« お知らせです♪ | トップページ | ベスト電器事件も国策捜査の疑い »

2009.04.16

自公政権のエサが到着(笑)

とうとうあたしのとこにも、自公政権のバラ撒き選挙対策のひとつ、低額給付金‥‥じゃなくて、定額給付金の申請書が送られて来た。あたしの住んでる世田谷区では、窓口とかでの支給はいっさいなくて、すべて銀行振込みだけだった。それで、あたしは、申請書に銀行口座を書きゃいいのかと思ったら、それだけじゃなくて、通帳かキャッシュカードのコピーも同封しろって書かれてた。つまり、どっかのコンビニにでも行って、お金を払って、通帳かキャッシュカードをコピーしてこなきゃなんないワケだ。

そしたら、身寄りのない寝た切りのお年寄りはどうするんだろう? 誰かに大切な通帳かキャッシュカードを渡して、コピーして来てもらうしかないよね。騙されて預金を盗まれたりしないだろうか? すでに、全国で何件も「定額給付金詐欺」が発生してて、ナケナシのお金を盗まれちゃったお年寄りもたくさんいるから、あたしは、他人のことながら心配だ。だって、この申請書の説明を読む限り、お年寄りには理解できないような文言もたくさん出て来るし、何よりも、申請書の説明の文字が新聞の文字よりもちっちゃくて、お年寄りには読むこともできないと思うからだ。つまり、寝た切りじゃなくても、目が悪いお年寄りや、ボケ始めちゃってるお年寄りは、自分で申請書を書くことができないから、誰かに頼まなくちゃならないってワケで、大かたの給付金はお年寄り本人の手には渡らないんだろうね。

4月1日の日記、「老齢加算に続いて母子加算も廃止」にも書いたけど、この定額給付金を配布するために掛かる費用が800億円てワケで、もちろん、これはすべてあたしたちの血税だ。生活保護を受けてる母子家庭へのたった60億円の「母子加算」を廃止しておきながら、こんなバカバカしいことのために800億円もの血税をドブに捨てるなんて、政権末期の売国政党の考えることはマトモじゃないと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、最近ますます女っぷりが上がったオムライス党のみずほたんが、今日、15日付の「福島みずほのどきどき日記」で、とっても分かりやすく書いてくれてる。


2009 / 04 / 15 ( Wed )

先週、麻生総理が補正予算案を発表した。
3月末に本予算が成立して、もう補正予算案かと驚いてしまう。
切れ目なく予算案を出していく。
本予算案は欠陥だったのか。
あわせて予算として100兆円を超えてしまった。
税収は46兆円である。
例えて言えば、年収が460万円の人が、1000万円以上の生活をするようなものである。
税収の倍以上の一般会計予算案は戦後初めてである。

まず、第一にバラマキの政策が多い。
1回こっきりの高額所得者に対してもバラマキをやっている。
3・4・5歳の子どもに3万6千円を払うという家族手当を提案しているが、これは1年間だけである。
子どもが1年間だけで育つのか。
しかも、これは高額所得者に対しても年間3万6千円を払うのである。
「子ども定額給付金」と言った人もいたっけ。
高額所得者にもバラまく必要はない。
今、限られた貴重な財源の中で、バラまく必要はない。

次に、金持ち優遇策ということである。
今、贈与税は年間110万円まではかからない。
これを500万円アップして610万円までにするのである。
今、一挙に610万円贈与できる人がどれだけいるのだろうか。
会社の交際費をもっと認めることよりも、もっと必要なことは、労働者の生活を守ることである。
現在必要なのは、大金持ちには増税を、生活に困っている人には減税を、そして福祉が必要な人は福祉を、ということだと考える。

麻生内閣がやっていることは、逆さまである。
麻生内閣が、大盤振る舞いして、バラマキをして、3年後に消費税を上げようとしている。
今、年収が200万円以下の人は、働く人の4分の1である。
消費税の値上げは、そんな人々の生活を直撃していく。

今回のバラマキの請求書のあて名は、「国民」である。


「福島みずほのどきどき日記」より
http://mizuhofukushima.blog83.fc2.com/


‥‥そんなワケで、国民の8割が「必要ない」「こんなことに使うのなら、もっと有意義なことに使って欲しい」って言ってたのに、ナンミョ~の執拗な圧力に屈したフロッピー麻生が、自分の意見を二転三転した挙句に、結局、バラ撒くことになった定額給付金だけど、いざ実施されたら、さっそく給付金を受け取って喜んでる田舎のオバちゃんとかを次々とテレビに映して、「皆さん喜んでます」とかってノタマッてた。だけど、その裏では、福島県の川内村や長崎県の対馬市などで、村民税や市民税の滞納者へ振り込まれた定額給付金を差し押さえるなんていう、ミもフタもないことをやってる自治体もあった。

普通に考えれば、税金の滞納者の口座を差し押さえることは当たり前のことだし、何も問題はない。だけど、この定額給付金の議論の過程で、反対してた野党が「政府が最後まで責任を持たずに、すべて各自治体に丸投げしてしまったら、自治体によっては税金の滞納者への給付金を差し押さえるようなことも起こるんじゃないですか?」って質問したのに対して、自民党は、こう答えてるのだ。


「定額給付金は、景気回復のために行なう政策なんだから、使ってもらわなきゃ意味がない。たとえ税金の滞納者であっても、給付金を差し押さえることなど絶対にない。すべての国民のもとに給付金を届け、それを使ってもらうことがこの政策だ」


こう断言しといて、このザマだ。ようするに、これこそが自民党の十八番の「丸投げ」ってワケだ。で、福島県の川内村や長崎県の対馬市などのケースを見てみると、それまでは税金の滞納者の口座が分からなかったから、差し押さえることができなかった。そして、村民や市民から送り返されて来た定額給付金の申請書を見て、そこに書き込まれてた銀行口座を差し押さえたってワケだ。つまり、定額給付金ていうエサをぶらさげて、そのエサに食いついて来た魚を釣り上げたってワケだ。

これは、あたしも引っ掛かったことがある。もう10年以上も前のことだけど、区の税務署から何かの還付金があるから取りに来いって手紙が来たことがあった。4000円くらいだったんだけど、お金がなくて苦しい生活をしてたあたしは、喜んで取りに行った。そしたら、受付で30分以上も待たされた挙句に、やっと呼ばれたと思ったら、こう言われたのだ。


「あなたには4000円の還付金があるのですが、あなたは原動機付き自転車の税金を5年ぶん、5000円が未納になっていますので、そのぶんを相殺しまして、1000円支払っていただきます」


これは、あとから分かったことなんだけど、前にお友達からもらって乗ってた原チャリがあって、ポンコツだったから、この時点から5年前に廃車にしたんだけど、テキトーなバイク屋さんに頼んだから、ちゃんと廃車の手続きをしてなかったみたいなのだ。それで、あたしのとこには、それからも原チャリの税金の振込用紙が届いてたんだけど、手元にない原チャリの税金を払うほどお人好しじゃないから、届くたびにそのままゴミ箱に捨ててたってワケだ。

ま、ちゃんと封筒を開けて、中を見て、連絡すべきとこに連絡して、手続きすべきことを手続きしなかったあたしが悪いんだけど、お金がなくて苦しくて、わずか4000円のお金をもらうために喜び勇んで出かけてったあたしとしては、まさに「ガビーン!」ってワケで、「お金なんて帰りのバス代しかもってません!」って言って、1000円払わずに帰って来るのが精一杯だった。

だから、これから定額給付金の申請書を送る人たちの中で、もしも何かの税金を滞納してる人がいたら、ホイホイと自分の口座なんか書き込まないほうがいい。この定額給付金のためだけに、テキトーな銀行に100円預けて臨時の口座を開設して、その口座を書き込んだほうがいい。こうしとけば、仮に差し押さえられても、他のお金は安全だ。政府なんて、所詮はこんなもんなんだから、政権交代が実現するまでは、絶対に信用なんかしないほうがいい。

‥‥そんなワケで、あたしの場合は、今んとこ、税金の滞納はないけど、年金は1円も払ってない。だって、こんなにギリギリの生活をしてんのに、年金なんか払いたくても払えるワケがないからだ。だから、年金の未納で給付金を差し押さえられることはないと思うけど、念のために、そこらの銀行に100円預けて臨時の口座を作り、申請書にはそれを書き込もうと思ってる。だから、全国の税金や年金の未納者の皆さんも、こんな幼稚な政府の手に引っ掛からないように、気をつけて欲しいと思う。

で、もしも差し押さえもされずに無事に振り込まれて、自分の手元に1万2000円が届いたとしたら、このお金を何に使うか。多くの人は「生活費の足し」って言ってるけど、それじゃあ意味がない。だって、何かを買ったりしたら、自民党の思惑通りに景気が良くなっちゃうからだ。そうすると、3年後の消費税の大幅な引き上げを始めとして、サラリーマンへの大増税など、ありとあらゆる増税のオンパレードが始まっちゃう。

じゃあ、どうすればいいのかって言うと、それは、「寄付」だ。自公政権が政権交代を阻止するためにバラ撒いてる定額給付金なんだから、政権交代を望んでるあたしたちは、この1万2000円を民主党を始めとした野党の政党や政治家に「個人献金」しちゃうってのも面白いし、沖縄の辺野古や高江を始めとした「自民党の売国政策に苦しめられてる人たち」へのカンパに使うって手もある。もともとが、「こんなバカバカしいことにお金を使わずに、もっと意味のあることに使って欲しい」って思ってた国民が8割もいたんだから、手にしたトタンに「家族で焼肉」だなんて言ってるような大バカを除いて、ホントにこの国を良くしたいと思ってる「真の愛国者」であるあたしたちは、このわずかなお金を「自公政権打倒」のために使うべきだろう。

‥‥そんなワケで、みずほたんが書いてるように、今の麻生内閣は、税収の2倍以上もの「戦後最大の借金」をしてまで、国民にバラ撒き続けてる。ようするに、麻生内閣は、勝手にあたしたちの名義を使ってサラ金から借金をして、その一部をあたしたちにバラ撒いてるってワケだ。それも、ホントに生活に困窮してる人たちの手元には届かずに、「贈与税の大幅な緩和」だの「新車に買い替えたら25万円」だのって、自分たち裕福層だけが得をするようにバラ撒きを続け、そのツケは、こうした恩恵にあずかれなかったあたしたちにも、3年後から平等に降りかかって来るってワケだ。何であたしたちが、大金持ちの贈与税の穴埋めをさせられるのか、何で10年を超えた中古車を直し直し乗り続けてるあたしが、ホイホイと新車に買い替えられる人へバラ撒いた補助金の穴埋めをさせられるのか、まったく理解できない今日この頃なのだ。


★今日も最後まで読んでくれてありがとう♪
★政権交代を望んでる人は、応援のクリックをポチッとお願いしま~す!
  ↓
人気ブログランキングへ

|

« お知らせです♪ | トップページ | ベスト電器事件も国策捜査の疑い »