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2008.12.30

ガザの真実

イスラエル軍によるパレスチナ、ガザ地区への容赦ない空爆は、もう3日も続いてる。ニポン時間の29日20時の時点で、318人もの死亡と1400人以上もの負傷が確認されてる。また、国連によると、死亡したうちの少なくとも50人以上は、子供や女性などの民間人だそうだ。

さらには、今回の大規模な空爆を当初は「ハマスのロケット弾に対する報復」だって言ってたイスラエル政府が、実は半年以上も前から今回の空爆を綿密に計画してたってことを明かした。6月の停戦合意の前から、ガザ地区のハマスの拠点を大規模に空爆する計画が立てられてて、それを今、実行してるんだって、イスラエルのバラク国防相が明言したのだ。

ふざけんな!あまりにも酷すぎる!何の罪もない子供たちを無差別に殺すなんて、それでも人間か!それも、イスラエル軍による長年の封鎖とアメリカが主導した経済制裁とで、食べる物もないような人たちがたくさんいる状況なのに、そんな人たちに対して爆弾を落とすなんて、鬼畜どころか頭の狂った殺人鬼だ!

そして、これほど酷い無差別殺戮が行なわれてて、その資金の一部にニポン政府が渡してるあたしたちの税金が使われてるっていうのに、この国と来たら最低だ。何の役にも立たない無能な河村官房長官は、28日の記者会見で、こうノタマッたのだ。


「(中東の情勢が悪化していることは)非常に残念だ。日本政府としてどう対応するか、事態を直視しながら検討している」


アホか?今、この瞬間にも、人口密集地に爆弾が降りそそぎ、何の罪もない人 たちが殺され続けるってのに、何が「事態を直視しながら検討している」だよ?「今すぐに空爆をやめないとすべての経済支援を凍結する!」って言うのがマトモな先進国の姿勢だろが?‥‥って思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、河村官房長官以上に何の役にも立たないのが、外交の経験がぜんぜんないドシロートなのに、フロッピー麻生によって外務大臣に任命されちゃった中曽根弘文だ。中曽根は、29日、イスラエルのリブニ外相と電話で会談して、こうノタマッたそうだ。


「民間人にも犠牲が出ていることは遺憾だ。暴力をエスカレートさせないよう、イスラエルの最大限の自制を求めたい」


本物のアホか?「民間人にも」って、民間人以外に殺されてるのは、みんな選挙によってパレスチナの人たちから選ばれた政党、ハマスの人たちなんだよ。ハマスってのは、無政府状態で難民だらけだったパレスチナで、困ってる人たちに食糧を配給したり医療活動を続けて来た団体なんだよ。そして、多くの国民から支持されて、過半数以上の議席を獲得して、政権政党になったんだよ。

それを認めずに、「危険なテロリスト集団」だの「危険な過激派」だのって言ってるのは、イスラエルを利用してイランと戦争を始めたいアメリカの都合だろが?それなのに、中曽根のバカは、アメリカと一緒になって「ハマスのヤツラなら殺してもいいけど、民間人に犠牲が出るのは遺憾」だなんて主旨の発言をするなんて、つまりはイスラエルの大量殺人を支持してるってことじゃん。どこまで無知な大バカ野郎なんだろう?そして、この中曽根の発言に対して、イスラエルのリブニ外相は、こうノタマッたそうだ。


「イスラエルの行動は自衛のための措置だ。攻撃を停止できるかどうかは、停戦を破って攻撃してきたハマス次第だ」


ロケット花火に毛が生えたような、ほとんど威力のないロケット弾しか持ってない人たちに対して、核兵器まで隠し持ってる強力な軍隊が数十機もの戦闘機や攻撃用ヘリで空爆を続けることが、どうして「自衛」なのか?そして、停戦を破って攻撃して来たのはハマスだけど、そうせざるをえないような状況にまでガザ地区の人たちを追い込んだのは、他国の一部地域を完全に占領下に置き、食料や燃料や医薬品の搬入をすべてストップさせて「兵糧攻め」を続けて来たイスラエルが原因じゃないのか?

中曽根は、もしも1ピコグラムでも中東のことが分かってれば、このくらいのことを言うのが普通だろう。それとも、中東の真実を知ってるクセに、アメリカの飼い犬としてのニポン政府の立場を最優先して、「一応は平和的なスタンスのことを言っときました」っていう国民向けの既成事実を作っとくために電話をしたのかよ?この腰抜け野郎が!

‥‥そんなワケで、まったく役に立たない外務大臣や官房長官の酷さもさることながら、それに輪をかけて最悪なのが、こんな緊急事態にも関わらず、「俺様にゃ関係ねえや」ってお正月休みを満喫してるフロッピー麻生だろう。仮にも外務大臣の経験者で、外務大臣時代にはパレスチナに対するODAにも関わって来たんだから、今のパレスチナの状況がどれほど大変なことなのか、少なくとも中曽根よりは分かってるハズだ。そして、そのパレスチナを空爆させてるアメリカに、どこよりも多額の支援を続けてるニポンのトップとしての自覚がミジンでもあるのなら、すぐにお休みを返上して出て来て、イスラエルに空爆の中止を呼びかけるのが最低限の義務だろう。そうすりゃ多少でも支持率だって上がるのに。

ま、自国民のこともホッタラカシの無責任なバカに、他国民のことを考える器量なんてあるワケないけど、マンガしか読まないバカと違って、ちゃんと真実を知ろうとするマトモな国民の皆さんのために、ここで、あるレポートを紹介する。それは、ガザ地区に住むジャーナリスト、サファ・ジューデーさんの27日付のレポート、「The amount of death and destruction is inconceivable (想像を絶する死と破壊)」だ。


(前略)

ガザ市内の6ヶ所が空爆された。おそらくアメリカのニュース番組では、こうした映像は放送されないだろう。空爆を受けた場所には、多くの死体の山ができていて、その中には、まだ少数の生きている若者がいた。手を上げたり、頭をもたげたりしていたので、まだ生きていることが確認できた。でも、間もなく死んだだろう。何故なら、彼等は全身が焼けただれていたからだ。大部分の者は手足がちぎれていて、腹が裂けて腸が垂れ下がっている者もいた。こうした死体や息のある者たちが、おびただしい血の海の中に横たわっていたのだ。

ガザ市で最も大きな2つの大学の近くにある私の家の前では、大学生の集団の中にミサイルが撃ち込まれた。学生たちは、集団になるとミサイルの標的になりやすいから気をつけるようにと言われていたのだが、家に帰るためにバスを待っていたところだった。この攻撃で7人が死んだが、4人は大学生で、残りの3人は私の家の近所に住む仲の良い少年たちだった。

(中略)

イスラエルのエフード・オルメルト首相は、「ガザの市民は敵ではない。攻撃のターゲットはハマースとイスラム聖戦だ」と言ったが、これは私たち市民の感情をやわらげるための方便だったのか?それとも私たちをからかっての発言だったのか?学校から帰る途中の子供たちがたくさん殺されたが、その子供たちもハマースのメンバーだったと言うのか?最初の空爆から30分後には、警備隊の本部へ撃ち込まれたミサイルの巻き添えで、たまたま近くを歩いていた3人の少女が犠牲になった。少女たちの体はバラバラに引きちぎられて、道路の反対側まで肉片や手足が飛び散ったのだ。

空爆を受けたすべての場所で、多くの人たちが死体の山の間を素通りして行く。それは、死体の山の中に、自分の家族や知り合いを見つけるのが恐ろしいからだ。道路には、ちぎれた肉片が散乱している。誰のものか分からない腕や足が散乱していて、足の中には靴を履いているものとそうでないものがある。ガサ市全体が恐怖とパニックに陥っていて、携帯電話はつながらず、病院と死体安置所はすべていっぱいの状態だ。死体安置所では、それぞれの家族が死者の周りに集まり、頬にキスをしたり泣きすがったりしている。崩壊した建物の外では、老人が地面に膝をついて泣いていた。自分の息子が働いていた建物の崩壊した姿を見て、息子の生存の可能性が消えてしまったからだ。

何とか身元の判明した遺体は、家族に遺体を渡すために、医師たちがバラバラになった手足を正しくつなぎ合わせるという大変な作業を続けている。病院の玄関は、まるで屠殺場のようだ。どんなホラー映画よりも恐ろしい光景で、床はすべて血の海だ。治療を待っている負傷者たちは、壁にもたれかけさせてあったり、遺体と一緒に床に寝かされている。医師たちは半狂乱で働いているが、とても手が足りないため、ケガをしていても命に別状のない者はそのまま自宅へ帰されている。私の親族の女性も、飛び散った窓ガラスで顔面の中央を深く切ってしまったが、彼女よりも緊急を要する負傷者がたくさんいたため、治療を受けられずに帰されてしまった。そのため、歯科医である彼女の夫が、自分のクリニックへ連れて行き、局所麻酔をして傷口を縫い合わせた。

(後略)

「The amount of death and destruction is inconceivable」
http://electronicintifada.net/v2/article10059.shtml


‥‥そんなワケで、これは、最初の空爆を受けた27日の状況だから、今は何倍も酷い状態だろう。でも、アブデルワーヘド教授のメールと、このサファ・ジューデーさんのレポートを読めば、決してニポンのマスコミが報道しないガザ地区の様子が少しは分かったと思う。そして、イスラエル側が言い続けてる「ハマスを標的にしてる」っていう大ウソと、これほど酷い大量殺人を支援してるアメリカやニポン政府の酷さがよく分かったと思う。

それなのに、これを「自衛」と言ってハバカラないイスラエルのリブニ外相と、そのセリフをアッサリと受け入れて何の反論もしない中曽根外相との茶番劇は、あまりにも酷すぎる!人の命を何とも思わない冷血漢などに、外務大臣など任せておけない!これほど非人道的な虐殺が行なわれてるのに、「日本政府としてどう対応するか、事態を直視しながら検討している」なんて寝ぼけたことを抜かしてる危機意識の欠落した鈍感オヤジなどに、官房長官など任せておけない!コイツラは、極楽トンボの大バカ総理大臣と同様に、次の選挙で消えてもらうしかない!

‥‥そんなワケで、これほど酷い大量虐殺に対して、政府が見て見ぬフリを続けるのなら、あたしたち国民ができることから始めなきゃいけないと思う。次の選挙で自民党やナンミョー党に投票しないのは当然として、イスラエルを支援し続けてる企業に対しての不買運動なら、今日からでも始められる。だから、最後に、イスラエルを支援してる企業の一覧をリンクしとくので、自分の買った商品の利益が人殺しのために使われるのがイヤな人は、目を通して欲しいと思う今日この頃なのだ。


「イスラエル支援企業一覧」
http://palestine-heiwa.org/choice/list.html


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