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2008.12.07

さもしく1万2000円欲しい人、と麻生首相が発言

「さもしく1万2000円欲しい人、と麻生首相が発言」(世田谷通信)

6日夜、麻生太郎首相は、長崎県諫早市で開催された自民党長崎県連の演説会に出席し、演説の中で定額給付金について触れた折に、「貧しい人には全世帯に渡すが、私はそんな金をもらいたくない、という人はもらわなきゃいい。(年収が)1億円あっても、さもしく1万2000円が欲しいという人もいるかもしれない」と発言した。度重なる失言が問題視されている麻生首相だが、自身の景気対策の柱である定額給付金についてまでこのような問題発言をしてしまっては、さらに支持率が下がることは避けられないだろう。定額給付金は、世論調査では75%が「景気対策にならない」と答えており、有識者の間からも「無意味」という声が相次いでいるが、公明党の選挙対策に協力するために麻生首相が強引に推し進めている。しかし二転三転する内容に自民党内部からも反対や見直しの声が上がっている。(2008年12月7日)


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