千葉地検が森田健作氏の捜査へ
「千葉地検が森田健作氏の捜査へ」(世田谷通信)
1億5000万円を超える巨額の迂回献金疑惑を始め、公職選挙法違反や政治資金規正法違反などの疑いを指摘されている千葉県知事の森田健作氏(本名・鈴木栄治、59)に対する告発状が、15日、千葉地検特別刑事部に受理された。告発状を提出した「森田健作氏を告発する会」(井村弘子代表)には、13日の締切日までに連日数十通もの告発状が届き続け、受付を開始してからわずか数日で854通もの告発状が集まった。「告発する会」メンバーで千葉県議の大野ひろみ氏は「当初は100通を目指していたが目標の8倍を超える数が集まった。こんなにも多くの方が賛同してくださり本当にありがたい」とコメントし、改めて県民の怒りの大きさを実感していた。一方、千葉地検特別刑事部では、高瀬一嘉特別刑事部長が対応し、854通の告発状と委任状を受理した。こうした告発で初めから地検の幹部クラスが対応に出ることは稀で、この問題の大きさを物語っていた。高瀬特別刑事部長は「本日は委任状を受け付けさせていただいた。内部で捜査担当を決めて十分な捜査を行ないたい」と「告発する会」に確約した。(2009年4月16日)
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