ニポンをここまで酷くした最大の戦犯
取り上げるのが1日遅れになっちゃったけど、18日の日曜日、自民党と民主党は、それぞれ都内で党大会をひらいた。で、すでにいろんなとこで報じられちゃったけど、チョー高級な「グランドプリンスホテル新高輪」で、莫大なお金をかけて豪華絢爛に行なわれた自民党の党大会と、リーズナブルな「メルパルク東京」で、ものすごく質素に行なわれた民主党の党大会とは、何から何までが対象的だった。青のカクテル光線を浴び、まるでプロレスの選手入場のようなドハデな演出で登場したフロッピー麻生に対して、小沢一郎はと言えば、音楽などの演出もいっさいなく、ポスターが1枚貼られただけの殺風景な会場に静かに現われた。そして、こうした演出だけでなく、それぞれのスピーチも対象的だった。
ナンミョー党の太田と経団連の御手洗っていう2匹の便所虫から激励を受けたフロッピー麻生は、檀上から「俺たちが励まされているようじゃダメだ!俺たちが励ます立場にならねえといかん!俺たちが世界で最初に不況から脱出するんだってことを示さにゃならん!」って、短いスピーチの中で何度も何度も「俺たちが!」って連呼してて、まるで「オレオレ詐欺」の犯人みたいだった(笑)
一方、小沢一郎のほうは、「国民の命と暮らしを守る責任と使命を忘れた政権は、一刻も早く消え去るのみだ」「このまま自公政権が1日でも長く続けば、国民の苦しみもそれだけ長く続いて行く」と続けた上で、リンカーンの「人民の人民による人民のための政治」って言葉になぞらえて、「国民の国民による国民のための政治を実現する」って言って、短いスピーチの中で30回も「国民」て言葉を繰り返した。
この、「俺たち」って言葉を繰り返したフロッピー麻生と、「国民」て言葉を繰り返した小沢一郎との対象的なスピーチこそが、自民党そのもの、民主党そのものを表わしてると思う。ようするに、「俺たち」が甘い汁を吸うために政治をやって来た自民党と、その犠牲になって来た「国民」のために政権を取り戻そうとしてる民主党の姿勢を明確に表わしたものだと思う。
そして、派手な音楽とカクテル光線の中に登場するっていう、見てるほうが恥ずかしくなるようなフロッピー麻生の低能パフォーマンスには、自民党議員たちも呆れ果ててたみたいで、現場を取材に行ったテレビ朝日の解説委員、三反園訓氏によると、「麻生さんがスピーチを始めたとたんに、多くの自民党議員がゾロゾロと会場から出て行った」っていう今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、あたしは、世の中がバブル景気で盛り上がってて、底辺の国民までもがウハウハ言ってるような時代だったら、庶民の生活なんて何も知らない大金持ちのボンボンが総理大臣でもいいと思う。渋谷の雑貨店「ロフト」を視察して、ポケットに両手を入れたまま、レジ係の女性に向かって、「レジやってんの?レジで正社員って珍しいな」ってノタマッたり、渋谷のハローワークを視察して、仕事を探しに来た人の前にナナメにふんぞり返り、「何かありませんかね?じゃ仕事なんか見つからねえよ」ってノタマッても、笑い話のネタになるだけだ。
カップ麺の値段を聞かれて「400円ぐらいか?」って答える無知ぶりも、中学生レベルの漢字すら読めない無学ぶりも、すべては「愛すべきキャラクター」の1つとして、国民に笑いを与える要素になる。つまり、「こんなバカが総理大臣をやってても許されるほど世の中の景気がいい」ってことで、フロッピー麻生のバカ殿ぶりは、多くの国民から愛されることになる。そして、フロッピー麻生が新たに漢字の読み間違いをするたびに、全国から笑いが巻き起こり、親近感が増し、支持率も上がってくことになる。
だけど、残念なことに、今は100年に一度のミゾウユウの経済危機だ。多くの企業が倒産し続け、多くの国民が路頭に迷ってる時に、こんなバカに総理大臣ゴッコをさせて遊ばせてる余裕なんかない。国民は、ホントに国民のことが分かってて、ホントに国民のための政治をやってくれる、実行力のある有能なリーダーを必要としてるのだ。それなのに、まるで居直り強盗のように、いつまでも総理大臣のイスに居座り続けてるフロッピー麻生。そして、やってることと言えば、ナンミョーの言いなりの定額給付金と、経団連の言いなりの消費税の大増税だけ。これじゃあ、一挙手一投足を揶揄されちゃうのもジンジャエールだろう。
‥‥そんなワケで、ここで、しばらく前から続けて来た2つのアンケートの結果を発表する。1つめは、今日までの8年間のブッシュ政権中に、ニポンでは5人もの総理大臣が入れ替わってるけど、その5人の中で、【あなたが最も無能だと思うのは?】ってアンケートの結果だ。
【以下の歴代首相の中であなたが最も無能だと思うのは?】
1位 麻生太郎 4728票(32%)
2位 森喜朗 3746票(25%)
3位 安倍晋三 3016票(20%)
4位 小泉純一郎 1897票(13%)
5位 福田康夫 1116票(7%)
※有効投票数 14503票 (1月20日17時現在)
そして、2つめは、この5人の歴代首相の中で、【日本をここまで酷くした最大の戦犯は?】ってアンケートの結果だ。
【日本をここまで酷くした最大の戦犯は?】
1位 小泉純一郎 9138票(76%)
2位 森喜朗 1935票(16%)
3位 安倍晋三 387票(3%)
4位 麻生太郎 334票(2%)
5位 福田康夫 155票(1%)
※有効投票数 11949票 (1月20日17時現在)
‥‥そんなワケで、まずは、アンケートに協力してくださった皆さん、どうもありがとうございました♪‥‥ってことで、両方とも1万人以上の人が参加してくださったから、500人から2000人程度にしか聞かないそこらの新聞やテレビの世論調査よりは、何倍も正確な「国民の声」が反映されてる結果だと思う。
1つめの「もっとも無能な首相」の座に輝いたのは、現在の首相、フロッピー麻生だけど、これは、さっきも書いたように、時代背景が大きく関わってる結果だと思う。だって、ホントに「知能の低さ」ってことだけを純粋に計測したら、ここに並んでる5人て、みんな似たようなレベルのバカだと思うからだ。つまり、フロッピー麻生の場合は、この5人の中で、もっとも国民が有能なリーダーを欲してる時に総理大臣になっちゃったから、より、その無能ぶりがアピールされちゃったってことなんだと思う。
たとえば、口先ばかりで何ひとつ公約を守らなかった大ウソつきのアベシンゾーなんて、たった1年しか総理大臣をやってないのに、天下無敵の大バカで「サメの脳みそ」とまで呼ばれたモリヨシローに迫るほどの得票数をあげてるんだから、もしも、あと1年、アベシンゾーが総理大臣をやってたら、モリヨシローを抜いて2位になってたかもしれない。そして、もしも、現在のフロッピー麻生の時期に総理大臣になってたら、完全に1位になってただろう。
それにしても、ビックル一気飲みなのは、2つめのアンケートの結果だ。1つめのアンケートは、1位が約5000票、2位が約4000票、3位が約3000票、4位が約2000票、5位が約1000票ってふうに、キレイなラインで並んでる。それなのに、2つめのアンケートのほうは、コイズミがダントツの1位で、何とか1000票を超えた2位のモリヨシローの他は、ほとんどゼロに近いって言ってもいいほどの票数しか集まってない。
ようするに、この結果を「国民の声」とするならば、この国がここまで酷くなっちゃったのは、「モリのバカが下地を作り、コイズミのバカがそれを完成させた」ってふうに国民から認識されてるってことになる。そして、さらに言えば、「現在のこの国の状況は、アメリカにシッポを振り続けたコイズミの売国政策が原因だ」って思ってる人が76%もいるってことになる。ま、アメリカの飼い犬の竹中平蔵に吹き込まれるままに、虚飾の新自由主義を推進して、見かけだけの好景気を演出して、国民を騙しまくったコイズミが元凶だって考えるのは、ごく一般的な見方だと思う。
‥‥そんなワケで、76%もの国民から「日本をここまで酷くした最大の戦犯」だと思われてるコイズミだけど、そのコイズミが政権の座を去ってから、もう3人も総理大臣が変わったっていうのに、世の中はまったく良くならない。それは、膨大な借金を始めとして、コイズミが遺した「負の遺産」がマウンテンだからだ。「障害者自立支援法」や「リハビリ打ち切り制度」や「後期高齢者医療制度」を始めとした数々の弱者切り捨て法案にしても、すべてはコイズミが辞めたあとに可決されて、国民を苦しめ続けてる。そして、こうしたコイズミの「負の遺産」の最たるものが、国民の生活を直撃してる「アメリカの言いなりの経済システム」なのだ。
フロッピー麻生は、自民党内部からたくさんの反論が出てるのにも関わらず、「2011年からの消費税引き上げ」をゴリ押ししてる。そして、その前提には、フロッピー麻生が繰り返して来た「3年後には景気が回復するから」っていうアバウトな予想があるんだけど、野党からは「その根拠は?」ってツッコミを入れられて、そのつどフロッピー麻生はちゃんとした根拠を示すことができずに、なんやかやとゴマカシ続けて来た。だけど、コレって、ちゃんとした根拠があるんだよね。ただ、国民には知られたくない根拠だから、国会では言うワケには行かないだけなんだよね。
「2011年」って言えば、しつこいくらいに告知CMを流し続けてる「テレビの地デジ」が始まる年だ。だけど、現実には、地デジを推進してる総務省の思惑とはウラハラに、なかなか進んでない。総務省の計画だと、去年までに50%以上の家庭が地デジ対応のテレビに買い替えるって試算してたけど、実際には未だに4割弱の家庭しかテレビを買い替えてない。そして、あたしみたく「地デジになったら、もうテレビは観ない」って人を覗いても、ほとんどの人が「ギリギリになってから買い替える」って言ってる。これは、「別に急ぐ必要がない」ってことと、「今よりも1年後、2年後のほうが、より高性能で低価格のテレビが発売されるから」ってことだそうだ。
で、「2011年からテレビの地デジになる」ってことに合わせて「2011年から消費税を大幅に引き上げる」ってことにすれば、多くの人たちが、「消費税が上がる前にテレビを買っておこう」ってことになって、前年の2010年には、全国で何百万台っていうテレビが売れるだろう。中には、テレビだけじゃなくて、消費税が上がる前に他の家電も一緒に買っとこうと思う人だってたくさんいるだろう。そうすれば、一時的に景気が回復して、「景気が良くなったから消費税を引き上げる」っていうフロッピー麻生のシナリオ通りになるってワケだ。
‥‥そんなワケで、今のテレビでもぜんぜん問題ないのに、何で全国民にテレビを買い替えさせてまで「地デジ」なんてものにしなきゃなんないのか、不思議に思ってる人も多いと思う。中には「地デジになれば今までより映像がキレイになるから」なんて思ってる人もいるみたいだけど、それは大きな間違いなので、フランク・ザッパに説明しとこうと思う。
まず、今回の「地デジ騒動」のもともとの発端は、ニポンのNHKが「アナログのハイビジョン」を開発したからなのだ。NHKが開発した「ハイビジョン」は、今までのアナログでありながら、遥かにキレイな画面を映し出すことに成功した。ようするに、今までのテレビでも今まで通りの放送を観ることができる上に、よりキレイな映像を観たい人だけ、ハイビジョン対応のテレビに買い替えれば良かったってワケだ。
で、これに焦ったのが、アメリカだった。こんな技術が世に出ちゃったら、世界中のテレビ市場がニポンに独占されちゃうからだ。それで、アメリカは、大慌てで「地デジ化を推進して、ニポンのアナログハイビジョンの市場を潰せ!」ってことになったってワケだ。電波がデジタルになれば、NHKが開発したアナログハイビジョンは使えなくなるってワケだ。そして、アメリカのブッシュは、自分の飼い犬であるコイズミを呼びつけて、こう命令したのだ。
「おい!お前の国のNHKが開発したアナログハイビジョンが一般化されたらアメリカは困ることになる。だから今すぐにNHKに圧力をかけてアナログハイビジョンを中止させろ!その代わりにアメリカが主導して始める地デジを推進しろ!分かったな?」
「ワン!」
これが、ニポンまで無意味な地デジにしなきゃいけなくなったイキサツだ。ようするに、今回の「地デジ騒動」ってのも、コイズミが遺した「負の遺産」のうちの1つだってことだ。コイズミがブッシュの言いなりなんかにならなければ、あたしたちはテレビを買い替える必要なんかなかったんだし、キレイな映像を観たい人だけがハイビジョン対応のテレビを買えば良かったのだ。だけど、地デジ化による莫大な利益を目論んでる上に、各放送局の放送内容に対する「口出し」まで法案に盛り込んだアメリカ政府としては、その属国であるニポンも地デジ化させて、ザックリと迂回利益を上げ、その上、ニポンの放送内容にまで「口出し」しようとしてるってことだ。
だけど、ニポンに先駆けて2年も早く全国の地デジ化を推進してたアメリカは、完全移行の期限だった来月2月を目前にしても、多くの家庭が地デジに移行してない現実を目の当たりにして、オバマちゃんが「完全移行日の先送り」を発表した。アメリカでは、地デジ放送を受信するためのチューナーが5000円から7000円ほどで、そのうちの4000円ぶんを国が補助してくれるチケットを配布してる。ようするに、1000円から3000円ほどの出費で、地デジ放送を観られるようになる。それでも、未だに多くの家庭が地デジに移行してなくて、結局、政府のほうが完全移行の日程を先送りしたのだ。だから、ハッキリ言って、ニポンの場合も、最後まで地デジ対応のテレビやチューナーなんか買わずにホッタラカシにしてれば、ギリギリになって焦った政府が、タダ同然でチューナーを配ってくれる可能性がヒジョ~に高いってワケだ。
‥‥そんなワケで、アメリカの牛肉市場の拡大に協力するための「クローン牛の認可」しかり、今回の強引な「テレビの地デジ化」しかり、すべては前代未聞の売国奴であるコイズミが、何年も前にブッシュと密約してたことが表面化したってだけのことなのだ。これも、アメリカの狂牛肉の輸入再開やインド洋での無料給油とおんなじことで、あたしたち国民のことなんかどうでもよくて、とにかくアメリカを儲けさせること、アメリカに上納金を払い続けることを快感としてたド変態のコイズミが1人で勝手に決めたことなのだ‥‥ってワザワザあたしが言わなくても、76%もの人たちがコイズミのことを「ニポンをここまで酷くした最大の戦犯」だって判断してるんだから、まだまだニポンも捨てたもんじゃないと思った今日この頃なのだ。
★ 今日も最後まで読んでくれてありがと~♪
★ 自国が開発した素晴らしい技術を封印してまで、アメリカの言いなりになって地デジなんかをゴリ押しした自民党って、いったいどこの国の政党なんだろう?って思った人は、政権交代へのクリックをお願いしま~す!
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