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2009.04.16

森田健作氏の釈明は事実と矛盾

「森田健作氏の釈明は事実と矛盾」(世田谷通信)

公職選挙法違反や違法献金問題などで刑事告発された千葉県知事の森田健作氏(本名・鈴木栄治、59)は、16日の定例会見で疑惑の釈明に追われたが、終始あいまいで抽象的な弁明を繰り返したため、多くの千葉県民から「ひとことの謝罪もない上に説明責任も果たしていない」と怒りの声が上がった。自民党の支部長をつとめ、自民党の名前で集めた企業献金を自身の個人資金管理団体へ1億5000万円以上も迂回させていながら「完全無所属」をアピールして県知事選を戦ったことについて森田氏は「無所属で出馬しようと決めた時から私は無所属だ」「支部の解散手続きが遅れていただけで私は完全無所属だ」「政策も自分で考えたのだから党とは関係ない」「知事選では自民党から何の支援も受けていない」などと釈明した。しかし実際には、森田氏は千葉県議選の公示日の直前まで、連日のように自民党議員のパーティーや会合に出席していた上に、今回の「無所属」を売りにした選挙運動自体も、複数の自民党議員との会合で「麻生内閣の支持率が低迷している今、自民党が推薦するとマイナスになる。今回は自民党の名前を出さずに無所属をアピールしたほうが票が集まる」とアドバイスを受けてのことだと言われている。また知事選で森田氏の演説を聞いた船橋市の男性(41才)は「森田さんの演説は二度見たが、二度とも数人の自民党の県議や関係者が来ていて、選挙カーにこそ上がらなったが、選挙カーを遠巻きにして応援していた」と証言した上で「今日の森田さんの釈明は事実と矛盾している」と憤慨していた。(2009年4月16日)


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