麻生首相の講演会が閑古鳥
「麻生首相の講演会が閑古鳥」(世田谷通信)
麻生太郎首相は、22日、青森市で開催された自民党青森県連のセミナーで講演したが、現職の総理大臣による講演にも関わらず、会場に集まった人はわずかだった。県連では数日前から首相の来県を積極的に広報していたが、首相の顔がよく見える前列ですら半分以上が空席で、数列目から後はほとんどが空席となった。麻生首相は「民主党には政権を任せられない」と語気を強めて連呼したが、拍手もまばらで、約40分の講演は途中で席を立つ人の姿も目立った。最後まで講演を聞いた人は「麻生さんは口をひらけば民主党批判とマスコミ批判を繰り返し、まるで民主党とマスコミのせいで自分の支持率が下がったと言わんばかり。国民の声に耳を貸さない自分の政策が批判されていることにどうして気づかないのか」と憤慨していた。麻生首相にとっては支持率回復のために勇んで乗り込んだセミナーだったが、自民党の支持者までもが麻生首相には何も期待していないことが改めて浮き彫りとなってしまった。(2009年2月22日)
「空席だらけの会場で講演する麻生首相」(MBS動画ニュース)
http://news.tbs.co.jp/jnn/asx/news4068341_12.asx
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