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2008.12.10

麻生首相がまた問題発言

「麻生首相がまた問題発言」(世田谷通信)

麻生太郎首相は、自身で開設しているインターネット動画マガジン「太郎ちゃんねる」の第10回(12月4日配信)において、「1941年12月に第二次世界大戦が真珠湾攻撃で始まるんです」と発言した。第二次世界大戦は、中学校の歴史の授業で教えている通り、1939年9月1日にナチスドイツがポーランドを侵攻し、これを受けてポーランドと相互援助条約を結んでいたイギリスとフランスが、9月3日、ドイツに宣戦布告して勃発したものであり、これは全世界共通の常識である。日本の過去の戦争史観については、田母神俊雄前航空幕僚長が間違った歴史認識による非常識な自論を展開し、全国から批難を浴びて事実上の更迭をされたばかりだが、麻生首相の今回の発言は、首相という立場を踏まえると、田母神氏以上の問題発言といえる。麻生首相は、過去にも「日本は一国家、一文明、一言語、一文化、一民族」という自国の歴史を無視した問題発言をしているが、第二次世界大戦の開戦時期や理由も知らなかった上に、日本の真珠湾攻撃を開戦理由だとする認識は、今後、他方面に波紋を広げるであろう。(2008年12月10日)


※問題発言の動画
http://jp.youtube.com/watch?v=SmHrOJg81x8


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