「最後のシ者」は打つべからず
全国5000万人のパチンコファンの皆さん、ア~ンド、全国5000万人のエヴァンゲリオンファンの皆さん、今日、6日は、エヴァパチの第5使徒‥‥じゃなくて、第5弾の「CR新世紀エヴァンゲリオン~最後のシ者~」がホールに導入される日だったので、あたしは、お仕事をお休みにして、朝イチから打ちに行って来た。あたしの場合、土日が忙しいから、もともと月曜日はあんまりお仕事を入れないようにしてるんだけど、お客様あってのヘアメークだから、そんなワガママは言ってられない。だから、自分のために1日お休みをとったのは、ものすごく久しぶりのことだった。
だけど、マサカ、導入日に打てるとは思ってなかったので、地元のパチ友が、昨日のお昼に、あたしのぶんの整理券も取っておいてくれたってメールをくれた時には、「ヒャッホ~♪」って叫んで、ベ平連よりもヴァンヘイレンよりも高くジャンプしちゃった。そして、3ヶ月間も続けて来た「禁パチ先生」の封印を「最後のシ者」で解くことができる喜びを噛みしめながら、ふと気づいたんだけど、あたしは、今年になってから初めてパチンコを打つワケだから、この「きっこの日記」にパチンコの話題を書くのも今年初ってことなのだ。そう考えると、久しぶりにパチンコの話題を読むパチンコファンの皆さんにとっても、打ち飽きちゃった古い機種の話題じゃなくて、今日から導入された新しい機種の話題のほうが、遥かに興味があるだろう。そして、実際に打ちに行くあたしとしても、3ヶ月ぶりのパチンコなんだから、釘も甘くて遠隔操作もされてない新台のほうがいいに決まってる。
で、念のために言っとくけど、あたしの地元のホールは、田園都市線沿線に響き渡った優良店なので、間違っても遠隔操作なんてしてない。遠隔操作をしてるのは、自民党の平沢勝栄や後藤田正純を始めとした「パチンコ業界の癒着議員」どもに献金をしてる大手のチェーン店とかだけだ。こうしたホールは、元警察官僚や警察関係者の自民党議員に多額の献金をして、その見返りとして、遠隔操作などの違法行為の抜き打ち検査日を事前に教えてもらい、検査日の前日の夜に機械を外してるってワケだ。猛毒の汚染米を全国に流通させてた三笠フーズにしても、大阪市鶴見区の自民党第3支部に多額の献金をしてて、その見返りとして、農水省の担当者から抜き打ち検査日を事前に教えてもらってたからこそ、毎年5回も6回も抜き打ち検査があったのに、何十年間もバレずに悪事を働き続けて来られた今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、あたしは、朝イチから「CR新世紀エヴァンゲリオン~最後のシ者~」を打ちに行って来たんだけど、正直に言うと、あまりにもいろんなことがありすぎて、頭の中がゴチャゴチャで、正確には覚えてない。たとえば、シンジの初号機がエヴァンゲリオンの形の的に向かってライフルを撃つ訓練をするリーチになって、ライフルを撃ち始めたトタンに、突然、画面が赤くなって警報が鳴ったかと思ったら、ミサトが出て来て「エウァンゲリオン、発進!」って言って、3機のエウァンゲリオンが出撃する通常のリーチになって‥‥って感じのこととか、箱根かどこかの山のあるとこを第3使徒サキエルが歩いて来て、自衛隊の戦車とかが迎撃するリーチの途中で「次回予告」が出て、いろんな絵がパッパッパッパッて変わる画面になって、白地に黒文字の「瞬間、心、重ねて」が出たから、「ユニゾンリーチに発展するんだな」って思ったのもトコノマ、知らないうちに海の軍艦の弐号機リーチに変わった挙句、ここまで引っ張っといてハズレとか、こんなことがいっぱいあったから、正確な順番とか、正確な組み合わせとか、ほとんど覚えてない。
だから、確実に分かってることだけ書くけど、まず、あたしは、変装の意味と、エヴァパチを打つ意気込みとの2つの理由から、できる限りアスカに似てる栗色のロングヘアーのウイッグを装着してった(笑)‥‥って、そんなこたーどうでもいいんだけど、あたしは、うまいことハシッコの台に座ることができたから、のんびりと打ち始めた‥‥のもトコノマ、たった7回転目に、金色のSU(ステップアップ)予告が3か4まで行って、いろんなのがゴチャゴチャして、もう大当たりしちゃった。だけど、打った内容は正確には思い出せないから、台の説明しつつ、「あたしが何を出したか」ってことを書いてこうと思う。
まず、今回の台は、画面を囲んでる枠が八角形のATフィールドになってて、大当たりラウンドで流れる曲に合わせて、ATフィールドの外枠のラインがピカピカ光った。「残酷な天使のテーゼ」の場合なら、歌のあとの「ジャ!ジャ!ジャ!」のとこで、その音に合わせて光ってた。で、この八角形の外枠の上の部分に、初号機の上アゴから上だけの顔が正面向きに乗ってて、咆哮する時に、下アゴが出て来るんだけど、これが、まるで志村けんの「ダッフンだぁ~!」の時の「だぁ~!」のとこの口みたいで、前回の咆哮のカッコ良さとは雲泥の差だった。それから、画面の左右には初号機の両手が隠れてて、タマに、ゴゴゴゴゴゴ!って出て来る。何か変なものを持ってたから、たぶん、ATフィールドをこじ開けようとしてる感じに作ったんだと思うけど、これもカッコ悪い。だから、「カッコ良さ」ってことだけで言えば、前回までのほうが上だ。
あと、数字と数字の間の「0.5」を表わすマークが、今までの機種は、エントリープラグやネルフのマークだったけど、今回のは、ナゼだか第5使徒のラミエルなのだ。最初に赤木リツコが出る通常のSU予告も、ネルフのマークのカードとかじゃなくて、これまたラミエルなのだ。で、あたしは、ラミエルって、ただ単に四角い物体がナナメに浮かんでるだけなのかと思ってたら、いろんな形に変形するんだね。今回、ラミエルがいろんな形に変形する映像があったから、ビックル一気飲みだった‥‥って、やっぱり、こんな書き方じゃぜんぜん分かんないと思うし、困ったな。
とりあえず、忘れないうちに、あたしが出した「珍しそうなもの」を羅列しとこうと思う。まず、「カヲル君の覚醒モード」が1回、「アスカの暴走モード」が2回‥‥って、そうそう、「カヲル君の覚醒モード」は、何の前触れもなく、突然、画面が、シンジとカヲル君が出会った廃墟のシーンになって、辺りは夕焼けで、カヲル君が「歌っていいよな~♪」とか言って、何パターンかの夕焼けの風景のあと、覚醒モードになった。それから、「アスカの暴走モード」のほうは、数字が「5」「3」「1」のチャンス目で止まって、アスカの叫び声から、シンクロ率のグラフがグチャグチャの線になった絵とか、子供のころのアスカとか、いろんな絵がパッパッパッパッて変った。ようするに、前回までの「アスカ覚醒」みたいになったから、あたしは「アスカ覚醒」かと思ったら、これが「暴走モード」だった。
あとは、「四号機の格納庫の背景」が2回と、5分ミッション中に、シンジのセリフ「笑えばいいと思うよ」からミッション完遂したし、ゲンドウがタイトルと同じ大きさの大文字で「まさか!」って言ったし、タイトル予告は、「アスカ、来日」とか「使徒、襲来」とか「瞬間、心、重ねて」とかの珍しくないヤツの他には、「鳴らない、電話」と「死に至る病」が出た。「死に至る病」なんて珍しいし、他にも熱い予告がかぶったから、絶対に当たると思ったのに、これはハズれちゃった。
そうそう、今回のエヴァ系リーチは、零号機が第9使徒マトリエルで、弐号機が第6使徒ガギエルで、初号機が第12使徒レリエルなので、すごく混乱しやすい。前回は、3人で協力してマトリエルと戦ってたから、ノーマルの大当たりラウンド中にマトリエルと戦うことになると、なかなかの高確率で昇格できた。だから、以前から打ってる人は「マトリエルは弱い」って思ってるだろうけど、今回は強い‥‥って言うか、零号機が弱い。ようするに、一番強いのが初号機で、次が弐号機で、一番弱いのが零号機っていう、エヴァンゲリオン側の強さが反映されてるから、敵の強さは、今までとはぜんぜん違う。
とにかく、確変中とか、鉄板の予告が出たとか、そうした特別な状況じゃない限り、零号機VSがマトリエルにしても、弐号機VSガギエルにしても、なかなか勝つことはできない。でも、助けがくれば別だ。零号機VSがマトリエルの場合は、弐号機が援護射撃をしてくれれば2回に1回は勝てるし、弐号機VSガギエルの場合は、初号機がガギエルの口を開けるのを手伝ってくれれば3回に2回は勝てる。
あとは、どんなふうに発展したかで、勝てる確率が変わって来る使徒もいる。第7使徒イスラフェルの場合なら、今までなら激アツだった「次回予告」→「瞬間、心、重ねて」→「ユニゾンリーチ」ってパターンが、今回は、あたしは3回リー地になって3回ともハズれた。だけど、ノーマルの大当たりラウンド後の時短で、通常の「チルドレンモード」の他に「特訓モード」ってのが出ると、シンジとアスカが床に敷いた丸いマークのシートを両手足でタッチするゲーム、アレになって、ここからユニゾンリーチに発展すると、あたしの場合は、2回のうち2回とも勝てた。ただ、あたしの場合は、ゲームで特訓をしてる2人の間に、後ろ向きのペンペンが現われて、そこから発展したから、もしかすると、ペンペンが現われないとダメなのかもしれない。
‥‥そんなワケで、あたしは、まだ、使徒の名前と姿がぜんぶは一致しないから、ここまで書いて来るのに、パチンコ屋さんでもらって来た解説の冊子を見ながら書いてたんだけど、この冊子は、メーカーが作った公式のもので、「CR新世紀エヴァンゲリオン~最後のシ者~」の公式サイトにもおんなじことが書かれてる。それなのに、あたしみたいなドシロートでも分かるような大間違いを発見しちゃった。
今回の台には、初号機がラミエルと戦うパターンと、初号機がシャムシエルと戦うパターン、2つの「ストーリー系リーチ」がある。それが、この冊子にも公式サイトにも、「ラミエルVS初号機」のことを「第6の使徒VS初号機」、「シャムシエルVS初号機」のことを「第5の使徒VS初号機」って書いてあるのだ。ラミエルって第5使徒で、シャムシエルって第4使徒だよね? 公式サイトのトップページの「Back」か「Nxit」をクリックすると、フローチャートってのがあって、その中の「ストーリー系リーチ」ってとこに書いてあるので、興味のある人は見てみて欲しい。すごくちっちゃい絵だから見ずらいけど、左がラミエルで右がシャムシエルってことは分かると思う。
ま、そんなこんなもありつつ、他にも、ステージ上の5つのランプに画面がシンクロしてたり、今まではナニゲに背景が変わってたけど、今度のは、ネルフのシャッターが閉まって、ゴゴゴゴゴゴ!って開いて背景が変わるから、リトル驚いたりもする。時短の「チルドレンモード」の時も、このシャッターが閉まって、「シンジ編」でシンジのいる場所が変わったり、「シンジ編」から「アスカ編」や「レイ編」に変わったりもするけど、コレと言って何のメリットもない。
あとは、今までの「ミサト部屋」や「教室」の代わりに、「伊吹マヤと赤木リツコがシンクロ率を見てる部屋」があったり、子供のころのシンジが窓の外に手を振ってる「ゲヒルンステージ」ってのがあったり、デフォルメされたペンペンが出て来る「SDペンペンステージ」ってのもあるけど、「SDペンペンステージ」は、ジョグダイヤルで「冷蔵庫」「お風呂」「ベランダ」の中からペンペンのいそうな場所を選択するから、前回の「レイちゃんステージ」みたいなもんだ。他には、「カヲル覚醒」からの大当たりラウンドでは「カノン」が流れて、8Rまではカヲル君のいろんな絵が出て来て、まるでカヲル君の写真集みたいだったから、カヲル君のファンには嬉しい演出だろう。
でも、これじゃあ、これから打つ人に何の参考にもならないと思うから、今日1日打ってみて、あたしが気づいたことをヒトコトで言うと、これ、あんまり稼げないってことだ。とにかく、前回までとは段違いに連チャン率が低いのだ。サクサクと積んでた人もいたから、あたしの打った台が酷かったのかもしれないけど、それにしても、今までのエヴァンゲリオンは、こんなに酷くはなかった。何しろ、確変を引いても、2回に1回は1セット、ノーマルは7~8回のうち昇格したのは1回だけ。その上、時短での引き戻しもほとんどない。何よりも唖然としてのは、暴走モードを引いたのに、ノーマル当たりの昇格なしで、たったの1箱だったことだ。もう1回の暴走モードは5回まで伸びたし、覚醒モードも4回まで伸びたけど、それでも酷すぎる。結局、開店から夕方まで打ち続けて、何とか18箱は積めたけど、大当たり回数は27回、つまり、9箱は飲まれちゃったのだ。
‥‥そんなワケで、やっと確変を引いたと思ったら1セットで終わり、時短の引き戻しもなくて、1箱突っ込んで、ようやく単発当たりとかで、こんな感じの繰り返しだったから、ものすごく疲れちゃった。「365歩のマーチ」じゃあるまいし、「3歩進んで2歩下がる」みたいな増え方だったから、まるで「大規模な甘デジ」を打ってるみたいな気分だった。ま、500円しか使ってないから良かったけど、初当たりまでに1万円も2万円も突っ込んだら、元を取るのも難しいと思う。だから、あたしは、次にエヴァンゲリオンを打つ時には、前回の「使徒、再び」の釘の甘い台を狙おうと思ってる今日この頃なのだ。
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