ギターとパチンコと拳銃
ここんとこ、車の運転をする時には、ほとんど、mintmints(ミントミンツ)の「white mints」を聴いてる。そう、EARTH SHAKERのギタリスト、Sharaさんのソロプロジェクトのファーストアルバムだ。Sharaさんは、「宅録(自宅録音)の延長みたいに作ったけど、いい感じに仕上がったんで聴いてね~」って謙遜チックに言ってたけど、ものすごくワンダホーなアルバムだ。mintmintsのマイスペで、惜し気もなく音源を公開してる時から「カッコイイ~♪」って思ってたけど、アルバムで通して聴くと、どの曲にもそれぞれのカラーがハッキリと感じられて、よりカッコ良く聴こえる。
各方面での評判もすごく良くて、4月の終わりにリリースしたと思ったら、予約だけで初回生産ぶんに「完売御礼」の札が立っちゃった。で、あまりの評判に、当初は予定してなかったライブもやることになり、EARTH SHAKERのMarcyさんのソロプロジェクトとの対バンて形で、16日は京都、17日は名古屋‥‥って感じで、プチツアーがスタートした。詳しくは、Sharaさんのブログを見てちゃぶだい‥‥ってなワケで、せっかくだから、「white mints」の中から「Travelling」のPVもご紹介しつつ、この日もまた、朝から夜遅くまで働きまくって、日付が変わるころの時間に帰って来た。
で、これは、2~3日前の話なんだけど、お風呂に入ったり、お魚たちの世話をしたり、次の日のお仕事の準備をしたりして、深夜の1時すぎに、ようやくホッとできる自分の時間になった。それで、自分の日記を書く前に、メチャクチャあたしのツボで、最近ハマリまくってる椿鬼奴さんのブログ、「鬼奴に乾杯」と、こないだから始まったもう1つのブログ、「椿鬼奴先生のパチンコ女塾」を見に行った今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、「椿鬼奴先生のパチンコ女塾」の第1回目を見た時、バブル時代をホーフツとさせるソバージュの鬼奴先生のお写真がドドーンと目に入ったので、あたしは、「おおっ!これが先輩からもらったソバージュ券でかけたソバージュなのか!」って思って、リトル感動しちゃった。本家のブログ、「鬼奴に乾杯」のほうで、ずいぶん前に、「先輩からもらったソバージュ券で、美容院に行ってソバージュを掛けて来た」って書いてあったからだ。
何よりも、「ソバージュ」なんて言葉を聞いたのが久しぶりだったこともあるけど、この「ソバージュ券」てものの存在が、あたしには、「肩たたき券」や「お手伝い券」をホーフツとさせるほどセピア色の昭和感がマンマンで、心の中に三丁目の夕日が広がっちゃったのだ。その上、その券を持って、ホントにソバージュをかけに行っただなんて、あたしにはできない芸当だ。鬼奴さんて、律儀というかチャレンジャーというか、とにかく、とってもいい人みたいだ。
で、2~3日前のこと、Sharaさんのアルバムを聴きながら帰って来て、深夜に一服しながら鬼奴さんのブログを見に行ったら、「椿鬼奴先生のパチンコ女塾」の第3回目がアップされてた。それで、初めてパチンコ屋さんへ行く人への注意事項として、こんなことが書いてあったのだ。
「パチンコ台の横にお金を入れて玉を借りるところがあるんだけど、お金は向かって左側に入れてください。昔、2丁拳銃の修士さんが、間違って右側にお金を入れて、隣の台に玉が出ちゃってスゴクイヤな顔をされたって話を聞いたことがあるから」
あたしは、またまた「おおっ!」って思った。2丁拳銃と言えば、お笑いの他に音楽もやってて、2丁拳銃のバンドのラブロッカーズは、Sharaさんがギターだからだ。さらには、2丁拳銃っていうコンビ名は、ブルーハーツの「44口径」の歌詞からつけたワケだし、44口径と言えば44MAGNUM、44MAGNUMと言えばEARTH SHAKERとおなじく、80年代に大阪からデビューしたバンドってワケで、共通点がいろいろとある。
う~ん、これも何かの偶然なのか、Sharaさんはギターを「弾(ひ)く」ワケだし、鬼奴さんはパチンコ玉を「弾(はじ)く」ワケだし、2丁拳銃や44MAGNUMと言えば「弾丸」てワケで、ミョ~なつながりがある。その上、ムリヤリにこじつければ、Sharaさんの「white mints」は、mintmintsの「第1弾」のアルバムってことになる。まるで、段田男(だんだだん)のようなダンダン攻撃だ。
そして、いつものことながら、あたしの見つけた偶然は連鎖してくワケで、鬼奴さんも、「金星ダイヤモンド」ってバンドをやってる。そして、このバンドのドラムスは、元レベッカの友森昭一さんなのだ。友森さんのことを知ってる人は「えっ?」って思っただろうけど、ギタリストの友森さんが、このバンドでは太鼓を叩いてるのだ。
で、ここからがスゴイ。16日に目黒ライブステーションで行なわれる「Play Da’魂」ってロックイベントに、44MAGNUMのPaulさんとStevieさん、LOUDNESSの二井原実さん、SHOW-YAの寺田恵子さんを始め、たくさんの大ベテランたちが出演するんだけど、このライブに、元レベッカのギタリストの1人、是永巧一さんも参加してるのだ。つまり、おんなじレベッカで、時を違えてギターを弾いてた2人が、片や鬼奴さんのバンドで太鼓を叩いてて、片や二井原さんたちのライブに出演するってワケだ。
そして、マクラのとこに書いたように、16日は、EARTH SHAKERのSharaさんとMarcyさんが、それぞれのソロプロジェクトの対バンで、京都でライブを行なう。そして、東京のライブに出演する二井原実さんと寺田恵子さんが、京都のライブに出演するMarcyさん(西田昌史さん)と3人で組んだのが、その名も「西寺実」っていうトリプルボーカルのロックユニットだ。ようするに、「西寺実」の3人のうちの2人が「トーキョー」でライブをして、「西」のつく1人が西の「キョート」でライブをするってワケだ。その上、Marcyさんと一緒に京都でライブをするSharaさんは、東京でライブをする二井原実さんと高校の同級生で、最初にEARTH SHAKERを組んだ仲間ってワケだ。
‥‥そんなワケで、こじつけ感もチラホラしてる今回の偶然の連鎖なんだけど、あたしのお世話になってる渡辺末美さんの「インタビュー・オアシス」には、前にも紹介したけど、Sharaさんのインタビューと、Marcyさんのインタビューが掲載されてる。これを読むと、こうした偶然の連鎖が、決して不思議な偶然なんかじゃなくて、必然としてつながってるんだってことが分かって来る今日この頃なのだ。
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