小沢代表が済州島発言を否定
「小沢代表が済州島発言を否定」(世田谷通信)
民主党の小沢一郎代表が、11日夜に都内で行われた民主党衆院議員の会合で「今、円高だから(韓国の)済州島を買ってしまえ」と述べたということがマスコミによって流され、韓国でもこのニュースが大きく報じられたが、12日午後、小沢代表は「そんなことは言っていない」と各社の報道を全面的に否定した。また小沢代表からこの発言を聞いたとされる笹森清前連合会長も「小沢さんはそんなことは言っていない。対馬に関する話をしただけで、小沢さんは済州島という言葉は使っていない」と明言した。11日夜の各社の報道では「笹森前連合会長が小沢代表から聞いた話」として報じられたが、小沢代表も笹森前連合会長も「そんなことは言っていない」と明言しているため、報道のあり方に疑問を呈した形となった。また西松建設による違法献金事件で、東京地検特捜部が小沢代表の元秘書の石川知裕衆院議員を事情聴取する方針を固めたことについて、小沢代表が「選挙妨害以外の何ものでもない」と述べたと報道されたことについても、小沢代表は「私は言っていない。選挙の直前でみんなに迷惑かける、というたぐいの話をしただけだ」と主張した。これらの小沢代表の発言が真実であれば、マスコミによる大がかりな偏向報道が繰り返されていることになり、今回の西松建設の問題を「小沢代表の失脚」を目的とした国策捜査と見る有識者らの見解をさらに裏づけることになるだろう。(2009年3月12日)
| 固定リンク