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2009.05.19

田原総一朗氏の発言を中曽根外相が全面否定

「田原総一朗氏の発言を中曽根外相が全面否定」(世田谷通信)

4月25日のテレビ朝日「朝まで生テレビ」の中で、田原総一朗氏が「横田めぐみさんと有本恵子さんは生きていない」「生きていないことは外務省も分かっている」などの発言をしたことに対して、拉致被害者の家族連絡会などから厳しい抗議があったが、当初、田原氏は「情報源は言えないが確実な情報を得ている」としていた。しかし田原氏は、5月14日付の日経BPネットのコラムにおいて、この問題発言の情報源が「外務省幹部」であることを明かした上で、その幹部からの情報として、北朝鮮側が日本の外務省に対して「8人の被害者は生きていないけれども、それ以外に複数の日本人被害者が生きていて、彼らを帰国させたい。もし、それをやれば、日本の北朝鮮に対する感情は良くなるのか。もし良くなるのならやりたい。良くなるのかどうかを外務省で調べてほしい」と依頼があり、外務省がこの申し出に対して「(拉致被害者を返しても)日本の感情は良くならない」との回答をしたため交渉が決裂したという経緯が公表された。これに対して中曽根弘文外相は、19日の閣議後の記者会見で「(田原氏の発言内容は)全くの誤りであり、大変に遺憾だ」と全面的に否定して痛烈に批判した。(2009年5月19日)


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