女性の権利
今日、11月14日は、あたしの親友のじゅんこのお誕生日なので、「じゅんこ、おめでとう♪」って言ってみつつ、他にも、「パチンコの日」だったり「ウーマンリブの日」だったりもする。「パチンコの日」ってのは、昭和5年(1930年)の今日、ニポンで初めてのパチンコ店が名古屋で営業許可されたことと、昭和41年(1966年)の今日、「全国遊技共同組合連合会」が発足したからだそうだ。そして、「ウーマンリブの日」ってのは、昭和45年(1970年)の今日、渋谷でニポン初の女性解放運動の大会が開催されたからだそうだ。だから、「パチンコの日」にしても「ウーマンリブの日」にしても、安易な語呂合わせとかじゃなくて、両方とも、あたしが生まれる前から制定されてた歴史ある記念日だったってワケだ。
で、「ウーマンリブ」って言葉は、今は死語みたいだし、今は「ラディカルフェミニズム」だの「ジェンダーフリー」だの「ジェンダーレス」だの「男女共同参画」だの、他にもいろんな言葉や区分けがあって、何が何だか分かんなくなっちゃってるけど、最初の「ウーマンリブ」ってのは、ものすごく単純明快で、その言葉通りに、「ウーマン(女性)のリベレーション(解放)」のための運動だったそうだ。「ぐるーぷ闘うおんな」のリーダー、田中美津さんが先頭に立って、「Liberation from the toilet (便所からの解放)」を訴えたことが始まりだ。
この「便所」ってのは、戦時中の軍隊用語で「女性」を指す隠語で、女性は男の性欲のハケグチだってことから、こう呼ばれてた。そして、「若い女性はお国のために戦っている軍人に体を提供するくらい当たり前だ」って思想から生まれたファッキンな「従軍慰安婦」は、「誰とでも寝る」ってことから「公衆便所」って呼ばれてた。そして、この最低最悪な隠語は、「男尊女卑」っていう近代ニポンの伝統文化とともに、戦後もずっと使われ続けて来た。あの時代錯誤の東京都知事みたく、今でも「女よりも男のほうが偉い」なんて思い込んでる化石みたいなバカは少なくなって来たけど、それでも、今だに、こうした見方をする男が生存してることこそが、地球をここまでメチャクチャにしちゃった原因なんだと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、40年近く前に、男どもから「便所」扱いされてたニポン女性を解放するために戦った田中美津さんは、去年の東京都知事選で、浅野史郎さんのことを応援する女性勝手連の呼び掛け人になったってワケで、どんなに時代が変わろうとも、女性を侮辱するクソ野郎に対する姿勢は一貫してるってワケだ。で、細かいことを言うと長くて複雑になりすぎちゃうから、ものすごくフランク・ザッパに行くけど、傍若無人で知能の低い男どもによって、ずっと虐げられて来た女性を解放するために、古くは明治時代の平塚らいてふから、近年の田中美津さんに至るまで、いろんな女性たちが活躍して来て、あたしたち女性の人権は、格段にマシになったってワケだ。
で、何よりもワンダホーなのは、やっぱり、あたしたち女性にも「参政権」が与えられたことだろう。「与えられた」って言うと不愉快だから、ここは「勝ち取った」って言い直すけど、ニポンにおける女性の参政権は、女性たちの訴えによって、明治、大正、昭和と、何度も何度も議題に上がるも、封建的な男どもによって、ことごとく潰されて来た。昭和6年(1931年)には、初めて条件付きで女性の参政権を認める法案が衆議院を通過したんだけど、これも、当時の帝国議会の貴族院の猛反対で、強引に廃案に追い込まれちゃった。ようするに、女性のことを「男の性欲のハケグチ」で「便所」だって思ってたバカ軍人どもが、「女なんか政治に口出しさせるな!」って言ったワケだ。
そして、やっとのことで女性の参政権が認められたのが、敗戦の年、昭和20年(1945年)だ。これは、マッカーサーがニポン政府に対して「女性にも参政権を与えろ!」って命令してくれたからだ。つまり、ニポンが戦争に負けなかったら、あたしたち女性は、未だに参政権もなく、男どもから「便所」扱いされてたかもしれないのだ。だって、他の国を見ると、アメリカ、イギリス、ドイツ、カナダ、オーストラリア、ソ連(当時)、スペイン、オランダ、デンマーク、オーストリア、ポーランド、スウェーデン、アイスランド、ポルトガル、フィンランド、タイなどが、1930年代までに女性に参政権を与えてるのに対して、この男尊女卑の封建国家、ニポンは、世界の流れに逆行し続けて来たからだ。
そして、1945年にやっとのことで女性に参政権を与えたのだって、アメリカに命令されたからであって、ほとんどの議員は、「女なんか政治に口出しさせるな!」って思ってたのだ。そう言えば、フロッピー麻生って、「女性に選挙権を与えたのは失敗だった」ってノタマッてたけど、きっと60年前から脳みそが進歩してないんだろうね。だからこそ、小学校や中学校で習った漢字も読めないんだろう。
ここで、チョコっと戻ってマクラを見て欲しいんだけど、今日が「パチンコの日」ってのは、1930年の今日、ニポンで初めてのパチンコ店が名古屋で営業許可されたことと、1966年の今日、「全国遊技共同組合連合会」が発足したからだって書いてある。で、ニポンの女性の参政権は、1931年に初めて法案が衆議院を通過したんだけど、貴族院の猛反対で廃案に追い込まれたワケだから、この2つを並べてみると、当時のニポンの政府の偏向ぶりがよく分かる。だって、男のレクリエーションであるパチンコの営業は簡単に許可したのに、女性の人権に関わる参政権は総力を挙げて廃案に追い込んでるからだ。
今は、女性にもちゃんと参政権があって、女性の議員も何人もいるし、みずほたんみたいな女性の党首もいるし、あたしたちは当然の権利として投票に行くことができるようになった。だけど、あたしたちニポン女性が、この「当たり前の権利」を手にするまでに、どれほど虐げられて来たのか、どれほど長い時間が掛かったのかを考えたら、「選挙権があるのに投票に行かない」なんてことはトンデモナイことなのだ。そして、女性が男とおんなじに「遊ぶ」なんてことが許されなかった時代には、パチンコも男のためのレクリエーションだったけど、今は、女性でも普通に遊ぶことができるようになったんだから、「遊びに行く権利があるのに遊びに行かない」なんてことはトンデモナイことなのだ。
‥‥そんなワケで、今日は「パチンコの日」ってことで、あたしは、当然の権利として、パチンコ屋さんに行って来た。夕方からお仕事だったから、朝イチからパチンコ屋さんに行ったんだけど、せっかく「パチンコの日」なんだから、今まで打ったことのない機種にチャレンジしてみようと思って、画面が大きくてハデな感じの「バーチャ・ファイター」を打ってみることにした。これなら、昔、ゲーセンでゲームをやったことがあるから、キャラにも見覚えがあったからだ。それで、しばらく前から頭に浮かんでる不思議な数字、「1」「3」「0」に絡んだ番号の台を選んで、打ち始めた。
ゲームの「バーチャ・ファイター」のアキラが主人公で、画面の真ん中でピョンピョンしてて、いろんな予告があったり、背景が変わったり、図柄の出方が変化したりするんだけど、コレといった熱い演出もないまま、回り続けてく。最初の500円で8回、次の500円で11回って感じで、平均すると1000円で20回くらい回ったから、このお店ならそんなに悪くもない。それで、そのまま打ち続けてたら、4000円で75回くらい回したとこで、3分間のミッションモードになった。ミッションは「4のリーチをかけろ」だったんだけど、「どうせダメだろ」って思ってたら、左の図柄が「4」で止まって、それが「HOLD」になった。ようするに、左の図柄は「4」のままで、残りの2列だけが動くってワケだ。左が「4」のままだから、あとは右に「4」が来ればいいワケで、2回転目に「4」が来て、コンプリート!
で、「やっほ~♪」って思ったら、これが5Rの小当たりでやんの。だから最近のエコ機種はイヤなんだよな~って思ってたら、次も5Rの小当たりで、連チャンしてるのにぜんぜん玉がたまんなくてたまんない‥‥なんてオヤジギャグをつぶやいてたら、3連チャン目に、ようやく16Rの大当たりになった。この台の連チャンは「バトルモード」になってて、「北斗の拳」みたく敵と戦ってくんだけど、パイ・チェンとか、ラウ・チェンとか、ウルフ・ホークフィールドとか、影丸とか、サラ・ブライアントとかが出て来る。
それで、最初に一撃して、次に5連続攻撃して、最後に連打して、これで相手のパラメーターがゼロになれば勝ちなんだけど、誰が出て来ても連戦連勝で、ナニゲに爆発しちゃった。何回目から、透明なサイボーグみたいなデュラルってのが出て来て、コイツにはやられちゃったんだけど、倒されて一拍したら、画面の役モノが光りながらガガガガガガって降りて来て、復活して相手をぶっ飛ばしちゃった。そして、5Rの小当たりでも、3回に2回は16Rに昇格して、ドル箱もどんどん積まれてく。
最初は、1人倒すたびに、空手の段が1段、2段、3段‥‥って上がって行ったんだけど、30回目で「名将」になって、33回目で「智将」、36回目で「闘将」になった。つまり、一度も負けずに36連チャンしたってワケで、何回かは小当たりだったから「36連チャン=36箱」ってことにはならなかったけど、それでも、24箱、35884発も出て、交換したら10万7000円になった。ヒサビサの2ケタ勝利だ。だけど、ご飯も食べずに6時間ずっと打ちっぱなしだったから、お腹がペコペコでクタクタになっちゃった。それで、10万円は銀行に預金して、投資額の4000円はお財布に戻して、残りの3000円で「ての字」の1300円のうなぎ弁当を2個買って、母さんのとこに行って一緒に食べた。
‥‥そんなワケで、あたしは、それからお仕事に行って、夜遅く帰って来て、疲れたから寝ちゃったんだけど、それでも、「パチンコの日」である今日、パチンコでシッカリと勝って、「ウーマンリブの日」である今日、母さんと2人で男のシンボルのようなウナギをパクパクと食べたんだから、一応は、今日の記念日に沿った1日を過ごしたってことになる。かつては、女がパチンコをするなんてトンデモない! 女が政治に口出しするなんてトンデモない!って言われてたのに、今はこうして、当然の権利としてパチンコを楽しみ、当然の権利として選挙で1票を投じられるんだから、この権利を使わない手はないと思う今日この頃なのだ。
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