麻生首相、自身の施策を理解しておらず
「麻生首相、自身の施策を理解しておらず」(世田谷通信)
麻生首相は、7日、就任後初めて訪れた沖縄県の那覇市で講演をしたが、自身の経済対策についての説明の中で事実に反することを述べた。麻生首相は、定額給付金とともに自身の施策の柱としている「週末の高速道路料金を上限1000円とする法案」についての説明の中で「休日になったら高速道路料金はどこまで行っても一律1000円。たとえば仙台から東京へ来て、東京から首都高抜けて静岡まで行くというと結構な値段すると思いますよ。そういったのも一律1000円にします」と説明した。しかし実際には仙台から東京までが東北自動車道、東京から静岡までが東名高速道路で、その間をつなぐ首都高速道路は別料金であるため、仙台から静岡までを1000円で行くことはできない。定額給付金についても自身の見解を二転三転して野党から「ぶれ」を指摘されていた麻生首相だが、自身の施策のもう1つの目玉である高速道路料金についても、本人がそのシステムを理解していないというぼろを出す結果となってしまった。(2009年3月8日)
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