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2009.02.27

センタクゲリオン弐号機、活動限界

洗濯機って、普通は、右、左、右、左‥‥って回る。もうちょっと詳しく言うと、右、休み、左、休み、右、休み、左、休み‥‥ってふうに回る。それで汚れが落ちるワケだけど、しばらく前から何だか変な音がしてたあたしの洗濯機が、ついに、半分だけ壊れちゃった。今日、お洗濯をしたら、右、休み、休み、右、休み、休み‥‥って回ってて、左に回らないのだ。それで、あたしは、「半分しか回らないんなら、2倍の時間、回せばいいかな」って思って、「洗い」を押してホッタラカシにしといて、お茶を飲んでて、「荒い」が終わって洗濯機がピーピー呼んだから、もう一度「洗い」を押した。それで、2回の「洗い」が終わったから、いつものように「脱水」を押した。

あたしの洗濯機は、一応、全自動なんだけど、全自動のコース洗いにしちゃうと、「すすぎ」でたくさんのお水を使っちゃう。だから、あえてアナログな使い方をしてるんだけど、まず、お風呂の残り湯で「洗い」をして、それから「脱水」をして、その次に半分くらい水道のお水を入れて、「洗い」を押してすすぐ。で、「脱水」して、もう一度、半分くらい水道のお水を入れて、「洗い」を押してすすいで、それで「脱水」する。こうすれば、1回のお洗濯に使うお水は洗濯機1杯ぶんだけで済む。

それで、2回の「洗い」が終わったから、いつものように「脱水」を押したら、洗濯機が回り出したトタンに、ズガガガガガーーー!って鳴りながら洗濯機が大揺れしたから、慌てて止めようととしてら、自動で止まって、ピーピーピーピーって鳴り出した。あたしは、いったいどうしたのかと思って、フタを開けてみたら、中でたくさんの洗濯物が、1つの巨大なオシボリみたくなってたのだ。いろいろと考えた結果、今までは、右、左、右、左‥‥って回ってたから洗濯物がバラバラになってたけど、今日は、右、休み、休み、右、休み、休み‥‥って回ったことによって、ぜんぶの洗濯物がネジレながらカタマリになっちゃったみたいな今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、あたしは、巨大なオシボリを解いて、何とか脱水することができたんだけど、あたしのアナログな洗い方だと、この次には、お水を入れて、「洗い」による「すすぎ」をするワケで、この様子を見てたら、やっぱり、右、休み、休み、右、休み、休み‥‥って回ってて、洗濯物がどんどんネジレてった。だから、次に脱水する時も、いちいち解かなきゃならなかったし、2回目の「すすぎ」のあとの脱水の時も、いちいち解かなきゃならなかった。で、何よりの問題が「メンドクサイ」ってことなんだけど、それだけじゃなくて、、「洗い」による「すすぎ」の時に、洗濯物がネジレちゃうから、キレイにすすげてない感じがする。さらには、洗濯物が痛んじゃう気もした。

それで、「こりゃあ大変だ!」ってことになったんだけど、洗濯機って、死活問題には直結してない。洗濯機だけじゃなくて、テレビが壊れても、電子レンジが壊れても、掃除機が壊れても、死活問題には直結しないから、そんなに急いで何とかしなくても困らない。だけど、炊飯器が壊れたり、冷蔵庫が壊れたり、電話が壊れたり、パソコンが壊れたりしたら、死活問題になっちゃうから、急いで対応しなくちゃなんない‥‥ってワケで、あたしは、大騒ぎしつつも、それほどはアセッてなかった。

もともと、この洗濯機は、4~5年くらい前にリサイクルショップで買って来たもので、そのお店で一番安かった3000円の洗濯機だ。ここまで運んでもらうのと、それまで使ってた洗濯機を引き取ってもらうので1500円で、合計で4500円だったから、4~5年も使えたんだからモトは取れたと思う。それに、その前に使ってた洗濯機は、引っ越しするお友達からいただいたもので、10年くらいは使ってたから、それも含めると、あたしが洗濯機に使ったお金は、15年で4500円てことになる。これなら、思いっきり得してると思う。

それに、今の洗濯機も、完全に壊れたんじゃなくて、まだ半分は動くんだから、たとえば、タライで手洗いでお洗濯して、この洗濯機は脱水専用にするって手もある‥‥って、ここまで書いて来てウッスラと思い出したんだけど、前の洗濯機が壊れた時も、最初はどっちか片方にしか回らなくなって、それでもムリして使ってたら、とうとう右にも左にも回らなくなったんだった。それで、仕方ないから、洗濯機をタライの代わりにして、両手を突っ込んで洗ってたんだけど、冬になって冷たさに耐えられなくなって、ついにリサイクルショップへ欽ちゃん走りしたんだった。

‥‥そんなワケで、あたしは、車や原チャリのメカなら多少は分かるし、パソコンもある程度は自分で組んだりできるんだけど、家電に関しては、まったく分からない。それに、家電の場合は、シロートがヘタに分解したりすると、感電したり爆発したりしそうな気もするから、何だか恐い。さらには、家電って、分解しにくく作られてる気がする。ずっと前に、カセットテープが動かなくなっちゃったラジカセを直そうと思って、裏側のネジを外してみたんだけど、ぜんぶのネジを外したのに、どうしても裏のフタが開かなかった。それで、どっかが引っかかってるのかと思って、隙間にドライバーを突っ込んでテコの応用で力を入れてみたら、バキッ!って言って、裏のフタが割れちゃった上に、よく分かんない基盤の一部みたいな部品がもげちゃって、ラジオまで鳴らなくなっちゃったことがある。だから、あたしは、それ以来、家電が壊れた時には、「軽く叩いてみる」ってだけにしてる。

で、現実問題としては、洗濯機を自分で分解するなんてできっこないし、もしも分解できたとしても、どこをどんなふうに直せばいいのかが分かんない。あたしの場合は、あくまでも、「分解してみたら線が1本切れてた」とか、「分解してみたらネジが1つ外れてた」とか、そういった「目で見て分かる故障」しか直せない。だから、洗濯機がどんな構造になってるのか、どんなふうに動いてるのかも知らないのに、直せるワケがない。

それで、あたしは、まず、「洗濯機が右と左に順番に回るのはどんなふうになってるのか」ってことを想像してみることにした。その秘密が分かれば、解決の糸口が見えて来ると思ったからだ。もちろん、あたし1人の脳みそじゃムリだから、頭脳は子供でもベッドでは大人、迷探偵キッコナンにも手伝ってもらって、あたしの洗濯機が、ちゃんと、右、左、右、左‥‥って回ってた時のことを思い出してみた。そしたら、右回りと左回りの間の「休み」が、左右の回転を切り替えるためのブランクなんじゃなくて、洗濯物が絡まないようにするために、ちゃんと計算して作られてるブランクのような気がして来た。ようするに、「休み」がなくて左右の回転が素早く切り替わると、洗濯物同士が絡み合っちゃうから、間に1秒くらいの「休み」を入れて、水中で洗濯物が自然にほぐれるようにしてるってワケだ。

それから、回り始める時って、最初から速い回転なんじゃなくて、モワ~ッて感じに加速してくことを思い出した。そう言えば、脱水の時も、最初は様子を見ながらみたいな感じでゆっくりと回り出して、それからだんだんに加速してく。これも、きっと、洗濯物が痛まないように、計算して作られてるんだと思った。そうだとすると、洗濯機って、なかなかの電子制御なマシンてワケで、単に「モーター」と「左右の回転を切り替えるためのリレー」だけで作られてるワケじゃないみたいだ。

‥‥そんなワケで、あたしは、節水と節電のためにアナログな手動操作で使ってたから気づくのが遅れちゃったけど、これって、全自動洗濯機なワケで、ホントなら、スイッチ1つで、「洗い」も「すすぎ」も「脱水」もしてくれるワケだし、洗うものの種類や量によって、速度が切り替わったり、お水の量が増減したりって、何でも自動的にやってくれるワケだ。つまり、最初にあたしが想像してた「リレーが壊れた」とか「モーターが壊れた」とかっていうフランク・ザッパな故障じゃなくて、電子制御のホニャララのホニャララがホニャララしたとかっていう、あたしにゃまったく理解不能な故障のケースが濃厚だってワケだ。

そうなって来ると、もともとお手上げだった修理が、さらにお手上げになっちゃうワケで、そんなに手を上げてたら、荏原交通のタクシーが止まっちゃうよ、まったく(笑)‥‥なんてのも織り込みつつ、それならそれで、あたしにも考えがある。電子制御のホニャララのホニャララがホニャララしたってことは、たいていの原因は「お水」によるものだ。あたしの大好きな映画、「エレクトリックドリームス」にしても、主人公のマイルスが、自分のパソコンにジュースをこぼしちゃって、それが原因でパソコンが自分の意思を持ち始めちゃって、アパートの階下に住むチャリストのマデリンとの三角関係みたいな話へと進んで行っちゃう。

だけど、パソコンと違って、もともとお水を使うようにできてる洗濯機なんだから、お水に濡れたら困るような部品は、シッカリと防水されてるハズだ。だから、この辺りのことから推測すると、シッカリと防水されてた部分が、長年使ってるうちに少しずつ劣化して来て、そこからお水が入り込んで、電子制御のホニャララのホニャララがホニャララしちゃって、その第一段階として、まずは左に回らなくなった。そして、このまま使い続けてると、前の洗濯機とおんなじに、右にも回らなくなる‥‥って感じがする。

そう考えると、あたしには、ナニゲに思い当たるフシがある。全自動で使うんなら、専用の堅いホースを洗濯機に固定して、お水を出したり止めたりするのも洗濯機に任せるんだけど、あたしの場合は手動で使ってるから、専用のホースはつなげてない。それで、「すすぎ」のための「洗い」をする時だけ、普通のホースを伸ばして来て、それで上からお水を入れてる。で、この時に、タマに洗濯機の周りのスイッチのパネルのとことかにも、お水をかけちゃったりしてたのだ。

だから、この時に、少しずつお水が侵入してって、スイッチのパネルの下にありそうな予感がする電子制御のホニャララに、ポタリポタリと垂れてたのかもしんない。そして、何万年もの月日をかけて水滴が鍾乳石を作り上げるがごとく、5年の歳月をかけて、ジョジョに奇妙に防水用のゴムを劣化させちゃって、ヒビ割れさせちゃって、そこから内部へとお水が入り込んじゃって、電子制御のリレーが正しい信号を出さなくなっちゃったのかもしんない。

‥‥そんなワケで、あたしのこの推測が当たってるとすれば、何よりの対処法は「乾かす」ってことで、ようするに、「しばらく使わずに自然に乾燥するのを待つ」ってことになる。名づけて、「洗濯機の自己治癒能力に期待して果報は寝て待つ作戦」てワケで、言い方を変えれば、「他力本願作戦」てワケだ。だから、ここまで書いて来て、あまりにも投げやりな結論ぽく思えるかもしれないけど、あたし的には、これがベストだと思ってる。だから、まだお水は冷たいけど、これからしばらくは、タライと洗濯板でお洗濯して、脱水も、あたしの得意ワザの「手でぶんぶん回す方式」でがんばってみようと思う。だって、あたしには、次の洗濯機を買うお金なんてないんだし、これしか選択肢がないからだ、「洗濯」だけに‥‥なんてオチでカンベンして欲しい今日この頃なのだ(笑)


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