ミチコとハッチン合わせ
のわ~~~~! ずっと楽しみに観て来た「ミチコとハッチン」が、今日の22話の「ありのままで走れ」で終わっちゃったよ~~~~! あたし、「サムライチャンプルー」が26話まであったから、てっきり「ミチコとハッチン」も26話まであるんだと思ってて、先週、サトシ・バチスタが殺されて、ようやくミチコとハッチンが再会できたから、これからもうひとつくらい山場があって、それで大感動の最終回へと突入してくんだと思ってたのに‥‥。つーか、これはこれで、たまんないほどサイコーに良かったけど、最終回だって知ってたら、業務用の焼酎なんかじゃなくて、とっておきのビールを飲んだのに‥‥。で、とりあえず言っとくと、この日記の日付は18日だけど、書いてるのは19日の朝だ。ホントは、闇サイト殺人の判決について書きたいんだけど、これはちょっと準備があるので、今日は軽い話題で流そうと思ってる。
そんなこんなで、とにかく、あたしは言いたい! こないだの日記、「ミチコの体温」でも書いたけど、「ミチコとハッチン」の監督の山本沙代さんて、とてつもない天才だ! あたしは、「サムライチャンプルー」にも夢中になったし、「電脳コイル」は今世紀最高のアニメだと思ってるけど、山本沙代さんの初監督作品である「ミチコとハッチン」は、すべての面において、あたしのツボというツボを指圧しまくってくれた。オカゲで、肩のコリも取れた‥‥ってのも織り込みつつ、マジメに言うと、「サムライチャンプルー」も「電脳コイル」もサイコーのアニメだったけど、それは「アニメ」っていうジャンルの中でサイコーだったって意味でしかない。だけど、「ミチコとハッチン」の場合は、「アニメ」なんて狭いジャンルを超えて、ひとつの「作品」としてサイコーだったワケで、それがタマタマ、「アニメ」って形をしてただけな今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、あたしは、昨日、「ミチコとハッチン」に関して、すごく不思議な偶然があった。時系列が分かるように、時間も一緒に書いてくけど、17日の明け方の4時30分、あたしは、ミクシーの日記に先週の「ミチコとハッチン」のことを書いた。まだ、今日で終わっちゃうなんて知らずに、単に「先週の21話を観て感動した」って内容だった。それで、4~5時間ほど寝て、それからお仕事に行って、午後2時半ころに帰って来た。で、あとは自宅でのお仕事だったから、コーヒーをいれて、パソコンを立ち上げて、テレビもつけて、とりあえず一服した。
夕方の4時になれば、TBSで「水戸黄門」の再放送を観ながらお仕事をするんだけど、まだ中途半端な時間だったから、チャンネルを順番にピコピコしてたら、日本テレビの「ミヤネ屋」に松尾貴史さんが出てた。それで、あたしは、「松尾さんが下北沢にオープンしたカレー屋さんはどうなったかな?」なんて思いつつ、ナニゲにミクシーにアクセスしてみた。あたしの場合、この「きっこの日記」や「きっこのブログ」は更新する時にしかアクセスしないけど、ミクシーとか他の自分のホームページとか自分の掲示板とかは、パソコンを立ち上げた時に、1周グルッと見て回ることにしてるからだ。
そしたら、この日の明け方に書いた「ミチコとハッチン」に関する日記に、1人だけ、誰かがコメントをつけてくれてた。あたしのミクシーの日記は、マイミク限定で公開してるから、コメントをつけてくれるのはマイミクさんだけだ。それで、興味のない人にはどうでもいい「ミチコとハッチン」の日記なのに、いったい誰がコメントしてくれたんだろうと思って、コメント欄をひらいてみた。そしたら、ナナナナナント! 松尾貴史さんがコメントをつけてくれてたのだ!
ふだんなら、別に驚くようなことじゃないんだけど、昨日は、あたしの目の前のテレビの画面に、生放送で松尾さんが映ってて、それを観ながら、「松尾さんが下北沢にオープンしたカレー屋さんはどうなったかな?」って思いながらアクセスしたから、あまりのタイムリーなヒットだったってワケだ。それも、松尾さんからのコメントは、こんなことが書いてあったのだ。
「昨日下北沢で、清水ミチコとハッチン合わせしました。」
つまり、松尾さんは、16日の日曜日に下北沢に行ってたワケで、それは、もちろん、3月8日にオープンしたばかりのカレー屋さん、「般゜若(パンニャ)」に行ってたワケで、芸能界きってのカレーマニアの松尾さんが、伝説のカレーランチで知る人ぞ知る恵比寿の名店バー「まはから」の渡辺バーテンダーの完全協力のもと、2人で2年間も試行錯誤して生み出したという究極のカレーをメニューにした「般゜若」のホームページはコチラってワケだ。そして、松尾さんは、「般゜若」に行く途中か、「般゜若」から帰る途中で、清水ミチコさんとハッチン合わせしたってワケだ。
‥‥そんなワケで、あまりにも「般゜若」「般゜若」「般゜若」「般゜若」って連呼しちゃったけど、メインの「チキンカレー」が、ジャガイモ、カレー煮玉子、サラダ、ライス付きで900円ていうリーズナブルなお値段なので、下北沢にお越しの際は、皆さん、ぜひお立ち寄りください‥‥って言いつつも、あたしの場合は、お肉が食べられないから、綾波レイの「ニンニクラーメン、チャーシュー抜き」みたく、お肉を抜いてもらわないとダメなのだ。
だけど、綾波レイの場合は、「ニンニクラーメン」を「チャーシュー抜き」で注文したから成り立ってるワケで、いくらなんでも、「チキンカレーのチキン抜き」ってのはお店に対して失礼だろう。言うなれば、綾波レイが「チャーシューメンのチャーシュー抜き」を注文するようなもんで、こんな注文の仕方をされたら、お店に対して嫌がらせをしてるみたいな雰囲気になっちゃう。でも、そんな時には、「ほうれん草とカッテージチーズのカレー」を注文すればいいのだ。これなら、 チキン、サラダ、ライス付きで950円だから、横についてるチキンを抜いてもらえばいいワケで、それほど失礼にはならないだろう。
それにしても、芸能人が芸能人とバッタリ会っちゃうなんて、サスガ、芸能人の密度が高い下北沢だけのことはある。あたしも、MAXのメンバーやDA PUMPのメンバーを始め、いろんな芸能人によく会うけど、何よりもビックル一気飲みだったのが、前人未到の「柄本デー」だ。もう3~4年くらい前のことだけど、スタイリストの子と一緒に、あるお仕事で使うお洋服やアクセを探しに下北沢に行った。それで、2人でテレテレと歩いてたら、「大麻堂」のあるビルの先の路地から、ヒョッコリと柄本明さんが出て来たのだ。
柄本明さんはジモティーだから、それまでも下北沢で何度も見かけてて、別に珍しくはなかった。だから、あたしは、「あっ柄本さんだ」って思っただけで、そのまますれ違った。それで、何軒かのショップを覗いてから、あるファッション誌を見てチェキしなきゃなんないことがあって、一番近くの本屋さんに寄ったら、そこに、難しそうな本を立ち読みしてる柄本さんがいたのだ。それで、あたしは、「あっ柄本さんだ」って思っただけで、そのまま用事を済ませて、外へ出た。
そして、また何軒かショップを回って、ある程度、用事も終わったので、ちょっとお茶でもしようってことになって、路地裏にある静かなコーヒー専門店に入ったら、そこで、柄本さんが新聞を読みながらコーヒーを飲んでたのだ。サスガのあたしも、もう、「あっ柄本さんだ」って思うだけじゃ済まなくなって来たんだけど、まさか「よく会いますね」なんて言うのも逆に変だから、そのままコーヒーを飲んで、しばらくゆっくりしてから、外へ出た。この時点では、柄本さんは、まだのんびりと新聞を読んでた。それなのに、あたしたちが駅への坂を上ってったら、定食屋さん「千草」の前あたりで、前から柄本さんが歩いて来たのだ。
文章だけで説明するのは難しいんだけど、あたしたちは路地を2本曲がったとこにあるコーヒー専門店を出て、駅までの最短の坂を上ってたワケだ。それなのに、あたしたちがお店を出た時には、まだお店でのんびりしてた柄本さんが、あたしたちを後ろから追い越してったんなら分かるけど、あたしたちが向かってる駅のほうからやって来たのだ。これは、どう考えてもアリエナイザーだ。道だけの問題なら、お店を出てからあたしたちとは反対のほうへ向かい、グルッと回ってくれば、駅のほうからあたしたちのほうへ来ることができる。でも、それだと、あたしたちよりも1.5倍くらい距離が長くなるから、あたしたちがお店を出た瞬間に、ソッコーでお会計して外へ出て、ダッシュでその道を走り、あたしたちに発見されるギリギリのとこで、ずっとゆっくり歩いて来たフリをしなきゃなんない。
それなら、できないことはないけど、まず、そんなことをする理由がない。あるとすれば、あたしたちを驚かせるって目的しか考えられないけど、そんなことする意味がない。そして、あたしたちのことは関係ないとしても、あたしたちはコーヒー専門店から駅へ向かってるワケで、さっきまでそのコーヒー専門店にいた柄本さんが、また駅からコーヒー専門店の方向へと歩いてることもおかしいワケだ。だから、どうしても意味が分からなかったんだけど、おんなじ帽子で、おんなじマフラーで、おんなじメガネで、おんなじジャケットで、どう見ても同一人物だったのだ。
これがあたしの「柄本デー」なんだけど、この日だけが特別な日だったみたいで、それからも何度か下北沢で柄本さんを見かけたけど、1日に1回だけだった。ある時は自転車に乗ってのんびりと走ってたし、ある時は奥さんと2人でお買い物をしてたし、あまりにも下北沢に馴染んじゃってる柄本さんだけど、見かけるのは1日1回の限定なのだ。
‥‥そんなワケで、回数はともかくとして、とにかく柄本明さんとハッチン合わせしちゃう確率が高い下北沢で、柄本明さんと会わずに清水ミチコさんと会っただなんて、やっぱり、松尾貴史さんはタダ者じゃない。その上、今、大阪のテレビの生放送に出てるのに、あたしのミクシー日記にコメントしてるなんて、マジでタダ者じゃない5秒前、by 広末涼子ってワケで、松尾さんがコメントを書き込んだ時間を見てみたら、17日の午前10時過ぎだった。つまり、松尾さんは、大阪の読売テレビへと向かう新幹線の中で、ミクシーにアクセスして、その流れであたしの日記にもコメントしてくれたってワケで、あまりの気配りに感謝して、ヤタラと「般゜若」って名前を連呼しちゃった今日この頃なのだ(笑)
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