麻生首相、海外でも誤読を連発
「麻生首相、海外でも誤読を連発」(世田谷通信)
政策やリーダーシップではなく原稿の漢字の読み間違いばかりが注目されている麻生太郎首相だが、支持率回復のために現地滞在時間7時間という強行軍で臨んだスイスでの世界経済フォーラム年次総会「ダボス会議」でも漢字の誤読を連発した。麻生首相は、31日、スイス東部のダボスで開催された「ダボス会議」の特別講演で、「米国新大統領のオバマ氏と連携し」と連呼してオバマ人気にあやかろうとしたが、原稿の「決然」を「けんぜん」、「見地」を「かんか」、「基盤」を「きはん」と漢字の読み間違いを連発した。また講演後にダボス市内のホテルで感想を語った際には、同席したイギリスのトニー・ブレア前首相のことを「トニー・ブラウン」と3回も言い間違え、秘書官から「トニー・ブレアです」と指摘され、慌てて言い直す場面もあった。どうやら現職のゴードン・ブラウン首相と混同してしまったようだが、人名の間違いは海外プレスにも分かってしまうため一国の代表としていかがなものであろうか。(2009年2月1日)
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