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2009.04.22

森田健作氏の調査委員会設置に自民党の圧力

「森田健作氏の調査委員会設置に自民党の圧力」(世田谷通信)

千葉県知事の森田健作氏(本名・鈴木栄治、59)は、22日の臨時県議会で、就任後初めての所信表明を行ない「利権政治とは一切決別する」などと熱弁を振るったが、多くの県民が「騙された」と憤慨している公職選挙法違反や違法献金問題などについてはいっさい触れず、説明責任をまったく果たさなかった。また民主党など野党3会派は、森田氏の1億5000万円を超える巨額の迂回献金問題などを調査するために、地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委員会)の設置を求める発議案を提出したが、千葉県議会での最大派閥である自民党県議の反対によって否決された。問題視された自民党の支部については「解散の手続きをしているところ」、自民党との関係については「決別した」と語り、今回の所信表明でも「利権政治とは一切決別する」などと繰り返している森田氏だが、実際には当選発表の直後に自民党の菅義偉選対副委員長からお祝いの電話が入り「麻生総理との面会時間を設けたので官邸に来てくれ」と言われ、翌日、麻生太郎首相との面会の様子をテレビや新聞で大々的に報じられ、低迷する麻生内閣の支持率回復に一役も二役も尽力している。また今回の百条委員会の設置を求める発議案に対しても、自民党県議が一致団結して「数の暴力」で否決に追い込んでおり、森田氏の掲げた「完全無所属」とは正反対の状況が続いている。本当に潔白なのであれば、百条委員会を設置させて徹底的に調査してもらうことこそが自らの無実を証明する最善の方法であるのにも関わらず、自民党県議を利用した「数の暴力」で県民の要望を封殺したことによって、さらに疑惑と反発が高まることは避けられないであろう。(2009年4月22日)


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【森田健作は千葉県知事になる資格はあるのか?】

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