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2008.11.28

妄想モード突入!

20日の日に、ニュースを見ようと思ってヤフーのポータルサイトにアクセスしたら、右上の宣伝のとこに、綾波レイとか惣流アスカとか葛城ミサトとかのフィギュアの画像が流れて、「フィギュアがナンタラ~」って書いてあった。それで、ナニゲにクリックしてみたら、いろんなアニメのフィギュアの画像が並んでたので順番に眺めてたんだけど、「エヴァンゲリオン」以外は知らないアニメばっかだった。それで、「へ~こんなのもあるんだ~」って思いながら、ず~っと眺めて行ったら、下のほうに「サクラ大戦」て書いてあったから、あたしは「おおっ!」って思って、ついクリックしちゃった。それは、ヤフーオークションの「サクラ大戦」のカテゴリーへのリンクだった。

あたしは、「サクラ大戦」なら、パリとニューヨークのは分かんないけど、ニポンのヤツなら分かるので、知ってるキャラのフィギュアとかグッズとかを順番に眺めて行った。そしたら、あたしの琴線にブルブルと着信しちゃうモノが出品されてたのだ。それは、「光武・改」の7機のセットで、画像を見ると、それぞれの光武に、搭乗者のちっちゃいフィギュアもついてた。それで、説明を読んだら、「箱は大神機以外ありません」「武器パーツは揃ってます」「電池などの交換はしていませんが音は鳴ります」って書いてあった。

あたしは、箱なんかいらないからどうでもいいし、武器がついてるのは画像でも確認できたから良かったんだけど、それより何より、「電池などの交換はしていませんが音は鳴ります」ってとこが気になった。だって、普通のフィギュアだと思ってたのに、電池で音が鳴るなんて、何だかスゴそうだと思った。どんな音が鳴るのかな?「プシュー!」とかいう蒸気の音なのかな?‥‥なんて想像しつつ、あたしは、もうすでに落札した気分でいた。何しろ、「1000円」で出品されてるのに、誰も入札してなかったからだ。

ずっと前に、3000円で出品されてるワンピを見つけて、すごく欲しかったから狙ってたら、シメキリ時間ギリギリになって、何人もの人がドドドド~!って入札合戦を繰り広げて、アッと言う間に手の届かない値段になっちゃったことがあった。だけど、今回は、今どき「サクラ大戦」なんかに興味があるのは世界中であたしくらいだし、さくらだのすみれちゃんだののフィギュアならともかく、ブカッコーな霊子甲冑なんか欲しがる人なんているワケないだろうから、今回はあたしがGETした!‥‥って気分になってた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、皆さんご存知の通り、あたしの1番好きな霊子甲冑は「光武ニ式」だ。何たって、猫の耳みたいに左右2つになった「デュアルインテークシステム」がイイし、このエアインテークのフチやお振袖のフチに入ったゴールドのラインもイイし‥‥って、「お振袖」って言ってる時点で、すでにあたしの頭の中には「すみれ機」のことしかないんだけど、とにかく、あまりにもジミ過ぎる「光武」や「光武・改」、あまりにもハデ過ぎる「神武」や「天武」と比べて、「光武ニ式」はちょうどいい具合なのだ。

もちろん、外観だけじゃなくて、素晴らしいのは、その性能だ。「光武ニ式」は、「光武・改」をベースにした改良型だけど、そこには、巴里華撃団が使用してた「光武F」を紅蘭がチューンした名機、「光武F2」の設計思想が詰まってる。特に素晴らしいのは、格段に向上した機動時間で、通常の戦闘なら10時間、「光武・改」の3倍以上も機動できるのだ‥‥って、こんなこと書いても、誰も興味ないよね?(笑)

ま、そんなことはともかくとして、「今回はあたしがGETした!」って思った理由は、マクラでも書いたように、「今どきサクラ大戦なんかに興味がある人なんかいないだろう」ってことと、「興味があったとしてもアニメヲタクが欲しがるのは女の子のフィギュアだろう」ってことの他にも、何点もあった。それは、「たとえ霊子甲冑が好きな人がいたとしても、これはカッコ悪くて人気のない光武・改だ」ってこととか、「箱は大神機以外ありません」ってことだ。こういうのを欲しがるヲタクってのは、箱がついてないとダメって話だからだ。その上、説明書きの下のほうには、「細かい傷などはあると思いますが宜しくお願い致します」って書いてあった。箱がない上に、細かい傷があるってことは、細かいことにうるさいヲタクは、絶対に欲しがらないだろう。だから、あたしは、「今回はあたしがGETした!」って思ったワケだ。

‥‥そんなワケで、あたしは、「自分のお誕生日に1000円くらいは使ってもいいだろう」って決めて、それからチョコチョコと覗いてたんだけど、翌日の21日になっても、お誕生日の22日になっても、誰も入札してなくて、ずっと1000円のままだった。それで、あたしは、自分の予想が当たってるって確信して、オークションのシメキリの23日を迎えた。そして、シメキリの6時間前になっても、まだ誰も入札してなかったから、あたしは、もう完全に自分が落札した気になってて、落札したあとのことを考え始めてた。

それは、「光武ニ式」を作ることだ。さっき説明したように、この「光武・改」と、あたしの大好きな「光武ニ式」との大きな違いは、頭上のエアインテークの数だ。「光武・改」は真ん中に1個だけど、「光武ニ式」は左右2つになってる。だから、あたしは、この「光武・改」の7機セットを手に入れたら、欲しいのは「すみれ機」だけなんだから、いらない他の機体をバラして、「すみれ機」のエアインテークを2個にして、色も塗り直して、細いゴールドのテープでフチ取りをして、限りなく「光武ニ式」に近い「光武・改」にしようって思ったのだ。

それなのに、嗚呼それなのに、それなのに‥‥って、久しぶりに五七五で嘆いちゃうけど、いつものことながら、シメキリの30分前に「1000円」て入札しようとしたら、どこからともなく何人もの人がドドドド~!って押し寄せて、嵐のような入札合戦を繰り広げちゃって、アッと言う間に10000円を超えちゃって、結局、どっかの誰かが「10050円」で落札しちゃったのだ。あたしも、最悪の場合は、2000円くらいまでなら出す気でいたんだけど、いくら何でも、こんな中古のブカッコーな霊子甲冑のオモチャなんかに、8000円、9000円、10000円‥‥だなんて、お前ら、アラブの石油王なのか?それとも九州のセメント王なのか?‥‥って感じだった。

‥‥そんなワケで、あたしは、毎度のことながら、「いい夢見させてもらったぜ!」ってワケで、これは、「年末ジャンボを買ってから発表までの儚い夢」とおんなじことだ。だから、あたしは、すぐにクルリンパと頭を切り替えて、こう思うことにした。


「よし!ムダづかいをしないで済んだ!」


これは、宝クジを買う時にもおんなじことが言える。宝クジの場合は、たった1枚だけ買う人から、何十万円ぶんも買う人まで、いろいろだけど、年末ジャンボを始めとした「ジャンボ宝クジ」の場合は、通常よりもたくさん買う人が多いそうで、平均すると1人10000円も買ってるそうだ。だけど、ほとんどの人は1割しか戻ってこないから、10000円のうち9000円をドブに捨ててるってワケで、投資額よりも回収額が多い人は、100人のうちたった3人だそうだ。

宝クジは、全員がおんなじ枚数を買うワケじゃないし、連番で買う人、バラで買う人、連番とバラの両方で買う人もいるから、正しい確率の計算はできない。だけど、過去の統計で見ると、投資額よりも1円でも多く回収できた人が100人のうち3人だそうだから、97人は損してることになる。つまり、そんな高望みじゃなくて、10000円が10000円以上になる確率ですら、わずか3%しかないってことになる。そして、1等が当たる確率は、枚数で言うと1000万分の1しかない。10枚買えば100万分の1、100枚買っても10万分の1だ。

だから、あたしは、ジャンボ宝クジがあるたびに、「買ってみようかな?」って思いつつも、結局は買わなくて、その時にいつも「よし!ムダづかいをしないで済んだ!」って思ってる。だって、34%もの確率がある確変突入でさえ、たいして当たらないのに、たった3%がトントン、残りの97%が丸損のギャンブルなんて、サスガのあたしも勝つ自信がないからだ。実際に買い続けてる人たちにしたって、そのほとんどは「どうせ当たらないだろう」って思いつつ買ってるワケだろう。それでも、ナンダカンダ言いながら買っちゃうのは、たとえ1000万分の1の確率でも、「もしかしたら」っていう淡い期待を持つからだ。だからこそ、「宝クジは夢を買うもの」なんて言葉があるワケで、その「夢」ってのは、もちろん、「当選番号が決まる日までのワクワク感」てワケだ。

でも、そのワクワク感を味わいたいだけなら、何も、当たらないことが分かってる宝クジなんかに何千円も払わなくても、ただ単に「もしも宝クジで3億円が当たったら」ってことを空想して楽しんでるだけで、似たような気分になれる。特に、あたしみたいに妄想癖がある人の場合は、買ってない宝クジの当選金の使い道で、最低でも小1時間は楽しむことができる。

試しに、今からやってみるけど、あたしの場合、もしも宝クジで3億円当たったら何に使うかって言えば、そりゃあもちろん、本物の「光武ニ式」の「すみれ機」を作る。いくら掛かるか分かんないけど、サスガに3億円もあれば足りるだろう。もちろん、本物とおんなじに蒸気や霊子力を動力にすることは不可能だから、環境のためにも充電式&ソーラー式のマルチな電源の電気モーターを使って、本物とおんなじに動くようにする。でも、そしたら、音が静か過ぎて迫力がなくなっちゃうし、頭上のエアインテークと背中のマフラーがハッタリになっちゃうから、電気モーターの発熱を利用してお湯を沸かすシステムを搭載して、タンク内にある程度の圧が掛かったら弁がひらくようにして、マフラーや足元から排気っぽく、「プシュー!」ってのが出るようにする。ようするに、大きなトラックの排気ブレーキみたいなヤツをお湯でやるワケだ。これなら、操縦しながらコーヒーも飲めるし(笑)

そして、本物ソックリの「すみれ機」が完成したら、最初は多摩川の河原とかで操縦の練習をして、自分の手足のように使いこなせるようになったら、いよいよ出動だ。すみれちゃんのコスプレをしたあたしがサッソーと乗り込んで、この国の帝都を守るために、敵の本拠地がある信濃町へ殴り込みに行く。そして、ナギナタを振り回して大暴れして、薄気味悪い3色旗を掲げた建物をカタッパシからぜんぶ破壊して、最後に例のジャバ・ザ・ハットみたいな顔した化け物のボスを必殺ワザの「神崎風塵流 胡蝶の舞」で焼き殺してやる。そして、「プシュー!」ってカバーを開けて外に出て、「すみれ機」の屋根の上に仁王立ちして、「ホーッホッホッホッホッホッ!」って高笑いしてやる(笑)

でも、これだけじゃ暴れ足りないから、ついでに、渋谷にある62億円の豪邸もぶっ壊しとくか‥‥って感じで、あたしが妄想モードに突入しちゃうと、エヴァンゲリオン初号機が暴走モードに突入したどころの騒ぎじゃない。あたしは、こんな感じで、脳内だけでいつまでもエンドレスに楽しめちゃうワケで、その上、すべてプライスレスなのだ。だから、当たらない宝クジなんかに何千円も払う必要もないし、さらに言えば、ヤフーオークションでカッコ悪い「光武・改」のオモチャなんかを競り落とさなくてもいいのだ。何しろ、あたしの脳内には、ホントに乗って動かすことのできる本物の「光武ニ式」の「すみれ機」が完成しちゃったんだから(笑)

‥‥そんなワケで、あたしは、頭脳は子供でもベッドでは大人、「迷探偵キッコナン」と、知性の青き泉、「キュアキッコ」の他に、帝国歌劇団花組のトップスタァ、「神崎キッコ」もやらなきゃならなくなったワケで、いよいよキャラの使い分けが苦しくなって来た。だけど、他にも、「機動新撰組 萌えよ剣」の副長の「土方きっこ」になって、昇り龍のチャイナドレスのコスプレで、「たゆたう水のごとく、土方きっこ、参ります!」なんて決めゼリフを言ってから、ナギナタを担いで、国民を苦しめる自公政権をぶっ潰しに行きたいし、「怪物王女」の「きっこ姫」になって、ゴスロリとボンテージを合体させたみたいなドレスを着て、チェーンソウを担いで、国民を苦しめる自公政権をぶっ潰しに行きたいし、「xxx HOLIC」の「壱原きっ子」になって、妖艶なお着物を着て、長年に渡って国民を苦しめた対価として自公政権の議員全員の全財産を没収して国民全員に分け与えたいし‥‥って、やりたいことはマウンテンだ。だから、あたしは、これからも、自分が混乱しない程度に、妄想モードを楽しんで行こうと思う今日この頃なのだ♪


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