麻生首相に健康不安説
「麻生首相に健康不安説」(世田谷通信)
漢字の誤読を連発して国語力の低さを露呈してしまった麻生太郎首相だが、今度は通常では考えられないような単純なことがらの言い間違いや思い違いを連発するようになり、側近の間からは健康状態を含めた不安の声があがっている。麻生首相は、28日、高知市で行なわれた自民党高知県連の講演で「来週からG20の金融サミットでワシントンで会議をする」と4月2日に「ロンドン」で開かれるG20の場所を「ワシントン」と言い間違えた。その後の学生らとの意見交換会では、豊後水道について「西側に四国、東側に九州、この間に通っている海が豊後水道だ」と東西を反対に言い間違え、記者団との質疑では「1兆4000億円台の個人金融資産をそのままじっと置いておいたら景気には関係しない」と約1500兆円の個人金融資産を約1000分の1に言い間違えた。麻生首相は7日の沖縄県那覇市の講演でも、自らが景気対策の柱としている高速道路料金の割引について、首都高速は別料金であるのにも関わらず「休日になったら高速道路料金はどこまで行っても一律1000円。たとえば仙台から東京へ来て、東京から首都高抜けて静岡まで行くというと結構な値段すると思いますよ。そういったのも一律1000円にします」と間違った説明をしており、自身の法案の内容も理解していないとの批判が相次いでいた。漢字の誤読なら失笑を買うだけで済むが、こうした基本的なことがらの言い間違えが続くと、側近だけでなく国民の間にも健康を不安視する声が広がっていくだろう。(2009年3月28日)
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