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2008.11.07

600円の幸せ

こないだ、上半身から腰にかけて原因不明の痛みに襲われてる‥‥ってことを書いたら、たくさんの人がお見舞いのメールをくださった。


ハセッチさん、豊美さん、卓さん、由佳さん、アシュラ王さん、ムームーさん、rootsさん、日高さん、かりゆしマンさん、祐子さん、nakkyさん、直美さん、魚心さん、よっちさん、マリコさん、金太郎のパパさん、わかをさん、征夫さん、黒猫ヤマトさん、さむぶろぐさん、コスイネンさん、和之さん、robinさん、しぐれさん、奈央さん、たかしさん、京都のいなかの教会の隣に住む者さん、リリスさん、千佳子さん、Juddyさん、ジュードー小林さん、健治さん、熊本の實さん、それから、石川喬司先生、アースシェイカーのSharaさん、本当にありがとうございました♪


ただ、あたしの書き方が抽象的っぽかったからだと思うけど、ある人は「できるだけ温めたほうがいいですよ」、ある人は「温めたらダメです。冷やしてください」、ある人は「動かしたら悪くなります。サラシの布などで固定したほうがよいでしょう」、ある人は「ストレッチをしてみたらどうですか」、ある人は「きっと過労でしょう。2~3日お休みしてみては」、ある人は「大変な病気かもしれません。すぐに病院に行くべきです」、ある人は「お酒の飲み過ぎで肝臓が悪くなってるのかもしれませんね」‥‥って感じだったので、皆さんのご厚意に感謝して、あたしは、右半身を温めつつ、左半身を冷やしつつ、上半身を固定しつつ、下半身をストレッチしつつ、2~3日お休みした気分になりつつ、病院に行った気分になりつつ、肝臓のためにアサリを食べてみることにした。

それで、いつものスーパーに欽ちゃん走りしようと思ったんだけど、それはムリだから、普通に歩いてった。そしたら、いかにも「北朝鮮→中国→九州」ってルートで密輸されたみたいなアサリが「国産」のシールを貼られて売られてて、1パック200g以上も入ってて200円だったから、それを買うことにした。他には、98円のシメジを買って、あと、ニンニクが欲しかったんだけど、安全な青森産のは1個158円で、怪しい中国産のは3個80円だった。それで、しばらく悩んだんだけど、ここはキヨミズの舞台の上で小室哲哉の楽曲を806曲、メドレーで歌ったつもりになって、青森産のニンニクを買ってみた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、単なるゼイタクなら高い食材なんか買わないんだけど、今回は「体の痛みを治す」って意味とか、「タマには高級なものを食べて栄養を補給する」って意味も含めて、たった1品に456円もの大金を注ぎ込んでみたってワケだ。そして、実はここだけの話、念のためにアイスのコーナーを覗いてみたら、ずっと食べてみたくて、高いからガマンしてた「雪見だいふく」の「きな粉黒みつ」が、125円になってたから、これも買っちゃった。

春に出た「抹茶黒みつ」は、158円ていう法外な値段に手も足も出なくて、結局、一度も食べることができなかったけど、今回の「きな粉黒みつ」だけは、絶対に一度は食べてみたかった。それで、125円でも高いとは思うんだけど、それでも30円は安くなってるってことと、1個158円もする青森産のニンニクをカゴに入れて金銭感覚がマヒしてたから、イキオイで買っちゃったのだ。だから、合計で600円近くも使っちゃったワケで、いつもなら、この600円が、12匹で100円のメザシを3パックと、3個で98円の納豆を1つと、半分で200円の東京タクアンを1つ‥‥って感じだから、12食ぶんくらいの食費ってことになる。それなのに、おんなじ金額で、たった1品とアイスだなんて、あまりにもゼイタク三昧だ。

だって、これは、いつも1食に1000円くらい使ってる人が、1食に1万2000円使うのとおんなじ比率だからだ。あたしの場合、1食のオカズは30円から50円くらいで、それにご飯とお味噌汁をつけて合計で100円前後に収まるようにしてるから、そんなあたしが、たった1品とデザートに600円も使うなんて、まるで「とてつもない金持ちに生まれた」って自負してるフロッピー麻生にでもなったような気分がした。

で、セレブ気分のあたしは、アサリを洗って、シメジの下のとこを切ってバラバラにして、フライパンに入れた。それから、ニンニクを2粒、細かく刻んでパラパラと入れてから、業務用の白ワインをテキトーに入れて、お塩をパラリ、荒挽き黒コショウをパラパラ、お醤油をテテテッて垂らして、火をつけた。そして、沸騰して来たら、弱火にしてフタをした。これで、2~3分くらいほっとけば、自動的に出来上がるってスンポ―だ。何がって? そりゃあ、セレブにピッタリのお料理、「アサリのワイン蒸し」だ。

‥‥そんなワケで、安モノのアサリだったから、思ったより身が小さかったんだけど、そのぶん、全体量を増やすためのシメジを入れといたから、量としてもバッチリだった。1つのアサリに目をつけたら、そのアサリの身の上にニンニクのカケラを1個か2個乗せて、バランスよくシメジも乗せる。そして、アサリの身がついてないほうの殻をお箸で持って、身のついてる部分でスープをすくって、一気に口の中へ。そして、上の前歯でアサリの身を取りながら、シメジとスープとニンニクと一緒に食べると、お口の中がパラダイス♪

あたしは、最初は焼酎の緑茶割りを飲んでたんだけど、あまりにも「アサリのワイン蒸し」が美味しかったから、すぐに焼酎のロックに切り替えちゃって、気がついたら、1.8リットルの紙パックに3割くらい残ってた焼酎をぜんぶ飲んじゃってた。それで、あたしは、ふと考えた。あたしって、何で「アサリのワイン蒸し」を作ったんだっけ?‥‥ってワケで、「体が痛いのはお酒の飲み過ぎで肝臓が悪くなってるからかもしれない」→「肝臓のためにアサリを食べよう」→「アサリが美味しいからお酒が進む」って、これこそが、天下無敵で本家本元の本末転倒だ(笑)

だけど、久しぶりに美味しいものを食べて、久しぶりに酔うほどお酒を飲んで、次の日に食べた「雪見だいふく」の「きな粉黒みつ」も想像してた通りに美味しかったし、あたしは、すごくリフレッシュできた。やっぱり、ふだん質素な食生活を続けてると、タマに食べる高級なお料理が爆発的に美味しく感じるし、それだけで幸せになれる。600円でこれだけ幸せな気分になれるなら、2ヶ月に一度くらい「アサリのワイン蒸しデー」を制定してもバチは当たらないだろう。

そして、カンジンの体のほうも、お風呂で十分に温まって、お湯の中とお風呂上がりに少しずつストレッチをしてたら、何とか痛みもやわらいで来て、体を動かせるようになって来た。だから、もうじき完全復活できると思うので、心配してくださった皆さん、お見舞いのメールをくださった皆さん、改めて、どうもありがとうございました♪

‥‥そんなワケで、しばらく前に、水槽のモーターが壊れた話を書いたあと、いろいろとアドバイスのメールをくださった人もいる。お礼するチャンスがなかったので、ここに書かせてもらうけど、piroAceさん、ファンさん、茶鱒さん、ku2002さん、泉州人さん、いろいろなアドバイスをありがとうございました。動かなくなったモーターは、ちゃんと取ってあるので、皆さんのアドバイスを参考にして、直してみます‥‥って感じの今日この頃なのだ。


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