目の130回転くらいで、「火消しモード」中に「水だ!水もってこい!」っていうセリフからの疑似連が4回続いて、実写の暴れん坊将軍が悪いやつを斬って、最初の大当たりになった。そして、数字はノーマルだったんだけど、ラウンドの前の再抽選で、一度はノーマル数字で止まったのに、刀の役モノが「ピキーン!」て「ミネ返し」をして、確変に昇格した♪
それで、あたしは、ホッとしたと同時に、「あとから来たあたしのほうが先に当たりを引いたから、これで隣りのおじさんも少しは静かになるかな」って思った。ちょっと意地悪な意識だけど、自分が逆の立場だったらそう思うから、こんなふうに思ったのだ。だけど、そのおじさんは、ホントにいい人だったみたいで、あとから来たあたしのほうが先に当てたのに、満面の笑みで「やったね!」って言ってくれて、まるで自分のことのように喜んでくれたのだ。あたしは、なんだか、自分の心の狭さを反省させられた。
だけど、あたしがリトル反省したのもトコノマ、そのおじさんは、ニコニコ笑いながら、あたしの台のほうまで腕を伸ばして来て、玉を抜くボタンを押そうとしたのだ。それも、上皿のプッシュボタンの右にある、上皿の玉をスルーさせるほうのボタンを押そうとしたのだ。ワザとじゃないと思うけど、おじさんのヒジがあたしの胸に当たってるし、ここまで来ると、やっぱり「親切」じゃなくて「セクハラ」に近い。それで、あたしは、笑顔で「どうもありがとうございます」って言いつつ、おじさんの腕をナニゲに押し戻して、下にある直で玉を落とすほうのボタンを自分で押して、ドル箱に玉を落とし始めた。そしたら、そのおじさんは、「違う!違う!」って言って、さっき自分が押そうとした、上皿のほうのボタンを指さしたのだ。
ここで、パチンコをしない人のために説明しとくと、今のパチンコ台には、大当たりした時にどんどん出て来る玉を下のドル箱へと落とすためのボタンと、上皿の玉をすべて抜くためのボタンとがある。で、今みたいに大当たりしてる時は、玉を打ちながら抜くために、前者のボタンを押す。こうすれば、大量に玉を抜きながらも、打つぶんの玉だけは補充され続けるから、玉は打ちっぱなしになる。だから、右手はハンドルを握ったまま、左手の指で時々このボタンを押して玉を落として、オーバーフローしないように調整してればいい。そして、このボタンを押さずに打ち続けてると、台の中のパイプに玉がオーバーフローしちゃって、お姉さんの声とかで「玉を抜いてください。玉を抜いてください」って言われちゃうのだ。
だけど、そのおじさんは、あたしが押してる下のボタンを指さして、「違う!違う!」って言ってから、最初に押そうとした上皿のボタンを指さすのだ。あたしは、意味が分からずに、とりあえず、「郷に入れば郷に従え」の精神で、そのおじさんの指示に従って、上皿のボタンを押してみた。そしたら、そのおじさんは、これまた満面の笑みで、「うんうん!」って首をタテに振った。だから、あたしは、意味が分かんないまま、上皿のボタンで玉を抜いてたんだけど、こっちのボタンだと、上皿の玉がぜんぶ落ちちゃうので、打ち出しができなくなる。その上、玉の落ちるスピードが遅いから、ずっとボタンを押してないと、すぐにお姉さんの声で「玉を抜いてください。玉を抜いてください」って言われちゃう。
ちょっと玉を抜いたら、すぐに何発かの玉を打ち出し用にスルーさせて、またちょっと抜いたら、またすぐに何発かの玉を打ち出し用にスルーさせてって、ものすごく大変で、大当たり中だっていうのに、タバコを吸うヒマもない。それなのに、おじさんのほうを見ると、「そうそう!」って感じで首をタテにふって、ニコニコしてる。だけど、こんな打ち方をしてたら、手前に流し打ちしてアタッカーに1~2発多く入れるってワザも使えないし、ちょっと休むと「玉を抜いてください。玉を抜いてください」って言われちゃうし、もうイライラが頂点。
あたしは、何でこんなにメンドクサイことをしなきゃなんないのか意味が分かんなくて、おじさんのほうを向いて、下のボタンを指さして、「こっちのボタンじゃダメなんですか?」って聞いてみたんだけど、おじさんはニコニコしながら、上皿のボタンを指さすだけだった。それで、あたしは、「もしかしたら金沢のパチンコ屋さんはこうしなきゃいけないルールなのかも?」って思ったり、「もしもそうだとしても、その意味が分かんない」って思ったりしながら、2箱目までは、その方式で玉を抜いてた。
それで、あたしのイライラが頂点を通り越したころに、右隣りのおばさんが大当たりしたから、ナニゲにおばさんの手元を見たら、普通に下のボタンで玉を抜き始めた。それで、あたしは、「なんじゃこりゃ~!」って思って、3箱目からは、普通に下のボタンを押して、玉を抜き始めた。これで、ものすごくラクになったし、タバコも吸えるようになった。だけど、おじさんのほうをチラッと見たら、すごく悲しそうな顔をしてた。それで、あたしは何も悪くないのに、何となく気まずい感じになっちゃったから、なるべくおじさんのほうを見ないようにして、打ち続けてた。
‥‥そんなワケで、そのおじさんは、自分の台に500円ぶんの玉を出してキープしてから、どこかに行っちゃった。それで、あたしは、しばらくしてから缶コーヒーを買いに行ったんだけど、自販機のとこに、そのおじさんがいた。あたしは、ここなら静かだから話ができると思って、「何で下のボタンを押して玉を落としちゃダメなのか」ってことを聞いてみた。そしたら、あまりにも予想外な答えが返って来たのだ。
そのおじさんが言うには、あたしの打ってた台は、下のボタンを押して玉を落とすと連チャンがストップするんだけど、上皿のボタンで玉を落とせば、最低でも10連チャンするって力説したのだ。今まで、数々のオカルトやジンクスを聞いて来たけど、これほどバカバカしいものは初めてで、あたしは、その場にヘタリ込みたくなるほど脱力しちゃった。
それで、あたしが戻って続きを打ってたら、そのおじさんも戻って来て、自分の台を打ち始めた。あたしは確変中だったので、またすぐに当たって、7連チャンまで続き、1箱飲まれたとこでやめた。そしたら、そのおじさん、「ね?こっちのボタンを押さなかったから連チャンが終わったんだよ」とかって言い出した。あたしは、「今度来た時はこっちのボタンを押しますね」って言ったら、そのおじさん、満面の笑みで、「うんうん!」って首をタテに振ってた。
‥‥そんなワケで、変なおじさんのオカゲで、面白かったことは面白かったけど、その何倍も疲れちゃった。何とか2万円ちょい勝つことができたから良かったけど、もしも負けてたら、シャレにもなんないとこだった。そのセイもあって、このあとのカラオケでは爆発しちゃったよ(笑)
で、カンジンの「暴れん坊将軍 3」だけど、前回に比べたらずいぶん面白くなってて、バランスもまあまあ良かった。ただ、松平健が嫌いなあたしとしては、根本的な問題として長時間打つのがつらい。それで、何とか楽しめる部分を探しながら打ってたら、いろんは場面で登場するお姫様が、何度も見てるうちに、ナニゲに児島玲子ちゃんに似た美女だってことに気づいた。それで、お姫様が登場するたびにウットリと見てたら、ぜんぜん当たらないお姫様リーチも、それなりに楽しめるようになった。
それで、あたしは、このお姫様のことが好きになっちゃって、東京に帰って来てから、このお姫様が何ていう女優さんなのか調べてみることにした。とにかく、あたしは、松平健のヘタクソな演技が嫌いだし、何の役をやらせても変化のない棒読みのセリフも嫌いだし、テレビの「暴れん坊将軍」はほとんど観たことないから、何にも分からない。それで、まずは、メーカーの藤商事のサイトを見てみたんだけど、キャストに関しては何も書かれてなかった。それで、テレビの「暴れん坊将軍」について、フランク・ザッパに調べてみたら、ナナナナナント! ものすごくたくさん作られてて、12シリーズもあることが分かった。
だから、今回の「暴れん坊将軍 3」ってパチンコ台が、どのシリーズを元にして作られてるのかが分かれば、このお姫様の名前も分かるってワケだ。それで、あたしは、どのシリーズなのかを調べるために、パチンコを打った上で覚えてるヒントになりそうなことを箇条書きにしてみた。
1.「め組」の頭が「英五郎」って名前で、北島三郎じゃなくて松村雄基がやってた。
2.「じい」の役が船越栄二じゃなくて名古屋章だった。
3.連チャンすると大当たり画面が、1話、2話、3話って進んでくんだけど、その時に出る各話のタイトルが、1話が「ナントカ炎の生還」、2話が「ナントカ消えた少女」、3話が「ナントカ決死の脱出」とかって感じだった。
ちなみに、「め組」の頭と「じい」の役に関しては、しばらく前にテレビ朝日で「ちい散歩」を観てたら、そのあとに「暴れん坊将軍」の再放送が始まって、ナニゲに見てたら、その時は、北島三郎が「め組」の頭をやってて、船越栄二が「じい」をやってた。だけど、このパチンコでは、それぞれの役を松村雄基と名古屋章がやってたのだ。だから、この辺りがポイントになるだろうと思って調べてみたら、最初のころは北島三郎と船越栄二がやってたんだけど、途中から松村雄基と名古屋章に代わったってことが分かった。でも、まだどのシリーズなのかが特定できないから、今度は、該当するシリーズの最初の3話のタイトルを調べてみた。そしたら、「暴れん坊将軍 XI」ってのが、次のタイトルだった。
1話「吉宗、炎の生還」
2話「御用金襲撃!め組から消えた少女」
3話「め組消滅の危機!猛火から決死の大脱出」
これで、今回のパチンコ、「暴れん坊将軍 3」が、この「暴れん坊将軍 XI」を元にして作られてるってことが、ほぼ間違いなくなった。だけど、「暴れん坊将軍 XI」について調べてみたら、「め組」の頭の「英五郎」は松村雄基だし、「じい」も名古屋章なのに、カンジンのお姫様のキャスティングが書かれてないのだ。他のシリーズのデータも見てみたんだけど、ここには、毎回登場するレギュラー陣のキャスティングしか書いてなくて、タマにしか出ないお姫様については、まったく触れてなかったのだ。
あたしは、いくつものサイトを見てみたんだけど、この「暴れん坊将軍 XI」に限らず、どのシリーズも、お姫様に関しては、まるで申し合わせたみたいに何も書かれてなかった。それで、ここまでに、すでに1時間くらい使っちゃったあたしは、もう時間もなくなったから、他力本願にすることにした。ミクシーの日記にコトのあらましを書いて、そのお姫様の画像を貼って、「マイミクの皆さん、この女優さんの名前を知ってますか?」って書いた。そしたら、親切なマイミクの1人が、すぐに次の記事を探し出してくれた。このパチンコ台のプレス発表会の時の記事で、あたしの探してたお姫様も出てた。
http://www.pachinko-club.com/gallery/kisyu.php?mo=3&id=605921
そして、「高野萌丹花(たかのもにか)さんという方らしいです」って書いてくれたから、あたしは、すぐに、「サンクス!サンクス!サンクス!サンクス!←モニカだけに(笑)」って、感謝のレスをした。それから、この「高野萌丹花」って名前で検索したら、一度も書かずに放置したままのアメブロだとか、ずいぶん前に作ったままのプロフだとかが発掘できたんだけど、どこを探しても「暴れん坊将軍 XI」でのお姫様の役について書かれてなかった。
で、ナニゲに分かってきたんだけど、この高野萌丹花ちゃんは、別に「暴れん坊将軍 XI」に出てたワケじゃなくて、今回のパチンコ台のためだけに、架空のお姫様の役を演じたっぽいのだ。藤商事のサイトを見たら、真ん中に松平健がいて、左後ろに御庭番の2人がいて、右後ろにお姫様がいるポスターみたいな画像があったから、テッキリあたしは正式な出演者だと思ってたけど、そうじゃなかったみたいだ。それなら、いくら調べても出て来ないワケだよね。
‥‥そんなワケで、別に番組に出てなくても、高野萌丹花ちゃんはあたしのタイプなので、これからは応援してこうと思うんだけど、出身が「沖縄」ってことと、元「東京パフォーマンスドール」ってことも分かったから、ますます応援する気が湧いて来た。その上、今、思い出したんだけど、金沢の「大将軍」で「暴れん坊将軍 3」を打ったあと、パチンコ屋さんの向かいにあったコンビニでパンを買ったんだけど、そのコンビニが、確か「サンクス」だったのだ。だから、やっぱり、「サンクス!サンクス!サンクス!サンクス!←モニカだけに(笑)」ってワケで、自分でもよく分かんないオチで申し訳ないと思う今日この頃なのだ。
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