ベリーベリーダンス
ニポン人て、英語が苦手な人が多いからなのか、和製英語ってのを作っちゃうのが得意な民族だ。最近だと、叶姉妹の姉役の恭子さんのほうが、自分のボーイフレンドたちのことを「メンズ」って言ってるのが、すごく気になってる。英語がしゃべれない人でも知ってるように、「男性」は「man」で、複数になると「men」だ。それなのに、すでに複数になってる「men」に、さらに「s」をつけちゃうなんて、和製英語にも保土ヶ谷バイパスだ。たとえば、子供が「チャイルド」で、子供の複数型が「チルドレン」なのに、これを「チルドレンズ」って言ってるのとおんなじことだ。これじゃあ、元「チャイルズ」の磯野貴里子あらため磯野貴里もダッフンしちゃうだろう。
たとえば、デパートの売り場の「レディースとメンズ」の「メンズ」とか、雑誌の「メンズ・ノンノ」の「メンズ」とかは、「men's」、つまり、「男性の」とか「男性用の」って意味だ。だけど、叶姉妹の恭子さんは、「わたくしのメンズがナンタラカンタラ」って使い方をしてるから、この「men's」じゃ意味が通らない。どう考えても「男性たち」って意味で使ってるとしか思えない。
さらに、妹役の美香さんに至っては、「姉のメンズたちがナンタラカンタラ」って言ってた。つまり、すでに複数型になってる「メン」に、ヨケイな「ズ」をつけただけじゃ飽き足らず、そこに「たち」までつけちゃってるのだ。これが「子供」のことなら、「チルドレンズたち」って言ってるのとおんなじことで、あまりにも馬に乗馬だと思う。もしかしたら、2人とも、英語がしゃべれそうに見えて、実は苦手なのかな?
ま、たとえ英語が苦手だったとしても、叶姉妹みたいなニポン人離れしたダイナマイトバディのほうが、英語がしゃべれても貧相な体のあたしよりも、遥かに男にモテるワケで、男にとっては、女なんて所詮は外見しか興味がないワケだ‥‥とか言いつつも、あたしも美女が大好物だし、ヘタしたら、そこらのエロオヤジよりも美女が大好きだから、常に外側に向かってガツガツしながら、自分の美容に対しても前向きだ。あたしの美容法は、足をケガするまではヨーガをやってたけど、今はベリーダンスをやってる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、世の中にいろんなダンスがある中で、もっとも女性の体を美しくする効果があるのが、このベリーダンスだって言われてる。だから、あたしも、杉本彩さんのような美しい体を目指して、ベリーダンスを始めたってワケだ。ちなみに、杉本彩さんの場合は、最初は「ウッチャンナンチャンのウリナリ!」の芸能人社交ダンス部の企画で、社交ダンス全般をやるようになって、そこから、アルゼンチンタンゴにハマッちゃったみたいだ。
アルゼンチンタンゴも、杉本彩さんみたいな妖艶な美女が踊れば似合うけど、アルゼンチンタンゴに必要なのは何よりも情熱的なセクシーさだから、あたしにはムリだ‥‥つーか、もっと基本的なこととして、アルゼンチンタンゴってのは男性と2人で踊るもんだから、1人でお部屋で踊ってるあたしには物理的にムリなのだ。そして、タンゴだけじゃなく、社交ダンスはすべて相手が必要なものだから、あたしにはムリだ。仮に、相手がいたとしても、社交的じゃないあたしには、社交ダンスなんてムリだと思う。
だって、「ウリナリ!」の芸能人社交ダンス部と、映画の「Shall We Dance?」でしか社交ダンスの世界を知らないあたしだけど、好きでもない男とベッタリくっついて、あんなに体を触られて踊るなんて、想像しただけでも全身で鳥肌実が演説を始めちゃう。中には、実際は社交ダンスが好きなワケじゃなくて、単に女性の体に触りたくて習いに来てるようなエロジジイとかもいそうだし。
それよりも、1人でも楽しく踊れる上に、どんどん美しくなれるっていうベリーダンスのほうが、あたしにはピッタリだと思った。杉本彩さんみたいなフェロモンがムンムンの美女なら、情熱の国のアルゼンチンタンゴだとかフラメンコだとかがピッタリだけど、外見的にはアジアンビューティーの最高峰、山口小夜子さんを目指してるあたしとしては、やっぱり、オリエンタルでエキゾチックなベリーダンスのほうが、イメージにピッタリなのだ。
一時は、ハワイのフラをやってみようかと思ったんだけど、フラの場合は、単なるダンスじゃなくて、動きのひとつひとつに深い意味がある。だから、サスガに自己流じゃムリそうだし、運動量としても長時間やらないと効果がなさそうだから、今回は見送った。あたしの大好きだった「サンディー&ザ・サンセッツ」のサンディーさんが、今はフラをメインに活動してるみたいだから、フラにも興味があるんだけど、あたしの目的は、あくまでも魅力的な腰のラインを作ることだから、やっぱりベリーダンスにしてみたワケだ。
ちなみに、「フラダンス」ってのは、これまた英語を知らないニポン人によるデタラメな和製英語で、「フラ」だけでダンスの意味を含んでるんだから、「フラダンス」なんて言っちゃうと、「盆踊りダンス」って言ってるのとおんなじことになっちゃう。前に、「マグ」だけでカップの意味なのに「マグカップ」とか、「チゲ」だけで「お鍋料理」って意味なのに「チゲ鍋」とか、こうした和製英語や和製韓国語のことをリトル触れたけど、この「フラダンス」も酷い例だと思う。もひとつちなみに、「フラダンス」と「フラメンコ」はナニゲに似てるけど、ハワイのフラは「hula」で、スペインのフラメンコは「flamenco」で、「H」と「F」だからぜんぜん関係ないし、正しい発音もぜんぜん違う。
‥‥そんなワケで、あたしは、どんなことでもお金をかけないで身につけることをモットーにしてるから、ヨーガの時は、NHKの教育テレビでやってた千葉麗子さんのヨーガ教室を見て、だいたいのとこを覚えた。そして、あとは、自分で勝手に「クロネコヤマトのポーズ」だとか「アライグマの風太くんのポーズ」だとか「酸欠になった金魚ポーズ」だとかってのを考案して、ちゃんとしたポーズの中に混ぜたりしてた。だから、今やってるベリーダンスも、主にYOU TUBEの動画を見て、て見よう見まねでやってる。
ちなみに、ベリーダンスって、何も知らずに聞くと、語呂もいいしステキなイメージがあるけど、英語で書くと「Belly Dance」なワケで、この「Belly」ってのは、中学で英語の授業をちゃんと聞いてた人なら分かるように、「お腹」って意味だ。つまり、ベリーダンスってのは、直訳すると「腹踊り」ってワケで、そう言えば、昨日の「ちびまる子ちゃん」の1時間スペシャルで、後半に、お姉ちゃんの咲子ちゃんのお誕生日のお話をやったけど、感動で涙腺がゆるんじゃうのを少し調整するためなのか、友蔵が「腹踊り」をしてたよね。
つまり、ベリーダンスって、英語で言えばセクシーでステキなダンスなのに、ニポン語にすると友蔵の隠し芸になっちゃうワケで、両方とも「腰やお腹の動きがポイント」って部分は一緒だけど、あまりにもイメージが変わっちゃうワケだ。で、イメージが変わっちゃうって言えば、オシャレな果物の代名詞的な「ブルーベリー」もおんなじだ。ウォン・カーウァイ監督の「マイ・ブルーベリー・ナイツ」なんかの影響もあって、とってもオシャレなイメージの果物だけど、「ブルーベリー」の「ベリー」は、「ベリーダンス」の「ベリー」とは違って、「L」じゃなくて「R」の「berry」、果実の「実」って意味だ。ようするに、「ブルーベリー」ってのは、直訳すると「青い実」って意味で、あまりにもそのまんま東で、アジもホッケもない‥‥じゃなくて、味もソッケもない。
ついでに書いとくと、「ストロベリー」のほうは、「麦藁(むぎわら)」を意味する「straw」と「berry」なので、直訳すると「藁の実」ってことになる。ちなみに、ジュースを飲む時の「ストロー」は、もともとは麦の穂を刈ったあとの茎の部分を使ってたので、そのまま「straw」って呼ばれてる。で、何で「イチゴ」のことを「藁の実」って呼んでるのかっていうと、これは、「麦藁を敷き詰めた上で栽培してたから」って説とか、「これは麦藁を意味するstrawじゃなくて、散らばる様子を意味するstrew(strawの古語)で、あちこちに茎を伸ばしてイチゴができる様子を表わしてる」って説とか、他にも複数の説があるけど、どれもアトヅケっぽい感じがする。
さらに、ちなみに、ニポン語の「イチゴ」については、時々、「1月から5月までがシーズンだから1と5でイチゴって名前になった」なんていうガセビアを信じてる人がいるけど、「イチゴ」の語源は、今から1300年前の「日本書記」にさかのぼる。720年の「日本書記」には、イチゴのことは「伊致寐姑(いちびこ)」って書かれてるのだ。また、それから180年後の平安時代初期に編集された辞書「新撰字鏡(しんせんじきょう)」には、読みはおんなじでも別の漢字で「一比古(いちびこ)」って書かれてる。そして、この40年後の平安時代中期に編集された辞書「和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)」で、初めて「伊知古(いちご)」って名前が登場する。
この「伊知古」って漢字、ナニゲに「古舘伊知郎」っぽい雰囲気がマンマンなんだけど、そんなことは置いといて、これらの「伊致寐姑」とか「一比古」とか「伊知古」ってのは、今みたいな栽培されたイチゴがニポンにやって来るずっと前のことだから、当然、野山になってる野生種のイチゴのことだ。そして、江戸時代になって、オランダ人が栽培した大粒のイチゴを長崎に持ち込んで来た時に、こっちも「イチゴ」って呼ぶようになったってワケだ。だから、今は栽培種を「イチゴ」って呼んで、野山になってる野生種を「野イチゴ」って呼ぶけど、ホントは、「野イチゴ」こそがもともとの「イチゴ」であって、栽培種のほうを「家イチゴ」とか呼ばなきゃおかしいってワケだ‥‥って、どんどんダッフンしちゃって、いったい何を書いてんだか分かんなくなってきちゃったから、今、読み直してみたら、ベリーダンスのことを書いてたんだった(笑)
‥‥そんなワケで、最近、あたしが自己流でやってみてるベリーダンスだけど、ちゃんと大きな鏡の前で自分の動きをチェキしながら踊ってるから、自己流にしちゃワリと見られるようになって来たと思ってる。ただ、腰につけるチャラチャラした安モノのシャンデリアみたいなやつ、アレの代わりに、あたしの持ってるチェーンベルトの中で、一番チャラチャラしたやつを付けてやってるんだけど、YOU TUBEの動画で観る上手な人たちみたく、腰を動かすたびにシャンシャンしない。これは、あたしの腰の動きが悪いワケじゃなくて、このベルトが専門のやつじゃないからで、ここはひとつ、100円ショップに欽ちゃん走りするっきゃない。
ヨーガの時も、フローリングの上でやるとお尻とかヒザとかが痛かったから、玉川高島屋に行って専門のヨーガマットってのを良く観察してから、100円ショップに欽ちゃん走りして、おんなじくらいの大きさのキャンプ用のクッションを100円で買って来た。だから、今回も、手元にあるいろんなネックレスとかブレスレットとかを利用して、腰につけるチャラチャラしたやつがちゃんとシャンシャンするように、100円でパーツを買ってこようと思う。
ま、そんなこんなもありつつ、このベリーダンスは、何よりの効果が、ウエストのくびれができることだそうだ。だけど、あたしの場合は、これ以上ウエストが細くなったらシャレになんない。これば、別に、自慢してるワケじゃなくて、あたしの場合は、ウエストからヒップにかけてのお肉がなくて、腰の骨がポコッて出ちゃってるくらいだから、美しい曲線を描いてる細さじゃなくて、理科室のガイコツに全身タイツを着せたみたいな感じなのだ。だから、このベリーダンスを続けることで、ウエストからヒップにかけての筋肉とかを鍛えて、もうちょっとお肉がつくようにしたいと思ってる。
少しでも痩せたいと思ってる人から見たら、ゼイタクな悩みって思われちゃうだろうけど、あたしは、女性の体の美しさって、なめらかな曲線でできてるとこだと思ってる。それなのに、お風呂上がりに自分の体を鏡で見ると、ウエストからヒップへのラインが、なめらかな曲線どころか、骨盤の形が分かるほどカクカクした多角形なのだ。だから、ずっと前にも書いた覚えがあるから、また書いちゃうけど、ヒップの形がハッキリと出るようなスカートの時は、ヒップパッドの入ったガードルショーツを履いたりしてる。
あたしは、こんなもん履いてる人なんてメッタにいないだろうな‥‥って思って、恥ずかしいからずっと秘密にしてたんだけど、ある日、MAXのナナさんが、あたしとおんなじのを履いてるってことを何かの番組で言ってたから、あたしもカミングアウトしたってワケだ。とにかく、ブラのパッドみたくちっちゃくて可愛いものならいいんだけど、ヒップパッドは、お尻の山とおんなじ大きさで、タテが20cmくらい、横が15cmくらいの大きな楕円形で、これを横から見ると古墳みたいな形になってて、最大の部分で3cmくらいの厚みがある。これが2つあって、ガードルショーツのお尻の部分が2枚の生地になってて、この間に挿入してから着用すれば、ヒップラインが丸く美しくなるってスンポ―なのだ。だから、ある意味、お尻に小型の座布団を装着したまま歩いてるってワケで、クッションのない木のイスとか、大理石のベンチとかにそのまま腰掛けても、お尻が痛くならない。
‥‥そんなワケで、あたしの当面の目標としては、自己流のベリーダンスによって、理想的とまでは行かなくても、ウエストからヒップにかけてのラインを少しでもマシにして、ヒップパッドの入ったガードルショーツを履かなくても、薄手のタイトスカートを着こなせるようになることなのだ。やっぱり、これから薄着のシーズンになるし、今のうちから努力しとかないと、真夏のモーレツにア太郎な日に‥‥じゃなくて、真夏のモーレツに暑い日に、お尻に座布団をくっつけたまま歩くのは厳しいからだ。だから、今後の努力によって、もしも理想に近いラインを手に入れることができて、調子に乗っておへそを出したファッションで渋谷を歩いてるあたしを見かけたら、前日の飲み会でやった隠し芸の「腹踊り」の顔を消し忘れてても、ぜひ、見て見ぬふりをして欲しいと思う今日この頃なのだ(笑)
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