山本一太議員、反麻生の勉強会を発足
「山本一太議員、反麻生の勉強会を発足」(世田谷通信)
自民党の山本一太参院議員は、6日、麻生太郎首相が明言した3年後の消費税率引き上げの撤回などを求める勉強会を発足させた。山本氏は、麻生首相が景気対策の柱としている2兆円の定額給付金についても、当初から「定額給付金は根本的な見直しが必要、もっと必要なことに予算を使うべき」と言い続けており、また明確な数値目標を出さない麻生首相の姿勢を批判し続けて来た。勉強会に参加するのは、道路特定財源の一般財源化の徹底を求める水野賢一、柴山昌彦両衆院議員を筆頭に、山内康一、牧原秀樹、上野賢一郎、松本洋平衆院議員、田村耕太郎参院議員の8名で、いずれも現在の麻生政権に一定の距離を置く顔ぶれがそろっている。自民党の中川秀直元幹事長は、すでに麻生政権の崩壊後を見据えて政界再編へ向けた議員連盟を立ち上げており、また渡辺喜美元行政改革担当相も「麻生内閣が続けばみんな不幸になる」として、事実上の離党表明をした上で、小泉チルドレンとの会合を重ねて反麻生の勢力の拡大を図っている。国民の内閣支持率が10%台へと急落し、党内部からも造反の動きが連鎖的に起こっている中、また新たな反麻生の勉強会が発足したことで、麻生首相はさらに厳しい状況へ追い込まれた。(2009年1月6日)
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