農水省、汚染米転売を黙認
「農水省、汚染米転売を黙認」(世田谷通信)
汚染米転売問題で、農林水産省福岡農政事務所は、昨年2月、「三笠フーズの九州事業所が汚染米500トンを食用米として転売した疑いがある」ということを匿名の内部告発文で知っていながら、三笠フーズには事実関係を聞かず、厚生労働省にも報告していなかったことが判明した。農水省は三笠フーズを「事故米を大量に買ってくれるお得意様」として特別扱いしており、こうした内部告発の文書が再三に渡って届いていたのにもかかわらず、その都度、形だけの立入検査をしただけで「問題なし」として黙認してきたことも分かった。意図的な手抜き調査が行なわれていたということは、農水省が不正転売の事実を知りながら汚染米を売却し続けていたということであり、ますます農水省の責任が問われることになる。(2008年10月1日)
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