小沢代表が東京地検特捜部を批判
「小沢代表が東京地検特捜部を批判」(世田谷通信)
西松建設からの違法献金問題を巡って公設第1秘書の大久保隆規容疑者が逮捕された件に関して、民主党の小沢一郎代表は、4日9時50分から記者会見をひらいた。小沢代表は「この種の捜査では今までに強制捜査や逮捕が行なわれたことは一度もなく、今回の当局のやり方は時期を考えても極めて異例。政治的にも法律的にも不公正である」と言及し、東京地検特捜部の捜査方法について強く批判した。また一部で噂されていた辞任については完全に否定し、自らが潔白であることを改めて強調した。今回の異例な強制捜査や逮捕に関しては、政治学者を始めとした多くの有識者の間から「選挙を目前にして支持率回復の見込みがない自民党が相討ち覚悟で特捜部に指示をした国策捜査なのでは」との声が相次いでおり、東京地検が立件できなかった場合には特捜部トップの責任問題にも発展する恐れがあると思われる。(2009年3月4日)
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