片岡さんの娘さんからのメッセージ
あたしも日記とブログで告知させてもらったけど、12月1日の夜7時から放送されたテレビ朝日の「報道発 ドキュメンタリ宣言」で、高知のスクールバス事故の特集があった。そして、放送を観た人たちから、何通ものメールをいただいた。すべてのメールが、県警による悪質な組織ぐるみの証拠の捏造と、その県警を守るために無実の片岡さんを冤罪に陥れた柴田秀樹裁判長に対する怒りのメールだった。
また、番組では、マトモな裁判すら受けさせてもらえないまま冤罪で刑務所へ送られてしまう片岡さんと、1年4ヶ月もの間、離れ離れにされてしまうご家族との涙の別れの場面も放送したため、片岡さんだけでなく、ご家族の無念を自分のことのように感じた人も多かったようだ。それで、すべてを紹介することはできないけど、その一部を紹介する。
お名前:KF
コメント:今晩は きっこさん。昨日テレビ朝日報道ドキュメンタリー番組を見ました。あらましはきっこさんのブログで掴んではいたものの、まとめられた映像で捉えたものは数倍も生々しく胸に迫ってきました。本当にこんなことがまかり通るのですか?警察も裁判所もよってたかって力の無い庶民を罪人に仕立て上げている。片岡さんが本当のことを言うと「反省のいろが見えない」との裁判長の言葉に、何をどう反省しろというのか、悔しくて涙がこみ上げてきました。一家の生活が破壊され、朝早くから新聞配達で生計を立てようと必死になっている姿、片岡さんのために結婚式を繰り上げた息子さん、長年の仕事を辞めて戻って来た娘さん、片岡さんご一家の強い絆を感じるとともに、何の罪もない人たちをこれほどまでに苦しめている県警、高松高裁 さらには最高裁判事に、はらわたが煮えくり返る思いです。本当に冤罪の恐怖をまざまざと知らされました。生徒さんが言っていた「裁判所は公正に裁いてくれるものと思っていた」という言葉。生徒さん達の心に大人への不信が強く植えつけられたことでしょう。こんなめちゃくちゃな裁判が許されていいはずがありません。テレビでも引き続きこの問題を追うといっていました。きっこさんの方にもなにか情報が入りましたらまたここで紹介してください。いつも応援しております。
お名前:とんちゃん
コメント:いつも楽しく拝見しております。今日12月1日、「報道発 ドキュメンタリ宣言」見ました。家族で見たのですが、涙無くしては見られませんでした。現在の警察組織、そして司法というものがいかに腐っているかというのを痛感させられました。そもそもこの事件のことを知ったのは、「きっこの日記」がきっかけでした。それからYouTubeなどでこの事件の動画を探しました。片岡さんやご家族の心情を察すると、なんだか我がことのように怒りや無念さが込み上げてきました。国家権力をかさに着て暴挙に出た警察や司法・・・これからの社会のことを思うと、本当にとんでもないことをしてくれたと思います。今はただただ片岡さんの帰りを待つばかりですが、出所したら再審請求をされると聞きました。そうです!絶対に屈してはならないと思います。片岡さん本人の無念は当然として、奥様や息子さん、娘さんの無念を晴らして欲しい。いつか必ず無実であったことが証明されることを祈っています。へたくそな文章ですみません。これからも「きっこの日記」楽しみにしていますね。では。
お名前:M子
コメント:今日はきっこさんが教えてくださった『ドキュメンタリ宣言』をみました。きっこさんの日記で『高知白バイ事故捏造事件』を知り、署名活動にも参加させていただきましたが、このような結果になり本当にこの国の腐敗ぶりに絶望すら感じます。警察や裁判所というものに幻想を抱いていた自分に呆然とします。この事件の捏造に関係したすべての人が、幸せなまま人生を送れると思ったら大間違いだと信じたいです。いえ、かならず罰がくだると思います。片岡さんが刑務所から出てこられて、また活動を再開されるときには、是非協力させていただきたいと思います。片岡さんだけじゃなく全国民のためにもなることだと信じます。
‥‥そんなワケで、今日は「いかがお過ごしですか?」はナシにして行くけど、これらのメールは、あたしの独断で、記入してあったアドレスや本名などは伏せた上で、片岡さんの娘さんの亜矢ちゃんへ送らせてもらった。あたしは、番組を観てて、耐えられなかったからだ。片岡さんが収監される日の朝、それまでは玄関のとこで、愛犬のみかんちゃんを抱いて、涙をこらえて立ってた亜矢ちゃんが、車が出発する間際に飛び乗って、片岡さんと抱き合った場面を観て、あたしは涙が止まらなくなった。
亜矢ちゃんとは、以前から何度かメールのやりとりをしていたので、とても他人ごととは思えず、あたしは本当につらかった。何の罪もない善良な人たちが、狂った司法の餌食にされて、こんなにも苦しまなきゃならないなんて、絶対に許せない。百歩ゆずって、キチンとした裁判が行なわれて、その上で冤罪になったのなら、まだ納得できる。でも、今回の場合は、その裁判すら受けさせてもらえなかったのだ。警察に不利な証拠や証言は、すべて柴田秀樹裁判長によって、法廷に持ち込むことすらさせてもらえなかったのだ。正当な裁判すら受けられずに刑務所へ送られるなんて、これほど理不尽なことはないし、とても法治国家とは言えない。
だから、あたしは、今のあたしにできることとして、皆さんからのメールを亜矢ちゃんに送らせていただいた。そしたら、亜矢ちゃんから、メールをくださった皆さんへ、お返事が来た。
きっこさん、メールありがとうございます。
きっこさんのブログを見て、それがきっかけで多くの人たちにお父さんの件を知って頂き、
気持ちのこもった温かいコメントももらえて、私たちは本当に支えられてます。
とても嬉しかったので、みなさまへお返事させてもらいますね。
テレビを見ていただいて、メールをくださったみなさま、本当にありがとうございます。
みなさまには、お父さんは間違っていない!ということが伝わり、とても嬉しくおもいました。
私たちを守ってくれるはずの警察や公正に裁いてくれるはずの裁判所が、どうしてこんな事が出来るのか?何のためにいるのか?悔しくてやりきれない思いで毎日過ごしています。
「何を反省したらいいのですか?納得してから入りたい。」と記者会見で訴えたお父さん。
いつも何事にも、あまり強い口調では言わないお父さんなのに、このときは溜まっていたどうにもならない気持ちを吐きたかったんだと思います。
仕事に真面目で、優しくて思いやりのあるお父さんがこんな目にあってしまい、警察や裁判長がお父さんをここまで陥れて手に入れたいものって何なのか?本当に腹が立ちます。
お父さんは、加古川で入所時の指導訓練期間を終えて、だいぶ落ち着いたようです。
この間の手紙にも、こんなことになってしまっって、苦労を掛けてしまって申し訳ないという家族への気づかいや、入るまでの家族で過ごした思い出話などが綴られていました。
だいぶ落ち着き、今までのことを色々と思い返して、書かずにはいられなかったと言うお父さんらしい文面で、私たちは家族思いなお父さんが恋しくなりました。
お父さんが収監されてしまったことで、私たち家族の生活は一変してしまいましたが、お父さんが居なくなっても、変わらずに支援者の方々が気にかけて訪ねてきてくれて、本当に良くして頂き、心強くありがたい気持ちでいっぱいです。
これからも私たちは、この現実に負けないで頑張っていきますので、みなさまに見守って頂き、応援していただけたら嬉しく思います。
また、署名してくださった方々、ご協力ありがとうございました。
片岡亜矢
‥‥そんなワケで、何十年も前ならともかく、21世紀にもなって、これほど酷い冤罪事件が起こるなんて、あたしは今でも信じられない。それも、警察の捜査ミスなどによる冤罪とは違って、警察が証拠を捏造して、同僚の白バイ隊員にウソの証言をさせての冤罪なんだから、これは完全に「警察による犯罪」だ。そして、それに手を貸した裁判所も最低だ。
来年から裁判員制度が始まるっていうのに、仮にも高等裁判所の裁判長が、「疑わしきは罰せず」の基本理念を無視したばかりか、被告に有利な証言をすべて採用しなかった上に、県警がデッチアゲた物理的にありえない証拠だけを採用したデタラメ裁判を行ない、無実の市民を刑務所へ送るなんて、こんなことがまかり通ってるうちは、あたしたち民間人に裁判員なんてできるワケがない。だから、あたしたち庶民の味方であるオムライス党のみずほたんには、ぜひ、この問題を国会で取り上げてもらい、高知県警と柴田秀樹裁判長による組織犯罪を徹底的に追及して欲しいと思ってる。
最後に、番組を観られなかった人のために、以下、12月1日の「報道発 ドキュメンタリ宣言」の映像をリンクしておく。これを観て、片岡さんとご家族の苦しみを1人でも多くの人たちに知ってもらいたい思う。そして、あたしのところに届いた番組の感想メールは、今後も亜矢ちゃんへ送らせてもらうので、皆さん、あたたかいメッセージをよろしくお願いします。
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