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2009.03.19

結論ありきのアセス調査に批判の声

「結論ありきのアセス調査に批判の声」(世田谷通信)

防衛省は、普天間飛行場の移設予定地であるキャンプシュワブ沿岸部(名護市)で実施していた環境影響評価(環境アセスメント)を終え、調査結果をまとめた準備書において、当初の計画を修正せずに原案通りとする方針を固めた。予定地には、貴重なサンゴの群生地やジュゴンの餌場などがあり、また数百メートルの場所には住民の集落もあるため、環境破壊と騒音などの面から、県は「沖合への移動」、住民は「抜本的見直し」を求めているが、今回の準備書には計画を修正するための合理的な理由が調査では得られなかったとされている。しかしこの環境アセスメントは「ジュゴンの生態を考えて複数年の調査が必要」とする県側の意見を無視し、途中経過もまったく報告されず、わずか1年で打ち切られるという形だけのものであった。事実、サンゴの着床を調査をする装置がサンゴ自体を破壊して取り付けられていたという本末転倒な調査の実態も報告されている。現地で1800日にも及ぶ「平和の座り込み」を続けてきた住民らは「今回のアセス調査は、不明朗な形で始まり、不明朗な調査を行い、不十分なまま終わってしまった。このような『結論ありき』の調査で巨大な基地建設がこの地で行われるのであれば、人々の暮らしも、文化も、貴重で多様性の高い自然の営みもすべて破壊され、この先、更に数百年も回復できないことになってしまう。我々は何を守るべきなのか、我々は子や孫たちへ何を残すべきなのか、国が率先して考えるべきではないのか」と語っている。一方、今月7日に就任以来初めて来県した麻生太郎首相は、仲井真弘多県知事との会談で「地元の声は十分に配慮すべきだ」と語っていたが、現地を視察することもなく、この言葉も形だけのものだったようだ。(2009年3月19日)


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