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2008.12.09

ニキビのできない生活

今まで何度も書いて来たように、あたしは、毎日たくさんのメールが届くので、目を通すだけでも精一杯で、とても1人1人に個別にお返事をすることはできない。だから、日記に対する感想や意見ならいいんだけど、何かを質問されても、それに答えることができない。ムリすれば、何人かの人には返信できるけど、Aさんの質問にはお返事してBさんの質問にはお返事しない‥‥っていうワケには行かないので、せっかくメールをくださる人には申し訳ないんだけど、あたしは、基本的には誰にもお返事をしないようにしてる。

だけど、それじゃあまりにも一方通行なので、10月の頭に質問を募集して、10月6日から3日連続で「きっこに質問コーナー」を開催して、できるだけ多くの人たちの質問に答えたりもした。それでも、いただいたメールの質問すべてには答えられなかったけど、その時に届いた質問の半数以上が、過去の日記を読めば分かることだった。

たとえば、あたしは、何度も地元のニコタマについて書いて来てるのに、「きっこさんはどこにお住いなのですか?」って質問が来たり、何度も「高卒のヘアメーク」だってことを書いて来てるのに、「きっこさんはどこの大学を出たのですか?」って質問が来たり、食べ物に関しても何度も書いて来てるのに、「きっこさんはベジタリアンなのですか?」って質問が来たりした。中には、あたしの公開プロフィールを読めば分かることを質問して来る人もいた。だから、あたしは、あたしに質問をして来る人の多くが、ほとんど過去ログを読んでないんだってことを知った。

それでも、あたしに興味を持ってくれて、わざわざ質問のメールを送ってくれるんだから、それはそれでアリガタイザーなことだって思わなきゃならないんだろうけど、「きっこさんは犬と猫はどっちが好きですか?」みたいに、あまりにも「今さら」ってことを質問されちゃうと、あたし的にはヒザカックンをされちゃったみたいな気分になって来る今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、こないだの「きっこに質問コーナー」みたいな特別の時じゃないと、個別の質問には答えられない状況なんだけど、ものすごく不思議なことに、ここ2~3週間くらいの間に、別々の人から、おんなじ内容の質問のメールが3通も届いたのだ。それが、あたしの書いた日記に関する質問なら分かる。たとえば、あたしがF1についての日記を書いたあとに、「ホンダがF1から撤退したら、きっこさんの好きなバリチェロはどうなっちゃうんでしょうか?」ってメールが来るんなら分かる。それに、こうしたメールなら、3通どころか、もっとたくさん届く。でも、今回、あたしが気になってる質問は、日記の内容とはまったく関係ないものだから、たった3通でも気になってるのだ。で、どんな質問なのかって言うと、これだ。


お名前:OM
コメント:きっこさん初めまして。いつも楽しく日記を拝見しています。私はきっこさんと同じく猫が大好きで、今まで2匹の猫を飼っていたのですが、庭でご飯をあげていた外猫のうちの1匹が、この秋から家の子になりました。それで我が家の猫は3匹になったのですが、家で飼うようになって気付いたのですが、その子の口の下(あごの部分)に黒いぶつぶつがあるのです。黒くて1ミリくらいの砂のようなぶつぶつが毛の奥の皮膚にいくつも付いていて、はじめは砂か何かが付いているのかと思って、濡らしたタオルで擦ったり、爪で取ったりしたのですが、どうも痛いようで嫌がるのです。そして、きれいにしても、また数日するとぽつぽつと出てくるのです。ちなみに元から飼っている2匹にはありません。これは外猫だったから皮膚病か何かになっているのでしょうか?他の2匹にうつったりしないでしょうか?(後略)


他の2通も、お名前もアドレスも状況も違うんだけど、このメールとおなじく、「新しい猫を飼い始めたら、アゴの部分に黒いブツブツがある。変な病気じゃないか?」って内容なのだ。だから、あたしは、この3人に、それぞれ個別でお返事しようかとも思ったんだけど、それじゃあ、マクラに書いたような理由で、他の人たちに対して申し訳ない。さらには、別に獣医さんのブログでもなく、猫専門のブログでもなく、猫に関する質問を受け付けてるブログでもないあたしに対して、こんな質問をして来る人が3人もいるってことは、もしかしたら、「おんなじ心配をしつつも質問をして来ない人」が30人くらいいる可能性もある。

そのために、あえて日記で取り上げて、不特定多数の猫を飼ってる人たちへ向けてお答えすることにしたんだけど、猫のアゴの黒いブツブツは、「猫ニキビ」なので、病気じゃないから心配することはない。猫は、下アゴのとこだけに皮脂腺があるので、人間みたいに顔にはニキビはできないけど、下アゴのとこだけにニキビができちゃう。ようするに、余った皮脂が下アゴの皮脂腺から出て来て、それが黒く変色して、ブツブツになっちゃうのだ。

人間でも、ニキビのできる人とできない人がいるように、猫もおんなじで、猫ニキビのできる子とできない子がいる。また、成長期には猫ニキビができてたけど、成猫になったらできなくなったとか、いつもはできないのに、油分の多い食べ物をあげたらできちゃったとかって、成長とか食べ物によっても変わる。でも、一番影響するのは、やっぱり「体質」で、3匹の猫におんなじご飯をあげてても、そのうちの1匹だけに猫ニキビが出たりする場合が多い。つまり、その子の「体質」ってワケだ。

で、どうすればいいのかって言うと、基本的には、病気じゃないので「ほっとく」ってことだ。飼い主にしてみると、すごく気になっちゃうと思うけど、ムリに爪でカリカリと取ったり、ノミ取り用のクシで擦ったりすると、猫も痛がるし、血が出て来ることもある。そして、場合によっては、そこからバイ菌が入って化膿しちゃうこともある。だから、どうしても気になる場合には、お湯で濡らして堅く絞ったタオルで擦って、ある程度取れたら、あとはムリして取らないようにする‥‥ってことくらいしか対策はない。

とにかく、ムリに取って血が出たりすると、そこに小さなカサブタができて皮脂腺を塞いじゃうから、皮膚の内側に皮脂が溜まるようになって、猫ニキビがもっと酷くなっちゃう。人間も、ニキビをいじるともっと酷くなっちゃうけど、おんなじことなのだ。人間のニキビも「いじらないこと」が最大の対策なので、猫の場合もそれとおんなじに考えて欲しい。そして、それでも気になって気になって仕方ない人は、眞鍋かをりが執拗に宣伝してるニキビの薬でも取り寄せて、それを猫のアゴに塗ってみるのもいいかも‥‥ってのは冗談だけど、あまりにも酷い場合には、食べ物を変えてみるとか、獣医さんに診てもらうとか、何らかの対応をしたほうがいいと思うけど、1ミリくらいのブツブツができてる程度なら、「ほっとく」のが一番なのだ。

‥‥そんなワケで、メールを紹介したOMさんを始め、全国の「猫のアゴに黒いブツブツができて気になってる皆さん」への回答は以上ってことで、ここからは人間のニキビについて書いてくけど、古くは「シュミーズ」がいつの間にか「スリップ」に変わったように、最近では「スパッツ」がいつの間にか「レギンス」に変わったように、「ニキビ」もいつの間にか「吹き出物」へと変わる。それは、ハタチを境にしてだ。10代までは「ニキビ」って呼んでたのに、20代になると、おんなじものが「吹き出物」って呼ばれるようになる。つまり、オデコの真ん中にニキビができてる状態でハタチのお誕生日を迎えた人は、その瞬間から、すでにできてたニキビの呼び名が「吹き出物」に変わるってワケだ。

ちなみに、あたしがウンザリしてるオヤジギャグのナンバー1が、「結婚式の吹き出物」ってヤツだ。あたしが女同士で話してて、たまたまどっちかが「吹き出物」って言った時に、そこに通りかかったオヤジが、「なになに?結婚するの?」なんて横から口を出して来る。それで、「え?」って言うと、「いやいや、結婚式の吹き出物の話をしてたからさ」なんて言われちゃうと、思わず、履いてたパンプスを脱いで、ヒタイの真ん中にピンヒールを突き刺してやりたくなる(笑)

ま、そんなことは置いといて、何で「ニキビ」の呼び名が「吹き出物」に変わるのかって言うと、原因も対策も違って来るからだ。10代の思春期のころのニキビは、ある意味、できるのが自然の摂理であって、ニキビのできにくい食生活にした場合、体の成長に影響が出ることもある。たとえば、ニキビがたくさんできて悩んでる成長期の中学生に、朝、昼、晩と何週間も修行僧みたいな質素な食事をさせれば、ニキビは改善されるけど、そのぶん、身長が伸びなくなったりするってことだ。

だけど、体ができあがってからのニキビ、つまり、大人になってからの吹き出物の場合は、それが逆になる。ニキビができないことが、成長期を過ぎた大人としての自然の摂理であって、体ができあがってるのにニキビができるってことは、食生活や睡眠時間、仕事や生活上のストレスなど、何らかの問題が原因になってるからだ。だから、大人になってからのニキビの場合は、洗顔料や化粧水、パックやフェイスマッサージなど、どんなにお金をかけようとも、外側からの対策じゃ大した効果は望めない。バランスのいい食事や十分な睡眠、そして、ストレスのない生活を送るっていう生活習慣の改善こそが、何よりの対策になる。

‥‥そんなワケで、あたしは思うんだけど、飼い猫の場合もおんなじじゃないのか?ってことなのだ。成長期の猫の猫ニキビの場合は、自然の摂理なんだから「ほっとく」ことが一番の対策だけど、十分に大人になってる猫なのに猫ニキビができるって場合は、生活環境に何らかの問題があるんじゃないか?ってことを飼い主が考えてあげるべきなんじゃないかって思った。もちろん、猫によっての「体質」って問題もあると思うけど、今まで猫ニキビができてなかった成猫が、突然、下アゴに黒いブツブツができた場合には、そのブツブツのことを心配するんじゃなくて、ブツブツができた原因を考えてあげるべきだと思ったのだ。

たとえば、ずっと1匹の猫を飼ってて、飼い主と仲良く暮らしてたとする。その時には、猫ニキビはできてない。で、ある日、新しい子猫をもらって来て、家族が増えたとする。そしたら、前からいた猫のほうが、落ち着かなくなって、下アゴに黒いブツブツができ始めた‥‥ってケースなら、この猫ニキビは、食生活とは関係なくて、新しい猫が来たことによるストレスが原因てことになる。そして、しばらくして2匹が仲良くなってくれれば、この猫ニキビも自然に治るだろうけど、ずっと険悪な状態が続くようなら、食欲がなくなったり、毛が抜けて来たり、もっと悪い状態になる場合もある。

だから、あたしは、もともと猫ニキビができる体質の猫の場合は「ほっとく」べきだと思うけど、突然、成猫に猫ニキビができた場合には、少し気を使って観察して、何かストレスがあるようなら、その原因を解決してあげるようにすべきだと思う。猫って動物自体は、ベタベタと触ったりしないで、「ほっとく」ことが一番ストレスをかけない飼い方で、ベタベタと触りまくった猫はあんまり長生きしない。行きたいとこへ行かせてやり、寝たい時に寝たい場所で寝かせてやり、できる限り人間のほうからは触らない。これが猫にストレスをかけずに、長生きさせる飼い方だ。

だけど、人間は、知らず知らずのうちに、猫にストレスをかけてる場合が多い。たとえば、新しい家具を買って来てお部屋に置いただけで、それが気に入らない猫もいる。カーテンを別の色に変えても落ち着きがなくなる猫もいるくらいだから、お部屋の模様替えなんかしたら大変だ。おかしな例を挙げると、部屋中が汚れてる状態で猫を飼い始めた人が、何ヶ月かして、大掃除をして、お部屋がガラーンと広くなったら、トタンに猫が落ち着かなくなって、そこら中にオシッコをして回っちゃったなんて話もある。ようするに、猫は、お部屋が汚れてるとかキレイだとかは関係なくて、「いつもの通り」が安心できるってワケだ。

‥‥そんなワケで、人間から見たら、遥かにストレスなんて感じてないように見える猫だけど、それでも生き物なんだから、それなりのストレスはあるハズだ。だから、あたしは、自分の飼い猫にストレスをかけないように気配りすることが、飼い主としての最低限の義務だと思ってる。森高千里だって、「ストレスが~地球をダメにす~る~♪」って歌ってたくらいなんだから、猫も人間も、ストレスのない生活、つまりは、ニキビのできないような生活を送るべきだと思ってる。だから、あたしたち国民にとっての最大のストレスの原因、フロッピー麻生に消えてもらうために、1日も早い解散総選挙を待ち望んでる今日この頃なのだ。


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